2012年08月24日
2012中国・植林ツアー報告その5
中国・植林ツアー報告の5回目であります。
深夜の包頭から夜行列車で西安に着いたのは翌日の午後二時前、ちょうど一番暑い時間帯でした。
平日、暑い中にもかかわらず、駅前は乗降客でいっぱいであります。
ここから隊員の一人が、同じ趣味の地元団体に招待されてて別行動となり、残りはいったんホテルに向かいます。
で、駅前で残りの隊員を待ってたのは、いかにも陽気で洗練された都会人、とゆー感じの西安の現地ガイドさん、
「みなさん、西安駅は歴史のあるたいへん古い駅、んで、駅前も歴史のあるたいへん古い駅前、つーことで、
ここには観光バスの駐車スペースがありません。暑いですが自分で荷物を持ってバスまで歩いてね。あは」
ひいひいいいながら10分ほど歩き、ようやくエアコンの効いたバスに辿りついて、中で説明を受けます。
「みなさん暑かったですかぁ、今日の最高気温は32度、昨日は35度でしたから、とても涼しい日ですね・・・あはは
ちなみに西安市では、どんなに暑い日でも気温が39.9度以上になることは決してありません。
気温が40度になると全ての仕事は休み、という決まりがあり、労働者も企業も休むと収入が減りますから、
公式には決して39.9度以上にはならないのであります。でも実際には何回も40度を超えてますね。あははは」
と、なかなかお茶目な方でもありました。やはり盆地なので、夏はめっちゃ暑くなるのでしょうね・・・
で、バスは西安の中心街にあるホテルへ直行・・・
さすがに800万都市の中心部にある新しいホテル、今回の宿舎の中では最も立派でした。
で、わたくしの泊る部屋
奥がツインのベッドルームで、リビングルームと両方にテレビやライティングデスク、ネット端子などがあり、
見栄えだけでなく、ふつーに無色透明なお湯が出たり、家具や内装の作りつけにガタや欠陥がなかったりと、
清潔さを含め、ともかく部屋の基本性能が日本のホテルと同じで、どれもが「まともに」機能してました。
ちなみにこんなことは、わたくしの中国での経験からは、今までに一度もなかったことであります。![]()
で、熱いシャワーを浴びたり、ちとお昼寝をしたりしてくつろいで、夕方になってから市内観光へ・・・
そう、昼間はとても暑いので、夕方から活動するのであります。乾燥してるので日が陰るとけっこう涼しくなりました。
まずは旧市街を囲む城壁にある西門(安定門)へ・・・
こちらは城壁の西側なので巨大な鐘楼があり・・・
城壁内にある旧市街の東側には・・・

巨大な鼓楼が配置されているとゆー、まさに由緒正しき「都」のオリジナル都市なんですね。
建物の中は、現在は美術工芸品などの土産物屋になっているのですが・・・
中二階にある古いガンポート(銃眼)から、古代シルクロードが眺められるとゆー・・・
で、さっそく覗いてみると・・・
まさにここがシルクロードの東の起点であります。ちょうど向こうから西日が差してますね・・・
昔はここから、テヘラン、イスタンブールなどを経て、ローマまで続いていたのであります。
まあ、古代シルクロードのわりには、ずっと高層ビルが建ち並んでますが・・・![]()
ちなみに城壁の上は、ジョギングやサイクリングのコースになってて、レンタサイクルもありました。
走っているのは18年前にも来て、城壁一周14kmマラソンに夫婦で出場して完走した某隊員・・・
ちなみに画像を撮っているのは、14kmどころか城壁を登るのにも息を切らしている某隊員・・・ひいひい
で、西門を後にして、平城京などのモデルとなった朱雀門を抜け・・・
もちろん、こちらは後世に改築されたものですが、それぞれ四方の門の名前は同じまま・・・
ペルシャ・カーペットの製造直売所へ着きました・・・
ペルシャ・カーペットとはいっても、ペルシャを経由してヨーロッパに伝わったもので、
シルクのカーペットは、あくまでここ長安が本場、まさに東からの「絹の道」の起点だったんですね・・・
畳二畳分のカーペットを織るのに、このおねいさんが毎日専従して、一年半ほどかかるそうです・・・
まあ、高級なカーペットには縁のないわたくし、うろうろしててシルクロードの地図を見つけました。
長安(西安)の都から羅馬(ローマ)の都まで、海運が発達するまでは、まさに東西の大動脈だったんですね。
(画像をクリックするとかなり拡大されますので・・・老眼の方はご利用くださいね・・・
)
で、今回の旅の説明のために、さらに一部を拡大・・・
(こちらの画像も少し拡大されますので・・・老眼の方は・・・
)
長安(西安)の北、98kと落書きしたあたりが、黄河の南に拡がる四国ほどの面積のクブチ沙漠であります。
ここで植林して、1000kmの鉄道旅で西安に着いたのですが、明日の午後には空路で一気に敦煌へ、
で、そのままバスで400km離れた嘉峪関まで走る予定で、まさに西安からシルクロードを辿る旅・・・
わたくし、蘭州の西ぐらいまでは植林ボランティアで行ったことがありますが、それより西の世界ははじめて・・・
まあ、敦煌よりさらに西になると、タクラマカン砂漠や天山山脈になり、まだまだヨーロッパ世界は遠いなぁ・・・
とか、バスの中で画像を確認しつつ考えているうちに、西安市内のレストランに到着、遅い夕食であります。
さすがに大都会、食材も味付けも洗練されてましたが、やはり基本は四川風、けっこう激辛でした。
大好きな麺類も出てきたのですが、やはり麺のほうは日本のほうが・・・なんだけど・・・
おねいさんのほうはチャイナドレスのほうが・・・じゅるじゅる
ま、せっかくなので・・・
で、こちらのおねいさんもなかなか・・・
やはり、せっかくなので・・・
わははは、しあわせじゃあ!!!
訊けば二人とも日本語科在学中の大学生、で、こんなのや人参酒の実演販売もしてるそうで・・・
二人とも、とても愛想がよくて「カワイイ」ので、みなさんけっこう買われてましたねえ・・・
ま、わたくしは試供品をかぱかぱ飲んでただけですが・・・
夕食後には西安の街も歩いてみたかったのですが、さすがに疲れと酔いが・・・
で、現地ガイドさんオススメの足つぼマッサージへ・・・
いやあ、漢方薬たっぷりの足つぼマッサージをたっぷり1時間、これはけっこう効きましたねえ・・・
で、自室に戻って、この旅ではじめて、ゆっくりと浴槽に浸り・・・

シーバスリーガルが残り少なくなってきたな・・・そろそろ安酒を買って中味を入れ替えねば・・・ひっく
(と、次号はいよいよ敦煌から嘉峪関へ・・・)
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この記事へのコメント
98kさんも、これから天竺への求法の旅に出られるのでしょうか、
玄奘三蔵のように。(三蔵法師というより、お弟子さんの方に
近いかな。)
わたくしの場合、お経よりもチャイナドレスやサリーのおねいさんほうがありがたいので・・・やはり弟子のほうか・・・

そーいや、玄奘三蔵もこの西門から天竺へ出発したんでしょうね・・・
ちなみに遣隋使や遣唐使などは反対側の東門から長安に出入りしてたそうです。
