2006年09月12日
内蒙古紀行 酒池肉林編
えーっ、7月下旬に行った植林ツアー、モンゴル国での食事は、
「モンゴル紀行 酒池肉林編」で紹介しましたが、今回は中国、内蒙古自治区に入ってからの、
ささやかな飲食を、いくつか紹介いたします。
わは
深夜、横に走る雷の中を、内蒙古自治区の包頭空港からクブチ沙漠恩格貝にバスで到着して、
翌朝の朝食であります。
あと饅頭ほか数皿が出てきましたが、中華粥やゆで玉子、
正面向こう側のうどんなんかは、昔はなかったですねえ。
揚げパンと饅頭と羊がメインでした。
ちなみに、ピンクのちっちゃなティッシュが置かれているのがお分かりでしょうか。
これ、並べてある皿やコップに積もる、細かい砂を拭き取るためのもの・・・
ま、わたくしは使ったことはありませんが・・・
昼は、毎回植林現場に、無償提供の「大塚のボンカレー」を運んできてもらい、
育ったポプラの森で食べてたのですが、
今回は砂嵐、時々雷雨、という天候のため、
はじめて食堂での昼食となりました。
やはりレトルトカレーでしたが、何故か「ボンカレー」ではありませんでした。
で、夕食であります。
わはは
まずは前菜。来る度に、食材が豊かになってきています。
で、通常は到着した時にやってもらう蒙古族の歓迎の儀式が、この夕食時に行われました。
まずは一人一人順番に、白酒(パイチュウ、コウリャンの蒸留酒で恐ろしく強い。二鍋頭酒というブランドが有名。)が注がれます。
盃を受け取ると、モンゴル語で歓迎の歌を歌ってくれます。
この歌のあいだに、聖なる右手の薬指で、この地の天と地と人に白酒を捧げてから、
一気に飲み干します。
最近は、飲めない人には薦めなくなりましたが、
外国人未開放だった頃は、漢民族のガイドから
「飲み干さないと蒙古族にとっては侮辱された事になりますから、絶対に飲み干して下さい。」
と何度も注意されてました。
当時小学生だった息子も、大きな牛角の盃を一気に飲み干して・・・
今回も現地では、
「どんな深夜の到着になっても、玄関で儀式をやります。」といってたらしいのですが、
高齢の隊員も多く、翌日の夕食に特別に延期してもらっていたのであります。
歌が続いている間は、何杯おかわりしてもいいのですが・・・さすがにきつい・・・ま、3杯はおかわりしましたが・・・
で、このパイチュウや大瓶5元の中国ビール、中瓶15元の牛乳ビールを飲みつつ、
あと何皿もでてきましたが、皿に残さずに食べてしまうと、本当におかわりがでます。
食材が豊富になり、豪華な料理になりましたが、ちょっと前までは・・・
一皿目がヒツジとキャベツの炒め物、
二皿目がヒツジとタマネギの炒め物、
三皿目がヒツジとピーマンの炒め物、
四皿目が・・・と延々と続き、
粗悪な獣油の匂いで砂混じり、しかも味付けはみんな同じ、という状況でした。
で、今回は行きませんでしたが、すこし離れた日干し煉瓦の民家の庭先で、
シシケバブ(ヒツジの串焼き)のバーベキュー(石炭で直火焼き!)をやってくれます。
(じつは、ここへ歩いていくのに、懐中電灯が必需品なんですが・・・)
これがスパイスが効いてて、シンプルで安くて旨い!
確か1本0.5元で、ビールも2元か3元だったはず。
一人10元もあれば、いやというほど飲み食いできました。
部屋に戻っては、モンゴル土産の「黒チンギス」ヴォトカと・・・げふっ
と、ところで、「健康びしすく」って・・・
翌朝になると、またしても・・・じゅるじゅる
で、バスで半日かけてチンギスハーン稜へ行き、フフホトでの昼食であります。
で、これがフフホトで食した内蒙古最後の夕食、
元祖「ヒツジのしゃぶしゃぶ」の二色鍋であります。
「しゃぶしゃぶ」って、モンゴル語で、このモンゴル料理のことだったんですねえ。
わたくし、お肉を何皿おかわりしたか、覚えておりません・・・うふっ
ここまでくると、どうでもいいようなP.S
一番最後の画像の二色鍋、中華料理で見かける火鍋なんですが、
ちっちゃいのは、大阪の道具屋筋にもあったんですが、
4~5人用の大きいやつが、なかなかありません。
わたくしのキャンプ宴会には最適!と探しております。
お心当たりの方は、コメントをお願いします。
「モンゴル紀行 酒池肉林編」で紹介しましたが、今回は中国、内蒙古自治区に入ってからの、
ささやかな飲食を、いくつか紹介いたします。
わは
深夜、横に走る雷の中を、内蒙古自治区の包頭空港からクブチ沙漠恩格貝にバスで到着して、
翌朝の朝食であります。
あと饅頭ほか数皿が出てきましたが、中華粥やゆで玉子、
正面向こう側のうどんなんかは、昔はなかったですねえ。
揚げパンと饅頭と羊がメインでした。
ちなみに、ピンクのちっちゃなティッシュが置かれているのがお分かりでしょうか。
これ、並べてある皿やコップに積もる、細かい砂を拭き取るためのもの・・・
ま、わたくしは使ったことはありませんが・・・
昼は、毎回植林現場に、無償提供の「大塚のボンカレー」を運んできてもらい、
育ったポプラの森で食べてたのですが、
今回は砂嵐、時々雷雨、という天候のため、
はじめて食堂での昼食となりました。
やはりレトルトカレーでしたが、何故か「ボンカレー」ではありませんでした。
で、夕食であります。
わはは
で、通常は到着した時にやってもらう蒙古族の歓迎の儀式が、この夕食時に行われました。
まずは一人一人順番に、白酒(パイチュウ、コウリャンの蒸留酒で恐ろしく強い。二鍋頭酒というブランドが有名。)が注がれます。
盃を受け取ると、モンゴル語で歓迎の歌を歌ってくれます。
この歌のあいだに、聖なる右手の薬指で、この地の天と地と人に白酒を捧げてから、
一気に飲み干します。
最近は、飲めない人には薦めなくなりましたが、
外国人未開放だった頃は、漢民族のガイドから
「飲み干さないと蒙古族にとっては侮辱された事になりますから、絶対に飲み干して下さい。」
と何度も注意されてました。
当時小学生だった息子も、大きな牛角の盃を一気に飲み干して・・・
今回も現地では、
「どんな深夜の到着になっても、玄関で儀式をやります。」といってたらしいのですが、
高齢の隊員も多く、翌日の夕食に特別に延期してもらっていたのであります。
歌が続いている間は、何杯おかわりしてもいいのですが・・・さすがにきつい・・・ま、3杯はおかわりしましたが・・・
で、このパイチュウや大瓶5元の中国ビール、中瓶15元の牛乳ビールを飲みつつ、
あと何皿もでてきましたが、皿に残さずに食べてしまうと、本当におかわりがでます。
食材が豊富になり、豪華な料理になりましたが、ちょっと前までは・・・
一皿目がヒツジとキャベツの炒め物、
二皿目がヒツジとタマネギの炒め物、
三皿目がヒツジとピーマンの炒め物、
四皿目が・・・と延々と続き、
粗悪な獣油の匂いで砂混じり、しかも味付けはみんな同じ、という状況でした。
で、今回は行きませんでしたが、すこし離れた日干し煉瓦の民家の庭先で、
シシケバブ(ヒツジの串焼き)のバーベキュー(石炭で直火焼き!)をやってくれます。
(じつは、ここへ歩いていくのに、懐中電灯が必需品なんですが・・・)
これがスパイスが効いてて、シンプルで安くて旨い!
確か1本0.5元で、ビールも2元か3元だったはず。
一人10元もあれば、いやというほど飲み食いできました。
部屋に戻っては、モンゴル土産の「黒チンギス」ヴォトカと・・・げふっ
翌朝になると、またしても・・・じゅるじゅる
で、バスで半日かけてチンギスハーン稜へ行き、フフホトでの昼食であります。
で、これがフフホトで食した内蒙古最後の夕食、
元祖「ヒツジのしゃぶしゃぶ」の二色鍋であります。
「しゃぶしゃぶ」って、モンゴル語で、このモンゴル料理のことだったんですねえ。
わたくし、お肉を何皿おかわりしたか、覚えておりません・・・うふっ
ここまでくると、どうでもいいようなP.S
一番最後の画像の二色鍋、中華料理で見かける火鍋なんですが、
ちっちゃいのは、大阪の道具屋筋にもあったんですが、
4~5人用の大きいやつが、なかなかありません。
わたくしのキャンプ宴会には最適!と探しております。
お心当たりの方は、コメントをお願いします。
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この記事へのコメント
1. Posted by 川端 2006年09月12日 08:35
さすが9ピース一気食い(完食しました?)の健啖ぶりですね。
道具屋筋、歩くだけでもなぜか楽しいですよね(^^)
二色鍋のはありませんが、、、
道具屋筋、歩くだけでもなぜか楽しいですよね(^^)
二色鍋のはありませんが、、、
2. Posted by G3 2006年09月12日 11:21
「仕切り 鍋」で検索すると出てきますヨ
内陸部の食事ということで、さすがにナマモノは無いようですね。
青物も少ない、と聞いていましたが、野菜も結構あるのですね。
「来る度に、食材が豊かになってきています。」
が嬉しいポイントなのでは?
また恋に落ちそうです。
内陸部の食事ということで、さすがにナマモノは無いようですね。
青物も少ない、と聞いていましたが、野菜も結構あるのですね。
「来る度に、食材が豊かになってきています。」
が嬉しいポイントなのでは?
また恋に落ちそうです。
3. Posted by TOMO 2006年09月12日 12:46
こ、これだけの食事を一度に!!
と思ったら、5食分だったのね・・・・ちょっと安心。
遠い昔の学生時代、北海道に帰省して友人たちとジンギスカン
をするときに、一人1キログラムの割で肉を用意したのを思い出しました。他にも野菜やおにぎりもたっぷり。
北海道流は、ホワイトリカーというアルコールの味しかしない
焼酎で流し込むんです。
羊肉はもたれないんですよね。
と思ったら、5食分だったのね・・・・ちょっと安心。
遠い昔の学生時代、北海道に帰省して友人たちとジンギスカン
をするときに、一人1キログラムの割で肉を用意したのを思い出しました。他にも野菜やおにぎりもたっぷり。
北海道流は、ホワイトリカーというアルコールの味しかしない
焼酎で流し込むんです。
羊肉はもたれないんですよね。
4. Posted by 鋳物鍋大好き 2006年09月12日 13:12
いつも楽しみに読ませていただいてます。
仕切り付鍋 土鍋でよければ
http://item.rakuten.co.jp/fresca/1047452/
にあります。
容量 3.6Lとあるので少し大きいのでは
仕切り付鍋 土鍋でよければ
http://item.rakuten.co.jp/fresca/1047452/
にあります。
容量 3.6Lとあるので少し大きいのでは
5. Posted by ニャん丸 2006年09月12日 21:54
98kさん、こんばんわ♪
ううぅ…私一人だったら、半月は食べれそうな量です(汗
(いや、もっとか…(汗・汗))
おちゃけの方は楽しそうだなぁ…これは1日分で(笑
モンゴルの二人の女性…左側の人が今日電車の向かい側に座ってた人にソックリです(爆
「健康びしすく」…健康びようしょく?「す」がないか??何だろう???
ううぅ…私一人だったら、半月は食べれそうな量です(汗
(いや、もっとか…(汗・汗))
おちゃけの方は楽しそうだなぁ…これは1日分で(笑
モンゴルの二人の女性…左側の人が今日電車の向かい側に座ってた人にソックリです(爆
「健康びしすく」…健康びようしょく?「す」がないか??何だろう???
6. Posted by 98k 2006年09月12日 22:47
川端さん
いや、それが・・・
重大な!事情で、9ピース一気はできませんでした。ううっ
近々、記事に事情をアップします。ううっ
G3さん
ありがとうございます。さっそく検索してみます。
毎回食材が、特に新鮮な野菜や果物が食卓に増えるのが、
ほんとうれしいんです。現地産のもありますから。
恋に落ちる→FALL IN LOVE→鯉の滝登り!ですね!{クジラ}
TOMOさん
わたくしもキャンプ宴会で、シェラスコ料理用のブロック肉、
一人一キロがすぐになくなり、翌日用の鍋材料を次々と・・・
これ、ほんの数年前のことなんですが・・・
内蒙古のパイチュウもホワイトリカーと同じ味ですね。
度数もかなり高いので、やはり寒冷地なんですね。
鋳物鍋大好きさん、はじめまして。
土鍋でもあるんですねえ、仕切り付き。知りませんでした。
じっくりと検討してみます。ありがとうございました。
わたくし、「野外鍋料理」のカテゴリ作ろうかと思うぐらい、
鍋料理が好きですので、また遊びに来てくださいね。
オリジナル「七変化鍋!」のレシピもそのうちアップしますので。
ニャん丸さん
内蒙古のツアーでは、8人ぐらいのテーブルで大皿なんですが、
今回は高齢の隊員が多く、常に半分ぐらいはわたくしがぺろっと・・・
左側の女性、本職は内蒙古の大学の日本語教師で、
たまにボランティアでガイドもやってるそうです。
そういわれれば、日本でよく見かけるタイプかも・・・{にっこり}
「健康びしすく」、わたくしは「びしょく」の「ょ」が「す」に変化したと、
推理したんですが、「びようしょく」かも知れませんね。うーむ???
いや、それが・・・
重大な!事情で、9ピース一気はできませんでした。ううっ
近々、記事に事情をアップします。ううっ
G3さん
ありがとうございます。さっそく検索してみます。
毎回食材が、特に新鮮な野菜や果物が食卓に増えるのが、
ほんとうれしいんです。現地産のもありますから。
恋に落ちる→FALL IN LOVE→鯉の滝登り!ですね!{クジラ}
TOMOさん
わたくしもキャンプ宴会で、シェラスコ料理用のブロック肉、
一人一キロがすぐになくなり、翌日用の鍋材料を次々と・・・
これ、ほんの数年前のことなんですが・・・
内蒙古のパイチュウもホワイトリカーと同じ味ですね。
度数もかなり高いので、やはり寒冷地なんですね。
鋳物鍋大好きさん、はじめまして。
土鍋でもあるんですねえ、仕切り付き。知りませんでした。
じっくりと検討してみます。ありがとうございました。
わたくし、「野外鍋料理」のカテゴリ作ろうかと思うぐらい、
鍋料理が好きですので、また遊びに来てくださいね。
オリジナル「七変化鍋!」のレシピもそのうちアップしますので。
ニャん丸さん
内蒙古のツアーでは、8人ぐらいのテーブルで大皿なんですが、
今回は高齢の隊員が多く、常に半分ぐらいはわたくしがぺろっと・・・
左側の女性、本職は内蒙古の大学の日本語教師で、
たまにボランティアでガイドもやってるそうです。
そういわれれば、日本でよく見かけるタイプかも・・・{にっこり}
「健康びしすく」、わたくしは「びしょく」の「ょ」が「す」に変化したと、
推理したんですが、「びようしょく」かも知れませんね。うーむ???
7. Posted by cinq 2006年09月13日 07:52
見てるだけでお腹いっぱいです。
ご馳走様でした<(_ _)>
私の場合ダイビングなんかで海外に行くと、食事が合わない→食べれない→体重減少で、だいたい旅行に行って4~5kg痩せて帰ってきます。
美味しい料理が食べれるところにも行ってみたいですね~
ご馳走様でした<(_ _)>
私の場合ダイビングなんかで海外に行くと、食事が合わない→食べれない→体重減少で、だいたい旅行に行って4~5kg痩せて帰ってきます。
美味しい料理が食べれるところにも行ってみたいですね~
8. Posted by 98k 2006年09月13日 22:16
ううっ、うらやましい・・・海外旅行で4~5kg痩せるとは・・・
わたくしの場合、海外では
ふだん食べないものがある!→かぱかぱ食べる→体重増加
特に中国では
大皿ででてくる→かぱかぱ食べる→おかわりがでる→
またかぱかぱ食べる→体重増加
で、いつも数キロは太って帰国します。ううっ
美味しい料理かどうかより、美味しい雰囲気で食べられるかどうかなんでしょうねえ、特に海外や野外では・・・
わたくしの場合、海外では
ふだん食べないものがある!→かぱかぱ食べる→体重増加
特に中国では
大皿ででてくる→かぱかぱ食べる→おかわりがでる→
またかぱかぱ食べる→体重増加
で、いつも数キロは太って帰国します。ううっ
美味しい料理かどうかより、美味しい雰囲気で食べられるかどうかなんでしょうねえ、特に海外や野外では・・・
9. Posted by 堂主 2007年07月27日 18:59
はじめてコメントを書かせていただきます。先日仕事の関係で中国・フフホトへ行きました。そしてこのしゃぶしゃぶを食べました。美味しかったです。
10. Posted by 98k 2007年07月27日 23:17
堂主さん、はじめまして。
コメントありがとうございます。おいしいですよね、これ。
今、そちらのブログを拝見しましたが、恩格貝での沙漠植林にも
参加されておられるようですね。
わたくしは数年に一度ぐらいしか行けませんが、
遠山先生は、いつも先頭にたって植林しておられました。
「沙漠、植林、緑化」の置き場(カテゴリ)にいくつか記事がありますので、
一度ご笑覧ください。
こんないい加減ブログですが、これからも遊びに来てくださいね。
コメントありがとうございます。おいしいですよね、これ。
今、そちらのブログを拝見しましたが、恩格貝での沙漠植林にも
参加されておられるようですね。
わたくしは数年に一度ぐらいしか行けませんが、
遠山先生は、いつも先頭にたって植林しておられました。
「沙漠、植林、緑化」の置き場(カテゴリ)にいくつか記事がありますので、
一度ご笑覧ください。
こんないい加減ブログですが、これからも遊びに来てくださいね。