2022年07月09日
大阪マダム、後宮妃になる!
ええ今回は・・・大阪マダムが後宮妃になる!!!のでありますね・・・

著者 田井ノエル 小学館 2020年9月13日 初版第一刷発行
裏表紙カバーにあった惹句

もう少し詳しく説明させていただくと、主人公の前世は・・・
阪神タイガースが令和の日本シリーズで優勝し、最高に盛り上がってる大阪・道頓堀に飲んで
繰り出し、たまたま戎橋から投げ込まれようとしていたカーネル・サンダースを見つけて、
「あかん、それをやったら、また長い間タイガースが低迷する!!!」と何とか守ろうとして、
身代わりに溺れ死んだ、世話好き商売好きで居酒屋たこ焼きチェーンの店長をしてたけど、
これまで恋愛とは全く縁のなかった独身アラサー女子・・・
で、生まれ変わったのは・・・
大陸の凰朔(おうさく)国の豪商の娘として生まれ14歳の時に突然、前世の記憶がよみがえり、
その後は商才を発揮して活躍、一族と皇帝との関係強化のため後宮入りすることになった、
見た目は純真無垢な16歳の美少女・・・
ま、小説なのでストーリーは紹介できませんが、皇帝や他の妃など誰にでも飴ちゃんをあげて
仲良くなったり、世話好きが昂じて陰謀に巻き込まれるけど、タコパ(たこ焼きパーティー)で
解決したりと、大阪のおばちゃん(大阪マダムとゆーてんかっ!!!)の特技で大活躍するオハナシ・・・
表紙カバー裏にあった著者紹介

ヒョウ柄ファッションで派手好き世話好き、吉本新喜劇、たこ焼き、阪神タイガース好きといった、
いかにもステレオタイプの大阪のおばちゃんなんですが、中華宮廷の後宮に入った深窓の美少女とゆー
設定とのミスマッチが面白く、ともかくギャグのウケ狙いと商売繁盛とゆーコンセプトが爽やか、
主人公の大阪弁もワリと自然で、コテコテの大阪人でも気持ちよく読めました。
で、続編の「二回戦は熱闘猛虎黎明編」であります・・・

ええ、主人公がさりげにトラ柄の衣装を着てボールとバットを持ってますが・・・

こちらは小学館2021年3月10日初版第一刷発行で惹句にあるとおり、どこか言動のおかしい
新しい妃つーのが登場・・・
主人公が「阪神巨人戦は?」と訊くと、さりげに「巨人阪神戦なんて知りませんわ」と答えたり、
さりげにオレンジ色のタオルをぐるぐる回して応援したり・・・
そう、前世はちゃきちゃきの江戸っ子で、やがて中庭に造成した「甲子園球場」での対決へ・・・
それでも登場人物は(ビリケン似のボスキャラを除き)中華後宮の美少女たちがほとんどだし、
舞台設定も中華宮殿の中だけとゆーのが、やはり爆笑モノでした。
(おそらくは若い女性に向けた)ライトノベルですから、もちろん皇帝はイケメンですし、
それなりの生き方指南みたいなのもありますが、二巻まででの主人公の皇帝への想いは、
せいぜい「あの割れた腹筋に触ってみたいわぁ」という程度、まだまだラブロマンスまでは
至っていないので、今後の展開が楽しみです。

著者 田井ノエル 小学館 2020年9月13日 初版第一刷発行
裏表紙カバーにあった惹句

もう少し詳しく説明させていただくと、主人公の前世は・・・
阪神タイガースが令和の日本シリーズで優勝し、最高に盛り上がってる大阪・道頓堀に飲んで
繰り出し、たまたま戎橋から投げ込まれようとしていたカーネル・サンダースを見つけて、
「あかん、それをやったら、また長い間タイガースが低迷する!!!」と何とか守ろうとして、
身代わりに溺れ死んだ、世話好き商売好きで居酒屋たこ焼きチェーンの店長をしてたけど、
これまで恋愛とは全く縁のなかった独身アラサー女子・・・
で、生まれ変わったのは・・・
大陸の凰朔(おうさく)国の豪商の娘として生まれ14歳の時に突然、前世の記憶がよみがえり、
その後は商才を発揮して活躍、一族と皇帝との関係強化のため後宮入りすることになった、
見た目は純真無垢な16歳の美少女・・・
ま、小説なのでストーリーは紹介できませんが、皇帝や他の妃など誰にでも飴ちゃんをあげて
仲良くなったり、世話好きが昂じて陰謀に巻き込まれるけど、タコパ(たこ焼きパーティー)で
解決したりと、大阪のおばちゃん(大阪マダムとゆーてんかっ!!!)の特技で大活躍するオハナシ・・・
表紙カバー裏にあった著者紹介

ヒョウ柄ファッションで派手好き世話好き、吉本新喜劇、たこ焼き、阪神タイガース好きといった、
いかにもステレオタイプの大阪のおばちゃんなんですが、中華宮廷の後宮に入った深窓の美少女とゆー
設定とのミスマッチが面白く、ともかくギャグのウケ狙いと商売繁盛とゆーコンセプトが爽やか、
主人公の大阪弁もワリと自然で、コテコテの大阪人でも気持ちよく読めました。
で、続編の「二回戦は熱闘猛虎黎明編」であります・・・

ええ、主人公がさりげにトラ柄の衣装を着てボールとバットを持ってますが・・・


こちらは小学館2021年3月10日初版第一刷発行で惹句にあるとおり、どこか言動のおかしい
新しい妃つーのが登場・・・
主人公が「阪神巨人戦は?」と訊くと、さりげに「巨人阪神戦なんて知りませんわ」と答えたり、
さりげにオレンジ色のタオルをぐるぐる回して応援したり・・・
そう、前世はちゃきちゃきの江戸っ子で、やがて中庭に造成した「甲子園球場」での対決へ・・・
それでも登場人物は(ビリケン似のボスキャラを除き)中華後宮の美少女たちがほとんどだし、
舞台設定も中華宮殿の中だけとゆーのが、やはり爆笑モノでした。
(おそらくは若い女性に向けた)ライトノベルですから、もちろん皇帝はイケメンですし、
それなりの生き方指南みたいなのもありますが、二巻まででの主人公の皇帝への想いは、
せいぜい「あの割れた腹筋に触ってみたいわぁ」という程度、まだまだラブロマンスまでは
至っていないので、今後の展開が楽しみです。
