京都・亀岡散策その2京都・亀岡散策その4

2009年05月28日

京都・亀岡散策その3

前回、前々回とうってかわって、文字色もほんのり桜色に・・・

丹山酒造での試飲をかぱかぱと楽しみ、お土産に酒粕までどっちゃりいただいてしまった一行、

「おとん、次はどこ行くのん。」と運転席の長男。

「おう、次は、あ・な・お・じ、とナビに入力してくれい。穴に太い寺やぞ。ひっく」
と、助手席でふんぞりかえって指示するわたくし・・・寝る



そう、次の散策先は、西国第二十一番、天台宗の名刹、穴太寺であります。

このお寺、自分の治癒してほしい部分を、一生懸命お願いしながら撫でると、
その願いがかなうとゆー、お布団に入った鎌倉時代の涅槃像が有名なんですが、
じつは庭園もなかなかの名園、と聞いてたのであります。





で、拝観終了ぎりぎりに来て、ふらふらと山門を入ろうとする、あやしいおっちゃん・・・
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お寺の入り口には、よく「酒池肉林」、もっ、もとい、「不許葷酒入山門」とか書かれ、
酒気を帯びての拝観などとゆーのは本当はいけないことのはず・・・
しかも昼食のイタリアンにも、けっこうにんにく入ってたし・・・

って、すでに耳が真っ赤になってるな・・・しかもずいぶんでかくなってるし・・・
わたくし、日本酒飲むと、急激に赤くなって膨張するもんな・・・

って、うちの奥様、いつの間にか、わたくしのカメラ取り上げてたのね・・・困った

ちなみに着てるのは、モンベルのリッジウォーカージャケットであります。にっこり




とか、いってる場合ではなかったのでありますが・・・




ま、
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お迎えの方々も赤い顔で膨張してるし・・・試飲程度だし、今回は許してもらおうっとにっこり











で、山門を入って左手にある多宝塔・・・
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どっしりとした、落ち着きのある多宝塔であります・・・
ちなみに四方の欄間には、それぞれ青龍、白虎、朱雀、玄武の見事な彫刻がある・・・
のだそうであります。寝る






で、本堂の釈迦涅槃像、「撫で仏」様を撫で撫でさせていただいてから・・・
(わたくしは頭の前交通神経部分とお腹の皮下脂肪部分でしたが・・・にっこり)
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渡り廊下を渡って方丈へ・・・







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名園を愛でつつ、瞑想する98k師・・・寝る

って、ここでやっと、わたくしのIXY910ISを奥様から奪還しました・・・




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特に護岸の石組みの石と配置が気に入りました。





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ちょうど多宝塔が背景になるとゆー、絶妙の築山と石組み・・・






とまあ、けっして壮大な造作ではありませんが、わたくしの好きな、
すべてが調和した、中を散策してみたくなるような庭園でした。







で、お寺をあとにし、駐車場からみた丹波の山並み・・・
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で、この頃には、ほとんど雨も止んできたのでありますが・・・




(以下次号)






at 23:44│Comments(3)TrackBack(0) mixiチェック その他アウトドア 

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この記事へのコメント

1. Posted by 川端   2009年05月30日 10:31
いースね。家族仲良くて(^^)
古都って呼ばれるようなところは、なんとなく異空間的ですよね。たぶん、そこにいる時より、あとから写真なんかで振り返るほうが。
みたいなことを思いましたm(_ _)m
2. Posted by TOMO   2009年05月30日 13:36
ありゃま、98kさん、こんなに真っ赤になって!
と思ったら仁王様でしたね。
良いなあ、庭園。
こちらの庭園は、ツツジやシャクナゲ、秋は紅葉など
を売りにしたところが多く、こういう池や石組みはあまり
みかけないような。
そういえば、当地は隠れた「石工の里」でして、石橋が
やたら多く、神社の鳥居っちゅう鳥居が石造りなので
あります。石は加工してしまうという勤勉な県民性なの
でしょうか。
3. Posted by 98k   2009年05月30日 14:35
川端さん
>家族仲良く・・・あは、あははは・・・(虚笑)
>古都・・・
たしかに異空間を感じさせるものがありますね。
また、古い港町や漁村、鉱山で栄えた山村なんかにも・・・
宮崎駿監督の「千と千尋の神隠し」で家族が迷い込む食堂街、
あれは台湾島に実在する古い街がモデルだそうですが、
そういや、地底空間も異空間そのものですね。{にっこり}
TOMOさん
わははは、これ、わたくしとTOMOさんの先祖がモデルだそうで、
「あ・うん」のセットになっております。{怒る}{VS}{怒る}
自然石をそのまま、配置の妙で魅せるのも、見事な加工で魅せるのも、
どちらも石の魅力ですねえ。
とくに、そちらの地域に多い、古い石橋なんかは、古都や里山と同じで、
まさに人の手が入ることによって、調和した自然空間になっていると、
わたくしは感じますが、いかがでしょう。

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