画期的新説!!!R月シーズンの最後に・・・

2024年04月23日

自宅避難用品の再チェック!!!

今月も各地で地震が発生しており、これらが巨大地震の前兆でないことを祈りつつ・・・

わたくしも急きょ・・・最新型ランタンとか・・・

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停電時に自動的にバッテリー給電に切り替わる「いつでもランプ」とか・・・

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って、これらは閉館した神戸らんぷミュージアムの展示品だったんでしゅが・・・


と、閑話休題


あらためてリチウムイオン電池の充電状態や、乾電池はじめローリングストックしている
食品や水や燃料などを再チェックしたので、何かの参考になればとメモしました

地震などで被災しても自宅が基本的に無事(余震などにも安全)なら、インフラがすべて破壊
されてたとしても、適切な備蓄があれば自宅避難(籠城)することができます
さらに備蓄次第で指定避難所に避難するより快適になるかも知れないので、それを前提にして、
自宅での災害用備蓄を再チェックしました

(1)まず、ふだんの自宅(集合住宅の8階)での暮らしに不可欠なインフラを考えました

①電気(ガスは都市ガスからオール電化に変更してるので除外)
②上水道
③下水道
④情報通信手段(インターネット・電話・テレビ・ラジオなど)
⑤スーパーなど近所の食料品店・日用品店
⑥自治体のごみ収集(特に生ごみ)
(他にも行きつけの居酒屋とか料理店とか、かかりつけ医とかの重要インフラがあるけど、
被災から当面は酒や医薬品を含む自宅ストックでの家呑みや自己看護で対応かな・・・)


(2)次に、上記①~⑥のインフラが全て途絶えた場合に、何が一番困るかを考えました

①電気が停まると②上水道と④情報通信手段も使えなくなるが、
直接的には、1照明、2調理用熱源、3冷蔵庫、4空調、5エレベーターが使えない
②上水道が止まると、6飲み水、7水洗トイレ、8炊事、9洗濯、10風呂や洗面が使えない
③下水道が使えないと水があっても、②-7、8、9,10が使えない
④情報通信手段がないと災害情報の入手伝達ができず、ふだんどおり自宅で遊べない
⑤スーパーなどが使えないと当面の飲食料品、衛生用品などの日用品が入手できない
⑥ごみ収集が途絶えると、まず生ごみの処理に困る


(3)これらの状況を想定(3日~30日)して現在の備蓄状況を再チェックしています

①-1照明
・大量のキャンプ用ランタン・ライトで対応
→充電式は放電と充電、乾電池式はローリングストックのチェックが必要

①-2調理用熱源
・大量のキャンプ用カセットコンロCB缶とバーナーOD缶などで対応
(ボンベはローリングストックで基本30本程度)
→本体は10年、ボンベは7年でシール材が劣化するらしいのでチェックして買換えも必要か?

①-3冷蔵庫
・キャンプ用の保冷剤と水道水ペットボトルを冷凍庫に備蓄、停電時には冷蔵庫自体を
クーラーボックスとして利用
(停電から数日間はクーラーボックスとして使えるはず)
→被災しても使えるように転倒防止対策のチェック
→停電時はさらに開閉回数を減らし冷気を逃がさないようにする
→使う順序は生鮮食品→冷凍食品→調味料や乾物などの順(冷凍食品も保冷剤になる)

①-4空調
・平時でも夏は扇風機、冬は湯たんぽしか使わないので、夏は団扇と充電式小型扇風機、
冬は湯たんぽと厚着で対応
→キャンプ同様モバイルバッテリー(長期ならソーラーチャージャーも)とカセットコンロで
電源熱源を確保(ただし体調不良に備え瞬間冷却剤・使い切りカイロなどの備蓄も必要か?)

①-5エレベーター
・1階の給水栓または給水車までの往復はキャンプ用のバックパックと水タンクで対応
→ただし20kg以上のバックパックを背負い階段を8階まで往復できる体力が必要

②-6飲み水
・40リッター(20×2人分)の水道水をローリングストックで備蓄(満水にして暗所に分散)
→備蓄水がなくなっても給水栓や給水車が使えない状況ならプール水などを簡易浄水器で利用
(キャンプ場での水切れ事態と同じで雨水やプール水などは飲用以外にはそのまま利用)

②③-7水洗トイレ
(水があっても汚水管や下水本管が破損してたら流せない→判定困難なので基本は流さない)
・ごみ袋、新聞紙、ペットシーツのセット200回(100×2人)分を備蓄(400回分は必要?)
→使用後は密閉して当面は保管するしかないか?
→長期化すれば昔のキャンプのような焼却や埋立は可能か?

②③-8炊事
・なるべく雑排水(雑排水管や下水本管が破損してたら使えない)や生ごみを出さないよう
食事や食器などを工夫し、最低限の雑排水や生ごみは7と同じ処理?

②③-9洗濯
・上水道以外や自宅以外での洗濯方法を工夫するしかないか?
(キャンプでは着衣のまま川に入って洗ったり雨水などを利用したりしてた)
→下着類ぐらいは使い切り製品の備蓄が必要か?

②③-10風呂や洗面
・炊事や洗濯と同じような工夫をする(基本はキャンプと同じ)
→水不要のシャンプーシート・ボディシート・歯磨きシートぐらいの備蓄は必要か?

④情報通信手段
・災害情報用には乾電池式AM-FMラジオ(電池はローリングストックで単三型)を備蓄、
スマホが使える状況になればキャンプ用モバイルバッテリー(兼ランタン)から充電、
停電が長期化すればソーラーチャージャーで充電(照明も同じ→基本はキャンプ装備で対応)

⑤飲食料品・衛生用品などの日用品
こちらのリストを参考にローリングストック備蓄をチェック(基本はキャンプ計画と同じ)
→ただし賞味期限や在庫の確認は定期的に(何故か深夜に消えていることが多い)
→さらに快適に過ごすために蒸留酒のストックを多めにしておく・・・

⑥生ごみ
・なるべく出さないよう工夫して7と同じ処理→長期化すれば焼却埋立も考える


こうして見てみると、いかにキャンプ生活と共通する項目が多いことか・・・
さらに被災時の籠城では買い物しない(できない)ので、これもキャンプ生活と同じですね
(中長期的には買い物もするので現金や電子決済も必要でしょうが・・・)

わたくし最近はややキャンプ離れしてますが、やはりキャンプ慣れも大事ですね
そう、キャンプを楽しむつもりでなら自宅での籠城生活も少しは気がラクになるでしょう


最後に何かで読んだ「被災後の不安を解消するポイント」の要点メモを挙げておきます

①自分が続けられそうな日常の日課を続ける
→被災体験は当たり前のことが自分の選択と関係なく突然喪失する「安全と安定の喪失体験」
→その不安の解消には何気ない日常ルーチンを一つずつ丁寧に繰り返していくことが大切
(例えば、お茶を飲む、体を動かす、無理のない範囲での家事や仕事、通学など)
→明日も今日と同じ生活が続くという、自分に関わることを自分で選んでいるという安全感と、
明日も日常があるという安定感を取り戻していくことにつながる可能性があるから

②情報から適切な距離をとる
→大きなショックを受けると頭からそのことが離れなくなる
→ニュースやSNSの情報に触れるたびに緊張したり不安を感じたりする
→自分では意識しなくても思いがけずエネルギーを使っていることが多い
→そのような時にはメディアから離れることが重要
→本を読んだり体を動かしたり、自分にとって取り組みやすい方法で、
意識的に情報から離れる時間を設ける
→一方で災害情報など安全のために欠かせないニュースもあるので、情報を遮断するのではなく、
「定期的に離れる時間をつくる・つらい時は離れる」ことを心がける

③可能な範囲で自分をケアする時間をつくる
→日々の中でストレッチをしたり深呼吸をしたり、身体的にも緊張の和らぐ時間をつくる
→普段と違う状況が起こった時は自分でも気付かぬうちに体が緊張していることがあるから・・・




m98k at 19:19│Comments(5) このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック 災害避難とか | フラッシュライト・ランタン

この記事へのコメント

1. Posted by 二日酔いの猫   2024年04月25日 16:41
4 お疲れ様です
最近地震が多いので嫌になります
この前豊後水道が揺れたときは緊急地震速報で飛び起きました

①-1照明
98kさんなら何も心配ないと思います
ソーラーパネルの付いたガーデンライトが2~3個あれば良いかも(単3型充電池仕様が良いかな)

①-2調理用熱源
これも98kさんなら心配なし

①-3冷蔵庫
これはどこの家庭でも同じような対応しかないですね

①-4空調
夏場はクーラーが使えないと最悪ですね
冬場はカセットガスのヒーターかストーブが最近は出回っているので良いかも
ストーブタイプなら上で湯沸かしなんか出来ますからね

①-5エレベーター
→ただし20kg以上のバックパックを・・・
想像したくないですね(汗)10~15kgが限界ですかね

②-6飲み水
水道水をローリングストックで備蓄→ウォーターサーバーの契約をして水の宅配をしてもらいローリングストックする(息子たちにさせています)
→備蓄水がなくなっても・・・ベランダで雨水収集を考えてみるのも良いかな~

②③-7水洗トイレ
この方式しかないでしょうね

②③-8炊事
最低限の雑排水はそれ用のポリタンを用意して保存?
生ごみは7と同じ処理でしょうね

②③-9洗濯
悩むところですね

②③-10風呂や洗面
10と同じですね

④情報通信手段
現代では一番重要かもしれませんね

⑤飲食料品・衛生用品などの日用品
意外に食欲はわきませんね(特に初期)
→ただし賞味期限や在庫の確認は定期的に・・・ブラックホールに消えるからな~
→さらに快適に過ごすために蒸留酒のストックを・・・それどころじゃないような???

何にせよ発災時にケガをしないことが何より優先
何か自宅やその周辺に残らなければならない理由がなければ、思い切って被災していない区域のホテルなどに逃げるのも良いと思いますよ
そのためには手元にいくらかの現金は必要ですね
長くなってすみません
2. Posted by 98k   2024年04月26日 00:06
>二日酔いの猫さん
コメントありがとうございます
本日も夕方から飲んだくれてて先ほど帰宅しました

>>ソーラーパネルの付いたガーデンライト
2月13日の記事で紹介したランタン2個以外にも何故か2個別のがベランダにありますが、全て電池組込式で取り出せません
単三型で脱着ができる充電池だと停電時のソーラーチャージャーとしても使えますね

>>空調
大阪の真夏は酷暑ですが、来客がない限り冷房は使わせてもらえません
集合住宅の8階で風通しはいいのですが扇風機はつけっぱなしです
やはり夏はキャンプと同じ電池式・充電池式の小型扇風機と思ってます
冬の暖房も来客時以外は使わせてもらえませんが、大阪市内の外気温が氷点下になることはまずないので耐えられる範囲かと

>>飲み水
狭い自宅なのでローリングストックで風呂水に使って水道水を補充するぐらいはできるけど、忘れがちになるのが心配、
我が家のベランダの排水管には隙間が殆どないので雨水の採取は難しいなあ

>>雑排水
そうですね、ポリタンやポリバケツに貯めておいて限界になれば敷地内の芝生か無事な場合は下水本管に流すしかないですね

>>意外に食欲はわきませんね(特に初期)
これは経験してみないとわからないことですね
わたくしの場合パニックになると、まずは腹をいっぱいにしたくなるとゆー長年の経験が・・・
普段どおり食べて飲める状態なのに在庫を気にするよりメシもサケも多めのほうがストレスが少ないかと・・・

(字数制限で次のコメントに続きます)
3. Posted by 98k   2024年04月26日 00:17
>二日酔いの猫さん(上のコメントからの続きです)

>>何にせよ発災時にケガをしないことが何より優先
おっしゃるとおり、まずは被災時にケガをしないよう最大限の工夫をすることが何より重要ですね
大きなケガをしてたら自宅避難どころではありませんからね

>>自宅やその周辺に残らなければならない理由がなければ、被災していない区域のホテルなどに逃げる
確かにこれも重要ですね
わたくしにはわざわざ被災地域にとどまる理由も少ないですしインフラが無事だった地域へ脱出する方がはるかに快適でしょう

ただし地震などの規模により、例えば京阪神の多くのインフラが破壊された場合などは移動も宿泊先の確保も困難になるでしょう

阪神淡路大震災の際に大阪市内の一時避難所を手伝ってましたが、徒歩で阪神間から脱出してきた方が
「大阪のホテルがどこも満室で仕方なく来ました」とおっしゃってました
大部分のインフラが無事だった大阪市内もホテルはどこも満室、さらに遠くまでの移動を余儀なくされた方も多く、そのための一時避難所でした

自宅で籠城するか指定避難所に行くか被災地域から脱出するか、まさにケースバイケースでの判断が必要ですね
4. Posted by 二日酔いの猫   2024年04月26日 16:20
参考までに
http://repo.beppu-u.ac.jp/modules/xoonips/download.php/tk03215.pdf?file_id=6887
5. Posted by 98k   2024年04月26日 18:13
>二日酔いの猫さん
追加情報ありがとうございます
やはり木炭や砂を使った手製の簡易浄水器では飲用水にはならず煮沸が必要なようですね
我が家の簡易浄水器は現在も「スーパーデリオス」ですが、ある程度の量を浄水するには手間を要しそうなので更新も検討中です

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