2022年11月09日
ヒトコブラクダ層ぜっと!!!
とーとつですが・・・
「ヒトコブラクダ層ぜっと」とゆー小説のご紹介
ま、メソポタミアつながりとゆーか、ひさしぶりに読んだ万城目学作品であります

著者紹介・発行所・発行年月日などは奥付のとおりですが、こちらの著者や原案者と
ほぼ同時期に京都で学生時代を過ごされてたんですね・・・

惹句にもありましたが、まさにローラーコースター小説で、舞台は日本からイラクへ、
現代からメソポタミア期へと、時空を超えて行ったり来たりで大いに楽しめました。
ちなみにわたくし、著者の大阪、京都、奈良が舞台の作品は殆ど読みましたが、
海外が舞台の作品を読むのは今回がはじめてでした。
で、オハナシは・・・
幼い頃、自宅を謎の隕石が直撃して両親が亡くなった、三つ子の兄弟の物語で、三人が別々の
超能力を持ってたものの、ずっと隠して暮らしてきたのが20歳の誕生日に偶然火災に出会い、
三人がそれぞれの超能力を使って他人を無事に救出したことから、それ以降は困っている人を
こっそり・ひっそりと助けるため、協力して超能力を使うようになり・・・
ただし超能力といっても大きな力ではなく「3秒ルール」という限界もあって・・・
(と、この辺りはミュータントSFのパターンですね)
やがて謎の女性が現れ三人に「ヒトコブラクダ層を見つけて欲しい」という謎の依頼をして、
「成功すれば三人の夢を叶えてあげます」と約束します
で、謎の女性の強大な権限で三人は自衛隊に入隊、PKOでイラクへ派遣されることになり・・・
(この辺りは英雄冒険譚SFの召命・旅立ち・越境ですね)
・・・と、オハナシは中東の砂漠へと展開して行きます
ちなみに長男の夢は巨大肉食恐竜の化石を日本で発見すること、
中兄の夢はメソポタミアで未発見の都市遺跡を発掘すること、
末弟の夢はズルしない本物の戦いを体験すること、
とゆー設定なので、三兄弟それぞれが恐竜・メソポタミア・戦いの面白さを語るシーンが
たっぷりとあり、さらにイラク情勢や世界情勢のシビアな現状も、民族史や文明史に関する、
仮説も含む持論展開もあって、広い分野の最新情報を分かりやすく紹介されてることからも、
著者は正統派のSF作家でもあると、あらためて感じました
と、イラクでは自衛隊、米軍、政府軍から古代戦士まで入り乱れての戦いに・・・
(こうなるとタイムスリップモノ
つーかアクションモノ
つーか戦場モノ
つーか・・・
)
舞台が沙漠なので、砂漠と礫漠の違いも水やレーションの重要性もきちんと描いてあって、
戦闘シーンではスナイパーとスポッターの連携や大口径ライフルの扱い方とかも・・・
さらに異次元空間
からフォン・デニケン以来の「古代の神々は宇宙から」説
まで出てきて、
わたくしの好きな分野を総ナメしてくれるような展開になってですね・・・
ま、これ以上書くと物語のネタバレになるので我慢しますが、ともかく・・・
恐竜とメソポタミアと戦闘に興味をお持ちの方!!!にはオススメの作品です きっぱりと
「ヒトコブラクダ層ぜっと」とゆー小説のご紹介
ま、メソポタミアつながりとゆーか、ひさしぶりに読んだ万城目学作品であります

著者紹介・発行所・発行年月日などは奥付のとおりですが、こちらの著者や原案者と
ほぼ同時期に京都で学生時代を過ごされてたんですね・・・

惹句にもありましたが、まさにローラーコースター小説で、舞台は日本からイラクへ、
現代からメソポタミア期へと、時空を超えて行ったり来たりで大いに楽しめました。
ちなみにわたくし、著者の大阪、京都、奈良が舞台の作品は殆ど読みましたが、
海外が舞台の作品を読むのは今回がはじめてでした。
で、オハナシは・・・
幼い頃、自宅を謎の隕石が直撃して両親が亡くなった、三つ子の兄弟の物語で、三人が別々の
超能力を持ってたものの、ずっと隠して暮らしてきたのが20歳の誕生日に偶然火災に出会い、
三人がそれぞれの超能力を使って他人を無事に救出したことから、それ以降は困っている人を
こっそり・ひっそりと助けるため、協力して超能力を使うようになり・・・
ただし超能力といっても大きな力ではなく「3秒ルール」という限界もあって・・・
(と、この辺りはミュータントSFのパターンですね)
やがて謎の女性が現れ三人に「ヒトコブラクダ層を見つけて欲しい」という謎の依頼をして、
「成功すれば三人の夢を叶えてあげます」と約束します
で、謎の女性の強大な権限で三人は自衛隊に入隊、PKOでイラクへ派遣されることになり・・・
(この辺りは英雄冒険譚SFの召命・旅立ち・越境ですね)
・・・と、オハナシは中東の砂漠へと展開して行きます
ちなみに長男の夢は巨大肉食恐竜の化石を日本で発見すること、
中兄の夢はメソポタミアで未発見の都市遺跡を発掘すること、
末弟の夢はズルしない本物の戦いを体験すること、
とゆー設定なので、三兄弟それぞれが恐竜・メソポタミア・戦いの面白さを語るシーンが
たっぷりとあり、さらにイラク情勢や世界情勢のシビアな現状も、民族史や文明史に関する、
仮説も含む持論展開もあって、広い分野の最新情報を分かりやすく紹介されてることからも、
著者は正統派のSF作家でもあると、あらためて感じました
と、イラクでは自衛隊、米軍、政府軍から古代戦士まで入り乱れての戦いに・・・
(こうなるとタイムスリップモノ




舞台が沙漠なので、砂漠と礫漠の違いも水やレーションの重要性もきちんと描いてあって、
戦闘シーンではスナイパーとスポッターの連携や大口径ライフルの扱い方とかも・・・

さらに異次元空間


わたくしの好きな分野を総ナメしてくれるような展開になってですね・・・

ま、これ以上書くと物語のネタバレになるので我慢しますが、ともかく・・・
恐竜とメソポタミアと戦闘に興味をお持ちの方!!!にはオススメの作品です きっぱりと