2012年06月11日
個人携行用宴会装備システム2型!!!
わたくし、長年の研究の末、こんな個人携行用宴会装備システムを完成した・・・のでありますが・・・
総重量3.03kg・・・一人用にスツールをひとつに減らしても、まだ2.37kgの重さ・・・ううっ
で、自作でいろいろ試したり、こんなテーブルも買ってみたのですが、わたくしの宴会装備としてはやはり小さくて低い・・・
まあ、シートを敷いたり低い椅子ならこんなのが最適でしょうが、わたくし、ロースタイルだと立ち座りがつらい・・・
しまなみ無人島OFF会の際には、思い切ってメラミントレーとコンフィシートだけにしましたが、一度地べたに座り込むと、
次に立ち上がるのが億劫で億劫で・・・で、さらに泥酔してくると、ほんとに立ち上がれなくなったりして・・・
で、その後、さらに小型軽量になって、しかも最低限の高さのある椅子とテーブルの新システムを、(夜も寝ないで!)
研究していたのであります。ま、研究といっても、毎晩ネットカタログをあちこち見てただけですが・・・
で、とりあえず次期選定機種としての候補に残ったのが、ドッペルギャンガーのウルトラライトシリーズと、
ロゴスのトレックシリーズの、それぞれチェアとテーブルでありました。
他にも、wingさんがお持ちのトランキンのや、キャプテンスタッグのトレッカーマイクロシリーズなど小型軽量で、
触手が動きそうなのもあったのですが、重さやお値段、大きさなどから、今回はこの2種に絞った次第。
で、まずは椅子の選定であります。
旧システムの椅子は、ホッハーベルグのスチール製で重さが660gであります。
きわめて小さくなり、色合いも好みで横幅も広いのですが、やはりもう少し軽くて奥行きのあるやつにと・・・
で、ドッペルのウルトラライトチェアはW245,D245,H280のサイズで重さ369g、耐荷重はなんと150kgで収束式。
ロゴスのトレックチェアはW245,D290,H(座面)260で重さ400g、耐荷重は80kgでパイプ椅子同様平たくなるだけ・・・
耐荷重150kgで収束式とゆードッペルは魅力だったんですが、ロゴスのは背もたれが付いてて全高480になります。
次期選定機種では背もたれが欲しいと思っていたわたくし、wingさんがお持ちのトランキンのウルトラライトチェアも、
その色合いからも有力候補に挙げていたのですが、80g重いものの背もたれが110ほど高いこちらにしました。
で、次にテーブルの選定なんですが・・・
ドッベルのはW570,D425,H410で重さが820g、ロゴスのはW570,D435,H370で重さが約0.7kg・・・
まあ似たようなスペックでドッベルのは高さがあるうえに、かなりお安かったのですが、同シリーズとゆーことで、
スペック上は120gほど軽い・・・ことになっていた(後述)・・・ロゴスのにしました。
ま、色合いはドッペルが黒とオレンジ、ロゴスが黒とレッドで、決してわたくし好みとゆーわけではないのですが・・・
ちなみに椅子の背もたれにさえ拘らなければ、椅子が収束式でより小さくなり、耐荷重が150kgもあって、
椅子、テーブルともに、お値段がお安くなっていたドッペルのシリーズにしたかも知れません。
と、たいへん前解説が長くなりましたが、こちらがわたくしの個人携行用宴会システム2型!!!であります・・・
じゃーん
例によってリコーCX-1のオート撮影ですのでオレンジに見えますが、フレームはレッドであります。
テーブルの高さは37cm、天板のサイズは横幅57cm、奥行43.5cm
テーブルを裏返した状態・・・
タテ2本、ヨコ4本のフレームで布製の天板を支える仕組みで、静止荷重は20kgになっています。
収束式の脚にタテ2本のフレームを装着して、ヨコ4本のフレームの入った天板をくるくると拡げて装着すれば完成です。
ちなみにスペックでは重さ約0.7kgとなってましたが、量ってみると本体745g、スタッフバッグ込みで760gでした。
まあ、本体だけを四捨五入すれば確かに約0.7kgなんでしょうが・・・ぶつぶつ・・・
で、こちらが椅子・・・
座面高は26cm、全高は48cmで、いちおー背もたれとして使えそうです。
まあ、わたくしが体重をかけると、全体がぎしぎしときしみ、背もたれもかなりしなり・・・
特に極細のボルトとナットを使っている接合部が、かなり不安ではありますが・・・
それでも背もたれがないよりは、はるかに快適なのであります。
ちなみに椅子のほうはスペックどおり、重さは400gちょうどでした。
テーブル、椅子ともフレームは7075超々ジュラルミンポール、生地はポリエステルとなっています。
で、こちらが収束状態・・・
テーブルにはスタッフバッグが付いてましたが、椅子はそのまんまの状態でした・・・
右は大きさ比較用の98kさんの足・・・ちなみにサイズは27であります。
今回の新システムは、椅子が400g、テーブルが760gで、合計1.16kg、旧システムの半分以下の重量となりました。
まあ、椅子2つとテーブルクロス、ショットグラスなども含めて、すべて30cm角に収まっていた旧システムに較べて、
テーブルの仕舞寸法が57cmと長くなり、椅子の仕舞寸法もやや大きくなりましたが、畳んだテーブルの径は8cm、
椅子の収納サイズも245×345×45ですから、中型リュックなら充分入りますし、テーブルはサイドにも取り付け可能、
なにせ背もたれ付きの椅子と、570×435×370サイズになるテーブルで僅か1kgちょい、やはりこの軽さがなにより。
ちなみに座面のサイズは横幅185、奥行230で、わたくしのお尻ではまだまだ窮屈・・・なのですが・・・
こちらのイスカ・コンフィシートをぱんぱんにして座面に載せれば、315×415×32サイズですから、
座面の横幅拡張だけでなく、背もたれのかなりの部分をカバーしてくれ、けっこう快適に使えそうです。
あっ、あとは・・・
椅子の耐荷重80kg、とゆー問題をどうクリアするかですね、わたくしにとっては・・・ううっ・・・
そっと座るしかないか・・・やっ、やはり・・・ドッペルの耐荷重150kgにしておけばよかったか・・・
でも、どうしても背もたれは欲しかったしなあ・・・うぐぐぐ・・・
と、このようにして、椅子やテーブルなんぞも増殖して・・・いや、これ以上はいけない・・・でも・・・ぶつぶつ・・・
個人携行用の椅子とテーブルについての一考察P.S.
わたくし、すでに何度か書いてますが、若い頃の山歩きや川下りでのテント泊では、とーぜん椅子やテーブルはなく、
石ころや流木などで代用していたのですが、ファミリーキャンプをするようになってからはベニヤ板を皮切りに、
椅子とテーブルがどんどん増殖、快適さを求めて巨大化、重量化していったのであります。
担いで行くキャンプ宴会なら、今回のロゴス・トレックシリーズか、ドッペルギャンガー・ウルトラライトシリーズ、
特に背もたれに拘らないなら、ドッペルのシリーズが、そのお値段と軽さとスペック上の耐荷重、収納サイズからは、
おそらく現段階ではベストチョイスではないかと思われます。あくまで一人宴会が基本ですが・・・
さらに小型軽量化を図るなら、あぐらをかいて座る前提で、同シリーズやトランキンなどにある小型スツールと、
本文三行目でリンク紹介したちゃぶ台や、赤チャリさんや川端さんが使っておられるロール式や折りたたみ式の、
より小さくて軽いテーブルの組み合わせになるでしょうが、ほんとのロースタイルになり、地面に触れていないだけ、
わたくしはその状態から立ち上がるのが億劫だったので、最低でもこの高さが欲しかったのであります。
それにテーブルが低いと、わたくし腹がつかえるし・・・
いっぽう、バイクが前提なら、わたくしの旧システムのような折りたたみテーブルが、かなり重くはなりますが、
なにせ合板のしっかりした天板なので安定しますし、やはり今回のような布製天板よりは使いやすいでしょう。
継ぎ足し脚式なら高さもさらに稼げ、収納時には中に荷物も入り、荷台に積む時のベースにもなると思います。
また椅子についても、スチール製で収束式の小型チェアなら、やはり重いものの、小さくなってはるかに快適でしょう。
ま、クルマでのキャンプ宴会ならリクライニングチェアで、テーブルは大きければ大きいほど、酒と餌が大量に・・・
で、今回悩んでいたのが、最近登場したヘリノックスチェア、マンティスチェア、モナークチェアといった、
ゆったりできて、しかも小型軽量になるタイプの、わたくしにとってはかなり高級なチェア群であります。
バイクツーリングがご趣味のまっつさんのサイトで詳しくレビューされてますが、これらは本格的に寛げる椅子のわりに、
重さは600g~900g程度、しかも収束式の小型スツール並みに小さく畳めて、耐荷重も113kg以上・・・
しかも、そのまま居眠りできるような快適性・・・ううっ・・・欲しい・・・でもけっこうお高い・・・
まっつさんの記事によると、マンティスチェアとモナークチェアはいわゆるローチェアで脚を投げだしてぐったりする感じ、
いっぽうヘリノックスは、座面がかなり高い位置にあって奥行も浅く、ふつーの椅子に近い感じのようであります。
よりぐったりできる、とゆーのは魅力で、なんとみっつとも購入された!まっつさんも、マンティスチェアが、
一番のお気に入りになられたようですが、わたくし本文に書いたとおり、ローチェアだと立ち座りが億劫でですね・・・
ちなみにモナークチェアは一番軽くて小さくなりますが、なんと脚が2本しかなく、そのままでは自立しないようです。
座って自分の脚でバランス取って、はじめて椅子になるようですが、逆にいえば前後にロッキングできるわけで・・・
まあ、泥酔して居眠りすれば、確実に前か後ろに倒れるのでしょうが、600gとゆー軽さでロッキングできて、
このみっつの中では、一番お値段がお安いのも魅力・・・
しっかし、どれもちっちゃくなって楽ちんそうだなあ・・・どれにしようかなあ・・・じゅるじゅる・・・
でも、さすがにわたくし、この新システムを構築したばかりだしなあ・・・
とゆー次第で、今回はとりあえず断念したのですが、なかなか未練は断ち切りがたく・・・どれにしようかな・・・
と、このようにして、さらに椅子やテーブルなんぞも増殖して・・・いや、これ以上は・・・さて、どれにしようか・・・げひげひ・・・
(追記です。) 次回記事で2型改になりました。げひげひ
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この記事へのコメント
私も、原付2種のスクーターで「一人キャンプ宴会」に行こうと
密かに計画を立てているのですが、確かに椅子とテーブルが
難関です。
今回の記事を参考にさせていただきます。
ねぎらいのお言葉、ありがとうございます。まあ、ネットカタログみてポチッとしただけですが・・・

わたくしもred-bicycleさんの記事を読んで、原付2種でのツーリング(宴会)キャンプに萌えてきた・・・のですが、
こんなの用意するより、まずは免許とバイクをですね・・・ううっ

ちなみに、記事の末尾に書いたように、さらにこのシステムを発展させましたので、もうしばらくお待ちください。
次の記事では、TOMOさんの身長でも充分快適なやつをアップしますので・・・げひげひ
