2017年08月14日
トスカーナ紀行2 アルトパーショ
トスカーナ2日目の朝であります。
部屋の窓から見た、少なくとも6年間は建築中のお隣さん・・・
・・・の右側中央、はるかに見えるのが・・・
丘のうえにあるモンテカルロの旧市街で、朝日を受けてとてもきれいでした。
で、この日の朝食であります・・・
まず卵の黄身をひたすらかき混ぜてくれて・・・
そのうえにエスプレッソ・コーヒーを注いだ・・・
エッグコーヒーと・・・
甘いクッキーやケーキとミルクでした。
昼食と夕食をたっぷり食べるし、朝はこれで充分なんですね。
で、シンプルな朝食後、クリくんから、
「今日はまず、アルトパーショの旧市街を案内しましょう。
クルマですぐだし、旧市街は狭いので、クルマを置いて歩いてまわれますよ。」
「でも、どうせなら自転車で行きたいな・・・じゅるじゅる」とわたくし・・・
「自転車で行くと帰りが少し上りになるし、上りは嫌だし・・・いっそ、歩いて行きましょうか」
とか話してると、お母さんのマルタさんが「ローマへの道」沿いに用事があるので途中まで送るから
「ローマへの道」を歩いて行けばいいと言ってくれて、便乗させてもらうことになりました。
で、古い修道院の前で降ろしてもらい・・・
「ローマへの道」をとことこ歩きます。
日本でいえば「歴史街道」といったところでしょうか、旧街道の一部に遊歩道を整備しているようです。
トスカーナでの位置関係はこんな感じ・・・
下(南)がローマ方面で、ルッカ~サン・ジミニャーノ間にアルトパーショがあり、我々は旧街道の北から
アルトパーショの旧市街へ入ることになります。
って、ここに描かれているトスカーナの都市は殆どが世界遺産ですね・・・
アルトパーショ周辺は・・・
昔からの要衝だったようで、どこも城砦だらけだったようです・・・
とか、のんびり歩いてると・・・
用事を済ませたマルタさんのクルマが追い越して行きました。
ローリスさん一家は現在3人家族ですがマイカーは一人一台、これは日本の郊外と同じですね。
三人ともフィアットの小型車でしたが、動物クリニックの業務用は救急機材を積んだ大型バンでした。
市街地に入ると・・・
「スクールゾーン」の表示があり・・・
クリくんやアレくんが通った小学校を過ぎると・・・
モンテカルロ(コムーネ)からアルトパーショ(コムーネ)になります。
しばらくは閑静な住宅街が続き・・・
アルトパーショ駅に近い踏切を渡ると、旧市街方面へ・・・
って、「踏切」とわかる遮断機や警報器といったものは見当たりませんでしたが・・・
ちなみに街乗り用の自転車は、画像のようなマウンテンバイク系のクロスバイクが殆どでした。
旧市街は石畳ですし新市街もけっこう路面が荒れてたので太めのタイヤは不可欠なんでしょうね。
さらにショックの付いたものも多く、老若男女を問わず日本の「ママチャリ」タイプは皆無でした。
旧市街が見えてきました。
ちょうど、この土日は・・・
アルトパーショの「中世まつり」があり、広場には中世のテントがいっぱいでした。
このあたりのテントとタープはやや近代風ですが・・・
それらしい人たちもいっぱい・・・でも完全武装したら、めっちゃ暑いでしょうね・・・
投石器なんかも準備されてました。
この広場で模擬戦をやるんでしょうが、残念ながらイベント開始時間には早すぎました。
城門から、いよいよ旧市街に入ります。
中心部はあちこちが・・・
広場になってて、ここでも「中世まつり」のイベントがあるようです。
四方八方に門や通路があり、別の広場や新市街へ抜けられます。
ローマへの道だけでなく、フィレンツェへの旧街道沿いも・・・
この辺りは地形的にも交通の要衝で、まさに城砦だらけだったんですね・・・
ま、せっかくなので・・・
さらにせっかくなので・・・
石畳を押してたレトロなクロスバイクとも・・・
で、こちらが・・・
クリくんが教えているピアノ教室・・・
彼はピアニストでバイオリンとチェロもやってて、子ども向け個人レッスンもやってるのですが、
サマーバカンス中は教室がお休みだし、個人レッスンも家族旅行中が多いので時間的余裕があり、
ずっと我々に付き合ってくれてた次第。
ちなみに従兄のアレくんは、学校で子どもたちの悩みの相談とかをやってる臨床心理士なので、
やはり夏休み中は時間的余裕があり、我々に付き合ってくれてた次第。
二人とも友人や彼女とあちこち遊びに行きたかっただろうに、本当にありがとうね!!!
と、新市街へ出ると・・・
こちらは年金生活者ペンショナートのみなさんでしょうか、朝からまったりされてました。
で、来た道とは反対側の公園に入り・・・
クリくんなじみの・・・
公園内の売店(雑誌屋さん)に立ち寄り・・・
「トスカーナ・サイクリングマップ」やイタリア版「サイクリング・マガジン」なんぞを購入・・・
って、実戦で役立つことはあるのだろうか・・・
と、さらに幹線道路方面へ・・・
左側に日本料理店がありますが、右側の「まったり組」は、先ほどより世代が若かったです。
テーブルゲームか何かに夢中になってるようでした。
と、幹線道路に出ると・・・
けっこう本格ロードバイクが走ってました。
この日はたまたま日曜日でしたが、平日でもけっこう多かったですね・・・
で、閑散としたスーパーに立ち寄り・・・
品数も少なく、閉店も近いのではといってましたが・・・
そこからほど近い・・・
巨大モールにあるスーパーへ・・・
やはりワインの品数とお値段は、日本のスーパーとは桁違いでしたねえ・・・
フルボトルのトスカーナワインが1.2ユーロぐらいからあり、高いのでも5ユーロぐらいでした。
とりあえず自分たちが飲むビールと自分たちの土産用のオリーブやパスタなどを大量に購入・・・
とーぜん荷物がいっぱいになってしまい、結局・・・
ローリスさんに迎えに来てもらいました。ぺこぺこ
ちなみにこちらが・・・
「動物クリニック」のいわば救急車で、担架まで搭載してありました。
と、帰宅後は・・・
マルタさん手作りのパスタからはじまる昼食であります。じゅるじゅる
さすがにパスタにはワインということで・・・
キャンティの赤や地元モンテカルロの白なんぞをかぱかぱ・・・
その後は・・・
各種チーズとサラダでかぱかぱ・・・
恒例のフルーツやナッツでさらにかぱかぱ、ドルチェやジェラートとエスプレッソで締めました。
この後は自室で少しお昼寝したりしてまったり、さらに・・・
軒先でまったりしたりして、少し涼しくなってからモンテカルロの旧市街へ出かけました。
(次号に続きます。)
部屋の窓から見た、少なくとも6年間は建築中のお隣さん・・・
・・・の右側中央、はるかに見えるのが・・・
丘のうえにあるモンテカルロの旧市街で、朝日を受けてとてもきれいでした。
で、この日の朝食であります・・・
まず卵の黄身をひたすらかき混ぜてくれて・・・
そのうえにエスプレッソ・コーヒーを注いだ・・・
エッグコーヒーと・・・
甘いクッキーやケーキとミルクでした。
昼食と夕食をたっぷり食べるし、朝はこれで充分なんですね。
で、シンプルな朝食後、クリくんから、
「今日はまず、アルトパーショの旧市街を案内しましょう。
クルマですぐだし、旧市街は狭いので、クルマを置いて歩いてまわれますよ。」
「でも、どうせなら自転車で行きたいな・・・じゅるじゅる」とわたくし・・・
「自転車で行くと帰りが少し上りになるし、上りは嫌だし・・・いっそ、歩いて行きましょうか」
とか話してると、お母さんのマルタさんが「ローマへの道」沿いに用事があるので途中まで送るから
「ローマへの道」を歩いて行けばいいと言ってくれて、便乗させてもらうことになりました。
で、古い修道院の前で降ろしてもらい・・・
「ローマへの道」をとことこ歩きます。
日本でいえば「歴史街道」といったところでしょうか、旧街道の一部に遊歩道を整備しているようです。
トスカーナでの位置関係はこんな感じ・・・
下(南)がローマ方面で、ルッカ~サン・ジミニャーノ間にアルトパーショがあり、我々は旧街道の北から
アルトパーショの旧市街へ入ることになります。
って、ここに描かれているトスカーナの都市は殆どが世界遺産ですね・・・
アルトパーショ周辺は・・・
昔からの要衝だったようで、どこも城砦だらけだったようです・・・
とか、のんびり歩いてると・・・
用事を済ませたマルタさんのクルマが追い越して行きました。
ローリスさん一家は現在3人家族ですがマイカーは一人一台、これは日本の郊外と同じですね。
三人ともフィアットの小型車でしたが、動物クリニックの業務用は救急機材を積んだ大型バンでした。
市街地に入ると・・・
「スクールゾーン」の表示があり・・・
クリくんやアレくんが通った小学校を過ぎると・・・
モンテカルロ(コムーネ)からアルトパーショ(コムーネ)になります。
しばらくは閑静な住宅街が続き・・・
アルトパーショ駅に近い踏切を渡ると、旧市街方面へ・・・
って、「踏切」とわかる遮断機や警報器といったものは見当たりませんでしたが・・・
ちなみに街乗り用の自転車は、画像のようなマウンテンバイク系のクロスバイクが殆どでした。
旧市街は石畳ですし新市街もけっこう路面が荒れてたので太めのタイヤは不可欠なんでしょうね。
さらにショックの付いたものも多く、老若男女を問わず日本の「ママチャリ」タイプは皆無でした。
旧市街が見えてきました。
ちょうど、この土日は・・・
アルトパーショの「中世まつり」があり、広場には中世のテントがいっぱいでした。
このあたりのテントとタープはやや近代風ですが・・・
それらしい人たちもいっぱい・・・でも完全武装したら、めっちゃ暑いでしょうね・・・
投石器なんかも準備されてました。
この広場で模擬戦をやるんでしょうが、残念ながらイベント開始時間には早すぎました。
城門から、いよいよ旧市街に入ります。
中心部はあちこちが・・・
広場になってて、ここでも「中世まつり」のイベントがあるようです。
四方八方に門や通路があり、別の広場や新市街へ抜けられます。
ローマへの道だけでなく、フィレンツェへの旧街道沿いも・・・
この辺りは地形的にも交通の要衝で、まさに城砦だらけだったんですね・・・
ま、せっかくなので・・・
さらにせっかくなので・・・
石畳を押してたレトロなクロスバイクとも・・・
で、こちらが・・・
クリくんが教えているピアノ教室・・・
彼はピアニストでバイオリンとチェロもやってて、子ども向け個人レッスンもやってるのですが、
サマーバカンス中は教室がお休みだし、個人レッスンも家族旅行中が多いので時間的余裕があり、
ずっと我々に付き合ってくれてた次第。
ちなみに従兄のアレくんは、学校で子どもたちの悩みの相談とかをやってる臨床心理士なので、
やはり夏休み中は時間的余裕があり、我々に付き合ってくれてた次第。
二人とも友人や彼女とあちこち遊びに行きたかっただろうに、本当にありがとうね!!!
と、新市街へ出ると・・・
こちらは年金生活者ペンショナートのみなさんでしょうか、朝からまったりされてました。
で、来た道とは反対側の公園に入り・・・
クリくんなじみの・・・
公園内の売店(雑誌屋さん)に立ち寄り・・・
「トスカーナ・サイクリングマップ」やイタリア版「サイクリング・マガジン」なんぞを購入・・・
って、実戦で役立つことはあるのだろうか・・・
と、さらに幹線道路方面へ・・・
左側に日本料理店がありますが、右側の「まったり組」は、先ほどより世代が若かったです。
テーブルゲームか何かに夢中になってるようでした。
と、幹線道路に出ると・・・
けっこう本格ロードバイクが走ってました。
この日はたまたま日曜日でしたが、平日でもけっこう多かったですね・・・
で、閑散としたスーパーに立ち寄り・・・
品数も少なく、閉店も近いのではといってましたが・・・
そこからほど近い・・・
巨大モールにあるスーパーへ・・・
やはりワインの品数とお値段は、日本のスーパーとは桁違いでしたねえ・・・
フルボトルのトスカーナワインが1.2ユーロぐらいからあり、高いのでも5ユーロぐらいでした。
とりあえず自分たちが飲むビールと自分たちの土産用のオリーブやパスタなどを大量に購入・・・
とーぜん荷物がいっぱいになってしまい、結局・・・
ローリスさんに迎えに来てもらいました。ぺこぺこ
ちなみにこちらが・・・
「動物クリニック」のいわば救急車で、担架まで搭載してありました。
と、帰宅後は・・・
マルタさん手作りのパスタからはじまる昼食であります。じゅるじゅる
さすがにパスタにはワインということで・・・
キャンティの赤や地元モンテカルロの白なんぞをかぱかぱ・・・
その後は・・・
各種チーズとサラダでかぱかぱ・・・
恒例のフルーツやナッツでさらにかぱかぱ、ドルチェやジェラートとエスプレッソで締めました。
この後は自室で少しお昼寝したりしてまったり、さらに・・・
軒先でまったりしたりして、少し涼しくなってからモンテカルロの旧市街へ出かけました。
(次号に続きます。)