2020秋(こっそりと)熊野キャンプ・後編大仏鉄道遺構めぐり!!!

2020年11月24日

大仏鉄道物語

とーとつに・・・「大仏鉄道物語」・・・であります。

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大仏鉄道研究会・著 関西印刷出版部・飛鳥書房 平成21年9月1日第二版第一刷発行



恒例により目次のみご紹介・・・

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ちなみに大仏鉄道研究会つーのは・・・

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鉄分好きの方たちの集まりのようですね。

本書によると、大仏鉄道とは明治時代の一時期に存在した関西鉄道・大仏線の通称で、
加茂駅から奈良駅まで約9km(奈良駅に乗り入れるまでは手前の大仏駅まで約8km)
の区間とのことでした。

ちなみに表紙絵の赤い蒸気機関車ですが、当時の関西では私鉄間の競争が激しかったので、
少しでも乗客の目を惹こうと、実際に関西鉄道で走ってたカラーリングだそうです。
今のラッピング列車とかと同じ発想だったんですねえ・・・

この区間は勾配が急で難所も多く平坦路線が大阪や奈良に直結されると、開業後わずか9年で
廃止され、しかも廃止時期が国有化の直前であったため、殆ど資料も残っておらず、まさに
「まぼろしの鉄道」になっていたようです。
このあたりは「まぼろしの五新線」とは対照的ですねえ・・・

で、それを僅かに残る資料や遺構、聞き取りなどから調査して、遺構の保存や観光スポット
としての活用に、研究会として取り組まれてるんですね。

ええ、これだけでもコアな廃線マニアにはたまらない路線なんでしょうねえ。
といいつつ、廃線敷(の中でも特に廃トンネルの照射)が好きなわたくしも、本書を読んで、
ともかく一度は行ってみたくなった次第。

当時の遺構もまだいくつか残ってるようで、巻末にあった遺構めぐりマップによると、
ハイキングコースとしては12kmほどのようです。

以前からネット情報とかでも興味はあったのですが、近々に史跡好きの友人たちと一緒に
歩いてみることになりました。

おそらく舗装路ばかりで輪行ポタリングでも楽しめそうですが、まずは徒歩で・・・
そう、徒歩だと駅前に着けば(自転車をたたむことなく)すぐに飲めるし・・・
それに市街地部分が多いので、途中で飲めそうな店もあるだろうだし・・・

さてさて、次回記事は廃線敷の完歩記事になるか途中挫折の飲んだくれ記事になるか・・・
みなさん、どーかお楽しみに・・・



m98k at 00:11│Comments(0) mixiチェック 書斎 | その他アウトドア

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