2010年06月29日
なぜ、ELの#3にしたのか・・・
とーとつに、「なぜなぜシリーズ」の二回目とゆーか、ま、あまりシリーズ化はしたくないんですが・・・うぐぐぐ
寝袋・・・シュラーフザック、スリーピングバッグ・・・いろんな言い方がありますが、要はアウトドア用の寝具であります。
世の中には、某wingさんのようなマニアもおられるようですが、わたくしは、決してシュラフマニアなどではありません。
最近では昨年10月に、自分へのおたんじょーび祝いとしてSSの#1を新調したぐらい、なのであります。
で、今回は、父の日の自分へのプレゼントとして、はたまた、来るべき九州遠征用として、新調した次第であります。
九月頃の九州平野部とゆーと、まだまだ暑い盛りのはずであります。
以前のわたくしなら、「シュラフなんぞは不要じゃあ!」といってたシチュエーションなのでありますが、
さすがにトシには勝てず、山麓の湖畔とかになると、朝なんかは冷え込む可能性もあるでしょうから、
軽くてちっちゃくなる、高機能で薄いやつを探していたとゆー次第・・・
まず、高機能で薄いシュラフといえば、川端さんが無人島で使っておられたようなサバイバルシュラフ、
モスキートネットが付いて表生地も丈夫、天候や季節さえあえば、テントなしでも使えるようなやつ、か、
あるいは他のシュラフにも使える防水透湿性のあるシュラフカバー、このいずれかの選択、
とゆーことで、当初は考えてました。
サバイバルシュラフとゆーと、まず思い浮かぶのが、スナグパックのジャングルバッグであります。
重量750g、付属のコンプレッションバッグで圧縮すれば14cm×12cmになり、適応温度は7℃から、
と、いちおースペック上はなっており、ともかく色合いがわたくし好みなのですが・・・
この商品、ナチ○ラムさんでは10kちかく、わたくしが探した限りでは一番安かったア○ゾンさんでも7kちかくしてました。
軍用タイプは案外用途が限定され、またアタリハズレも大きいことは、上記川端さんのリンク記事でも、
わたくしの記事でも枚挙に暇がありません。また実際には、テントなし泊とゆーのは、けっこうきついし・・・
で、軍用タイプは、なるべく現物をよく見てから、お安い通販で、とゆーパターンにしているのですが、
この商品については、まだ現物を見たことがありませんので、とりあえず今回はパスしました。
(追記であります。この記事のアップ後に、結局ジャングルバッグも通販で購入しました。あは)
まあ、軍用タイプの現物を見て、ついつい雰囲気で買ってしまい、後悔することもありますが・・・
次に防水透湿性のあるシュラフカバー、ま、ゴアテックス製がその代表ですが、やはりお値段が・・・
このほか、シュラフシーツ、インナーシュラフといった選択もありましたが、古いカバーやシーツは持っているわたくし、
やはりふつーのシュラフで、軽くてちっちゃくなるやつを探すことにしました。
軽くてちっちゃくなる、とゆーと、やはりわたくしの好みからは、イスカのウルトラライトか、
同じくイスカのダウンプラスのレクタ200、どちらもオリーブ系・グリーン系で好みだし・・・
ま、こちらもわたくしにとっては超一流品、たまたま値引き率も悪く、特にウルトラライトはマミー型、
ダウンプラスのレクタはネーミングどおりのレクタ型ですが、ネーミングどおりのダウン仕様、
夏用(低山スリーシーズン用)だし、キャンプ宴会メインなので、当面ここまでは要らないか・・・
と、ゆーことで・・・
わたくしがおなじみのお安いブランドを探すと、キャプテンスタ○グやらバンド○クやらで、あるわあるわ・・・
いちおー、極細や中空といった新素材の中綿を使用し、総重量800g程度のやつでは、
だいたい収納サイズが26,27cm×14,15cm前後、お値段は1.98kから3.98kといったところでした。
わたくしがコーナンで見かけた、キャンパーズコレクションのELファイバーバッグもほぼこの収納サイズ・重量で、
適応温度は12℃から、お値段は3.98kとなってました。
ところがコーナンでは、旧モデルで在庫限りになってるわりには、それ以上の値引きがなかったので、
あきらめていたのですが、収納サイズと重量は、その程度が限界と考えてましたので、
このELファイバーバッグの最新モデルを、ネットであちこち探してみることにしました・・・
と、なんと2010年モデルでは、同じELファイバーバッグで三種類の商品展開になっていたのであります。
とっ、ところが、この三種類のスペックのちがいが、複雑怪奇とゆーか、なんとゆーか・・・
中綿はいずれもマイクロELファイバーとゆー極細繊維、表生地も内外ともポリエステル・・・らしいのですが・・・
三種類それぞれの特徴として、
まずユニエアUA-EL(PEL-200)とゆーのは、外側の表生地にユニエア加工とゆーのを施し、
より湿気を外に放出、通気性をよくしているのだとか・・・
で、シルクタッチEL(EL-1)とゆーのは、内側の表生地にシルク加工を施し、なめらかな肌触りに・・・
ただのEL(EL-3)のところでは、「高性能なので少量・コンパクトでも温かい」と書いてあったので、
これが最小・最軽量モデルなのかとも思ったのですが・・・
んで・・・
コーナンにあった旧モデルの外箱には、それら三つの特徴が、すべて書いてありました・・・
うーむ、どーもよくわからん・・・
で、とりあえず三種類の照射比較、もとい、スペック比較をしてみました。
サイズ 収納サイズ 総重量 中綿重量 適応温度 お値段(通販お値段)
PEL-200(NV) 190×80 ?????? 800g 200g 12℃~ 5.775k(2.98k)
EL-1(YL) 180×75 26×14 800g 135g 15℃~ 3.675k(2.48k)
EL-3(SL) 190×85 ?????? ???485g??? 3℃~ 7.350k(3.98k)
?の部分は、わたくしがネットで探せなかった部分でありますが、よーく較べてみると・・・
な、なんか矛盾してるような気がしません???
先ほども書きましたが、中綿はすべて同じ、マイクロELファイバーとゆーやつのはず。
で特に、EL-3とゆーやつ、お値段や適応温度から、あるいはそのサイズからすると、
とーぜん中綿重量と総重量は三種類中では最大となってる・・・はずですが、総重量だとしたら・・・???
ひょっとして、他と異なる「高性能な」中綿素材だから、超軽量でお値段も高くなってるのかっ???
また、同じ材質の中綿量とすると、200gで12℃からで、135gで15℃から、で、どちらも総重量が800g???
うーむ、ますますわからなくなってきたぞ・・・
で、たいへん前置きが長くなりましたが・・・
これは注文して確かめるしかない・・・
と、今回はとりあえず、このEL-3とゆーモデルを購入してみた、とゆー次第なのであります。
じゃーん
やはり・・・でかかった・・・
高さは約38cm、横幅(直径)は約17cmといったところで、重さはきっぱりと約1.4kgありました・・・
中綿量は485gではなかった・・・
正確には・・・
484.5gだったのね・・・ううっ
あは・・・
あははは・・・
ま、予想どおりといえば予想どおりの展開でしたが・・・
わたくしのレクタ(封筒)型の中では、これでも最小、最軽量ですし・・・
これはこれで・・・
よかった・・・
のかっ???
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この記事へのコメント
昨年の例で言いますと、
最高気温が24,7℃から32,2℃、
最低気温が18,2℃から22,3℃
といったところです。
これは平地にある気象台の値ですので、500メートル
近い標高と、山間部であることを加味すると、これより
4℃から5℃くらい低いでしょう。
問題になるのは最低気温でしょうが、13~14℃から
18℃くらいと言うところでしょうか。
装備のご参考になさってください。
現地の正確なデータ、ありがとうございます。
適応温度12℃ぐらいからのシュラフがあったほうがいいでしょうね。
ま、わたくしの場合はそれで、たとえ氷点ちかくになったとしても、
おそらくジッパー全開のまま、朝までグースカ寝てるんでしょうが・・・
ただし、寝る直前まで飲み続け、食べ続けて意識不明の場合に限りますが・・・
わたくしには、これでもかなりオーバースペックでしたねえ・・・
でも実際には、もっとお安いシュラフよりペラペラな感じで、
一般人には、とても3℃で耐えられるとは思えないような薄さです。
近々にこのサイトでも、九州遠征の日程等をご案内したいと思いますので、
お世話をおかけしますがよろしくお願いします。
リオたんを除く一般人のみなさんは、余裕を持った装備を準備しておきましょうね。