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2010年01月17日

ボルネオ植林紀行2 コタキナバルの夜

前回記事からの続きであります。

ボルネオ島での植林ボランティアツアーに参加したわたくし、現地のはるか手前、
九州南海上の上空あたりで、早くもカメラのバッテリートラブルに見舞われました。

で、機内食やコタキナバル空港の様子、空港から市内への風景、特に紹介しておきたかった、
水上集落の様子などの画像がまったくありません。すいません

ま、画像のない分、昔の思い出記事でカバーするわけでもないのですが・・・にっこり

わたくし、マレーシア・ボルネオのコタキナバルには、2003年の12月に、やはり植林ツアーで、
一度訪れたことがあり、当時はまだ、関西空港からの直行便がありませんでした。

クアラルンプールからさらにブルネイ経由で、待ち時間も含めて半日以上かかり、
午前の出発でも夜遅くになってから、やっと到着した記憶があります。

ま、今でも関西空港からの直行便は週二回だけ、ちなみに韓国からは週に36便もあるそうで、
ホテルの宿泊客も韓国の人が多く、韓国以外の人もおそらく韓国経由なんでしょうね。
さらにちなみに、帰りに使ったクアラルンプール空港はなんと4000ha、最新の施設や、
多くの滑走路を備え、かなりの待ち時間がありましたが、空港内だけで退屈しませんでした。
同じ24時間運用空港とはいえ、施設的にも中途半端に放置されている関西空港は、
もはや完全に「アジアのハブ空港競争」からは取り残された感がありますね。
なんか関西人として、とゆーよりも日本人として、ちと情けない気分になりました。


閑話休題


6年ぶりのコタキナバル、ホテルは前回と同じ海沿いの高級リゾートホテルであります。
で、今回は直行便のおかげで、夕食集合まで二時間以上の自由時間があり、
前回行けなかった近くの水上集落へ是非行きたかったのですが・・・

ともかく自室でバッテリーの充電であります。ううっ悲しい

ちなみにマレーシアの電圧は240V、ほとんどが三本プラグのコンセントでしたが、
リコーのチャージャーは240Vまでは変換器なしで使用可能、コーナンで買った
「世界中で使える交換プラグ」も持参してましたので、予備も含めてバッテリーをひたすら充電・・・

いちおー、ふたつとも充電ランプが消えるころには、すでに陽は傾いていました。















で、ホテルの部屋のベランダからテスト撮影した画像・・・
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白い壁や白いクルーザーの船腹に夕陽が映えて、きれいきれい・・・

って、喜んでる場合かっ・・・ったくもう・・・

ちなみにここはダイビングの基地としても有数で、ちょうど帰港してきたフネも多かったです。














わたくしの部屋のベランダからは、海に沈む夕陽は見えませんでしたが・・・
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東の空にも夕陽が映えて、きれいきれい・・・

って、喜んでる場合かっ・・・ったくもう・・・

とりあえず充電したふたつのバッテリーを交互に使って、何度もオンオフや撮影を繰り返し、
フルチャージ表示になってるのを確認してから、ようやくホテルの海側の庭へ・・・

今回泊ったのは、とてつもなく広大な敷地に、二棟ある高層宿泊棟のひとつで、
ホテル敷地のなかには、フルコースのゴルフ場まであります。














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海側の庭から見た宿泊棟の様子・・・シービュー側の部屋は高いんやろな・・・
やはりこの時間になると三脚が要るな・・・ぶつぶつ・・・












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海岸にあるプールのほうに歩いて行くと・・・













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まさに南国のリゾートであります。

日が暮れて気温は28℃ぐらいでしょうか、海風が頬に心地よく・・・

って、ほんとは水上集落の暮らしぶりをゆっくり見たかったのにぃ・・・

プールで泳ぐ時間すらなくなったじゃないかっ・・・ったくもう・・・








で、六時半にロビー集合、バスで夕食を予約している水上シーフードマーケットに到着
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水槽やバケツに入ってる獲れたての魚介類を選び、好きなのを好きなように調理してもらう、
とゆースタイルの、水上マーケット風の、ま、水上レストランであります。

ボルネオ島の西海岸は地震や津波の恐れもなく遠浅で、水上の集落や施設も多く、
ここもその伝統を継承、たしかに蒸し暑い陸上より、かなり過ごしやすかったです。

わたくしたちはおまかせコースだったのですが、なんと今回は、U女史の旅行代理店から、
サバ州政府観光局に、我々の植林ツアーの情報が入ってて、直前に観光局から、
「素晴らしいツアーの企画なので、ぜひ夕食にご招待させていただきたい。」
との申し入れがあったそうです。
すでにこの水上マーケットを予約済みであることを伝えると、
「それならせめて、飲み物をプレゼントさせていただきたい。」
とゆーことで、いつもは個人負担になる飲み物も、この日は飲み放題だったのであります。

そうなると強いのが関西人とゆーか・・・

「やはりシーフードには白ワインでしょ、あっ、とりあえずボトルで2本ほど・・・」

「ビールをどんどん持ってきてね、あっ、トロピカルドリンクも・・・」

といっても、今回の参加者は殆どが高齢者で飲まない人も多く、もともと物価も
日本よりはるかに安い国ですから、そんなに大した量や金額でもないのですが、
やはり我々の活動がサバ州の観光局にも認められたとゆーのはうれしいもので、
わたくしついつい、多めに飲んでしまいました。


もちろん、お料理のほうも・・・
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カニに・・・




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魚に・・・




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貝に・・・

って・・・

食べる前に撮ればいいものを・・・にっこり





全部で十種類以上はあったでしょうか、もちろんフルーツも・・・
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こちらは奇跡的に、みんなが手を出す前に撮ってますね・・・
って、さすがのわたくしもペースが落ちてから、フルーツが出てきたので撮れたのか・・・にっこり















んで、この水上レストランには、水上にステージもあり・・・
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地名の由来にもなっている、東南アジア最高峰4095mのキナバル山の絵をバックに、
マレーシアの様々な民族の音楽や踊りが披露されます。

このサバ州だけでも、マレー半島や中国、インドからの民族は別にしても、
大きく分けて海の民と山の民に分かれ、さらに中分類でも30以上の民族があり、
それぞれが独自の文化や言語を持っているそうですから、マレーシア全体では、
いったいどれだけの民族の伝統文化があるのやら・・・

で、観客も巻き込んだケチャダンスなどで盛り上げた後、ちょっとしたイベントがあり、
わたくし、それに参加することになるのですが・・・にっこり




(以下次号に続く)








at 20:58│Comments(5)TrackBack(0) mixiチェック 沙漠緑化・熱帯雨林再生 | その他アウトドア

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この記事へのコメント

1. Posted by ニャん丸   2010年01月18日 09:11
98kさん、おはようございます♪
少々出遅れてしまいましたが、無事にお帰りになられたようで何よりです。
デジカメの不調は困りましたね(汗)…充電器も怪しいのですが、カメラ側でフル充電と認識するのなら、特定ロットの充電池も怪しいような…
さて、お写真を拝見するとカニも魚も貝も大きそうですね!
魚なんかワニかと…いや、98kさんなら食べちゃいそうなんで(笑
2. Posted by 98k   2010年01月18日 19:18
ニャん丸さん、ありがとうございます。
そうなんですよ、九月の熊野キャンプといい、今回の植林ツアーといい、
旅先の楽しみな撮影に限って、突然電源が入らなくなります。
まあ、今回は本体もバッテリーもチャージャーも
徹底的に診てもらおうとは思っています。
で、カニも魚も貝も・・・わたくしの胃袋も・・・でかかったです・・・{にっこり}
3. Posted by alaris540   2010年01月19日 00:42
おかえりなさいませ~。^^
98k様の鯨飲馬食に国境はありませんね!
>デジカメの不調
持ち主と違って出不精?
4. Posted by cinq   2010年01月19日 21:21
おお、奇遇ですね~
私も同じ日に宿泊してました。
最初の写真に写ってるクルーザーでダイビングを楽しんでいたのは私です・・・なんて事あるかーっ
きっちり日本で仕事してましたよorz
潜りに行きたいな~
南国のフルーツって、恐恐食べてみたらメチャメチャ美味かったなんて事がよくある気がしますが・・・
5. Posted by 98k   2010年01月19日 22:25
alaris540さん
今回は高齢者が多く、飲食も微々たるものでした。総量としては・・・
カメラは明日、リコーの修理センターに発送します。ううっ{悲しい}
cinqさん
やはりあなたでしたか、素潜りで深海までいって、怪魚を咥えてくる、
コタキナバル伝説のダイバーとゆーのは・・・{ショック}
たしかに世界中からダイバーが集まってるようですね、
んで、フルーツは種類が多くて安くて・・・いいとこですよう{ラブ}

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