2011年06月15日
2011モンゴル紀行その3
(再度のお知らせ)
このブログサイトへのコメントでもおなじみの、きたきつねさんがアウトドア系のブログサイトを開設されました。
「アイヌモシリでアウトドア」とゆーサイトで、かなりシブいアウトドアグッズとそのメンテナンス工程などが紹介されています。
さっそく、左バーの愛読サイト(リンク集)にも掲載しましたので、どんどん応援して、どんどん稀少品なんぞをいただきましょう。げひげひ
さて、前回、前々回からの続きであります。
遊牧民のゲルを家庭訪問し、「亀石」へ立ち寄ったわたくしたち、テレルジ国立公園内のツーリストキャンプの中でも、
今回は比較的新しくできたキャンプサイトに、正午ごろに到着しました・・・
すぐ背後に奇岩群が迫り、なかなかの絶景ですが、正午の到着時点では、雨もパラつき始めました。
で、きれいなログハウスの管理棟兼レストランで、とりあえずは昼食であります。
前回訪問時は、おそらくテレルジで最古、社会主義時代にできたようなツーリストキャンプだったんですが、
今回は管理・レストラン棟も、シャワー・トイレ棟も新しくて、とてもきれいでした。
とっ、ともかく乾杯であります。じゅるじゅる
まずは前菜・・・
分厚いハムのほうがジャガイモより多いポテトサラダに・・・
モンゴル風の肉うどん・・・
モンゴル風の包み物各種・・・すでにいくつか食べた後ですが・・・
もちろん中身は・・・
肉、肉、肉なんですが、この日の昼食は羊嫌いが多い日本人に配慮して、すべて牛肉を使用したとか・・・
ま、わたくしはどちらも大好きなんですが・・・
ほかにも、パンにチーズ、バターに紅茶などが付いてましたが、日本と同じ一枚ごとパックになったスライスチーズが秀逸でした。
ただ、薄くスライスした黒パンは固くてパサパサでしたが、これはまあ好みなんでしょうねえ。
わたくしの自宅にホームステイした留学生たちも、最初のころはたいてい、
「日本のパンは柔らかすぎる。」とか、「ねちねちと歯にくっついて気持ち悪い。」とかいってましたから・・・
で、こちらが今夜のゲル、四人分のベッドとストーブ、小さなテーブルやちょっとした物入れなどがあります。
右端のお方が、このゲルの主にして影の千人隊長といわれる・・・いやあ、5年前が懐かしいなあ・・・
って、コンバースのキャップもコールマンのウェストバッグも、ストロボによく反射してますねえ・・・
ちなみに、こちらがゲルの天頂部。
観光用ですから、やや装飾が多いですが、基本的には家庭訪問した遊牧民のゲルと同じ構造であります。
追記で、こちらが家庭訪問したゲルの天頂部・・・
屋根のフェルトを半分開けて光を入れ、雨風が入らないよう透明ビニールを掛けてありますが、これも同じでした。
こちらは夕方に撮った画像なんですが・・・
分解するとこんな感じ、これを馬やヤクに積んで遊牧するのですが、分解や組み立ては1時間もかからないそうです。
で、食後のお昼寝やちょっとしたお散歩なんぞを終えた頃には・・・
スコーンと晴れてきて、馬に乗っての周辺散策に出発であります。
今回のツーリストキャンプでは、各自のヘルメットと乗馬用のスパッツを用意してくれたのですが・・・
ええ、わたくしに合うヘルメットはありませんでした。ううっ
でも、スパッツのほうは・・・
わたくし好みの色合いのやつがありました・・・でへへへ
ただ今回は、単独行動や馬上での撮影は禁止でしたので、自由に走ることもできず、出発時の馬上からの画像のみ・・・
で、馬での散策が終わった時点で時刻はまだ五時前、七時からの夕食には時間があったので、今度は徒歩での散策であります。
少し離れると、奇岩群の大きさがあらためてわかりますね。
でも、けっこう麓にまで岩が転がってきてるし、左上の岩なんか・・・
ちょこんと乗っかってるだけだし、転がってきたらゲル群なんか、まるでボウリングのピン・・・
といいつつ、こんな奇岩群を見てると、どうしても登ってみたくなる性分なんですね、わたくし・・・
このあたりを裏から・・・
もうすこしで頂上・・・ありゃ、チムニーに腹がつかえたぞ・・・ひいひい・・・
で、なんとか頂上まで這い上がったのですが、さすがに狭くて、立つ場所もカメラを置く場所もありません・・・
仕方がないので、頂上をまたいで・・・
左足先だけの記念撮影であります。あははは
(このとき、奥に見える反対側のピークに登っていた隊員が、わたくしの呼び声に気づいて画像を撮ってくれたようですので、
その画像が送られてきたら、いずれここに追加しますね。)
(8/18追記です。画像がDVDで届きましたので下に一枚追加しました。M.Y.さん、ありがとうございました。
元サイズは大きいので、クリックして中央あたりをズームすると、わたくしの雄姿がくっきりと・・・)
じゃーん
まあ、足先だけの記念撮影とゆーのもなんなので、別のピークに登りなおして、自分の登ったピークを撮影・・・
でも、この自分のシルエット、けっこう記念撮影になるかも・・・
わははは、愉快愉快
で、岩場を下りて、丘を下る頃には、影はますます長くなり・・・
わははは、ますます愉快愉快
で、テントサイトに戻れば、いよいよ待ちに待った、キャンプ宴会のはじまりなのであります。
(次号に続きます。)
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この記事へのコメント
やっぱり一度は行きたいです。
憧れますねぇ。
デールを着て馬にまたがって(乗ったことありませんが)懐に椀を入れて手近なゲルに行って「サインバイノォ~」と。
モンゴルナイフも持ってますので箸もナイフも持参で。
(残念ながら鎖や火打ち石はありませんが実用されていた代物みたいです)
北海道はいつでもいらしてください。
歓迎いたしますよ。
ペトロは持ってませんが中華なアンカーならおみやげにどうぞ。
私は大阪土産で米国産のSUREFIREあたりで十分ですので・・・。
私もデカ頭で、帽子やヘルメットを探すのには苦労するのであります。
で、岩山からとったご自分のシルエット、妙にスマートではありません?
モンゴルの遊牧民は、どんなに突然訪れても、どんなことがあっても旅人を歓待するというのは本当みたいです。
遊牧の限界から、離れて家族単位でさみしく暮らさざるを得なかったので、そこに相互扶助の原点があるようですね。
で、北海道民もライトマニアも、同様の原点があるようなので、ここはひとつ・・・げひひひ
TOMOさん
ええ、スマートでしょ!!! 特に最後の画像なんか、足が長くて9頭身の体型になってるでしょ。
って、お帽子は結構好きなんですが、ほんとにサイズがありませんねえ・・・我々には・・・