2010年01月27日
ボルネオ植林紀行10 ポンティアナ
この連載記事も10回目にして、ようやく赤道直下までやってきました・・・
って、なんか、ずっと食べてばっかりのような気もしますが・・・
今回もカメラは引き続きG'zケータイのおまけカメラ、それとツアコンU女史のIXYであります。
ツアー四日目、1月11日の早朝にマレーシア領サラワク州クチンを立ったわたくしたち、
陸路でインドネシア領西カリマンタン州ポンティアナに到着したのは、すでに夕刻でした。
ともかく暗くなるまでに、と行ったのが、カプアス川北岸にある赤道記念碑。
ちょうどバイクで来てた地元の高校生がいてたので、話しかけました。
「おじさんたちは日本から来たんだよ。君たちは?」
「あはは、もちろんポンティアナだよ。ジャパン、トキオ、・・・・」
と、わたくしの知らないJポップのアーティストの名前がずらずらと・・・
でもリアルの日本人ははじめてらしく、ほかの高校生も集まってきましたが、
日本の高校生と比べると、じつに無邪気とゆー印象であります。
平均収入からすれば年収にも相当する日本製のバイクに乗っているのですから、
かなり裕福な家庭の子どもたちなのでしょうが、みんなおおはしゃぎであります。
「わははは、おじさんと記念写真を撮ろうね。」

わたくし、記念写真でピースサインをするとゆー、典型的なニッポン人を演じております。
とかいってるうちに、他の隊員も集まってきて、みんなで撮ろうとゆーことになり・・・

んで、背景に写っているのが赤道記念碑であります。
オランダ統治時代に作られた記念碑を建物で覆ったものであります。
中に入ると・・・これがオリジナルの赤道記念碑

今度はツアコンのU女史とツーショット・・・
彼女はやや南半球に、わたくしは北半球に立っていることになります。
東経109度20分00秒、北緯南緯とも0度00分00秒・・・ついに、ここまで来てしまいました。
ちなみに東経109度というと、中国北西部、内モンゴル自治区にあるクブチ沙漠の玄関口、
包頭市が、東経109度なんですね、これが。
クブチ沙漠の植林がこのツアーの発端なので、なにかの縁を感じてしまいました。
で、お約束の・・・

世界を股にかける男
ま、こんなところに来れば、大抵の観光客はやるんでしょうね、これ・・・
エアコンの効いた長距離バスからそのまま出てしまったため、
旧西ドイツ軍のモールスキンシャツを着てますが、
赤道直下でも、川に近く夕方のせいか、蒸し暑さはありませんでした。
で、カプアス川にかかる唯一の橋を渡り・・・

ちょうど夕刻で、水上生活の人たちは家族みんなで沐浴してました。
ホテルへの途中で立ち寄った市内中心部のウォーターフロント公園

ものすごい人出で、露店の数も半端ではありませんでした。
やはり日本人の集団というのが珍しいのか、現地新聞記者の取材があり、
植林ボランティアツアーで、ポンティアナには観光で来ていると答えると、
ここに実験的に農産物を出品させているという農林局の方を紹介され・・・

結局、その方にドリアン(?)をご馳走になりました。
こちらのは、また種類が異なるようで、クチン近郊リアンの市場で食べたほうが、
わたくしには、はるかにおいしかったですが、そういやあちらでも、
偶然一緒になったサラワク州森林局の方からも買ってもらったっけ・・・
で、翌日のジャカルタ行きガルーダ航空の機内に置いてあった、地元紙ポンティアナ・ポストの朝刊・・・

なんと一面に載ってました・・・
わたくしは、別の場所に居たため写ってませんが・・・

どーせなら、こちらの雄姿も載せて欲しかったなあ・・・
ちなみに、わたくしの顔の右側にフェリーが見えてますが、ポンティアナの街は、
カプアス川の両岸に拡がった人口数十万の州都なんですが、前述のとおり橋は一ヶ所しかなく、
あちこちにこのようなフェリーや渡し船があるとか。
白いフェリーに夕日が映えて、きれいきれい・・・ってこれもU女史のIXYで撮ってもらった画像。
で、ウォーターフロント見学後、バスの中で、出張してきた両替屋の素敵なおねいさんから、
日本円をインドネシア・ルピアに両替しました。ツーショット撮りたかったなあ・・・
その後は、ホテルにチェックインしてバッテリーをコンセントにセットしてシャワーを浴び・・・

夕食であります。
この街もイスラム教徒が多く、アルコールを出してくれる地元のインドネシア料理店、
とゆーことで、かなり市内中心部から離れたレストランまで足を伸ばしました。
んで、ようやくホテルに戻り、近くのスーパーで夜食用のカップ麺とビールを購入、
充電の終わったリコーCX-1で、自室でひさしぶりに撮った画像が・・・

バリハイビールとミーのカップ麺であります。
ちなみに両替したのは日本円で5,000円のみ、それがインドネシア・ルピアでは、

約460,000ルピア・・・
10,000ルピア以上のビールを買っても、3,000ルピア以上のカップ麺を買っても・・・

まだまだ大金持ちじゃあ

(次号に続く)
驚きのP.S.
わたくしインドネシアは今回がはじめてで、やはり驚いたのが貨幣価値であります。
はじめてのスーパーでの買い物、20,000ルピア出して、何千何百ルピアものお釣りをもらうと、
思わず数えなおしたりしてしまいました。
日本円では百数十円の買い物で、何十何円かのお釣りなんですが・・・
マレーシアでは表示価格を頭の中で30倍に換算してたのですが、インドネシアでは1/100に換算、
このアタマの切り替えがなかなかうまくいきませんでした。
まあ、マレーシアよりさらに物価が安いのはありがたいのですが、安いといっても、
スーパーで缶ビール一本が一万数千円・・・もといルピア、というのは結構高いお値段であります。
聞けば、やはりイスラムの国で、アルコール類はかなり高めになっているとのこと、
そういえば缶コークなんかは三千円、もとい三千ルピア弱で、カップ麺は日本よりかなり安くて、
二千から三千ルピア、どれも香辛料たっぷりですが、なかなかおいしかったです。
愚痴P.S.
赤道記念碑でやりたかったことが、もうひとつありました。
じつはわたくしのG'zケータイにはGPS機能があり、現在位置の緯度経度を正確に表示します。
で、このケータイの表示が、緯度0度00分00秒になっているところを、ぜひとも画像に収めたかったのですが・・・
それを撮るカメラが使えなかったのであります。ううっ
現在、リコーテクノの修理センターで徹底的に診てもらってますので、
今度こそ大丈夫だと思いたいのですが・・・
ったくもう・・・ぶつぶつ・・・
って、なんか、ずっと食べてばっかりのような気もしますが・・・

今回もカメラは引き続きG'zケータイのおまけカメラ、それとツアコンU女史のIXYであります。
ツアー四日目、1月11日の早朝にマレーシア領サラワク州クチンを立ったわたくしたち、
陸路でインドネシア領西カリマンタン州ポンティアナに到着したのは、すでに夕刻でした。
ともかく暗くなるまでに、と行ったのが、カプアス川北岸にある赤道記念碑。
ちょうどバイクで来てた地元の高校生がいてたので、話しかけました。
「おじさんたちは日本から来たんだよ。君たちは?」
「あはは、もちろんポンティアナだよ。ジャパン、トキオ、・・・・」
と、わたくしの知らないJポップのアーティストの名前がずらずらと・・・
でもリアルの日本人ははじめてらしく、ほかの高校生も集まってきましたが、
日本の高校生と比べると、じつに無邪気とゆー印象であります。
平均収入からすれば年収にも相当する日本製のバイクに乗っているのですから、
かなり裕福な家庭の子どもたちなのでしょうが、みんなおおはしゃぎであります。
「わははは、おじさんと記念写真を撮ろうね。」


とかいってるうちに、他の隊員も集まってきて、みんなで撮ろうとゆーことになり・・・

んで、背景に写っているのが赤道記念碑であります。
オランダ統治時代に作られた記念碑を建物で覆ったものであります。
中に入ると・・・これがオリジナルの赤道記念碑

彼女はやや南半球に、わたくしは北半球に立っていることになります。

東経109度20分00秒、北緯南緯とも0度00分00秒・・・ついに、ここまで来てしまいました。
ちなみに東経109度というと、中国北西部、内モンゴル自治区にあるクブチ沙漠の玄関口、
包頭市が、東経109度なんですね、これが。
クブチ沙漠の植林がこのツアーの発端なので、なにかの縁を感じてしまいました。
で、お約束の・・・

世界を股にかける男

ま、こんなところに来れば、大抵の観光客はやるんでしょうね、これ・・・

エアコンの効いた長距離バスからそのまま出てしまったため、
旧西ドイツ軍のモールスキンシャツを着てますが、
赤道直下でも、川に近く夕方のせいか、蒸し暑さはありませんでした。
で、カプアス川にかかる唯一の橋を渡り・・・

ホテルへの途中で立ち寄った市内中心部のウォーターフロント公園

やはり日本人の集団というのが珍しいのか、現地新聞記者の取材があり、
植林ボランティアツアーで、ポンティアナには観光で来ていると答えると、
ここに実験的に農産物を出品させているという農林局の方を紹介され・・・

こちらのは、また種類が異なるようで、クチン近郊リアンの市場で食べたほうが、
わたくしには、はるかにおいしかったですが、そういやあちらでも、
偶然一緒になったサラワク州森林局の方からも買ってもらったっけ・・・

で、翌日のジャカルタ行きガルーダ航空の機内に置いてあった、地元紙ポンティアナ・ポストの朝刊・・・

なんと一面に載ってました・・・

わたくしは、別の場所に居たため写ってませんが・・・

ちなみに、わたくしの顔の右側にフェリーが見えてますが、ポンティアナの街は、
カプアス川の両岸に拡がった人口数十万の州都なんですが、前述のとおり橋は一ヶ所しかなく、
あちこちにこのようなフェリーや渡し船があるとか。
白いフェリーに夕日が映えて、きれいきれい・・・ってこれもU女史のIXYで撮ってもらった画像。
で、ウォーターフロント見学後、バスの中で、出張してきた両替屋の素敵なおねいさんから、
日本円をインドネシア・ルピアに両替しました。ツーショット撮りたかったなあ・・・
その後は、ホテルにチェックインしてバッテリーをコンセントにセットしてシャワーを浴び・・・


この街もイスラム教徒が多く、アルコールを出してくれる地元のインドネシア料理店、
とゆーことで、かなり市内中心部から離れたレストランまで足を伸ばしました。
んで、ようやくホテルに戻り、近くのスーパーで夜食用のカップ麺とビールを購入、
充電の終わったリコーCX-1で、自室でひさしぶりに撮った画像が・・・

ちなみに両替したのは日本円で5,000円のみ、それがインドネシア・ルピアでは、

約460,000ルピア・・・
10,000ルピア以上のビールを買っても、3,000ルピア以上のカップ麺を買っても・・・

まだまだ大金持ちじゃあ


(次号に続く)
驚きのP.S.
わたくしインドネシアは今回がはじめてで、やはり驚いたのが貨幣価値であります。
はじめてのスーパーでの買い物、20,000ルピア出して、何千何百ルピアものお釣りをもらうと、
思わず数えなおしたりしてしまいました。
日本円では百数十円の買い物で、何十何円かのお釣りなんですが・・・
マレーシアでは表示価格を頭の中で30倍に換算してたのですが、インドネシアでは1/100に換算、
このアタマの切り替えがなかなかうまくいきませんでした。
まあ、マレーシアよりさらに物価が安いのはありがたいのですが、安いといっても、
スーパーで缶ビール一本が一万数千円・・・もといルピア、というのは結構高いお値段であります。
聞けば、やはりイスラムの国で、アルコール類はかなり高めになっているとのこと、
そういえば缶コークなんかは三千円、もとい三千ルピア弱で、カップ麺は日本よりかなり安くて、
二千から三千ルピア、どれも香辛料たっぷりですが、なかなかおいしかったです。
愚痴P.S.
赤道記念碑でやりたかったことが、もうひとつありました。
じつはわたくしのG'zケータイにはGPS機能があり、現在位置の緯度経度を正確に表示します。
で、このケータイの表示が、緯度0度00分00秒になっているところを、ぜひとも画像に収めたかったのですが・・・
それを撮るカメラが使えなかったのであります。ううっ

現在、リコーテクノの修理センターで徹底的に診てもらってますので、
今度こそ大丈夫だと思いたいのですが・・・
ったくもう・・・ぶつぶつ・・・