2017年03月26日
2017ボルネオ紀行2
2017ボルネオ紀行の2回目であります。
今回のツアーはサバル森林保護区での現地の子どもたちとの植林・交流会、そして世界自然遺産、
グヌン・ムル国立公園での世界最大洞窟のライト照射とトレッキングがメインでした。
クチン2泊ムル2泊の日程で一日目は移動のみ、二日目の朝から植林・交流会に出発しました。
クチン市街を抜けて・・・
サバル森林保護区への途中にある、スリアンのマーケットでトイレ休憩と見学
毎回紹介してるので、今回はこれまで紹介してなかったものを中心に・・・
下に敷いてある新聞紙との比較からバナナの大きさが分かると思いますが・・・
この巨大バナナが1kgで2リンギット、約60円であります。
トマトは小さく豆は巨大ですね・・・
もちろん、いろんなファーストフードも・・・
じゅるじゅるじゅる・・・
楽しみにしていたドリアンは残念ながらシーズンが終わった直後のようでした。
ドリアンを発酵させた調味料タンポヤはあちこちに置いてましたが・・・
こちら淡水魚のぶつ切り・・・
こちらニシキヘビのぶつ切り・・・
ぶつ切りになっても、くねくねしてましたが・・・新鮮ですねえ・・・
こちらオオトカゲ?のぶつ切り・・・
って、こっちは丸ごとのようです・・・
こちらは豚肉売り場・・・
中華系には不可欠の食材ですが、イスラムへの配慮から別棟になっています。
そういえばドリアン最盛期には、匂いの関係からか特設屋台で売ってましたね・・・
市場を歩けば、その国(地方)が分かるといわれますが、まさにそのとおり。
で、戦時中に旧日本軍が測量して戦後にイギリス軍が建設したスリアンからの道路をひたすら走って、
ようやくサバル森林保護区の今回の植林現場に到着・・・
隊長さん(の隣の森林局担当者)の指示で、隊員の若者たちからお揃いTシャツを受け取り、
日本で準備して行った英語とカタカナ表記の名札をつけてもらい・・・
まずは全員で記念撮影・・・
今回は隊員16名、地元テラグス小学校の5年生6年生を中心に現地の子どもたち35名、
サラワク州森林局の人たちや先生、父兄も一緒になっての植林であります。
今回は1.8haにエンカバン(沙羅の樹)とカポール(龍脳樹)をあわせて600本、植林しましたが、
N.GKSとしては、ここサバル森林保護区では11年間に計8回で合計6,600本、もともと熱帯雨林に
生えていた様々な有用樹の苗木を、子どもたちと一緒に植えてきました。
一列20本ほどの苗木を、隊員1人に2~3人の子どもたちが付いて一緒に植えていきます。
今回、わたくしと一緒に植林してくれたビビヤナちゃんとラブリナちゃん・・・
ビビヤナちゃんはまだ低学年だし、なにせ隊長さんの列なので・・・
付添の先生と森林局の現地スタッフ、それに森林局植林部のご代表とその息子さんまで一緒になって
植えてくれました。
しかも実際に植えるのは入口の5本ほどで、地形の険しい奥の15本は現地スタッフによって植林済み、
いやあ、今回はじつに楽ちんでしたねえ・・・
じつは下草を刈って穴を掘り、ここまで準備するのが大変で、10日ほど前から森林局スタッフが
毎日作業を続け、スコール除けのタープなんぞも設営してくれてたのでありますね。
ちなみにこちらはwingさんの列・・・
暑さと険しい地形で、けっこうへろへろになってたようです・・・あははは
さらにちなみに、全員が着ているDO YOU KYOTO?(京都してる?=環境にいいことしてる?の意味で
2005年のCOP3京都議定書締結を機に京都から世界に向けて発信中のキーワード)のTシャツは、
切り絵作家で前回隊長のT富さんが祇園祭の山鉾と大樹をモチーフにデザインされたものです。
森林保護区とはいっても超高木や高木は一本もない二次林で、ここにエンガバンやカポールなどを
植えて熱帯雨林を再生、アグロフォレストリー(混農林業)によって現地イバン族の人たちが将来豊かに
暮らして行けるように、というのがサラワク州森林局の試みで、我々もそのお手伝いなんですが、
特に現地の子どもたちと一緒に植える、というのが我々の隊の特徴、子どもたちが大きくなって
熱帯雨林の恩恵を受けたとき、かならず木を植え育てることの大事さを、その子どもたちにも
伝えてくれるはず、と信じて活動しています。
で、いったん子どもたちとは現場でお別れ・・・
森林局のサバル事務所で再合流して・・・
一緒に植林した組ごとに分かれて待ちに待ったお弁当タイムであります・・・
いろいろとお話ししたかったのですが、マレー語ができないのでジェスチャーまじりの英語のみ、
他の隊員のみなさんも、なかなか会話ができずに残念そうでした。もう少し覚えておけばよかった・・・
で、食後には森林局ご代表から植林証明書をいただいたり・・・
って、wingさん、いつの間にか日本のお祭りスタイルになってますね・・・
こちらからサバル事務所やテラグス小学校などに感謝状と記念品を贈呈してセレモニーは終了。
いよいよ子どもたちとの交流会であります。
まずはドラえもんの中から出てきた巻紙のメッセージ・・・
マレー語で「みんなで一緒に遊ぼうね」と書いたもので、子どもたちは大声で読んでくれました。
ドラえもんの福笑い、日本で生まれたパネルシアター、いろんなゲームを一緒に楽しみ、
最後に子どもたち一人一人に手作りのポーチやカードなどをプレゼント・・・
子どもたちからはお礼に歌のプレゼントがあり・・・
最後はみんなで輪になって「幸せなら手を叩こう」でハイタッチしてお別れしました。
ティリマカシー!!!(ありがとう!!!) ジュンパラギ!!!(また会おうね!!!)
いつの日か、あなたたちも森も大きく成長したとき、
子どもの頃にみんなで楽しく植えたことを思い出してねっ!!!
現地旅行社のN嶋さんが言ってくれたのですが、植林ボランティアがサラワクに来ることはあっても、
子どもたちと一緒に植えることは稀で、未来のことを考えると、やはり子どもたちに伝えることが大事、
我々の活動はとても貴重とのことでした。身に余るお言葉でしたが、うれしかったですね。
で、クチンに帰る道すがら・・・
クチン中心部でのお祭りに向かう人々を載せたデコトラ・・・
ちなみに左がマレーシア国旗、右がサラワク州旗でサバ州でも国旗と州旗は常に同列でしたね。
やはり独立性が強いんですね・・・
ホテルに戻りシャワーを浴びて部屋の窓から見ると・・・
このあたりはお祭り一色でした。
で、夕食会場へ隊員の一部はバンで移動しましたが残りは徒歩で移動、結局、徒歩では10分でしたが、
バンはお祭りの大渋滞に巻き込まれたようで40分以上かかってました。
なんとか全員いつもの屋上シーフードレストランに到着・・・
スコールが近づいていたので、今回はタープ下の席であります。
こちらが・・・
飲んだくれ隊員たちのテーブル・・・
いっぽうこちらは・・・
健全な未成年隊員たちのテーブル・・・って、まさかビールなんぞを飲んでなかったろうな・・・
とまあ・・・
いったん宴がはじまると、あとはもう、何が何だか・・・あははは
で、すっかり出来上がり、すっかり暗くなった街に出てみると・・・
まさにお祭りパレードの真っ最中でした・・・
ま、飲んだくれ連中は・・・
隊長室で延々とお祭り気分で飲み続けた次第・・・ひっく
で、二日酔いのアタマを抱えつつ、翌日はいよいよムルへ・・・
(以下次号)
今回のツアーはサバル森林保護区での現地の子どもたちとの植林・交流会、そして世界自然遺産、
グヌン・ムル国立公園での世界最大洞窟のライト照射とトレッキングがメインでした。
クチン2泊ムル2泊の日程で一日目は移動のみ、二日目の朝から植林・交流会に出発しました。
クチン市街を抜けて・・・
サバル森林保護区への途中にある、スリアンのマーケットでトイレ休憩と見学
毎回紹介してるので、今回はこれまで紹介してなかったものを中心に・・・
下に敷いてある新聞紙との比較からバナナの大きさが分かると思いますが・・・
この巨大バナナが1kgで2リンギット、約60円であります。
トマトは小さく豆は巨大ですね・・・
もちろん、いろんなファーストフードも・・・
じゅるじゅるじゅる・・・
楽しみにしていたドリアンは残念ながらシーズンが終わった直後のようでした。
ドリアンを発酵させた調味料タンポヤはあちこちに置いてましたが・・・
こちら淡水魚のぶつ切り・・・
こちらニシキヘビのぶつ切り・・・
ぶつ切りになっても、くねくねしてましたが・・・新鮮ですねえ・・・
こちらオオトカゲ?のぶつ切り・・・
って、こっちは丸ごとのようです・・・
こちらは豚肉売り場・・・
中華系には不可欠の食材ですが、イスラムへの配慮から別棟になっています。
そういえばドリアン最盛期には、匂いの関係からか特設屋台で売ってましたね・・・
市場を歩けば、その国(地方)が分かるといわれますが、まさにそのとおり。
で、戦時中に旧日本軍が測量して戦後にイギリス軍が建設したスリアンからの道路をひたすら走って、
ようやくサバル森林保護区の今回の植林現場に到着・・・
隊長さん(の隣の森林局担当者)の指示で、隊員の若者たちからお揃いTシャツを受け取り、
日本で準備して行った英語とカタカナ表記の名札をつけてもらい・・・
まずは全員で記念撮影・・・
今回は隊員16名、地元テラグス小学校の5年生6年生を中心に現地の子どもたち35名、
サラワク州森林局の人たちや先生、父兄も一緒になっての植林であります。
今回は1.8haにエンカバン(沙羅の樹)とカポール(龍脳樹)をあわせて600本、植林しましたが、
N.GKSとしては、ここサバル森林保護区では11年間に計8回で合計6,600本、もともと熱帯雨林に
生えていた様々な有用樹の苗木を、子どもたちと一緒に植えてきました。
一列20本ほどの苗木を、隊員1人に2~3人の子どもたちが付いて一緒に植えていきます。
今回、わたくしと一緒に植林してくれたビビヤナちゃんとラブリナちゃん・・・
ビビヤナちゃんはまだ低学年だし、なにせ隊長さんの列なので・・・
付添の先生と森林局の現地スタッフ、それに森林局植林部のご代表とその息子さんまで一緒になって
植えてくれました。
しかも実際に植えるのは入口の5本ほどで、地形の険しい奥の15本は現地スタッフによって植林済み、
いやあ、今回はじつに楽ちんでしたねえ・・・
じつは下草を刈って穴を掘り、ここまで準備するのが大変で、10日ほど前から森林局スタッフが
毎日作業を続け、スコール除けのタープなんぞも設営してくれてたのでありますね。
ちなみにこちらはwingさんの列・・・
暑さと険しい地形で、けっこうへろへろになってたようです・・・あははは
さらにちなみに、全員が着ているDO YOU KYOTO?(京都してる?=環境にいいことしてる?の意味で
2005年のCOP3京都議定書締結を機に京都から世界に向けて発信中のキーワード)のTシャツは、
切り絵作家で前回隊長のT富さんが祇園祭の山鉾と大樹をモチーフにデザインされたものです。
森林保護区とはいっても超高木や高木は一本もない二次林で、ここにエンガバンやカポールなどを
植えて熱帯雨林を再生、アグロフォレストリー(混農林業)によって現地イバン族の人たちが将来豊かに
暮らして行けるように、というのがサラワク州森林局の試みで、我々もそのお手伝いなんですが、
特に現地の子どもたちと一緒に植える、というのが我々の隊の特徴、子どもたちが大きくなって
熱帯雨林の恩恵を受けたとき、かならず木を植え育てることの大事さを、その子どもたちにも
伝えてくれるはず、と信じて活動しています。
で、いったん子どもたちとは現場でお別れ・・・
森林局のサバル事務所で再合流して・・・
一緒に植林した組ごとに分かれて待ちに待ったお弁当タイムであります・・・
いろいろとお話ししたかったのですが、マレー語ができないのでジェスチャーまじりの英語のみ、
他の隊員のみなさんも、なかなか会話ができずに残念そうでした。もう少し覚えておけばよかった・・・
で、食後には森林局ご代表から植林証明書をいただいたり・・・
って、wingさん、いつの間にか日本のお祭りスタイルになってますね・・・
こちらからサバル事務所やテラグス小学校などに感謝状と記念品を贈呈してセレモニーは終了。
いよいよ子どもたちとの交流会であります。
まずはドラえもんの中から出てきた巻紙のメッセージ・・・
マレー語で「みんなで一緒に遊ぼうね」と書いたもので、子どもたちは大声で読んでくれました。
ドラえもんの福笑い、日本で生まれたパネルシアター、いろんなゲームを一緒に楽しみ、
最後に子どもたち一人一人に手作りのポーチやカードなどをプレゼント・・・
子どもたちからはお礼に歌のプレゼントがあり・・・
最後はみんなで輪になって「幸せなら手を叩こう」でハイタッチしてお別れしました。
ティリマカシー!!!(ありがとう!!!) ジュンパラギ!!!(また会おうね!!!)
いつの日か、あなたたちも森も大きく成長したとき、
子どもの頃にみんなで楽しく植えたことを思い出してねっ!!!
現地旅行社のN嶋さんが言ってくれたのですが、植林ボランティアがサラワクに来ることはあっても、
子どもたちと一緒に植えることは稀で、未来のことを考えると、やはり子どもたちに伝えることが大事、
我々の活動はとても貴重とのことでした。身に余るお言葉でしたが、うれしかったですね。
で、クチンに帰る道すがら・・・
クチン中心部でのお祭りに向かう人々を載せたデコトラ・・・
ちなみに左がマレーシア国旗、右がサラワク州旗でサバ州でも国旗と州旗は常に同列でしたね。
やはり独立性が強いんですね・・・
ホテルに戻りシャワーを浴びて部屋の窓から見ると・・・
このあたりはお祭り一色でした。
で、夕食会場へ隊員の一部はバンで移動しましたが残りは徒歩で移動、結局、徒歩では10分でしたが、
バンはお祭りの大渋滞に巻き込まれたようで40分以上かかってました。
なんとか全員いつもの屋上シーフードレストランに到着・・・
スコールが近づいていたので、今回はタープ下の席であります。
こちらが・・・
飲んだくれ隊員たちのテーブル・・・
いっぽうこちらは・・・
健全な未成年隊員たちのテーブル・・・って、まさかビールなんぞを飲んでなかったろうな・・・
とまあ・・・
いったん宴がはじまると、あとはもう、何が何だか・・・あははは
で、すっかり出来上がり、すっかり暗くなった街に出てみると・・・
まさにお祭りパレードの真っ最中でした・・・
ま、飲んだくれ連中は・・・
隊長室で延々とお祭り気分で飲み続けた次第・・・ひっく
で、二日酔いのアタマを抱えつつ、翌日はいよいよムルへ・・・
(以下次号)