2023年05月09日
「まあいっか」で楽に生きる・・・
(期間限定のお知らせ)
2023フラッシュ光ボルネオツアーのご案内はこちらの記事の末尾です
まあいっか・・・
東南アジア式「まあいっか」で楽に生きる本・・・であります
裏表紙カバー
表紙カバー裏にあった惹句
東南アジアでの暮らしぶり、特に働き方については、わたくしの昨年末バンコクでの思い
と見事に一致してて、大いに納得しました
やはり日本の働き方よりマレーシアなどの働き方の方が世界標準に近いようです
裏表紙カバー裏にあった著者紹介
奥付
例によって目次のみ
以下、ランダムに読後メモから抜粋・・・
1章より
・1990年代は東南アジアの若者と話をしていても「日本で働きたい」が多かった
→2010年頃には「日本に行くのは好きだけど日本で働くのは嫌」になってきた・・・
・GDPや安全度、健康寿命などを考慮に入れない幸福度調査が海外に住む自分の実感に近い
・2021年秋に行われたマレーシア統計局の「幸福度調査」(11州42246人)
→パンデミックや経済危機にもかかわらず全体的に幸福を感じていた
→日本より不平等なのに階層、民族、年齢層、性別、学歴、婚姻状況で有意なギャップがない
・英国バーキー財団の2017年の若者調査で1位だったインドネシアは幸福度が90%
→先進国より発展途上国の若者の方が幸福度は高い
→ヨーロッパの若者は世界平均レベル
→18位のトルコで50%
→韓国と日本が「最も不幸」で29%と28%
・CNBCの2021年「住みやすさランキング」(駐在員12000人を対象に57都市を比較)
→1位はクアラルンプール、東京は53位で最下位に近い
→東京の方が交通網、環境、経済などで勝るはずなのに「住み着きやすさ」では最下位
→外国人には親切だがコミュニティには受け入れてくれないから
・日本では子育て世代は少数派→社会から分断されている→子育てがしにくい
・マレーシアは日本より不平等だが言語や学校や仕事がバラバラで他人と比べる意味がない
→「正しさ競争」をしていない、ちゃんとしない人(子ども)を受け入れる、親が楽しむ・・・
→人もインフラも役所もちゃんとしていないが他人に期待し過ぎず自分の責任で行動している
・マレーシアでは社会も予定も急に変わる→まあいっかで適当にやらないとストレスになる
→背景のある移民や難民も多く、自分の常識や礼儀を押し付ける暴力性に気づかされた
→日本では家でも職場でも、ちゃんと、きちんと、笑顔で、が求められる
・日本の完璧主義でいくか、世界スタンダードに近い80%主義でいくか・・・
→スローリー、スローリー、ラーニング
2章より
・緻密さ完璧さの日本製品は昔は東南アジアのお手本だった
→潮目が変わったのは2000年代の中頃
→技術が進み製品の部品数が減り時代はソフトウェアに
→日本の顧客が求める(過剰)高品質は世界では売れなくなった→亀山モデルの例
・アジアに原材料や製品を発注しているのは日本だけではない
→クレームが多く発注が安定しない日本メーカーは切られる
・アジア航路の北東端にあり小規模港が多い日本はコンテナ船コストがかかるので抜港される
・製造業だけでなくサービス業にも完璧が求められる日本
→マレーシアでは学校でも病院でもスタッフにクレームの多い保護者や患者は切られる
→日本のコンビニやレストランでの接客は働く側の安い給料に釣り合っていない
→マレーシアでは高級店のみ→賃金以上のサービスはしない
→ちゃんと、きちんと、は人によって基準が違うので全て詳細な契約による(日本は逆)
・日本は時間や計画に正確で中国やマレーシアはフレキシブルだが最終的にどちらでも回る
・東南アジアの会社のチームワークの良さと日本の会社の和の重視の違い
・日本の序列競争、細かい差別待遇、謝罪の儀式、反省文・・・
3章より
・マレーシアには様々な宗教・民族の人が住み結論が異なる→答えはたくさんある
→学校も様々で転校も多い
→他人と比べなくていい→自分で自分の道を選択することになる
→重要なのは他人の選択に口を出さないこと→多様性を認め合う社会を生きる上での知恵
(この章のメインである教育制度や教育論のメモは、いずれ別の機会に)
4章より
・日本よりGDPが低く貧富の差も激しく犯罪も多いのに幸福度が高いのはなぜか
→とくにティーンエイジャーが精神的に落ち着いている
→自閉症の障害もマイルドで穏やか→社会の許容量の問題ではないか
→多国籍文化で自閉症も文化の一つとして受け入れ、多少の違いは気にしない優しさ
→外国人は日本のマナーの良さに驚嘆するが、ついていけない人も出てくる
・マレーシア人の幸福度には家族、宗教と精神、健康が重要な要素で、お金はあまり関係ない
→日本語学校で「お金と休みがたくさんあればどこへ行きたいか」と授業で訊いたら、
→マレー系の生徒ほぼ全員が「実家に帰る」と答えた→家族が一番
・日本では組織=システムにウェイトを置き、家庭も同じ経済的システム
→収入も家事も育児も互いに「ちゃんと」やるべき→家庭で安らぐことは難しいかも・・・
・怒りを正当化する人々
→マレーシアでは怒りで人を動かそうとすると自分が損をする
→日本は「叱られるのが当たり前の文化」
→「ちゃんとした基準」でないことを怒りミスを修正して教育してあげようという正義感から
→マレーシアの顧客対応では日本のようなクレーマーに出会った記憶がない
→家族関係に満足している人が多く、多様な人種や宗教で「正しさ」が異なるからでは・・・
→日本の大人社会の上下関係は子ども社会からずっと同じで、それが怒りにつながる
・日本のダメ出し文化(英語のnoteは良い点・悪い点の指摘だが日本ではダメ出しのみ)
→他人の目を気にする繊細な人には厳しい社会
・ミスや失敗に厳しい日本と緩いマレーシア
→厳しい方が便利快適で、緩い方は不便だけど生きるのは楽
→自分も間違えたらダメと思い、心が削られるのがつらいから
・マレーシアは多様な文化の社会で相手を完全に理解することは難しいと肌で知っている
→答えを決めつけない、価値観を押し付けない、ちゃんと、きちんとを要求しない・・・
・迷惑をかけてはいけない日本社会
→気を遣うのはいいが傾向が強まると「弱い立場の人は我慢が当たり前」になる
→日本で子育てしていた際のプレッシャーがマレーシアにはない
・どうにもならないことが当たり前
→迷惑をかけられても怒ったり叱ったりしない「まあいいか」があふれた社会は楽
・2021年の大洪水でのボランティア体験(近所のシク教寺院の無料食堂へ)
→参加資格、受付、分担、シフト・・・すべてがざっくりしていた
→他者への基本的な信頼があると社会のルールは少なくなる
→この寺院でのルールは髪を覆うこととアルコール・タバコの禁止のみ
→様々な宗教の信仰者が多いので「人間は完璧にできない」とゆったりしている
・予定は予定で時間はゴム→沖縄の島時間と同じ→南国共通?
→パンデミックも断水も洪水も生活は大変なのに面白動画のネタにしている
・マレーシアも少しずつ「ちゃんとする」社会に変わりつつあるが、
→緩さについていけず短期間で日本に帰国する人も多い
→完璧か不完全か、考え方や正解はいっぱいあっていいのだと思う・・・
・マレーシアでは人間関係の離脱戦略が簡単→友人を作りやすい
→あまりくっつかず「風船的」で気軽に離脱できる(寂しく感じるケースもある)
→日本の人間関係はぎっしり詰められた「ウニ的」
→狭い社会で距離が近く、お互いの棘が刺さらないよう気を遣っている
→人間関係や友人作りに慎重になる
・マレーシア人は寛容ではなく合理的なだけ?
→民族の排斥、華人の干支の犬飾りとムスリムなどなど・・・
→自分の正義を振りかざすと、すぐに別の正義とぶつかる→それで得られるものは少ない
→多民族なので責めたり怒ったりせず間違いや失敗にも寛容になる
→ちゃんとしていない自分は安心する
・マレーシアの全方位外交
→イスラム協力機構メンバーでイギリス連邦加盟国で一帯一路にも参加・・・
→2018年の政権交代の際も1969年の人種暴動を繰り返してはいけないと慎重になってた
→全てに寛容になるメリットを実感として国民が知っている
・「多様性とは相手を理解すること」と言われるが、実は非常に難しい
→できることは「理解はできないけど放っておく、口を出さない」こと
→Mind your own business(自分のことに集中せよ)→マレーシアで何度も言われた言葉
→自分の責任の範囲に集中し理解できない他人を必要以上に見ないこと
→正解が増えると勝ち組も負け組もなくなり他人の生き方に余計な口を出す人が減る
→自分の人生に集中する人が増えると、ようやく生きやすくなるのではないか
おわりにより
・視野が広がれば正解がわからなくなり、たどり着けなくなる
→マレーシアに来て11年になるが知らないことが増えるいっぽう
・2022年の夏に欧州を廻ったが様々なサービスは日本よりマレーシアに近いと感じた
→これが世界標準で日本のサービスが変わっているのではと書いたら欧州在住者の賛同を得た
・東南アジアに住む人たちからは「日本に旅行に行くのは最高、でも働くのは嫌」
→海外の日本人からも「母国ではもう働きたくないけど、住むだけなら安全快適で安心」
→サービスを受ける側には快適だが、提供する側は厳しい労働環境の日本・・・
・もう少し構成人員がリラックスすれば幸福度の高い社会が作れるのではないか
→安全で完璧なサービスを望む人にはオプションで残せばいい
→幸福度の高い生き方は外国の「いいとこ取り」をすればいい
・マレーシアは英語が通じ外国人が働きやすいが、宗教を中心とした民族コミュニティも健在
→友人の敬虔なマレー系ムスリムは子どもをドイツなどに留学させている
→グローバルとローカルも、いいとこ取り、ハイブリッド、グレーゾーンでいい
→二項対立ではない
・日本の良さを残しつつ、みなが楽になっていくことが実現できれば・・・
ちなみにわたくし98kは昔から・・・
まあいっか・てきとー・とーとつをモットーに暮らしてましゅが・・・
2023フラッシュ光ボルネオツアーのご案内はこちらの記事の末尾です
まあいっか・・・
東南アジア式「まあいっか」で楽に生きる本・・・であります
裏表紙カバー
表紙カバー裏にあった惹句
東南アジアでの暮らしぶり、特に働き方については、わたくしの昨年末バンコクでの思い
と見事に一致してて、大いに納得しました
やはり日本の働き方よりマレーシアなどの働き方の方が世界標準に近いようです
裏表紙カバー裏にあった著者紹介
奥付
例によって目次のみ
以下、ランダムに読後メモから抜粋・・・
1章より
・1990年代は東南アジアの若者と話をしていても「日本で働きたい」が多かった
→2010年頃には「日本に行くのは好きだけど日本で働くのは嫌」になってきた・・・
・GDPや安全度、健康寿命などを考慮に入れない幸福度調査が海外に住む自分の実感に近い
・2021年秋に行われたマレーシア統計局の「幸福度調査」(11州42246人)
→パンデミックや経済危機にもかかわらず全体的に幸福を感じていた
→日本より不平等なのに階層、民族、年齢層、性別、学歴、婚姻状況で有意なギャップがない
・英国バーキー財団の2017年の若者調査で1位だったインドネシアは幸福度が90%
→先進国より発展途上国の若者の方が幸福度は高い
→ヨーロッパの若者は世界平均レベル
→18位のトルコで50%
→韓国と日本が「最も不幸」で29%と28%
・CNBCの2021年「住みやすさランキング」(駐在員12000人を対象に57都市を比較)
→1位はクアラルンプール、東京は53位で最下位に近い
→東京の方が交通網、環境、経済などで勝るはずなのに「住み着きやすさ」では最下位
→外国人には親切だがコミュニティには受け入れてくれないから
・日本では子育て世代は少数派→社会から分断されている→子育てがしにくい
・マレーシアは日本より不平等だが言語や学校や仕事がバラバラで他人と比べる意味がない
→「正しさ競争」をしていない、ちゃんとしない人(子ども)を受け入れる、親が楽しむ・・・
→人もインフラも役所もちゃんとしていないが他人に期待し過ぎず自分の責任で行動している
・マレーシアでは社会も予定も急に変わる→まあいっかで適当にやらないとストレスになる
→背景のある移民や難民も多く、自分の常識や礼儀を押し付ける暴力性に気づかされた
→日本では家でも職場でも、ちゃんと、きちんと、笑顔で、が求められる
・日本の完璧主義でいくか、世界スタンダードに近い80%主義でいくか・・・
→スローリー、スローリー、ラーニング
2章より
・緻密さ完璧さの日本製品は昔は東南アジアのお手本だった
→潮目が変わったのは2000年代の中頃
→技術が進み製品の部品数が減り時代はソフトウェアに
→日本の顧客が求める(過剰)高品質は世界では売れなくなった→亀山モデルの例
・アジアに原材料や製品を発注しているのは日本だけではない
→クレームが多く発注が安定しない日本メーカーは切られる
・アジア航路の北東端にあり小規模港が多い日本はコンテナ船コストがかかるので抜港される
・製造業だけでなくサービス業にも完璧が求められる日本
→マレーシアでは学校でも病院でもスタッフにクレームの多い保護者や患者は切られる
→日本のコンビニやレストランでの接客は働く側の安い給料に釣り合っていない
→マレーシアでは高級店のみ→賃金以上のサービスはしない
→ちゃんと、きちんと、は人によって基準が違うので全て詳細な契約による(日本は逆)
・日本は時間や計画に正確で中国やマレーシアはフレキシブルだが最終的にどちらでも回る
・東南アジアの会社のチームワークの良さと日本の会社の和の重視の違い
・日本の序列競争、細かい差別待遇、謝罪の儀式、反省文・・・
3章より
・マレーシアには様々な宗教・民族の人が住み結論が異なる→答えはたくさんある
→学校も様々で転校も多い
→他人と比べなくていい→自分で自分の道を選択することになる
→重要なのは他人の選択に口を出さないこと→多様性を認め合う社会を生きる上での知恵
(この章のメインである教育制度や教育論のメモは、いずれ別の機会に)
4章より
・日本よりGDPが低く貧富の差も激しく犯罪も多いのに幸福度が高いのはなぜか
→とくにティーンエイジャーが精神的に落ち着いている
→自閉症の障害もマイルドで穏やか→社会の許容量の問題ではないか
→多国籍文化で自閉症も文化の一つとして受け入れ、多少の違いは気にしない優しさ
→外国人は日本のマナーの良さに驚嘆するが、ついていけない人も出てくる
・マレーシア人の幸福度には家族、宗教と精神、健康が重要な要素で、お金はあまり関係ない
→日本語学校で「お金と休みがたくさんあればどこへ行きたいか」と授業で訊いたら、
→マレー系の生徒ほぼ全員が「実家に帰る」と答えた→家族が一番
・日本では組織=システムにウェイトを置き、家庭も同じ経済的システム
→収入も家事も育児も互いに「ちゃんと」やるべき→家庭で安らぐことは難しいかも・・・
・怒りを正当化する人々
→マレーシアでは怒りで人を動かそうとすると自分が損をする
→日本は「叱られるのが当たり前の文化」
→「ちゃんとした基準」でないことを怒りミスを修正して教育してあげようという正義感から
→マレーシアの顧客対応では日本のようなクレーマーに出会った記憶がない
→家族関係に満足している人が多く、多様な人種や宗教で「正しさ」が異なるからでは・・・
→日本の大人社会の上下関係は子ども社会からずっと同じで、それが怒りにつながる
・日本のダメ出し文化(英語のnoteは良い点・悪い点の指摘だが日本ではダメ出しのみ)
→他人の目を気にする繊細な人には厳しい社会
・ミスや失敗に厳しい日本と緩いマレーシア
→厳しい方が便利快適で、緩い方は不便だけど生きるのは楽
→自分も間違えたらダメと思い、心が削られるのがつらいから
・マレーシアは多様な文化の社会で相手を完全に理解することは難しいと肌で知っている
→答えを決めつけない、価値観を押し付けない、ちゃんと、きちんとを要求しない・・・
・迷惑をかけてはいけない日本社会
→気を遣うのはいいが傾向が強まると「弱い立場の人は我慢が当たり前」になる
→日本で子育てしていた際のプレッシャーがマレーシアにはない
・どうにもならないことが当たり前
→迷惑をかけられても怒ったり叱ったりしない「まあいいか」があふれた社会は楽
・2021年の大洪水でのボランティア体験(近所のシク教寺院の無料食堂へ)
→参加資格、受付、分担、シフト・・・すべてがざっくりしていた
→他者への基本的な信頼があると社会のルールは少なくなる
→この寺院でのルールは髪を覆うこととアルコール・タバコの禁止のみ
→様々な宗教の信仰者が多いので「人間は完璧にできない」とゆったりしている
・予定は予定で時間はゴム→沖縄の島時間と同じ→南国共通?
→パンデミックも断水も洪水も生活は大変なのに面白動画のネタにしている
・マレーシアも少しずつ「ちゃんとする」社会に変わりつつあるが、
→緩さについていけず短期間で日本に帰国する人も多い
→完璧か不完全か、考え方や正解はいっぱいあっていいのだと思う・・・
・マレーシアでは人間関係の離脱戦略が簡単→友人を作りやすい
→あまりくっつかず「風船的」で気軽に離脱できる(寂しく感じるケースもある)
→日本の人間関係はぎっしり詰められた「ウニ的」
→狭い社会で距離が近く、お互いの棘が刺さらないよう気を遣っている
→人間関係や友人作りに慎重になる
・マレーシア人は寛容ではなく合理的なだけ?
→民族の排斥、華人の干支の犬飾りとムスリムなどなど・・・
→自分の正義を振りかざすと、すぐに別の正義とぶつかる→それで得られるものは少ない
→多民族なので責めたり怒ったりせず間違いや失敗にも寛容になる
→ちゃんとしていない自分は安心する
・マレーシアの全方位外交
→イスラム協力機構メンバーでイギリス連邦加盟国で一帯一路にも参加・・・
→2018年の政権交代の際も1969年の人種暴動を繰り返してはいけないと慎重になってた
→全てに寛容になるメリットを実感として国民が知っている
・「多様性とは相手を理解すること」と言われるが、実は非常に難しい
→できることは「理解はできないけど放っておく、口を出さない」こと
→Mind your own business(自分のことに集中せよ)→マレーシアで何度も言われた言葉
→自分の責任の範囲に集中し理解できない他人を必要以上に見ないこと
→正解が増えると勝ち組も負け組もなくなり他人の生き方に余計な口を出す人が減る
→自分の人生に集中する人が増えると、ようやく生きやすくなるのではないか
おわりにより
・視野が広がれば正解がわからなくなり、たどり着けなくなる
→マレーシアに来て11年になるが知らないことが増えるいっぽう
・2022年の夏に欧州を廻ったが様々なサービスは日本よりマレーシアに近いと感じた
→これが世界標準で日本のサービスが変わっているのではと書いたら欧州在住者の賛同を得た
・東南アジアに住む人たちからは「日本に旅行に行くのは最高、でも働くのは嫌」
→海外の日本人からも「母国ではもう働きたくないけど、住むだけなら安全快適で安心」
→サービスを受ける側には快適だが、提供する側は厳しい労働環境の日本・・・
・もう少し構成人員がリラックスすれば幸福度の高い社会が作れるのではないか
→安全で完璧なサービスを望む人にはオプションで残せばいい
→幸福度の高い生き方は外国の「いいとこ取り」をすればいい
・マレーシアは英語が通じ外国人が働きやすいが、宗教を中心とした民族コミュニティも健在
→友人の敬虔なマレー系ムスリムは子どもをドイツなどに留学させている
→グローバルとローカルも、いいとこ取り、ハイブリッド、グレーゾーンでいい
→二項対立ではない
・日本の良さを残しつつ、みなが楽になっていくことが実現できれば・・・
ちなみにわたくし98kは昔から・・・
まあいっか・てきとー・とーとつをモットーに暮らしてましゅが・・・
この記事へのコメント
1. Posted by バスウ 2023年05月09日 12:41
1番大事な事は『Mind your own business』なのに、他人にいらぬお節介したり余計な事ばかりして消耗していたなと最近思うようになりました。
長男、従兄弟の中でも年上なのでいつもしっかりしなきゃいけないと言う自戒が有りました。
全然出来てませんでしたが😅
自分も含め日本人は自己肯定感が低いんです😮💨
長男、従兄弟の中でも年上なのでいつもしっかりしなきゃいけないと言う自戒が有りました。
全然出来てませんでしたが😅
自分も含め日本人は自己肯定感が低いんです😮💨
2. Posted by 98k 2023年05月09日 14:44
>バスウさん コメントありがとうございます
確かに日本では、ちゃんと、きちんとしないといけない、ことが自己肯定感の低さに繋がってるようですね
でも、万事が「まあいっか」ばかりの人も社会も困るわけで・・・
夏目漱石の草枕冒頭にもあるように、とかくにこの世は棲みにくいわけです
わたくし個人は「まあいっか」で迷惑をかけてますが、かといってマレーシアで暮らせるかどうか・・・
ただ、日本の構成人員は(バスウさんを含み)、もう少し「まあいっか」にシフトすべきかも知れませんね
確かに日本では、ちゃんと、きちんとしないといけない、ことが自己肯定感の低さに繋がってるようですね
でも、万事が「まあいっか」ばかりの人も社会も困るわけで・・・
夏目漱石の草枕冒頭にもあるように、とかくにこの世は棲みにくいわけです
わたくし個人は「まあいっか」で迷惑をかけてますが、かといってマレーシアで暮らせるかどうか・・・
ただ、日本の構成人員は(バスウさんを含み)、もう少し「まあいっか」にシフトすべきかも知れませんね