今年初めてのぽたじぇ・・・ガラホからスマホに???

2022年01月22日

生命海流~GALAPAGOS~

とーとつですが・・・

生命海流~GALAPAGOS~のご紹介であります。

P1190685

著者・福岡伸一 写真・阿部雄介 朝日出版社 2021年6月12日初版第1刷発行



表紙カバー裏にあった著者紹介

P1190686

偶然ですが、ジャフメイトJAFMate2022年2・3月号の「幸せって何だろう」コラムが
著者によるもので、このガラパゴスへの旅についてでした。




例によって目次のご紹介・・・

P1190687


P1190688

虫好きが嵩じて生物学者になった「じつはひ弱なナチュラリスト」である著者が、ずっと
憧れていたダーウィンの「ビーグル号航海記」とほぼ同じルートでガラパゴス諸島を巡り、
様々な考察をするとゆー、探検記とゆーか、科学的な思索エッセイとゆーか、なんですが、
文章に味わいがあって、進化論の矛盾から編集・出版界の内情、コロナ禍前後の状況まで、
最後まで興味深く読めました。

世界の進化から孤立していることを「ガラパゴス化している」とか言うけれど、それは逆で、
ガラパゴス諸島の生き物は今も進化の最先端にあるのだ、とか、なるほどと思った部分も多く、
航海記も、生き物だけでなく島の地質的・歴史的な背景、航海中の食事からトイレまで、
狭い船内での暮らしぶりについても詳しく描かれてて興味津々でした。
やはり生き物が食べて排泄する、つーのが循環の基本なんですねえ・・・ばくばく



以下
(著作物なので問題があるようなら削除しますが)画像で2枚だけピックアップ。

まずは冒頭にあった「ナチュラリスト宣言」であります。

P1190689

おそらく学生(教え子)たちを念頭に書かれたのでしょうが、特に・・・
「今、君が好きなことがそのまま職業に通じる必要は全くないんだ」
「大切なのは、何かひとつ好きなことがあること」
「そしてその好きなことがずっと好きであり続けられること」が、
「君を(最後の最後まで)励まし続ける」つーのには、高齢者のわたくしも感銘しました。


もうひとつは「参考に」とあった、ガラパゴスへの携行品リストであります。

P1190693

いやあ、わたくしのボルネオ植林ツアー携行品リストと殆ど同じじゃないですか!!!

さすが「じつはひ弱なナチュラリスト」さんですね・・・

ちなみに著者は2019年の台湾孤島への稀少な蝶探しには、一昔前の山歩き装備で行って
疲労困憊したため、今回はモンベルなどの最新装備を整えたそうです。わかるなあ



m98k at 01:22│Comments(0) このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック 書斎 | その他アウトドア

コメントする

名前
 
  絵文字
 
 
今年初めてのぽたじぇ・・・ガラホからスマホに???