2012年02月23日
あわててマイカMICA1を!!!
わたくしこの度、あわててザ・ノースフェイスTNFのソロテント、マイカMICA1を購入しました。
ええ・・・
処分特価になってたから・・・だけではなく・・・
「旧モデル」になってたから・・・なのであります。
そう、一部のウワサでは、次期モデルは本体がフルメッシュになるとか・・・
このマイカ1、日本向け仕様以外は今でもフルメッシュで、並行輸入品はすべてフルメッシュ仕様であります。
こちらの旧モデルは、本体とフライは40デニールのナイロンリップストップ、ボトムは70デニールのナイロンタフタ・・・
今どきのソロテントとしては、けっこう厚手の生地が使われており、フルメッシュのソロテントは持っているわたくし、
以前から気になっていたモデルで、昨年夏の矢作川OFF会でも、alaris540さんにオススメしていたのであります。
フルメッシュもいいのですが、やはり寒さや雨風にはダブルウォールでしっかりした生地のテントがなんとなく安心です。
まあフルメッシュだと、中で煮炊きする場合などは結露が少ないのですが、こちらはまさに寝るだけですし・・・
それに新モデルになったら、わたくしの好きなナチュラルカラーのままとは限らないし・・・
で、わたくし次期ソロテントとしては、プロモンテのVLシリーズやアライのトレックライズシリーズ・・・はちとお高いので・・・
お値段と性能からはモンベルのクロノスドームかダンロップのRシリーズとゆーことになるのですが・・・
なにせ、どちらもお好みの色ではなかったもので・・・特にクロノスドームの色使いはですね・・・ううっ
(2012年4月追記です。その後、ダンロップRシリーズの一人用がR-126にモデルチェンジし、わたくし好みの色合いに・・・
うーむ、もう少し待てばよかったか・・・かなりお安いし・・・いやいや、あっちはまだ1.85kgもあるし・・・でも広いし・・・ううっ)
とゆー次第で、あわてて購入した(旧モデル)マイカ1の全容であります。
右から、アルミペグ5本と補強用ライン3本、ポールセット、フライシート、本体、全体の収納袋、であります。
ちなみに左端の収納袋、3本のコンプレッションベルト付きで、モンベルSS#1の収納袋と同じ仕組みであります。
さっそく、気になる重量を量ってみました。
本体 550g
フライシート 490g
ポールセット 325g
と、ここまでで1365g、それにペグとラインで80g、袋類で105g、を足せば合計1550gとなります。
床面積と較べると、決して軽い方とは言えませんが、やはり厚手の生地は信頼性、耐久性、保温性がありますし、
これでもわたくしのテントの中では最軽量ウルトラライト、一人で持ち歩くにしても充分な軽さなのであります。
いつ実戦投入できるかわからないので、さっそく組み立ててみました。
まず本体を拡げます。風の強い時はこの時点で仮止めしておくべきでしょうね・・・長さは214cmです。
いかにも高級そうなポールセットを伸ばして・・・
本体四隅のグロメットに差し込みます。このあたりはシンプルとゆーか、安っぽいとゆーか・・・
んで、天に向かって伸びてたポールにドアの上部をひっかけます。ほんとひっかけるだけで、ちと不安ですが・・・
あとはフック数カ所をポールにかければ本体は完成、フックもダンロップやプロモンテのようなスクリュー式ではなく、
片方向からだけですので、風向きによっては、やはりちと不安ですが・・・
ドアは本体と同じナイロンリップストップとメッシュの二重、頭部側の幅は94cmであります。
ちなみに足元側の幅は55cm、必然的に左ドアとなり、右サイドオープンタイプのシュラフはちと不便ですね・・・
フライシートをかけて、やはり四隅のグロメットをポール端に通します。こちらもシンプルっちゃあ、シンプル・・・
前室部分はこんな感じ、フライは上下どちらからでもオープンでき小さな庇もあるので、ベンチレーションはよさそう、
寒い朝のモーニングコーヒーや雨の日の簡単な調理は、中に座り込んだまま、なんとかここでできそうです。
ちなみにフライシートのグロメット部分
ワンタッチの長さ調整付きで、色も本体部分と同色に分けてあり、酔ってる時でも迷わず便利そうです・・・
で、フライの長さ調整をしてやると・・・
ペグなしでも、けっこうテンションがかかって、ピンと張れました。
このテント、本体とフライの間は狭いですが、これだけテンションがかかれば、そんなに水濡れもないでしょう。
気になった点は、やはり耐風性と狭さでしょうか、ま、ご覧の補強ライン用ループが3ヶ所とラインが3本あるので、
(追記です。3ヶ所の補強ライン用ループの裏には面ファスナーがあり、フライとポールをこの3ヶ所で接続します。)
あとは予備のペグをもう何本か持てば、風対策はなんとかなりそうですね。ドア反対側にもループあったし・・・
まあ本体のフックが外れるような風になれば、これはもう、どうしようもありませんが・・・
狭さについては、寝るだけ、と割り切ればいいのでしょうが、わたくしゆったりと寝るには、やはり最低でも二人用、
荷物も入れるなら三人用ぐらいがいいのですが、テント本体にはマットとシュラフだけ、あとは前室に詰め込んで・・・
となると、前室で調理できませんし、第一、出入りができましぇん・・・やはり前室の足側に立てかけておくか・・・
あとは、red-bicycleさんからもらったタイベックシートを床サイズにあわせてカットして、フットプリントにしてと・・・むひひひ
より軽くて小さな装備で工夫する、とゆーのも、なかなか楽しいものでありますね。
ともかく、厚手の生地、しかもこのカラーでは最小最軽量は間違いありませんから、あわてて買っておいて、
よかったよかった・・・と・・・今は思っているのですが・・・
で、これを使える春はやってくるのか・・・
(2017年の追記です。)
年数回の頻度で使ってましたが保管が悪かった(収納袋に小さく畳んだまま保管してた)からなのか、
テープ素材のせいなのか、4年ほどでフライシート裏側のシームテープがぽろぽろと剥げ落ちてきました。
本体(インナー)のシームテープは無事なので、わたくしはテープ素材のせいだろうと思ってますが・・・
もともと前室が狭いので、ソロではケシュアのタープ(290×295)をフライがわりに使うつもりですが、
本来のフライのシームテープが剥がれているのはいただけません。
新しいテープを貼るにしても目止め液を塗るにしても、古いテープの残滓を削り取るのが大変そうで、
2017年現在も放置中なんですが・・・
この間、担いで行ったキャンプではモンベルのモノポールシェルターをタープ兼用で使っただけ、
クルマに積むなら別の二人用でも三人用でもいいし、大きなタープも併用できます。
今後担いで行くことがあるとしても(一人宴会には)タープが不可欠、本来のフライは軽量化のため
どうせ置いていくことになるだろうし・・・はてさて、どうしたものか・・・
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この記事へのコメント
なにせ私も10年ぐらい前に買ったソロテント、未だに使ってません。
って、98kさん昨年モノポールテント買ってませんでしたっけ?
あれを使ったという記事は目にしてないような・・・。
なんやかんやゆーて自立すんのが素敵(^^)b
ぢつは、私もこれの購入を考えていたことがあるのですが、
ちょっと横幅が窮屈そうで断念した記憶が。
でも、98kさんなら、横幅はノープロブレムでしょう!
あっ、そういえば昨年、モノポールテントを買ってたんですね、わたくし・・・あは
そーいや、ケシュアのポップアップテントも同じ頃に買ったような気もします・・・あはは
どちらもまだ、実戦投入した記憶がありませんねえ・・・あははは
テントは、やはりそれを使うシチュエーションを作ってやらないと楽しめませんね・・・
>川端さん
軽量化を進めると、どうしてもツェルトやボトムレスタイプのシェルターになり、ペグ止めが前提になりますね。
まあ、自立式でも通常、最低四隅はペグ止めするのですが、コンクリート上や体育館など室内の場合や、
岩場や砂場など、どんな状況でも素早く張れるのは魅力ですね。移動も簡単ですし・・・
自立式のテントと簡易シェルターのどちらにするか、今はその中間的なものも出ており、
降雨頻度や設営場所と季節、他の装備の荷重などの状況によって、選択することになるのですが、
さて、三月にはどのテントで行こうかな・・・わくわく
>TOMOさん
うーむ、やはり横幅なんですよねえ・・・細身のわたくしにとってのプロブレムは・・・ううっ
68cmのダンロップのマットはとーぜん入らないし、もちろん大の字になって寝ることもできません。
まあ足元55cm頭部94cmで高さもありますから、ツェルトザックやビビィザックよりははるかに居住性は高いですね。
ただ、記事本文にも書きましたが、左ドアなので、右オープンのシュラフだと、横幅に余裕がないだけに不便そうです。
でも、総重量や耐久性、設営の簡易性、お値段などをトータルで考えると、なかなかのものだと思いますよ。
いかがです、今なら旧モデル処分特価、通販でも同価格で送料込でっせ・・・と悪魔の誘い・・・
いや・・・あの・・・屋上に常設ならスチールフレームのロッジ型か、むしろイナバ物置のほうが・・・
矢作川でもお伝えしたかも知れませんが、人力単独行前提のソロテントの場合、
やはり軽さとシンプルさが大前提ですが、雨天時の調理が前室や室内でできないとタープを別に張る必要があります。
二人用以上なら荷物も調理も室内でなんとかなりますので、ほんとは軽量な二人用あたりが理想ですね。かなり高価になりますが・・・ううっ