2014年02月23日
超軽量ポンチョ!!!
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とーとつに超軽量ポンチョであります。
キャプテンスタッグ製で、商品名は「携帯用レインコート」となってますが・・・
超軽量なポンチョであります。
そう、袋の上にある「ヘッダーラベル」とやらを取り去ると・・・
重さは収納袋と紙製ラベルを含めて、僅か65g!!!でした。
わたくしの透湿ポンチョ「バーク」Lサイズが400gですから、その1/5もありません。
また仕舞寸法も極薄エマージェンシーシートと同じ、ほぼタバコサイズであります。
極薄のポリエチレン製ですから、もちろん透湿性や耐久性はなく、あくまで携帯用の使い切りとゆーか、
ま、同じような材質のレインコートなら100均にもあるのですが、仕舞寸法も大きく、けっこう重さもあり、
こちらより耐久性のある厚手素材なのかも知れませんが、非常用として携帯するにはちと・・・
つーことで、災害避難用のEDCを兼ねて、超小型・超軽量のポンチョがどうしても欲しかったわたくし、
今回は通販で購入しましたが、お値段は0.298k、そう、100均の3倍もする高級品だったのであります。
さらに雨具についての一考察P.S.
日本のアウトドアでは、しっかりした雨具上下は必需品と言われてますし、透湿性のあるゴアテックス上下や、
リュックのレインカバー、レインスパッツなどは常に準備しておくように書かれていることが多いのですが、
雨具については、(ある程度の経験があれば)それぞれの状況に応じて準備すればいいのであります。
たとえば、暖かい季節の低山歩きなどで、行動中にしっかりした雨具上下なんぞを着用したりすると、
どんなに透湿性のある素材でも内部はズブ濡れになってしまいますし、むしろ速乾性のTシャツと短パンに、
庇のある帽子か、状況が許せば傘をさして歩いた方がはるかに快適です。
また足回りについても、しっかりした山靴にさらにレインスパッツを装着しなければならない状況から、
短パン素足にテヴァなどのスポーツサンダル履きのほうが快適な状況まで様々です。
リュックの雨対策についても、要は中に絶対に濡らしたくないものがどんだけあるか、ということに尽きます。
そう、それらが少量で防水袋やレジ袋に入ってたら、特にレインカバーを用意する必要はありません。
逆にテント泊など濡らしたくないものが大量にある場合は、レインカバーやポンチョでリュック全体を覆うか、
大型の防水パックをリュックの中に入れておいた方が合理的です。
もちろん、寒い時期の休憩時や停滞時に身体が雨や汗で濡れてると、体力が急速に低下しますので、
できるだけ身体を乾いた状態に保つことが最重要になり、それなりの雨具や着替えも必要になりますが、
その場合も、雨や汗で身体が濡れた状態で過ごす時間や回数を、どう想定し、どう耐えるかによって、
雨具の種類や着替えの枚数が決まってきます。
極端な話、担ぐ食料や飲料があまりにも多くて着替えやしっかりした雨具はできれば持ちたくない、
でもテントサイトに着けば、乾いた衣類で夕方から翌朝まで宴会したい過ごしたい、といった場合には、
土砂降りの中、すっぽんぽんでリュック担いで、昼食時や休憩時の寒さ、あるいは他人の視線にも、
耐えることができるかどうか、と想定してみる、つーことなのでありますね。
お上品なわたくしは、さすがに3000m級の尾根筋では、短パンTシャツに軽量ポンチョを着用しましたが、
アパラチアン・トレイルなどでは、雨天時にはすっぽんぽんになるバックパッカーも多いとか・・・
まあ、我が国の山間部では、どんなに好天でも急変して雨になることも多く、また一度濡れてしまうと、
湿度が高くて乾きにくいので、(何らかの)雨具は常に持つべき、とゆー主張であれば、それは正解ですから、
以下わたくしの経験から、レベルごとの雨対策を列挙しておくと・・・
・暖かい季節の低山で雨に遭う確率の低い日帰りなら、こんなポンチョか(エマージェンシー)シートだけ
・暖かい季節の低山だけど、雨の可能性もある日帰り、あるいはクルマで行くキャンプとかなら、
それなりのポンチョと軽量傘だけ(クルマは完全防水の着替え倉庫兼シェルターになります。)
・暖かい季節で低山でも、それなりに歩く一泊以上なら、まともなポンチョとレインチャップス程度、あるいは、
ポンチョに速乾性Tシャツと短パン、軽量傘か庇のある帽子(この場合は着替えが必需品)
・それ以外の季節や森林限界以上があるなら、ゴアテックスの上下とリュックカバー、レインスパッツと着替え
とゆー感じですが、もちろん山歩きのグレードや個人の体力はそれぞれ違いますし、これはあくまで、
体力はないけど脂肪は多い人が、宴会メインで厳冬期以外の近畿の山々(の麓)に行く場合・・・
の目安ですのでご注意を!!!
ま、みなさんもゴアテックスの上下とレインカバーとスパッツを金科玉条のように持つことだけを考えず、
状況に応じた雨具の準備を一度考えてみられてはいかがでしょう。
ええ、わたくしのチョイスが参考に・・・なるかどうかは分かりませんが・・・
この記事へのコメント
まともなことを書くこともあるんだ!
びっくりした!
驚天動地や!
お褒めのお言葉をありがとうございます。
って、そこまでびっくりすることもないやないかっ!!!
わたくし、いつもみなさんのタメになる記事を目指してですね・・・ぶつぶつ・・・
あははは、たしかにそのとおり・・・
ちょっと枝にひっかかっただけでも、すぐに破れてしまいそうです。
わたくしも昔、ビニールポンチョとゆーやつを使ってましたが、テープであちこち補修してましたねえ。
まあ、まともなポンチョなら極薄ナイロンにシリコンコーティングのやつでも最低200g程度の重さになりますから、
こちらはあくまで非常用、短時間の使い切りと割り切って持ち歩いてますが、取り扱いは慎重にしないといけませんね。