2010年12月18日
地獄キャンプOFF報告3
前回、前々回記事からの続き、いちおーキャンプ報告の最終回であります。
ライト好きが集まってのOFF会、今回は初日に洞川鍾乳洞群を照射して、
冬になっても一ヶ所だけ営業していたキャンプ場で一泊しました。
洞窟前での「琥珀の贅沢」にはじまり、タープの中ではいつものwingさんのスパークリングワインで乾杯、
あとは「かほりの贅沢」からwingさんのシェリー酒、わたくしの安物マッコリとおいしくいただき、
翌朝もわたくしは残ったマッコリ、Higuさんは残ったシェリー酒を全部空けてしまい、
少なくともわたくしは、早朝から出来上がっておりました。
結局、まったりとモーニングコーヒー(赤チャリさんはモーニング紅茶ね!)のあと、
胡麻味噌キムチチゲの残りに、うどんや余った食材を投入した豪華うどんすきで温まるころには、
ようやく谷間にも陽があたり、気温も上昇しはじめました。
ちなみに前夜は、日付が変わる頃に就寝したのですが、このときの外気温は4℃、
わたくしのテントの中では、10℃ちかくありました。
とーぜん、下着だけになってシュラフに潜り込んだのですが、ジッパーを閉めると暑いくらいでした。
ところが就寝前には曇ってたのが、深夜から見事な星空となり、ほぼ1時間ごとにおしっこに行く都度、
気温はぐんぐんと低下、明け方のテント内の気温は2℃になってました。ぶるぶるぶる
それでもテントが凍結することもなく、みなさんしっかりした装備で、快眠されたようであります。
「いやあ、帰る日にも朝から飲めるとゆーのは最高ですなあ・・・ごくごくごく・・・
これも赤チャリさんと川端さんのおかげであります。ひっく
ま、お酒もなくなったことだし、あまり時間もありませんが、付近を散策してみましょう。」
と、みなさんを誘って、お近くの「みたらい渓谷」を散策することに・・・
ここのキャンプ場、各サイトに電源もあり(使わなかったけど)、洗い場はお湯も出て、なかなか快適でした。
まあ、わたくしは何もない河原のほうが好きなんですが、このあたりは全面キャンプ禁止なのであります。
みたらい渓谷に向かう御一行・・・
左端、これが本来のHiguさんの厳冬期ファッションであります。
薄手のトレーナー1枚だけで、しかも袖まくりして・・・
って、みんなで何を踏んづけてるの???
みたらい渓谷の下流部であります。
遊歩道を左岸に沿って上流部へ進みます。
「wingさーん、そんなところから石を落とさないでくださぁい!!!」
「うーむ、ここでたたら衆がサンや狼たちに襲われたんですね・・・」と感心する東日本のHiguさん・・・
「いや、西日本とはいっても、あれはもう少し西、中国山地あたりのたたら衆がモデルです。
しかも森のイメージはもっと西の屋久島あたりだとか・・・
まあ、ニホンオオカミが最後に捕獲されたのは、たしかにこの近くですが・・・
ところでHiguさんはトトロの森に住んでるんですよね。」と西日本から出たことがない98kさん。
「いや、あれはまた別の県です。」
と、東西の交流とゆーか、縄文人と弥生人の交流とゆーか、わけのわからん話などをしつつ・・・
「おおっ、けっこう奥が深そう・・・ちょっと見てきます・・・」と、穴があれば入ってしまう川端さん。
ばしゃーん
「なんか、あの穴の奥から、川端さんが流れて行ったようにも見えましたが・・・」
「まあ、キャンプ場はこの下流ですから、そのうち漂着するでしょう・・・」
「それにここからだと、下りるにしてもけっこう高いし・・・」
とゆー次第で、全員無事?にキャンプ場まで戻ってきたころには、すでに昼時を過ぎてました・・・
で、遅い昼食には、今回OFF会のメインテーマだった、TOMOさんからいただいた五島うどんの地獄だきを・・・
じゃーん
茹でたての熱々を、生卵とだし醤油でいただくとゆー、讃岐うどんでいえば「釜玉」なのですが、
大陸から直接五島列島に伝わった独特の製法の五島うどん、
釜玉で食べてもしこしこしてて、こんなにおいしいとは・・・
「ずるずるずる、おおっ、こりゃうまい。」
「生玉子が麺の熱さで半熟になってきて・・・はふっはふっ、ずるずるずる・・・ううっ、たまらん」
と大好評で、麺9人前、生玉子10個が一瞬でなくなってしまいました。
いやあ、あらためましてTOMOさん、ごちそーさまでした。
で、昼食後にのんびりとタープなんぞを撤収して、解散となったわけですが・・・
「そーいや、さっきから川端さんが見当たりませんね。」
「ずっとトイレにいったまま、戻っていないようですよ。」
「わははは、川で泳いで冷えたのかな・・・ま、我々四人は赤チャリさんのクルマだし・・・」
「そうですね、我々には何の影響もありませんからね・・・あははは・・・」
そう、最後は川端さんをほったらかしにしたまま、四人仲良く帰宅した次第・・・
ま、その後、記事もアップされてるようですし、無事に生還されたようで、よかったよかった・・・
めでたしめでたしと・・・
(おしまい)
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この記事へのコメント
美味そう。
ふんどしいっちょで雪中行軍キャンプ+地獄炊きはどうですか?
ありがたみが全身に伝わりますよ~。
>ふんどしいっちょで雪中行軍キャンプ+地獄炊き
まあ、Higuさんやリオたんなら充分耐えられるんでしょうが・・・
わたくしはサッポロあたりでマクマードパーカ着てのラーメン屋さんめぐりにします。
実は、こちらでもなかなか入手できなくて。
九州オフ前にいろいろ探したのですが、イオンや西友など全国系
スーパーにはもちろん無し。
地元のデパートの食品売り場もダメ。さんざん探して、地場系の小さなスーパーでやっと見つけたんですが、棚に
あったのは、その9人前だけ、という訳で。
食べる機会は何かとあるんですが、みんなどこで入手してるんだろ?
画像はかなり食べてから撮ったものですが、
この鍋、乾麺を茹でるのはこれが限界で溢れたぐらい、まさに適量でした。
まあ、Higuさんやわたくしの胃袋の限界となると、また話は別ですが…
おいしいうどんは絶対に冷製で、と思っておりましたが、
今回、認識をあらたにした次第であります。
ま、次回OFF会までには時間もあるし、じっくりと収集していただいて…じゅるじゅる
TOMOさんに感謝m(_ _)m
あの穴の中ね。奥は下が砂の堆積でめっちゃ湿気てて、あったかいもんだからこんな季節なのにすげー蚊がいっぱいで、それでも進むとアタシでさえ通り抜けできないくらいの裂け目みたいなとこから奥は見えたんですが、とてもじゃないけど最深部までは進めないトコでした(^^;
けれど、というか、最終、、、
マジで人生考え直そーか?みたいな、ホントに毒でも盛られたんじゃねーか?くらいのイキオイであげくだし。
脂汗だっくだくで、ホントにこんなトコで死ぬんじゃねーだろーな?みたいな気分でした。
カラダよえーっスよね。私(--;
ああ、けど、帰路の途中正露丸飲んで休んでたら、帰ったころには復活v(^ー^)
あのあたり、柔らかい岩に激しい流れがあたる部分と、
石灰質の部分があるからでしょうか、今回画像のような穴が多かったですね。
>あげくだし
うーむ、結局、何が原因だったのか・・・
食べ物、飲み物は他の四人と同じものでしたので食あたりではないはず。
五島うどんも最初はばくばく食べてたし・・・
インフルエンザ・コレラなんぞの伝染性のものなら、正露丸で治るわけがないし・・・
まあ、日頃の疲れが寒さで胃腸に現れた、といったことにしておきましょう。
くれぐれも誰かが毒殺を狙っていたなどとは思わないよーに・・・チッ・・・シクジッタカ・・・
もう出来るのが待ちきれず途中から食べてました・・・
ご馳走様でした!!!
「ここで火を止めて二、三分蒸らす、と作り方にはありますが・・・」
「ええい、もう我慢ができないぞ、ずるずるずる・・・」
と、一番最初に味見されてたのはHiguさんでしたね。
ま、その直後から一斉に箸がのびてきて、あっとゆーまに完食でしたが!!!
次回もお楽しみに