2026年06月29日
観劇メモ「帰還不能点」
とーとつですが・・・
じつにひさしぶりの観劇メモです



昨日の劇団チョコレートケーキ兵庫公演「帰還不能点」であります
キャストやスタッフなどは末尾リーフレットをご覧いただくとして、オハナシは・・・
NHKドラマ「昭和16年夏の敗戦」でも紹介されてた「総力戦研究所」の参加メンバーが、
敗戦から5年後に再び集まって当時を振り返る、といった内容であります
日米開戦に至るまでの重要な分岐点を参加メンバーが本来の役柄を変えて劇中劇で演ずる、
とゆー演出がとてもユニークで新鮮でした
総力戦研究所の模擬内閣で首相・陸軍大臣・海軍大臣・外務大臣などの役柄をやっていた
参加メンバーが、異なる役柄になって当時を再現するという劇中劇で、あまり詳しくない
観客にも歴史上の重要な分岐点がわかるように工夫された演出なんでしょうね
ま、当サイトの書斎カテゴリやミリタリーグッズカテゴリをご覧いただいてる奇特な方
なら、
わたくしが最近、この時代の日本の政策決定に関する本をけっこう読んでるのにお気づきだと
思いますが、絶妙なタイミングで公演を知り、じつにひさしぶりの観劇となった次第です
確かに仏領インドシナ(ベトナム)南部への進駐が日米開戦の「帰還不能点」だったという設定は、
蘭領インドシナ(インドネシア)・英領マレー半島・英領蘭領ボルネオ島などのゴムや石油を
狙う意図が明白になり(米領フィリピンに手を出すつもりはなかったとしても)結果的に開戦に
至ったという意味では納得できますし・・・
(ま、詳しくは前回記事のとおり、)
シンガポールまで進撃する「マレー電撃戦」へと繋がるのですが・・・)
さらに日独伊三国同盟や日ソ不可侵条約などの重要な分岐点も劇中劇で年代順に再現して、
では戦争を防ぐにはどうすればよかったのかといった、感動のフィナーレまで盛り上げていく
じつに見事な脚本と演出でした
さらに上演時間2時間10分、休憩なしで出ずっぱりの10人が劇中劇では様々な別役になって、
長いセリフを喋り続けるつーのは、演ずる俳優にはめっちゃハードな舞台だったでしょう
その完璧な熱演にも大いに感動した次第ですが舞台公演なので詳細なメモは省略します
(ちなみに、この時代の日本の政策決定に関するウンチクは当サイトの書斎カテゴリや、
ミリタリーグッズカテゴリにたっぷりありますのでよかったら・・・
)
以下は当日配付されたリーフレットです(公開に問題があれば非公開設定にします)




じつにひさしぶりの観劇メモです



昨日の劇団チョコレートケーキ兵庫公演「帰還不能点」であります
キャストやスタッフなどは末尾リーフレットをご覧いただくとして、オハナシは・・・
NHKドラマ「昭和16年夏の敗戦」でも紹介されてた「総力戦研究所」の参加メンバーが、
敗戦から5年後に再び集まって当時を振り返る、といった内容であります
日米開戦に至るまでの重要な分岐点を参加メンバーが本来の役柄を変えて劇中劇で演ずる、
とゆー演出がとてもユニークで新鮮でした
総力戦研究所の模擬内閣で首相・陸軍大臣・海軍大臣・外務大臣などの役柄をやっていた
参加メンバーが、異なる役柄になって当時を再現するという劇中劇で、あまり詳しくない
観客にも歴史上の重要な分岐点がわかるように工夫された演出なんでしょうね
ま、当サイトの書斎カテゴリやミリタリーグッズカテゴリをご覧いただいてる奇特な方
なら、わたくしが最近、この時代の日本の政策決定に関する本をけっこう読んでるのにお気づきだと
思いますが、絶妙なタイミングで公演を知り、じつにひさしぶりの観劇となった次第です
確かに仏領インドシナ(ベトナム)南部への進駐が日米開戦の「帰還不能点」だったという設定は、
蘭領インドシナ(インドネシア)・英領マレー半島・英領蘭領ボルネオ島などのゴムや石油を
狙う意図が明白になり(米領フィリピンに手を出すつもりはなかったとしても)結果的に開戦に
至ったという意味では納得できますし・・・
(ま、詳しくは前回記事のとおり、)
⇒日本がスマトラ島やボルネオ島の油田地帯を占領するには、当時の陸軍戦闘機「隼」の
航続距離からシンガポールの占領が必要
⇒シンガポール攻略のためにはインドシナ半島の南端部に航空基地が必要
⇒1941年7月に宗主空白になってた仏領インドシナ(ベトナム)南部にも進駐した
⇒以南を植民地支配していた米英が日本に経済制裁を発動⇒開戦へ
(で、開戦と同時にインドシナ半島南端部の航空基地からエアカバーできるタイ南部に上陸してシンガポールまで進撃する「マレー電撃戦」へと繋がるのですが・・・)
さらに日独伊三国同盟や日ソ不可侵条約などの重要な分岐点も劇中劇で年代順に再現して、
では戦争を防ぐにはどうすればよかったのかといった、感動のフィナーレまで盛り上げていく
じつに見事な脚本と演出でした
さらに上演時間2時間10分、休憩なしで出ずっぱりの10人が劇中劇では様々な別役になって、
長いセリフを喋り続けるつーのは、演ずる俳優にはめっちゃハードな舞台だったでしょう
その完璧な熱演にも大いに感動した次第ですが舞台公演なので詳細なメモは省略します
(ちなみに、この時代の日本の政策決定に関するウンチクは当サイトの書斎カテゴリや、
ミリタリーグッズカテゴリにたっぷりありますのでよかったら・・・
)以下は当日配付されたリーフレットです(公開に問題があれば非公開設定にします)




