2024年01月25日
いのちの危機をどう防ぐ(災害関連死)視聴メモ
能登半島沖地震~いのちの危機をどう防ぐ~NHKスペシャル2024年1月21日の生放送
(災害関連死を防ぐための情報番組で、参考になればと録画して部分メモしました)
・8年前の熊本地震では災害関連死が地震による死者の4倍を超えた
・避難所での関連死を防ぐ重要なキーワードはTKB(トイレ(衛生)・キッチン(食事)・ベッド(睡眠)
・専門家が推奨しているのが避難所での(雑魚寝ではなく)段ボールベッドの使用
→起き上がりやすくトイレ回数(水分摂取量)・運動量が増える→血栓予防に
→床からの高さが35cmある→ウィルスが付着した埃が舞い上がるのは30cmまで→感染症予防に
・阪神淡路以降の関連死を分析すると様々な要因が関係するがTKBなどで防げる要因も多い
→災害関連死のフローチャート参照
→2018年の西日本豪雨では自宅の片付けで無理をして亡くなる人も多かった
→避難所だけでなく病院・高齢者施設・自宅で亡くなる人も多い
・寒さと高血圧
→今回も車中泊での大動脈解離、避難所の寒さでの急性心不全などが発生している
・2016熊本地震の災害関連死の原因でも、
→最も多かったのは肺炎など呼吸器系の病気で28.9%(全国では33.1%)
→次が心不全など心臓・血管などの病気で27.5%(全国では29.1%)
→寒さとTKBなど災害ストレスが原因→気温が10℃下がると血圧は15上昇する
→避難所のトイレは寒い外にあることも→急激な温度変化
・二次避難が進まない理由
→地域愛、TKBだけではない環境の変化、人との繋がり・・・
→安心できるようなビジョンが必要
・子どもたちの心のケア
→今はショックで興奮状態→落ち着くと恐怖や不安に襲われる→我慢する→うつやPTSDに
→子どもたちの感情を抑えることがないように周囲の配慮が必要
→運動、遊び場所、相談窓口の必要性
・障害のある人たちへの支援
→今回は福祉避難所が機能しなかった→集団の避難所に入れず家族で孤立
→指定施設の被害が大きかったのが理由で一般避難所での運営実態もあるが困難も多い
→災害避難も急性期から慢性期へ移行する→支援・受援できる人材と公的体制の必要性
→災害救助法に医療・保健はあるが福祉はない→法的な検討も求められる
・外国人への支援
→日本語に慣れていた人でも緊急避難放送で理解できたのは「ツナミ」という言葉だけだった
→なので、どう対応していいのか分からず右往左往していた
→石川県の災害情報サイトがポルトガル語などに対応していることも今回の取材ではじめて知った
(メインページでは多言語対応であることが見つけられなかった)
→給水所の情報などは日本語だけで情報孤立していた
→情報にたどり着くまでに日本語が介在しないのは母国語コミュニティだけだった
(すぐ近くに給水所があることも母国語コミュニティの通訳ではじめて知った)
→災害避難支援には外国人を差別ではなく区別する必要がある
→母国語の現地コミュニティSNSなどには行政側から情報を流すなど
(現地避難所よりの中継→運営者の言葉と避難者の言葉)
・この避難所では今月いっぱいで炊き出し支援が終わる
→避難者には次の行先を決めてくださいと伝えているが・・・
→国・県・自治体が今後、どのような支援を、どのようなかたちで、いつやってくれるのか、
早く示してくれることが、避難者が前に進める力に繋がる
・一日でも一時間でも早く、ふだんの生活に戻れることが今の一番の願い・・・
(災害関連死を防ぐための情報番組で、参考になればと録画して部分メモしました)
・8年前の熊本地震では災害関連死が地震による死者の4倍を超えた
・避難所での関連死を防ぐ重要なキーワードはTKB(トイレ(衛生)・キッチン(食事)・ベッド(睡眠)
・専門家が推奨しているのが避難所での(雑魚寝ではなく)段ボールベッドの使用
→起き上がりやすくトイレ回数(水分摂取量)・運動量が増える→血栓予防に
→床からの高さが35cmある→ウィルスが付着した埃が舞い上がるのは30cmまで→感染症予防に
・阪神淡路以降の関連死を分析すると様々な要因が関係するがTKBなどで防げる要因も多い
→災害関連死のフローチャート参照
→2018年の西日本豪雨では自宅の片付けで無理をして亡くなる人も多かった
→避難所だけでなく病院・高齢者施設・自宅で亡くなる人も多い
・寒さと高血圧
→今回も車中泊での大動脈解離、避難所の寒さでの急性心不全などが発生している
・2016熊本地震の災害関連死の原因でも、
→最も多かったのは肺炎など呼吸器系の病気で28.9%(全国では33.1%)
→次が心不全など心臓・血管などの病気で27.5%(全国では29.1%)
→寒さとTKBなど災害ストレスが原因→気温が10℃下がると血圧は15上昇する
→避難所のトイレは寒い外にあることも→急激な温度変化
・二次避難が進まない理由
→地域愛、TKBだけではない環境の変化、人との繋がり・・・
→安心できるようなビジョンが必要
・子どもたちの心のケア
→今はショックで興奮状態→落ち着くと恐怖や不安に襲われる→我慢する→うつやPTSDに
→子どもたちの感情を抑えることがないように周囲の配慮が必要
→運動、遊び場所、相談窓口の必要性
・障害のある人たちへの支援
→今回は福祉避難所が機能しなかった→集団の避難所に入れず家族で孤立
→指定施設の被害が大きかったのが理由で一般避難所での運営実態もあるが困難も多い
→災害避難も急性期から慢性期へ移行する→支援・受援できる人材と公的体制の必要性
→災害救助法に医療・保健はあるが福祉はない→法的な検討も求められる
・外国人への支援
→日本語に慣れていた人でも緊急避難放送で理解できたのは「ツナミ」という言葉だけだった
→なので、どう対応していいのか分からず右往左往していた
→石川県の災害情報サイトがポルトガル語などに対応していることも今回の取材ではじめて知った
(メインページでは多言語対応であることが見つけられなかった)
→給水所の情報などは日本語だけで情報孤立していた
→情報にたどり着くまでに日本語が介在しないのは母国語コミュニティだけだった
(すぐ近くに給水所があることも母国語コミュニティの通訳ではじめて知った)
→災害避難支援には外国人を差別ではなく区別する必要がある
→母国語の現地コミュニティSNSなどには行政側から情報を流すなど
(現地避難所よりの中継→運営者の言葉と避難者の言葉)
・この避難所では今月いっぱいで炊き出し支援が終わる
→避難者には次の行先を決めてくださいと伝えているが・・・
→国・県・自治体が今後、どのような支援を、どのようなかたちで、いつやってくれるのか、
早く示してくれることが、避難者が前に進める力に繋がる
・一日でも一時間でも早く、ふだんの生活に戻れることが今の一番の願い・・・