2011年12月22日
廃線OFF会と・・・その2
前回記事からの続きであります。
廃線敷を歩いて真っ暗なトンネルに次々と遭遇、その度に生き生きとご自慢ライトを照射してきた御一行ですが、
ようやく、生瀬駅から武田尾駅間では最後のトンネルに近づいてきました。
このあたりだけは・・・
地元自治体とJRが管理について合意したのでしょうか、遊歩道としてきれいに整備されてました。
で・・・
最後の鉄橋を渡り、こちらの最後のトンネルを抜けて・・・
廃線敷を利用した右側の道といったん分かれて、左側の武田尾集落へ至る旧道へ進みます。
集落内の橋を渡り、再び武庫川の右岸へ・・・
次の目的は、もちろん・・・
温泉と牡丹鍋であります。きっぱりとじゅるじゅる
そう、じつは今回のOFF会、忘年会を兼ねてやろうとゆーことで、恒例の耐寒キャンプ案も検討したのですが、
一泊では日程調整がつかず、結局、わたくしとwingさんがお酒を飲まない赤チャリさんと川端さんを説得、
武田尾温泉の古い旅館で温泉に入って、冬の名物、牡丹鍋を堪能しよう、とゆーことになっていたのであります。
午前中の廃線敷散策ですっかり冷え切った御一行、足早に予約してある温泉旅館を目指します。
ちなみに、路肩の水たまりは完全に凍結してました。ぶるぶる
さらにちなみに、向こうに見える赤い鉄橋が、JR福知山線の新線であります。
新線は、ほとんどが直線のトンネルになったため、こちらの武田尾駅のホームは一部が橋上に出ており、
残りの大部分はトンネル内になっています。
トンネル内と橋上にまたがるホームとゆーのも面白いですが、やはり古い駅舎のほうが風情があるような・・・
で、新線の新駅を過ぎて、さらに上流へ・・・
対岸には、先ほど分かれた廃線敷を利用した道路が続いています。
やはり古い鉄道トンネルとゆーのは、独特の雰囲気がありますね。
とかいいつつ、やっと予約していた温泉旅館に到着しました・・・
よく見ると、背後の山の絶壁に廃墟らしきものもある、不思議な雰囲気の旅館でした・・・
で、とりあえずはお部屋に案内してもらい、熱いお茶と「黒豆せんべい」で一息ついてから、いざ温泉へ・・・
宗教上の理由からか、めったに温泉には入らないとゆー川端さん、ずっと睡眠不足が続いておられたそうで、
「みなさんが温泉に入ってる間に少し横になります・・・」と、ばったり畳に倒れ込んだので、ま、そのまま放置することにして、
三人だけで露天風呂へ行きました・・・
建物内にある、崖の中腹を穿った薄暗い階段を登った先には・・・
素朴な露天風呂があり・・・
そこにはなんと・・・
先客の温泉美人が!!!
じゃーん
って、まあ、赤チャリさんをモデルに使ったヤラセ画像なのでありますが・・・おえっ
実際には我々三人だけの貸切で、じつに気持ちのいい露天風呂でした・・・
ラジウム含有の単純泉でまったりと温まり・・・まあ、床には氷が張ってましたが・・・ぶるぶる
三人でシンクロごっこなんぞをやって・・・おえっ
と、さんざん遊んでからお部屋に戻ると・・・
川端さんがすっかり冷たくなって横たわっており・・・ま、遺体はそのまま放置することにして・・・
いよいよ牡丹鍋宴会に突入したのであります。
(さらに次号に続きます。)
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この記事へのコメント
ちなみにハイクの道程、5㎞2時間程の間に摂氏零度下から十度上の環境が目まぐるしく変化するという、とってもオサレな温度空間の歩行だったんですよね(^^;
動けば、日向は、熱いし。止まれば、日陰は、寒いし。アタシャもともと虚弱だしそもそも出発前から弱ってるしで、風邪ひくかと思った。
というか、耐寒オフとか屯鶴峰経験前のアタシだったら、装備もレイヤー交換もさっぱりなんで、きっと風邪ひいてたような気がしますm(_ _)m
「穴があったら入りたい」面々の珍道中と、
その次は、温泉入って「シシ食った報い」ですか。
実は、九州オフのときも、イカを食べに行った方面に
廃線がありまして。完成寸前に国鉄からJRへの移行の
ごたごたで廃線になってしまったという、かわいそうな
路線です。で、ご案内しようかと調べてみたんですが、
雑草や灌木が生い茂って、アクセス困難、トンネルも
大半は塞がれているということで断念したという裏話が。
冬のハイキングは何といっても「濡れ、蒸れ」対策が重要ですね。
おっしゃるとおり日向と日陰、行動中と休憩中で体感温度が大きく異なり、作業量や風量でも異なってきます。
基本はレイヤード(重ね着)とまめな脱着により、ともかく汗で濡れないようにすることなんですが、
わたくしの場合、真冬にTシャツ一枚でも、少し動けば汗でびちゃびちゃに・・・
まめに着替えるといっても、そんなに着替えを持って歩けないので、速乾性アンダーになるわけですが、
当日朝、時間がなく自宅から最寄り駅まで小走りで急いだら、暖かい地下鉄でたちまち汗まみれに・・・
結局アンダーが乾いたのは、牡丹鍋食べてからですから、それまで日陰などでは冷たかったですねえ・・・
>TOMOさん
わははは、「穴があったら入りたい面々」は言い得て妙ですね。今後こういった人種を定義する場合に使います。
鉄道遺構は軍事遺構や産業遺構とともに面白そうな分野ですねえ。
特にトンネルや地下構造物があると、「穴があったら入りたい面々」と一緒に行きたくなりますね。
ま、自然の洞窟や、照明のない夜の屋外も魅力ですが・・・って、わたくしもその人種の一人だったのか・・・