金麦と・・・!!M1967マガジンパウチ

2007年06月28日

M1956個人装備の・・・

(期間限定のお知らせ)
7月31日から8日間、ボルネオ熱帯雨林植林勉強ツアーがあります。
わたくし、今回は参加できないのですが、まだ隊員に空きがあります。
興味のある方は、ぜひ一度、こちらの記事をご覧ください。



とゆーことで、とーとつですが、M1956個人装備のご紹介であります。

念願の東京マルイ、M1911A1ガスガバを、このサイトの20万アクセス記念に、
愛読者からいただこうというもくろみが挫折し自分で購入したわたくし、
自宅のあちこちを探し回って、古い関係装備を引っ張り出してきております。

ご存知の方も多いでしょうが、
第二次大戦中の個人装備ほぼそのままで朝鮮戦争を戦ったアメリカ陸軍では、
1960年頃からM1956個人装備が支給されるようになり、
1970年頃からジャングル戦闘用のM1967装備が支給されるようになりました。

わたくしがアウトドア用に入手していた放出品は、この時期のものが多いのですが、
以前にも書いたとおり、素材がコットンからナイロンへ、金属からプラスチックへと変化しており、様々な組み合わせが混在しています。

で、今回新ガスガバ用に、あちこちから探し出してきたのは・・・
0ab435a5.jpg

まずはガバ用マガジンパウチであります。
.45ACP弾七発装弾の弾倉が2連装のこの形は、
第二次大戦中とまったく同じで、色がライトカーキからダークカーキへ、
素材がコットンからナイロンになっただけであります。

bc93232f.jpg
東京マルイのマガジンにも、ぴったりですねえ。
ちなみにわたくし、マガジンは2本しか持ってないので、この状態では、
本体には入っていないということであります・・・ううっ

で、こちらが・・・
aec8bbf0.jpg

ガバ用ホルスターであります。
こちらもずっと以前から制式となっている、M1916ホルスターとまったく同型で、
90年以上、変わらぬデザインということになります。
ただし色は、朝鮮戦争ぐらいまでは、いわゆる飴色でしたよね・・・
と、同意を求めても、「そうじゃった、わしが見た進駐軍のも飴色じゃった。」と、
答えてくれるのはTOMOさんぐらいか・・・にっこり


で、後ろ側には・・・
8986462d.jpg
普通のベルト通しもついており、MPなんかは、黒革のピストルベルトと黒革のマガジンパウチが制式だったようであります。

「いやいや、わしが焼け跡のアメ横で渡り合ったMPは、白いベルトに白いホルスターじゃったぞ。」って、TOMOさん、
それは軍警じゃなくて民警のMPだったのでは・・・まだ日本には実質的な警察権なかった頃だし・・・

で、あらためて、これらを装着する、M1956ピストルベルトであります。
fe99ed4d.jpg

こちらはなじみのある金属製バックルがついていますが、同じM1956装備でも、
後期タイプではプラスチック製のデイヴィス・クイックリリースバックルのついたものがあります。
ま、すぐにニフコのクイックリリースバックルのついた新型になるのですが・・・

ちなみにこのピストルベルト、わたくし久しぶりに出してきて・・・

ハトメふたつ分、緩めましたとさ。わはははショック




ホルスター、マガジンパウチ、ピストルベルトの三点セットさえあれば、
とりあえずオフ会キャンプは戦えるわけですが・・・なんのこっちゃ!!!
他にもいろんなものをベルトに吊り下げたいし、
こんなものもついでに・・・
dd7daac2.jpg

M1956のY型サスペンダーであります。

M1967になるとH型サスペンダー、それ以降は、いわゆるアリスパック装備でシステム化されるんですが、このY型は、それ以前の装備であるM1941ハヴァーザックやM14用の汎用パウチなんかも装着できるようになっています。
37bdff68.jpg
まだまだ金属部品が多用されてますね・・・

そうそう、こちらも昔からおなじみのファーストエイドパウチ・・・
2f864310.jpg
12f038be.jpg

そういえば、縦型のコンパスパウチもどこかにあったはず・・・
次回までに探しておくことにしようっと・・・



どうでもいいP.S
今回の記事は、以前から続いている「マイポーチシリーズ」とは別物でありまして・・・
って、わしはポーチマニアやったんかびっくりはてな




at 22:17│Comments(5)TrackBack(0) mixiチェック ミリタリーグッズ 

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この記事へのコメント

1. Posted by TOMO   2007年06月28日 23:01
おうおう、懐かしいのう。焼け跡、闇市、進駐軍・・・・。
M1911A1を振り回すMPと、旧軍横流しの南部14年式で
渡り合ったもんじゃ・・・・(遠い目つき・・・・)
って、わしゃ何年生まれじゃ、話が古すぎ。{ドクロ}
ところでワタクシの二代曽祖父(ひい爺さんの親父さん)は
天保14年生まれで、戊辰戦争にも従軍しておりますので
スナイドル銃とかスペンセル銃とかも見ているはずですが、
98kさん、そのころの装備品はいつご紹介を?{にっこり}
しっかし、すごいコレクションですね。{拍手}
気分はすっかりサンダース軍曹。
シカゴタイプライターも、いっちゃえ~!{ロケット}
2. Posted by 98k   2007年06月28日 23:23
そうそう、わたくしが九州に流れ着いたときに持ってた、
「てっはう」というのが、確かまだあったはず・・・
って、我々はいったいどこの時空をさまよってるんじゃあ{びっくり}
マルイのトンプソンM1A1、たしかに触手は動くのですが、
さすがに今は長物は・・・でも欲しいな・・・うずうず・・・{ラブ}
3. Posted by 名無し   2007年06月30日 14:57
こんにちは。
銃に対して男は興味を持つ人が多いようですが。
昨今の事件なんぞ見聞きしていると銃に対して嫌悪感を感じる方も多いのかと思います。
趣味としてはやはり違ったものと捉えるべきなんですかね。
銃に関して子供に伝えたいこと、世間に伝えたいことがあれば聞かせていただきたいのですが。
4. Posted by 98k   2007年07月01日 06:50
名無しさん、おはようございます。
わたくし、銃に関して子どもたちや世間に伝えたいことはありますが、
このブログサイトはそのような目的で開設したものではありませんので、あなたのご意見に対する返信をさせていただきます。
銃刀だけでなく、軍用装備、狩猟装備、それらの派生品である、
警察装備、野外サバイバル装備等に対して、なんとなく
嫌悪感を感じている方がおられるのは事実だと思います。
それら本来の危険な目的からは、当然そう考えますし、
特に昨今の我が国においては、触ったこともない人が殆どですから、
それがごく自然で、生理的な反応でしょう。
ただし、名銃や銘刀に限らず、その時代の最高水準でつくられた、
生死にかかわる道具というものは、実際に手にしたときには、
たとえレプリカやおもちゃであっても、魅力を感じるのも事実です。
その上で、あえて遠ざけるか、趣味としてルールを守って楽しむか、
これは個人の問題ですね。
ただ、個人や趣味の話とは別に、それ以前の問題として、
その怖さも魅力も、何も知らずにそのまま成長して、
感情のまま人や動物を殺傷したり、違法に危険改造したり、
街中で着用したり持ち歩いたりして、他人に威圧感を与えたり、
あるいは逆に、いきなり危険地帯へ無防備で行ったりと、
程度の差こそあれ、あまりに怖さと魅力に無知な人間が、
特に日本には多いと感じています。
ですから、わたくしが自分の子どもたちに教えてきたことは、
そんな人間にはならないように、
「怖さも魅力もルールもきちんと教え、身をもって覚えさせる。」
ということでした。
もちろん人によっては、自分の子どもたちに、
「危ないものには触れさせない、近づけない、教えない。」
という教え方もあると思いますし、こちらも個人の問題ですね。
5. Posted by 名無し   2007年07月06日 09:41
私、銃は大嫌いで、レプリカ、トイガンも大嫌いです。
趣味や個人の問題?
違う気がします。
子供に銃のすばらしさや、ルールなんて必要はまったくないと思っている人間です。
今の時代では殺傷道具です。
排除、根絶すべきです。
たとえレプリカ、トイガンでも。
こういう人間もいることを承知ください。
削除なさって結構です。
違う世界の人間です、わたくし。

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