2019年11月09日
チーム・フラッシュ光・下見ツアー報告5
ボルネオ下見ツアー報告の5回目であります。
クバ国立公園の第一夜「ジャングル照射ツアー!!!」で、いろんな出会いを体験した御一行、
気持ちのいい公園内コテージで飲み過ぎて爽やかに就寝・・・二日酔いの爽やかな朝を迎えました。げふっ
さっそく、この日の朝食であります。
まずはカレー味やシーフード味のカップ・ミー・・・飲んだ翌朝は汁気ですねえ・・・ひっく
ま、わたくしは・・・
さらに爽やかなラクサ味を選択しました。ほどよい酸味が飲み過ぎにはぴったり・・・
熱々のトーストにはココナッツ・スプレッドやアヤン・ペーストをつけて・・・もぐもぐもぐ
日本から持参したパック・コーヒーなんぞで、ようやく素面になって・・・
この日は朝から・・・
ピークへの登頂を含む周遊トレッキング・コースへ・・・まっ、待ってくれい・・・ひいひい
ま、ルート上には・・・
板根を持つ巨大なフタバガキ科の木なんぞも生い茂り・・・
なかなかの雰囲気・・・だったのですが・・・
少し高度を稼いだ小さなピークあたりで、わたくしの右脚はすでにへろへろ・・・
これ以上遅れて迷惑をかけるわけにはいかないし(コテージ冷蔵庫のビールが残り少なかったので
一足先に帰って独り占めしたかったし)、先導するN嶋さんに恐る恐る訊いてみました。
「そうですね、まだ大きなピークへの上りの1/3ぐらいでしょうか、その後もアップダウンがあるので、
ここは無理せず98kさんだけでも引き返されてはいかがでしょう。」とのことでした。
「では、皆さんの足手まといにならぬよう、ここから引き返して朝からビール静養することにします。」
とかいってると、とーとつにY原さんからも、
「それなら、わしも朝からビール98kさん一人では心配なので付き添って下山します。」との申し出が・・・
いやあ、じつに頼もしい申し出をいただき有難かったですね。二人で飲めるし・・・
で、この小さなピークにはベンチがあって、向かいのベンチには・・・
ご夫婦でしょうか、まったりと休憩されてる二人連れがおられました。
訊けばクチン警察のポリスマンだそうで、わたくしのグローに興味津々、日本からサラワクには
植林ボランティアで何度か来てるけど、今回はハンド・トーチで遊びに来てますとか、日本には
行きたいけど物価が高いらしいのでとか、けっこう長い間、おしゃべりをしてました。
ちなみに彼らも公園内のロッジに泊まってトレッキングを楽しんでおられるとのことでした。
せっかくなのでY原さんに頼んで記念写真・・・
よく似た体型でよく似たTシャツ着てたし、腰に下げたサバイバルナイフが素敵でした。
ちなみに足回りはロングスパッツを履いて、二人とも完全装備ですね。
と、さらにおしゃべりしてから一足お先にY原さんと下山、コテージで冷水シャワーを浴びて着替え、
残り少ないビールを二人で飲みはじめた頃にスコールが降りはじめました。
「わははは、これも二人の日頃の行いのお陰ですな、ぐびぐび・・・」とかやってると、やがて、
けっこう濡れた様子の5人が無事に帰ってきました。
「ちょうど稜線あたりからスコールに遭いました。でも稜線からの眺めは抜群でしたよ。」
と、彼らも冷水シャワーを浴びて着替えたり、残りのビールを飲み干したりして、全員で昼食へ・・・
この日の昼食はN嶋さんがインド系のお店に連れて行ってくれて・・・
カレー炊き込みご飯に、どかっ!!!とカリカリのチキン、別皿にはカレールウとピクルス・・・
さらに・・・
こちらはナンではなく無発酵のロティだそうで、お味も日本で食べるインドカリーとは異なり、
インド系マレーシア人のお味、といったところでしょうか、独特で美味しかったです。
ところで・・・
こちらのドリンクも美味しかったけど、何のドリンクだったっけ?
と、昼食後はコテージに戻り、午後はナガレガエルさんの観察ポイントへ・・・
そう、ダンスをするカエルとしてTVでも紹介され有名になったそうです。
皆さんは流れの左岸で待機・・・
約1名、昨夜の長時間しゃがみ込み姿勢に懲りて、椅子と一脚持参の方もおられましたが・・・
左岸で上記画像を撮ってたS田さん、一人右岸で待機している・・・
わたくしのほうへ・・・
来られました・・・
で・・・
二人で右岸のナガレガエルさんを観察してたのですが、こちらでは踊ってくれませんでした。
せっかくなので、左岸でwingさんが撮影した決定的瞬間を・・・
あはは、確かに両脚をぴこぴこさせて踊ってますね。
いっぽう、こちらはH田さん手持ち撮影による別の決定的瞬間・・・
こちらも右脚がぴこぴこしてるのがわかりますね。
メスやライバルのオスにアピールするためのダンスだそうですが、メスにアピールするつもりはないのに、
わたくしも右脚がぴくぴくしてきたのでY原さんS田さんと3人、撮影を続けるメンバーやN嶋さんを残して、
一足先にコテージに戻って、ビールやお昼寝でまったりしてました。
やがて粘り続けてた4人も戻って全員でまったりした後、再びクルマで公園を出て・・・
今度は中華系のお店で夕食であります。
それぞれ好みの一品をオーダーされてましたが、奥に見える「肉まん」はわたくしの追加リクエスト、
ま、わたくしには551の豚まんのほうが・・・とーぜん豚肉は入ってなかったし・・・ううっ
ちなみにわたくしは・・・
こちらの「(牛)ホルモンつけ麺」を選択しました。
いかにもスタミナつきそうだったし、あっさりしてて美味しかったです。
あまり好みではなかった肉まんと合わせて完食であります。げふっ
ところで・・・
こちらのドリンクも美味しかったけど、何のお茶だったっけ?
さらにちなみに飲み過ぎの約1名は・・・
お腹にやさしそうな中華粥を注文されてましたが・・・
「粥とゆーより雑炊やね、味も濃いし・・・」と珍しく食べ切れなかったY原さんでした・・・
と、夕食を終えて店を出ると・・・
毎度のことながら、見事な夕焼けでした・・・
右に「KFC」の看板が見えますが、そーいやケンタはあちこちで見かけましたね。
やはり「チキンorシーフード」が一般的なんでしょうね・・・
と、コテージに戻り、クバ国立公園の第二夜「ジャングル照射ツアー!!!」はコテージ周辺のルート。
すくそばに手つかずの大自然があるとゆーのは、やはり国立公園内のロッジならでは・・・
みなさん、あちこちで思い思いに夜の自然観察・・・
何かを見つけたようです・・・
3cm以上はある、巨大なアリさんでした・・・
もちろんカエルさんもいました・・・って、動物撮影の基本である瞳が・・・
こちらはイチジクの仲間だそうですが、こんな感じのは初めて見ました。
と、わたくしは夜のツアーでもY原さんらと早めにコテージに戻り、冷たいビールのあとは・・・
現地購入したポテチや日本から持ち込んだつまみなんぞで、シーバスリーガル12年(のボトルに入れた
ブラックニッカ)や赤霧・黒霧をミネラルウォーターで割ったりして、ちびちびやってたのですが、
いくら待っても残りのメンバーが戻ってきませんでした。
「うーむ、それにしても遅いな・・・ジャングルで遭難したのかな・・・」とか話してると、
ぜいぜいと息を切らしたwingさんが一人だけ戻ってきました。
「ずいぶん遅かったですね、他のメンバーは大丈夫ですか?」と問いかけると、
「いや、一人で追加のライトを取りに来ただけです。もう一度戻ります。いきいき・・・」
と、ふたたび暗闇の中に消えていきました。
別れてから残ったメンバーは周辺ルートを離れて、結局この夜も「カエル池」まで撮影に行ったようで、
全員が戻ってきたのは、まさに日付が変わる寸前でした。
ずっと元気だったI里さんでさえ玄関前の段差で最後に転倒されたようで膝が腫れあがってて、ま、
H田さんの適切な処置で翌朝には完治したようですが、まさに夜間撮影への執念ですね・・・
と、この夜も様々な出会いを体験してから飲み過ぎて爽やかに就寝・・・
翌朝は昨日同様の朝食後にまったりと荷物をパッキングしつつ、wingさんは自分の撮影データを、
研究に役立ててもらおうと、あの大学院生?に渡されてました。
で、自室でパソコンへのデータコピーを終えSDカードを返しに来られた研究者に、
「あのライトには、このホルダーも便利ですよ、それにカメラには、こんなアダプターも・・・」
と、さらに次々と追加プレゼント攻勢をかけるwingさん・・・
一番若いS田さんは大量に残った食糧なんぞを彼女のコテージまで運ぶアッシー攻勢・・・
(タイガービールの箱の中味は殆どが食料・・・そう、二晩でほぼ2ケースが空に・・・ったく・・・)
と、素敵なクバの自然とも素敵な研究者ともお別れ・・・
彼女のお見送りを受けて2泊3日お世話になったコテージを出発・・・
御一行はこの日の最初の目的地で近くにある「マタン・ワイルドライフ・センター」に向かいます。
(次回に続きます。)