超シンプル調理で栄養がとれる食事に・・・ここまで解けた縄文・弥生という時代

2023年04月15日

世界滅亡国家史

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と、とーとつですが、

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世界滅亡国家史~消えた48か国で学ぶ世界史~とゆー本のご紹介


表紙カバー裏にあった惹句

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裏表紙カバー裏にあった著者・訳者紹介

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著者はアカデミー賞にもノミネートされたアニメ脚本家なんですね・・・



発行所・発行年月日などは奥付のとおり

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以下、例によって目次のみのご紹介・・・

なんですが、目次にそれぞれの見出しもあるので、今回はこの目次に沿って思いつくまま、
読後の感想などをメモしました


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第1部のトップが、わが愛するサラワク王国つーのは嬉しい限り・・・なんですが・・・
この著者にかかれば、アジアではじめての白きラジャ、ジェームス・ブルック王も、
三代目ヴァイナー・ブルック王もけちょんけちょんで・・・とても面白かったです

第1部では次のバイエルン王国からも同様「変人」のせいで滅亡した???とありましたが、
わたくしの知らなかった国も多く、大いに楽しめました・・・



第2部では、間違いや自称で国ができたり滅んだり・・・

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「ボンド映画に出てくる火山内部の秘密基地で悪事を企む秘密結社」のような財団が、
「道路や病院といった無駄なものに税金が使われることや、自分たちに都合の悪い法律に
従わなければならないことに不満を感じて」作ろうとした国(17べメラナ共和国)とか・・・

いかにもイギリスらしい、皮肉たっぷりの文章がいっぱいでした!!!


第3部と第4部の目次・・・

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35の台湾民主国(フォルモサ共和国)については身近なのに、あまりよく知らなかったので、
ウィキペディアでおさらいしました・・・
こちらは本書ほど面白くはないけど詳しく(まじめに)書かれてました

39のアフリカ・メリーランドの項では先住民の王が、入植者に要求したモノの一覧が載ってて、
いわば1830年代のアフリカにおける「欲しいものリスト」、個人的にとても興味深かったので
(数量を除き)メモしておきます

・ラム酒・銃・火薬・布・真鍮製のやかん・帽子・カットラス(反身の短剣)・ビーズ・鉄鍋
・鏡・赤い縁なし帽・鉄の棒・ナイフ・洗面器・タバコ・傘・パイプ・火打石・大径銅線
・スプーン・フォーク・タンブラー・ワイン・石鹸・釣り針・ブリキのバケツ・石製の水入れ
・細首の大瓶・嗅ぎタバコ入れ・ろうそく・鈴・スーツ・寝具付きベッド・三角帽・肩章・旗

そう、これらが当時の西洋文明からの「欲しいものリスト」だったんですね
逆にいえば、これら以外はアフリカ東部海岸では自給自足できていたとゆーことでしょうか
燃料や電気のない(優雅な?)サバイバル生活の参考になりそうなモノがいっぱいです


最後に滅亡国家の国旗と国歌についてのエピソードが載ってましたが、これも面白かったです
特にウィキにも載ってる台湾民主国の国旗つーのが素敵でした・・・





m98k at 21:05│Comments(0) このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック 書斎 | わからないもの

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