2017年09月01日
トスカーナ紀行15 和食?で利き酒?
(期間限定のお知らせ)
①2017秋の熊野キャンプへのお誘い記事はこちらです。
②日程が重なりますが2017年10月7日に「世界水フォーラムの展望と課題」講演会があります。
ピサからシモーナさんマウロさんのお宿へ、そして帰宅後はバッキーニバイクへポタリングして・・・
この日の夕食は・・・なんと、和食で利き酒???
そう、トスカーナ伝統の家庭料理をいただいてるので、わたくしもアレくんクリくんと三人で・・・
日本の伝統家庭料理を作ってみました・・・
ちなみにこちらはアレくん家のキッチンで、今回わたくしは調理に専念?してましたので、
今回記事の画像はうちの奥様が撮ったものばかりです。
じゃーん
そう、日本の家庭、特に大阪の家庭では伝統的なスープパスタであります。がははは
まずは・・・
生卵を食べる習慣がないので、上に載せる卵をいったん加熱することにしました。
アレくんご自慢の電子レンジ用ボイルドエッグ器で・・・
「半熟状態になればいいので、よろしくお願いします。」
「半熟状態になる加熱時間がわかりません。」
「まあ、いろいろと試してみて・・・」
「35、36・・・」 ぼんっ!!!
ま、爆発してしまった卵は・・・
アレくんに食べてもらうとして・・・
ちなみにチキンラーメンのダブルエッグポケットには、二人ともさすが日本と感心してました。
「16、17・・・」って、わたくしの時計をレンジ前に置いたんだから、測ればいいものを・・・
と、ようやくみなさんにサーブして・・・
ブラックペッパーをたっぷりかけます・・・ま、これはわたくしの好みですが・・・
「お箸はこのように持ちます。」と、ひととおり説明したのですが・・・
日本通のクリくんは「マイ箸」を持ってますし、ローリスさんやマルタさんも上手に持ってました。
ま、アレくんだけは、少しなじめないようでしたが・・・
「それでは今から、正しいニッポンのスープパスタの食べ方をお見せます。
イタリアとは逆で、大きく音を立て、ノイジーに一気にすすり込むのがポイントです。」
「ふっ、ふっ、で、一気に・・・ずるずるずるっ・・・」
「あははは、そんなにノイジーに食べるのは、できないなあ・・・」
「このほうがずっとおいしいですよ、もちろんヌードル以外でやってはいけませんが。」
とか、解説しながら食べてたのですが、ずっとお箸にチャレンジしてて・・・
「あははは、正しく持つのはあきらめました。」という人がいました。
「こうやって・・・」
「ありゃ、いっぺんについてきたな・・・」
「このぐらいかな・・・」
「ちゅるちゅるちゅる・・・」
「ま、お好きなように・・・」
と、日本の伝統的なアンティパスト・パスタ?を食べていただきました。
って、飲んだ後にラーメン!!!というのが日本の習慣なのですが、ま、ここはイタリア風に・・・
次は、やはり日本伝統の利き酒会であります!!!
持参したのは日本酒が5種類に梅酒、ぐい吞み3個セットを2組、冷酒グラスなど・・・
それと・・・
日本の高級おつまみ各種・・・
で、「まあまあまあ、こぽこぽこぽ・・・」
「おっとっと、もうけっこう・・・」と、このあたりは日本と同じですね・・・
「左の甘口からテイスティングしていって下さい。右のが一番辛口になります。」
「こちらが濁り酒といって日本酒の原型です。とくとくとく」
「ううっ、確かに濁ってて気持ち悪いな・・・」
と、アレくんクリくんにも冷酒グラスでテイスティングしてもらいました。
イタリアでも日本酒は日本料理店などで徐々に知られるようになってるそうですが、さすがに
「利き酒」というのは、はじめての体験だったようです。
でも、そこはワインにうるさいお国柄、しかもトスカーナワインの本場ですから、みなさん味や香り、
口当たりの違いなどを充分に理解されたようで・・・
「この中では、これが一番わたしの好みだったな・・・」とローリスさん。
彼が選んだのは京都・城陽酒造の「たれくち酒」で、最も芳醇な無濾過の生原酒・・・さすがです!!!
で、この後も「まあまあ・・・もう一杯・・・」とかやって、すっかり出来上がり・・・
彼のもう一本のお気に入りブラックニッカ・ディープブレンドと記念撮影・・・
いやあ、違いのわかる人がいてくれて、持参した甲斐がありました。
今回、本来なら和食の基本調味料を持参して、すき焼きとか天ぷらとかざる蕎麦とか寿司とかを
作ろうかとも相談してたのですが、現地でどんな食材が入手できるかわからなかったし、やはり
本格的に調理するなら、それなりの調理器具や器も要るし、それに好みもわからないし・・・
と断念したのですが、せめて日本酒に合うレトルトやフリーズドライになった和食お惣菜などを、
少しでも持って行けばよかったと後悔しています。
まあ、彼らが来日した際には、たっぷりと味わってもらうことにしましょう!!! 納豆とか・・・
(次号に続きます。)
①2017秋の熊野キャンプへのお誘い記事はこちらです。
②日程が重なりますが2017年10月7日に「世界水フォーラムの展望と課題」講演会があります。
ピサからシモーナさんマウロさんのお宿へ、そして帰宅後はバッキーニバイクへポタリングして・・・
この日の夕食は・・・なんと、和食で利き酒???
そう、トスカーナ伝統の家庭料理をいただいてるので、わたくしもアレくんクリくんと三人で・・・
日本の伝統家庭料理を作ってみました・・・
ちなみにこちらはアレくん家のキッチンで、今回わたくしは調理に専念?してましたので、
今回記事の画像はうちの奥様が撮ったものばかりです。
じゃーん
そう、日本の家庭、特に大阪の家庭では伝統的なスープパスタであります。がははは
まずは・・・
生卵を食べる習慣がないので、上に載せる卵をいったん加熱することにしました。
アレくんご自慢の電子レンジ用ボイルドエッグ器で・・・
「半熟状態になればいいので、よろしくお願いします。」
「半熟状態になる加熱時間がわかりません。」
「まあ、いろいろと試してみて・・・」
「35、36・・・」 ぼんっ!!!
ま、爆発してしまった卵は・・・
アレくんに食べてもらうとして・・・
ちなみにチキンラーメンのダブルエッグポケットには、二人ともさすが日本と感心してました。
「16、17・・・」って、わたくしの時計をレンジ前に置いたんだから、測ればいいものを・・・
と、ようやくみなさんにサーブして・・・
ブラックペッパーをたっぷりかけます・・・ま、これはわたくしの好みですが・・・
「お箸はこのように持ちます。」と、ひととおり説明したのですが・・・
日本通のクリくんは「マイ箸」を持ってますし、ローリスさんやマルタさんも上手に持ってました。
ま、アレくんだけは、少しなじめないようでしたが・・・
「それでは今から、正しいニッポンのスープパスタの食べ方をお見せます。
イタリアとは逆で、大きく音を立て、ノイジーに一気にすすり込むのがポイントです。」
「ふっ、ふっ、で、一気に・・・ずるずるずるっ・・・」
「あははは、そんなにノイジーに食べるのは、できないなあ・・・」
「このほうがずっとおいしいですよ、もちろんヌードル以外でやってはいけませんが。」
とか、解説しながら食べてたのですが、ずっとお箸にチャレンジしてて・・・
「あははは、正しく持つのはあきらめました。」という人がいました。
「こうやって・・・」
「ありゃ、いっぺんについてきたな・・・」
「このぐらいかな・・・」
「ちゅるちゅるちゅる・・・」
「ま、お好きなように・・・」
と、日本の伝統的なアンティパスト・パスタ?を食べていただきました。
って、飲んだ後にラーメン!!!というのが日本の習慣なのですが、ま、ここはイタリア風に・・・
次は、やはり日本伝統の利き酒会であります!!!
持参したのは日本酒が5種類に梅酒、ぐい吞み3個セットを2組、冷酒グラスなど・・・
それと・・・
日本の
で、「まあまあまあ、こぽこぽこぽ・・・」
「おっとっと、もうけっこう・・・」と、このあたりは日本と同じですね・・・
「左の甘口からテイスティングしていって下さい。右のが一番辛口になります。」
「こちらが濁り酒といって日本酒の原型です。とくとくとく」
「ううっ、確かに濁ってて気持ち悪いな・・・」
と、アレくんクリくんにも冷酒グラスでテイスティングしてもらいました。
イタリアでも日本酒は日本料理店などで徐々に知られるようになってるそうですが、さすがに
「利き酒」というのは、はじめての体験だったようです。
でも、そこはワインにうるさいお国柄、しかもトスカーナワインの本場ですから、みなさん味や香り、
口当たりの違いなどを充分に理解されたようで・・・
「この中では、これが一番わたしの好みだったな・・・」とローリスさん。
彼が選んだのは京都・城陽酒造の「たれくち酒」で、最も芳醇な無濾過の生原酒・・・さすがです!!!
で、この後も「まあまあ・・・もう一杯・・・」とかやって、すっかり出来上がり・・・
彼のもう一本のお気に入りブラックニッカ・ディープブレンドと記念撮影・・・
いやあ、違いのわかる人がいてくれて、持参した甲斐がありました。
今回、本来なら和食の基本調味料を持参して、すき焼きとか天ぷらとかざる蕎麦とか寿司とかを
作ろうかとも相談してたのですが、現地でどんな食材が入手できるかわからなかったし、やはり
本格的に調理するなら、それなりの調理器具や器も要るし、それに好みもわからないし・・・
と断念したのですが、せめて日本酒に合うレトルトやフリーズドライになった和食お惣菜などを、
少しでも持って行けばよかったと後悔しています。
まあ、彼らが来日した際には、たっぷりと味わってもらうことにしましょう!!! 納豆とか・・・
(次号に続きます。)
この記事へのコメント
1. Posted by donchan 2017年09月02日 09:15
さすが日本の正統派和食の実力!
2. Posted by 98k 2017年09月02日 10:00
donchanさん
コメントありがとうございます。
そりゃあ、チキンラーメンを食べてから日本酒に柿の種、というのが日本の伝統文化・・・
だったのだろうか・・・
コメントありがとうございます。
そりゃあ、チキンラーメンを食べてから日本酒に柿の種、というのが日本の伝統文化・・・
だったのだろうか・・・