ゴールドスターとエビスとライトと・・・アリクイサスライアリ・・・

2021年06月11日

奇界とか廃墟とか・・・

今回は奇界とか廃墟とか・・・のご紹介であります。


まずは・・・

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「奇怪紀行」佐藤健寿著 KADOKAWA 2015年12月5日発行とゆー本であります。

ちなみに表紙カバーはミャンマーの大仏、裏表紙カバーはドイツのザウリアーパーク・・・
ま、姫路の太陽公園も、決して負けてはいないと思うけど・・・


例によって目次のみのご紹介・・・

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裏表紙カバー裏にあった著者紹介

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わたくし著者についてはTV番組クレイジージャーニーで知りました。
つい最近ダークサイドミステリーにも出演されてましたね。人体自然発火とかの解説で・・・

こちらは「奇界写真家」である著者が、季刊雑誌「怪」に連載してた紀行エッセイなどを
一冊にまとめられたそうですが、この時点ですでに80ヶ国以上(その後は120ヶ国以上)を巡り、
''奇妙なもの''ばかり撮影されてたフォトグラファーですから、その紀行文も面白かったです。

「写真家の文章なのでご容赦・・・」とか謙遜しておられましたが、淡々としててわたくし好み、
「これのここが自分には」とゆーツボが、わたくしにもハマって興味深く読めました。

もちろん挿入写真はご本人の作品なんですが紀行文の挿絵なのでモノクロで特に説明もなし、
それがかえって想像力を高めてくれました。


いっぽうこちらの本は・・・

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「世界の廃墟」佐藤健寿 監修・解説・本文 飛鳥新社 2015年2月6日第1刷発行・・・
とゆー廃墟の写真集であります。

「廃墟写真家」としても知られた方なので本人作品も入ってますが、廃墟の解説についても
古今東西の博識と経験に基づいて簡潔に書かれてあり、こちらも興味深く眺めました。

前書きから一部引用させていただくと、本書は戦争による廃墟、エネルギーと産業による廃墟、
都市と経済を巡る廃墟、自然災害による廃墟に大別してるが、すべては20世紀の廃墟で、
(以下原文)「こうして生まれた廃墟の中に、もはや瓦解した美しきローマの石柱はない。
それは昨日までそこに存在し、今日も存続していたかも知れぬ、偶有性の廃墟である。
そこにあるのは忘却された過去ではなく、むしろ私たちが廃棄した未来の一部なのだ。
だからこそ私たちは静謐な廃墟に恍惚とし、そして戦慄するのだろう。」(以下略)

でしょ、行間に廃墟への「深い愛」がにじみ出てるでしょ!!!
そう、わたくし20世紀の廃墟を眺めるのも大好きなのでありますね。
もちろん19世紀以前はるか太古の廃墟も深いジャングルも洞窟も好きですが・・・


こちらも目次のみ・・・

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中国・オルドス市の新市街「鬼城」が入ってないのが、ちと残念でしたが・・・






で、こちらが・・・

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「奇界遺産2」佐藤健寿 写真・文 エクスナレッジ 2014年3月20日初版第1刷発行・・・

そう、ベストセラーになった「奇界遺産」の続編写真集であります。


やはり目次のみ・・・

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奇界といっても様々なジャンルがあるんですねえ・・・
ちなみに070ロボットレストランの解説文のタイトルは、
「歌舞伎町のアマゾネスは電気ロボットの夢を見るか」
・・・いやあ、なかなかツボに・・・

以下は前書きの一部より
(前作の取材に4年かかったことなどはとうに忘れ、今度は半年後に続編を出す約束で・・・)
「勇んで取材に出かけた私は、密林に消えた探検家のごとく、出版社と連絡を絶ったのである。
時折、思い出したようにかかってくる催促の電話には「ミイラが消えてなくなった」とか
「部族間で戦争が起きた」という真っ当な社会人にあるまじき言い訳でかわしつつ
(いや、すべて本当なのだけど)、奇界のジャングルを抜けた時には、実に4年の月日が
過ぎていたのだった。」
(中略)
「すなわち<芸術>や<オカルト>といった、現代の社会において<余計なこと>とされるもの、
それらを生みだした呪術的想像力こそが、実は人類の進化と生存において、不可欠な<何か>
だったのではないか。
そんな大げさな、しかしあながち間違いでもなさそうな試論のもと、長い旅を続けたのである。」
(後略)

オカルトなどあまり信じないという作者が世界中(の奇妙なもの)を巡り「面白い」と思った視点で
プロのファインダーから捉えた写真作品自体も、もちろんなんですが、その視点での解説にも
けっこう深い味があって面白かった次第です。

いやあ、奇界つーのも廃墟つーのも、なかなか奥が深いんですねえ。
今の状況が落ち着いたら、わたくしも「奇界」への旅を再開したいなあ・・・
そう、熊野のライトOFF会とかボルネオの洞窟やジャングルの照射ツアーとか・・・
そこに集まるモノは「奇物」ばかりだし、集まるヒトは「奇傑」ばかりだし・・・わくわく



m98k at 16:11│Comments(0) mixiチェック 書斎 | カメラ・映像・音楽

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