その他アウトドア
2024年09月21日
地図リテラシー入門
ええ、
地図リテラシー入門・・・
~地図の正しい読み方・描き方がわかる
騙されない・読み間違えないために、地図を扱うすべての人に必須の知識~
とゆー本のご紹介であります
表紙カバー裏にあった惹句
裏表紙カバー裏にあった著者紹介
奥付
著者の地理学・地図学への愛情、GIS(地理情報システム)への思い入れがひしひしと伝わる、
(おそらく強い危機感を持って)高校生にも分かるように書かれた入門書であります
図版も多くて分かりやすく(やはり地図があると視覚的に理解できますね)、地図を読むのも
好きなわたくしにも知らなかったことが多く、じつに好書でした
例によって目次のみの紹介
以下、数学的な部分は読み飛ばして読み違いも多いであろう読後メモです
(著作物からの個人メモなので公開に問題があれば非公開設定にします)
第1章より
・情報の5W3H
①いつwhen②どこwhere③だれwho④なにwhat⑤なぜwhy⑥どのようにhow
⑦どのくらいhow much⑧how many
→このうち、②どこwhereの情報を示したものが地図
・一般図と主題図(略)
→国土地理院1/25000「地形図」は固有名詞(情報が地形だけではないので一般図)
・地図も楽譜も見るものではなく読む(読み込む)もの→読図
→(例として)勾配10%は分度器では僅か5.7度、勾配100%でも45度
→分度器の数値感覚より実際には急坂(であることを地図から読み込めるか)
第2章より
・(ミサイル弾道などの)マスメディア報道もインターネット上の指摘も間違いだらけ(略)
→殆どがグーグルマップ(メルカトル図法)に準拠して主題図にも多用している
(グーグルマップは2018年から宇宙から見た外射図法にも切り替えられるようになった)
・地図に間引き・誇張・省略・ずらしがあるのは本来だが、結論を伝える主題図では、
作り手の結論ありきの地図や知識不足で間違った方法による地図も多い
第3章より
・主題図の種類(略)→位置図、概観図、索引図・・・
→国ごとの宗教分布を示すような定性図(面の場合は塗り分け図とも)
→都道府県ごとの人口、人口密度のような階級区分図(コロプレス図)
→ほかにドット、バー、積み上げ、比例記号、パイ、階級記号、流線、メッシュ、等値線、
段彩図、変形地図、絵地図、カラム地図、分布図、統計地図などなど・・・(略)
・色の色相・彩度・明度、光のRGB、インクのCMYK(シアン・マゼンタ・黄・黒)・・・
→例として災害危険度を示すのは青→黄→赤だが、水害(浸水)危険度は自治体で異なる
(濃い青ほど危険度が高い(深い)とか)
・巡回セールスマン問題と地理情報システムGIS(略)
第4章より
・地図上の現象と事象、地物(フィーチャ)と地貌(自然現象)、属性、注記・・・
・地図の端と論議領域(略)
→一枚もの地図がmapで、地図帳はatlas
(1570年に出版された世界初の地図帳名が由来で名付け親はメルカトル)
・方位
→昔の方位は十二支だったので今も南北を子午線、東西を卯酉(ぼうゆう)線としている
→日本の方位記号の「4」部分は磁気偏角を示すという解説があるが根拠はない
・縮尺(スケール)の正しい表現→「縮尺が大きい小さい」だけでは混乱する
→縮尺値が小さい地図=縮尺分母が大きい地図(日本全図とか世界地図とか)のこと
→縮尺値が大きい地図=縮尺分母が小さい地図(地形図とか詳細図とか)のこと
・メルカトル図法で縮尺や南北方位を表示するなど間違った表示の地図も多い
(縮尺記号は赤道上のみ、南北方位記号は(日本なら)東経135度上のみで正しい)
・真北と磁北と方眼北(横軸法を除く円筒図法のみ真北と一致するので補正している)
(北極星は遠いのでどこから見ても北)
・自分で回せる地図は北が上でいいが街区や壁面の案内図は常に向かった方角が上にあるべき
→北が上の案内図で周辺が理解できないのは読み手の知識不足ではなく作り手の知識不足
(これは実際に数多くあって、自分が案内図と向っている方向を頭の中で上に回転してから、
目的方向に向かおうとするのですが、確かに難しいです
まあ北が上なら現在地表示さえ別々に追加すれば、同じ地図が全ての場所で使えるので、
安上りなんでしょうがやはり不親切、作り手の知識不足とも知ってやや納得しましたが)
・カーナビではどちらも選べるが正解はない
→交差点を右に曲がると考えるか東に曲がると考えるかの違い
→初期設定は進行方向を上にしたヘディングアップ表示で、これが多数派だけど、
→国土地理院の人はレンタカーを運転する際に北を上にしたノースアップ表示に切り替えてた
(ルート全体を把握するなら位置関係のわかりやすいノースアップ、案内モードなら交差点を
どちらに曲がるかが分かりやすいヘディングアップとか・・・)
(そーいやアボリジニ語には左右に該当する単語がなく常に正確な方位で表現するとあったし、
ヒトにも体内磁石が備わっていることが実験で証明されたとテレビ番組でやってましたね)
・地理院地図Globe、Google Earth、カシミール3Dのような無料3D地図(略)
(国土地理院1/25000も2013年から「ぼかし図」になって等高線だけより直感的に立体把握が
できるようになったが、北西方向(図の左上)から太陽があたっている前提の陰影なので、
地図を180度回転させると地形の凹凸を逆に認識してしまうことがあるので注意が必要)
・ケバ図、赤色立体地図、CS立体図・・・(略)
・日本地図の同縮尺分割表示では離島が省略される→部分拡大や文字注記で調整している
→日本の領土・領海・排他的経済水域を示す一般図ではすべての島嶼部が表示されるべきだが、
→主題図では、例えば国勢調査であれば無人離島を除外しても支障はないなど・・・
→ただし離島は意図せず書き忘れたり、位置関係がおかしかったりするので常に意識すること
第5章より
・地球は完全な球体ではなく自転の遠心力で赤道付近が膨らんだミカンのかたち
→グーグルマップはWGS84楕円体を採用しているが真球とみなして地図を表示している
→そのことを知らず絶対的な位置を表示すると本来の位置より大きくずれてしまう
・地球が丸いことは知っていても世界も丸いことは実感されていない
→メルカトル図法での世界地図はあり得ないのに殆どの人がこれで世界を想像しているから
(東京モスクワより東京キャンベラのほうが遠いのにメルカトル図法では逆に見えるなど)
・地球上の直線と平面の直線は異なるが同じとみなしている
・緯度と経度の初歩的な求め方とか(略)
(東経135度は天文経度なのでGPSからの地理経度とは異なるなど)
・地図投影法の仕組み(略)
(陸上自衛隊の地形図には距離や面積が計算しやすい横メルカトル図法の投影座標と格子がある)
→地図の面積・角度・距離・方位のうちどれを正確さが必要な要素とするか
→東京から東の方位先はチリだが、メルカトル図法の東(方眼東)先はアメリカ合衆国
→方位は始点から目的地に向いた時の基準方向(真北)に対する角の大きさで、その角度が方位角
→大人が浜から見える水平線は約4.6kmで、ほんの僅かしか見渡せない
・標高、海抜、ジオイド高(略)
・2000年代までのアメリカ国防総省GPS(Grobal Positioning System)以外にも2010年代から
各国で衛星測位システムが実用化されたので、現在の教科書ではGNSS(Grobal Navigation
Satelite System)と説明されている→衛星測位(衛星航法)システム
・政府や自治体の地図や基準点は法令により2002年からの世界測地系に移行しているが、
大手地図会社でも今も日本測地系の地図が出てるので、4~500mズレてたら測地系の違い
・エベレスト山頂とチャレンジャー海淵の最深部では約20kmの高低差があるがビーチボール大
(半径40cm)の大地球儀で表現しても、その差はわずか1.25mm→見ても分からない
→なので鳥瞰図や断面図では高さが強調される
・日本の範囲に適した地図投影法(略)
→メルカトル図法では札幌での面積は那覇での同面積の1.23倍になり誤差とは言えないレベル
→主題図の日本全図に絶対に使ってはいけない図法(都道府県など狭い範囲なら誤差レベル)
→東経135度を中央子午線とした横メルカトル図法なら距離・面積・方位はほぼ正しいが、
正しいと見なせる経度の範囲が限られ中央子午線の異なる隣同士は正しくつながらない
・中央子午線の値を60(3度)の帯に分け体系化したのが横メルカトル図法のUTM座標系
→ユニバーサル企画の座標系で国土地理院の地形図にも使われている
(日本は東西に第51帯から第55帯の範囲)
→1/10000ぐらいまでならほぼ問題ないが大縮尺になると歪みが大きい
→地積測量図1/250のような大縮尺では平面直角座標系も定義されて使われている
第6章より
・電子地図アプリなどの仕組みが地理情報システムGIS(Geographic Infomation System)
・GISの歴史
→1953年、米空軍がレーダー識別する対話型CG地図の半自動防空管制組織SAGEを開発
→1959年、大学生だったトブラーがコンピュータによる地図作成(XYプロッター)論文を提出
→1962年、トムリンソンが森林の電子地図管理システムCGISをカナダ農林省に提案
(これが今のGISの由来でありトムリンソンはGISの父とされている)
→1963年、フィッシャーがSYMAPを開発
→1969年、デンジャモンドとローラ夫人がEsriを設立(今も世界シェアトップの企業)
→1982年、Esriが世界初の商用GISであるARC/INFOを販売
→2001年、ハンケがKeyholeEarth技術を開発
→2003年、ハンケがWhere2Technologies技術を開発
→2004年、どちらもGoogleが買収(ハンケもGoogleに)
→2005年、それぞれの技術からGoogleMapとGoogleEarthが登場
(ハンケは位置情報ゲームIngressをリリースし2015年に独立してPokemon GOをリリース)
・日本では1970年に大阪で天六ガス爆発事故があり地図の自動図化と施設管理が重要課題に
→大阪ガスや東京ガスなどが官民取り組みでシステム開発へ
→1995年の阪神・淡路大震災が日本のGIS発展の契機といわれている
→GISの有効性が証明されたが初動から活用できなかったので産官学連携のGIS政策研究へ
→2007年に地理空間情報活用推進基本法が施行(通称はNSDI(国家空間データ基盤)法)
→行政機関の地図データなどの無償サービスも準天頂衛星の稼働もこの法律によるもの
(NSDI法はクリントン政権の事業で1990年代前半から、日本マクドナルドは1996年から
独自のMcGIS商圏分析システムを運用して出店している)
・2005年のGoogleマップで電子地図の普及が加速した
(国土地理院のウェブマップは2003年からでGoogleマップより2年も早かった!!!)
・地図情報(空間情報)は医学にも
→1854年、ロンドンの医師ジョン・スノウによるコレラ感染者の地図上の可視化
→コレラ菌の発見以前に汚染水と感染の因果関係を突き止めた
→1955年と1960年に日本の医師・萩野昇がイタイイタイ病患者の分布図を作成して、
原因が神通川上流からもたらされる鉱毒であることを突き止めた
→2020年からのコロナ禍ではウェブマップとグラフなどを組み合わせたダッシュボードが
活用されている
・電子地図に縮尺の概念はない
→拡大縮小ができるから→ただし見た目とデータは別
・縮尺より精度が重要
→誤差は必ず含まれる(誤差のないデータ作成は現実的ではない)
→国土地理院の地形図の登山道データは民間アプリより古くなりがち
→近年は登山者の地図アプリ移動履歴からビッグデータ解析で修正する取り組みも・・・
・電子地図の仕組み(略)
・衛星「画像」と航空「写真」
→衛星から撮像された「絵」は衛星写真ではなく衛星画像が正しい
→英単語でもsatelite photographyではなくsatelite imagery
→衛星画像は見えない情報も取得してるので写真では狭いのに誤訳されることも多い
→ところが今は同じ原理で撮影される航空機からの画像は伝統的に現在も航空写真のまま
→英単語もaerial photographyのまま
(ちなみにわたくし98kは撮影して紙にプリントされた静止画を写真、画面表示された静止画を
画像と当ブログ上では区別してきたつもりです
静止画も動画もデジタル撮影(撮像)になった現在でも、モニターに表示された静止画像を
写真と呼ぶのには、まだ抵抗があるのですが・・・
でも素晴らしい静止画像は写真作品と呼びたい気持ちもあって複雑な心境が続いてます)
・ヌル島Null Island
→GIS初心者のミスにより緯度経度ゼロ付近に現れる島で日本人が操作すると日本列島、
都道府県、市町村に似た形の島が現れることが多い(地理座標を投影座標と誤って設定している)
・月も緯度の基準は赤道から、経度0は地球を向いている面の中心と決められている
→火星の経度0(本初子午線)はエアリー0クレーターの中心を通る経線と定められている
・GISにより特に主題図は専門の地図調製業でなくても手軽に作製できるようになった
→普及は喜ばしいことだが弊害として読み手が困惑するような地図が増えた
→高校や大学で地図を学ぶ機会が減り、誤りを見抜く力も養えなくなった
→作り手に都合のよい方向に誘導するように意図的に作られた地図も多い
→読み手にも誤りや意図的な誘導を見抜く地図リテラシーが必要
・GISソフトの課題としては誰でも直感的に扱える操作性が望まれる
・簡単なことを難しく説明するのは簡単で、難しいことを簡単に説明するのは難しい
→さらに、難しいことを簡単に「正しく」説明するのはもっと難しい
→でも安易に置き換えられた言葉は誤解を重ねて伝わっていく
→見聞きした地図用語も本書の索引や参考文献で調べてみて欲しい
→知識の「点」が、理解という「線」でつながるはず・・・
・デジタルマッピングなどGISで「意思決定を支援するという地理学の目的」が効率的になった
→CADもBIM,CIM,PIMと進化させ標準化することが検討されている
→リアルワールドとサイバースペースをシームレスに往復できる考え方がデジタルツイン、
構築された仮想世界がミラーワールド
→ミラーワールドにふさわしい電子国土の構築・・・
・1999年の映画マトリックスのような仮想空間はSFでは登場していたがGISの進化で実用化に
→データの精度が高ければ1/1の電子地図も表現できるようになった
・(GISのような)以前からの考え方や技術を新しい言葉として定義することは誤解も招くが、
マイナーだった分野に関心を集める呼び水になるのも事実
→GISは半世紀以上もマイナーで知名度の低い言葉のままだったが、
→別の呼ばれ方や新しい言葉として、今は多くの人に活用されている・・・
おわりにより
・2019年、2022年からの高校「地理総合」必修化の形骸化を危惧されてた木村圭司教授
との雑談の中で地理の一般書を企画、中でも関心を寄せやすい地図を取り上げた
→一般に地理は歴史より読者層が薄いが地図だと一変する
→地図に歴史と同様のロマンを感じる人が多いのだろう(わたくし98kもです)
→本書の内容は地図学だが活躍している実務分野はほとんど知られていない
・メディアには多くの誤った地図が見られ、その誤りが他のメディアで指摘されることもない
→筆者は教諭でも研究者でもないが、地図リテラシー不足を目のあたりにしてきた
→日本ではサービスはタダで地理学で高い収入は得られない
(海外では相応の対価で組織部門を統括する地理空間情報担当GIOの役職もある)
・高校での半世紀ぶりの地理必修の復活(~2022)
→社会への浸透には長い年月が必要で教育者への浸透も必要なので本書を執筆した
・哲学者カントの言葉「地理学は諸科学の母」
(地理学は系統地理学、地誌学、地理学史、地図学に分類される)
→地理は国語・数学・理科・社会・外国語・情報すべての「どこ」を説明する教科であり、
地図リテラシーは社会で役立つ教養・・・
地図リテラシー入門・・・
~地図の正しい読み方・描き方がわかる
騙されない・読み間違えないために、地図を扱うすべての人に必須の知識~
とゆー本のご紹介であります
表紙カバー裏にあった惹句
裏表紙カバー裏にあった著者紹介
奥付
著者の地理学・地図学への愛情、GIS(地理情報システム)への思い入れがひしひしと伝わる、
(おそらく強い危機感を持って)高校生にも分かるように書かれた入門書であります
図版も多くて分かりやすく(やはり地図があると視覚的に理解できますね)、地図を読むのも
好きなわたくしにも知らなかったことが多く、じつに好書でした
例によって目次のみの紹介
以下、数学的な部分は読み飛ばして読み違いも多いであろう読後メモです
(著作物からの個人メモなので公開に問題があれば非公開設定にします)
第1章より
・情報の5W3H
①いつwhen②どこwhere③だれwho④なにwhat⑤なぜwhy⑥どのようにhow
⑦どのくらいhow much⑧how many
→このうち、②どこwhereの情報を示したものが地図
・一般図と主題図(略)
→国土地理院1/25000「地形図」は固有名詞(情報が地形だけではないので一般図)
・地図も楽譜も見るものではなく読む(読み込む)もの→読図
→(例として)勾配10%は分度器では僅か5.7度、勾配100%でも45度
→分度器の数値感覚より実際には急坂(であることを地図から読み込めるか)
第2章より
・(ミサイル弾道などの)マスメディア報道もインターネット上の指摘も間違いだらけ(略)
→殆どがグーグルマップ(メルカトル図法)に準拠して主題図にも多用している
(グーグルマップは2018年から宇宙から見た外射図法にも切り替えられるようになった)
・地図に間引き・誇張・省略・ずらしがあるのは本来だが、結論を伝える主題図では、
作り手の結論ありきの地図や知識不足で間違った方法による地図も多い
第3章より
・主題図の種類(略)→位置図、概観図、索引図・・・
→国ごとの宗教分布を示すような定性図(面の場合は塗り分け図とも)
→都道府県ごとの人口、人口密度のような階級区分図(コロプレス図)
→ほかにドット、バー、積み上げ、比例記号、パイ、階級記号、流線、メッシュ、等値線、
段彩図、変形地図、絵地図、カラム地図、分布図、統計地図などなど・・・(略)
・色の色相・彩度・明度、光のRGB、インクのCMYK(シアン・マゼンタ・黄・黒)・・・
→例として災害危険度を示すのは青→黄→赤だが、水害(浸水)危険度は自治体で異なる
(濃い青ほど危険度が高い(深い)とか)
・巡回セールスマン問題と地理情報システムGIS(略)
第4章より
・地図上の現象と事象、地物(フィーチャ)と地貌(自然現象)、属性、注記・・・
・地図の端と論議領域(略)
→一枚もの地図がmapで、地図帳はatlas
(1570年に出版された世界初の地図帳名が由来で名付け親はメルカトル)
・方位
→昔の方位は十二支だったので今も南北を子午線、東西を卯酉(ぼうゆう)線としている
→日本の方位記号の「4」部分は磁気偏角を示すという解説があるが根拠はない
・縮尺(スケール)の正しい表現→「縮尺が大きい小さい」だけでは混乱する
→縮尺値が小さい地図=縮尺分母が大きい地図(日本全図とか世界地図とか)のこと
→縮尺値が大きい地図=縮尺分母が小さい地図(地形図とか詳細図とか)のこと
・メルカトル図法で縮尺や南北方位を表示するなど間違った表示の地図も多い
(縮尺記号は赤道上のみ、南北方位記号は(日本なら)東経135度上のみで正しい)
・真北と磁北と方眼北(横軸法を除く円筒図法のみ真北と一致するので補正している)
(北極星は遠いのでどこから見ても北)
・自分で回せる地図は北が上でいいが街区や壁面の案内図は常に向かった方角が上にあるべき
→北が上の案内図で周辺が理解できないのは読み手の知識不足ではなく作り手の知識不足
(これは実際に数多くあって、自分が案内図と向っている方向を頭の中で上に回転してから、
目的方向に向かおうとするのですが、確かに難しいです
まあ北が上なら現在地表示さえ別々に追加すれば、同じ地図が全ての場所で使えるので、
安上りなんでしょうがやはり不親切、作り手の知識不足とも知ってやや納得しましたが)
・カーナビではどちらも選べるが正解はない
→交差点を右に曲がると考えるか東に曲がると考えるかの違い
→初期設定は進行方向を上にしたヘディングアップ表示で、これが多数派だけど、
→国土地理院の人はレンタカーを運転する際に北を上にしたノースアップ表示に切り替えてた
(ルート全体を把握するなら位置関係のわかりやすいノースアップ、案内モードなら交差点を
どちらに曲がるかが分かりやすいヘディングアップとか・・・)
(そーいやアボリジニ語には左右に該当する単語がなく常に正確な方位で表現するとあったし、
ヒトにも体内磁石が備わっていることが実験で証明されたとテレビ番組でやってましたね)
・地理院地図Globe、Google Earth、カシミール3Dのような無料3D地図(略)
(国土地理院1/25000も2013年から「ぼかし図」になって等高線だけより直感的に立体把握が
できるようになったが、北西方向(図の左上)から太陽があたっている前提の陰影なので、
地図を180度回転させると地形の凹凸を逆に認識してしまうことがあるので注意が必要)
・ケバ図、赤色立体地図、CS立体図・・・(略)
・日本地図の同縮尺分割表示では離島が省略される→部分拡大や文字注記で調整している
→日本の領土・領海・排他的経済水域を示す一般図ではすべての島嶼部が表示されるべきだが、
→主題図では、例えば国勢調査であれば無人離島を除外しても支障はないなど・・・
→ただし離島は意図せず書き忘れたり、位置関係がおかしかったりするので常に意識すること
第5章より
・地球は完全な球体ではなく自転の遠心力で赤道付近が膨らんだミカンのかたち
→グーグルマップはWGS84楕円体を採用しているが真球とみなして地図を表示している
→そのことを知らず絶対的な位置を表示すると本来の位置より大きくずれてしまう
・地球が丸いことは知っていても世界も丸いことは実感されていない
→メルカトル図法での世界地図はあり得ないのに殆どの人がこれで世界を想像しているから
(東京モスクワより東京キャンベラのほうが遠いのにメルカトル図法では逆に見えるなど)
・地球上の直線と平面の直線は異なるが同じとみなしている
・緯度と経度の初歩的な求め方とか(略)
(東経135度は天文経度なのでGPSからの地理経度とは異なるなど)
・地図投影法の仕組み(略)
(陸上自衛隊の地形図には距離や面積が計算しやすい横メルカトル図法の投影座標と格子がある)
→地図の面積・角度・距離・方位のうちどれを正確さが必要な要素とするか
→東京から東の方位先はチリだが、メルカトル図法の東(方眼東)先はアメリカ合衆国
→方位は始点から目的地に向いた時の基準方向(真北)に対する角の大きさで、その角度が方位角
→大人が浜から見える水平線は約4.6kmで、ほんの僅かしか見渡せない
・標高、海抜、ジオイド高(略)
・2000年代までのアメリカ国防総省GPS(Grobal Positioning System)以外にも2010年代から
各国で衛星測位システムが実用化されたので、現在の教科書ではGNSS(Grobal Navigation
Satelite System)と説明されている→衛星測位(衛星航法)システム
・政府や自治体の地図や基準点は法令により2002年からの世界測地系に移行しているが、
大手地図会社でも今も日本測地系の地図が出てるので、4~500mズレてたら測地系の違い
・エベレスト山頂とチャレンジャー海淵の最深部では約20kmの高低差があるがビーチボール大
(半径40cm)の大地球儀で表現しても、その差はわずか1.25mm→見ても分からない
→なので鳥瞰図や断面図では高さが強調される
・日本の範囲に適した地図投影法(略)
→メルカトル図法では札幌での面積は那覇での同面積の1.23倍になり誤差とは言えないレベル
→主題図の日本全図に絶対に使ってはいけない図法(都道府県など狭い範囲なら誤差レベル)
→東経135度を中央子午線とした横メルカトル図法なら距離・面積・方位はほぼ正しいが、
正しいと見なせる経度の範囲が限られ中央子午線の異なる隣同士は正しくつながらない
・中央子午線の値を60(3度)の帯に分け体系化したのが横メルカトル図法のUTM座標系
→ユニバーサル企画の座標系で国土地理院の地形図にも使われている
(日本は東西に第51帯から第55帯の範囲)
→1/10000ぐらいまでならほぼ問題ないが大縮尺になると歪みが大きい
→地積測量図1/250のような大縮尺では平面直角座標系も定義されて使われている
第6章より
・電子地図アプリなどの仕組みが地理情報システムGIS(Geographic Infomation System)
・GISの歴史
→1953年、米空軍がレーダー識別する対話型CG地図の半自動防空管制組織SAGEを開発
→1959年、大学生だったトブラーがコンピュータによる地図作成(XYプロッター)論文を提出
→1962年、トムリンソンが森林の電子地図管理システムCGISをカナダ農林省に提案
(これが今のGISの由来でありトムリンソンはGISの父とされている)
→1963年、フィッシャーがSYMAPを開発
→1969年、デンジャモンドとローラ夫人がEsriを設立(今も世界シェアトップの企業)
→1982年、Esriが世界初の商用GISであるARC/INFOを販売
→2001年、ハンケがKeyholeEarth技術を開発
→2003年、ハンケがWhere2Technologies技術を開発
→2004年、どちらもGoogleが買収(ハンケもGoogleに)
→2005年、それぞれの技術からGoogleMapとGoogleEarthが登場
(ハンケは位置情報ゲームIngressをリリースし2015年に独立してPokemon GOをリリース)
・日本では1970年に大阪で天六ガス爆発事故があり地図の自動図化と施設管理が重要課題に
→大阪ガスや東京ガスなどが官民取り組みでシステム開発へ
→1995年の阪神・淡路大震災が日本のGIS発展の契機といわれている
→GISの有効性が証明されたが初動から活用できなかったので産官学連携のGIS政策研究へ
→2007年に地理空間情報活用推進基本法が施行(通称はNSDI(国家空間データ基盤)法)
→行政機関の地図データなどの無償サービスも準天頂衛星の稼働もこの法律によるもの
(NSDI法はクリントン政権の事業で1990年代前半から、日本マクドナルドは1996年から
独自のMcGIS商圏分析システムを運用して出店している)
・2005年のGoogleマップで電子地図の普及が加速した
(国土地理院のウェブマップは2003年からでGoogleマップより2年も早かった!!!)
・地図情報(空間情報)は医学にも
→1854年、ロンドンの医師ジョン・スノウによるコレラ感染者の地図上の可視化
→コレラ菌の発見以前に汚染水と感染の因果関係を突き止めた
→1955年と1960年に日本の医師・萩野昇がイタイイタイ病患者の分布図を作成して、
原因が神通川上流からもたらされる鉱毒であることを突き止めた
→2020年からのコロナ禍ではウェブマップとグラフなどを組み合わせたダッシュボードが
活用されている
・電子地図に縮尺の概念はない
→拡大縮小ができるから→ただし見た目とデータは別
・縮尺より精度が重要
→誤差は必ず含まれる(誤差のないデータ作成は現実的ではない)
→国土地理院の地形図の登山道データは民間アプリより古くなりがち
→近年は登山者の地図アプリ移動履歴からビッグデータ解析で修正する取り組みも・・・
・電子地図の仕組み(略)
・衛星「画像」と航空「写真」
→衛星から撮像された「絵」は衛星写真ではなく衛星画像が正しい
→英単語でもsatelite photographyではなくsatelite imagery
→衛星画像は見えない情報も取得してるので写真では狭いのに誤訳されることも多い
→ところが今は同じ原理で撮影される航空機からの画像は伝統的に現在も航空写真のまま
→英単語もaerial photographyのまま
(ちなみにわたくし98kは撮影して紙にプリントされた静止画を写真、画面表示された静止画を
画像と当ブログ上では区別してきたつもりです
静止画も動画もデジタル撮影(撮像)になった現在でも、モニターに表示された静止画像を
写真と呼ぶのには、まだ抵抗があるのですが・・・
でも素晴らしい静止画像は写真作品と呼びたい気持ちもあって複雑な心境が続いてます)
・ヌル島Null Island
→GIS初心者のミスにより緯度経度ゼロ付近に現れる島で日本人が操作すると日本列島、
都道府県、市町村に似た形の島が現れることが多い(地理座標を投影座標と誤って設定している)
・月も緯度の基準は赤道から、経度0は地球を向いている面の中心と決められている
→火星の経度0(本初子午線)はエアリー0クレーターの中心を通る経線と定められている
・GISにより特に主題図は専門の地図調製業でなくても手軽に作製できるようになった
→普及は喜ばしいことだが弊害として読み手が困惑するような地図が増えた
→高校や大学で地図を学ぶ機会が減り、誤りを見抜く力も養えなくなった
→作り手に都合のよい方向に誘導するように意図的に作られた地図も多い
→読み手にも誤りや意図的な誘導を見抜く地図リテラシーが必要
・GISソフトの課題としては誰でも直感的に扱える操作性が望まれる
・簡単なことを難しく説明するのは簡単で、難しいことを簡単に説明するのは難しい
→さらに、難しいことを簡単に「正しく」説明するのはもっと難しい
→でも安易に置き換えられた言葉は誤解を重ねて伝わっていく
→見聞きした地図用語も本書の索引や参考文献で調べてみて欲しい
→知識の「点」が、理解という「線」でつながるはず・・・
・デジタルマッピングなどGISで「意思決定を支援するという地理学の目的」が効率的になった
→CADもBIM,CIM,PIMと進化させ標準化することが検討されている
→リアルワールドとサイバースペースをシームレスに往復できる考え方がデジタルツイン、
構築された仮想世界がミラーワールド
→ミラーワールドにふさわしい電子国土の構築・・・
・1999年の映画マトリックスのような仮想空間はSFでは登場していたがGISの進化で実用化に
→データの精度が高ければ1/1の電子地図も表現できるようになった
・(GISのような)以前からの考え方や技術を新しい言葉として定義することは誤解も招くが、
マイナーだった分野に関心を集める呼び水になるのも事実
→GISは半世紀以上もマイナーで知名度の低い言葉のままだったが、
→別の呼ばれ方や新しい言葉として、今は多くの人に活用されている・・・
おわりにより
・2019年、2022年からの高校「地理総合」必修化の形骸化を危惧されてた木村圭司教授
との雑談の中で地理の一般書を企画、中でも関心を寄せやすい地図を取り上げた
→一般に地理は歴史より読者層が薄いが地図だと一変する
→地図に歴史と同様のロマンを感じる人が多いのだろう(わたくし98kもです)
→本書の内容は地図学だが活躍している実務分野はほとんど知られていない
・メディアには多くの誤った地図が見られ、その誤りが他のメディアで指摘されることもない
→筆者は教諭でも研究者でもないが、地図リテラシー不足を目のあたりにしてきた
→日本ではサービスはタダで地理学で高い収入は得られない
(海外では相応の対価で組織部門を統括する地理空間情報担当GIOの役職もある)
・高校での半世紀ぶりの地理必修の復活(~2022)
→社会への浸透には長い年月が必要で教育者への浸透も必要なので本書を執筆した
・哲学者カントの言葉「地理学は諸科学の母」
(地理学は系統地理学、地誌学、地理学史、地図学に分類される)
→地理は国語・数学・理科・社会・外国語・情報すべての「どこ」を説明する教科であり、
地図リテラシーは社会で役立つ教養・・・
2024年08月02日
海遊館とかレゴランドとか・・・
(期間限定のお知らせ)
2024.8/6(火)~18(日) 京都市京セラ美術館で開催される有道佐一回顧展の案内記事はこちらです
で、とーとつですが・・・
先週の土日で海遊館とレゴランドとクラルテのアトリエに行ってました!!!
夏休み中しかも土日の人気施設なんて本来なら避けるべきなんですが、長男家族が名古屋から
帰阪できる日程が限られてたもので・・・
そう、この時期は大阪も暑さが半端ではなく、さすがに大好きなアウトドア遊びは無理なので、
幼児も楽しめそうなインドア施設を事前予約していた次第
(せめて記事カテゴリは「その他アウトドア」にしてましゅが)
以下(わたくしの脳の外部記憶としても)さくさくっとご紹介
金曜の昼過ぎ、長男を大阪での仕事に送り届けた3人が我が家に到着・・・
まずは我々夫婦と長男ヨメの大人3人で乾杯であります
長男ヨメも飲むのは嬉しい限りで彼女は日本酒が好みですが、とりあえずはビールを、
次男の友人からもらった琵琶湖のえび煎餅なんぞで・・・
いっぽう孫娘の2人は・・・
アフリカの楽器や指人形などで遊んでたのですが・・・
なんと、まだ2歳の妹が母親のスマホを借りて一人で・・・
カメラアプリを起動し構図を変えて撮影、画像をスワイプして見せてくれました
そーいや姉のほうも1歳になった頃にカメラの液晶画面を見せると、それをスワイプしようと
指を動かしてました・・・まさに生まれたときからのデジタル世代なんですね
で、夕方には仕事を早めに切り上げた家内の妹も来てくれて・・・
全員で乾杯!!! って、男性はわたくしのみ・・・
大人たちは家内の妹オススメのスパークリングワインで、
子どもたちは赤ワインもといグレープジュースで乾杯
で、ビールに戻り頂き物「城陽」純米大吟醸を味見してからチューハイロング缶に移行、
まあ、皆さんよく飲まれること・・・って、わたくしもついでにかぱかぱと・・・
ちなみにこの夜のメインは山盛りの手作りハンバーグでしたが、最後のシメは・・・
冷たい茶粥を、やはり次男の友人からもらった「日野菜の漬物」なんぞで・・・
茶粥では奈良が有名ですが和歌山でも大阪の泉州でもソウルフードで、岐阜出身のヨメには
はじめての経験だったようで、夏の冷たい茶粥は京都出身の妹にも好評でした
と、この夜は妹は遅い電車で京都に帰宅、子どもたちを寝かしつけて早めに就寝しましたが、
わたくしは例によって夜中に目が覚め、結局は明け方までぐだぐだしてました
(ちなみに長男は仕事後に飲み会があり翌日も朝から仕事で二日間はホテル泊まり)
で、土曜の朝は簡単に総菜パン(子どもたちはシリアル)なんぞで朝食を済ませてから、
一般道でも自宅から20分ぐらいの海遊館へ・・・
そう、この木津川に架かる千本松大橋(眼鏡橋)と、尻無川に架かるなみはや大橋を渡れば
天保山・海遊館への近道なんですが、眼鏡橋はクルマでも自転車でも目が廻ります
で、チャイルドシート2席を装着しても大人3人で余裕のワーゲンゴルフ・トゥーランは、
長男ヨメの手慣れた運転で、あっとゆーまに天保山の巨大駐車場へ・・・
「これだけ大きな駐車場だと、停めた場所をしっかり覚えておかないと・・・」
「そうなんです、自分もよく忘れるけど、なぜか姉のほうが覚えてたりするんですよ」
「そーいや関西空港の立体駐車場で何階に停めたか忘れて苦労したなあ、あははは」
とか会話に集中しつつ、てきとーに海遊館らしき方面に向かい・・・
(で、この結果が帰る際には現実となるのですが・・・)
海遊館であります
わたくしは16年ぶりでしたが、それまでにも何回か来てるので以下さくさくっと・・・
水槽トンネルを潜って・・・
長大なエスカレーターで一気に最上階まで上がれば・・・
日本の森から・・・
海へ・・・
比較的空いている朝一番の予約でしたが、夏休み中の休日だしインバウンド客も多く、
途中から混み合ってきましたので、特に琴線に触れたごく一部のみご紹介
やはり気軽に魚さんや動物さんに出会えるのが水族館や動物園の魅力ですね
ちょうどイルカさんたちの食事タイムでした
アクリルガラスが超分厚いので水上と水中では屈折率と倍率が・・・
海遊館メインキャラクターのジンベイザメくん
上を泳ぐエイさんでも2mはありますから、やはり大迫力でした
なぜか孫姉がよく知ってて大好きなチンアナゴ
確かにカワイイちゃカワイイです
熱帯系はさすがに鮮やか・・・
いつかは伊豆半島の戸田で腹いっぱい食べたいタカアシガニさん
クラゲさんはずっと眺めてても飽きません
せっかくなので海氷の下で・・・
自画像をば・・・
と、9時から11時過ぎまで海遊館を巡って、隣にある天保山マーケットプレイスへ
早めの昼食は手早くファミレスCOCO'Sに入りましたが夏休みの土曜日で30分待ちでした
わたくしはシンプルにカットステーキ倍盛り260gにしましたが、孫娘たちは大好きな
うどんとスープパスタを注文、やはり麺類好きは遺伝するのかっ???
確かに幼児連れだとファミレスが一番気軽だし、好みの料理が選べるので最適ですね
マーケットプレイスではこんなイベントもやってて・・・
パーカッション好きの家内はじめ一同で演奏を楽しんでると・・・
ちょうど予約時刻の1時になったのでレゴランド(のディスカバリーセンター大阪)へ
中には様々な屋内施設がありましたが名古屋のレゴランドは屋外型だったそうで、
孫娘たちもはじめての屋内型で大好評でした ともかく空調が効いてて涼しいし・・・
わたくしもはじめてだったのでけっこう楽しめました
ただまあアトラクションは大部分が撮影禁止でしたし、展示も全ては紹介できないので、
詳しくはこちらをご覧くださいね
ええ、わたくし11種類のアトラクションは、ほぼすべてを体験できました
で、ジオラマ好き向けにミニランドの一部のみご紹介・・・
海遊館とか・・・
通天閣とか銀橋とか・・・
住吉大社と太鼓橋とか・・・
新しい大阪駅とか四天王寺とか大阪城天守閣とか・・・
道頓堀とか・・・
舞洲のごみ焼却工場とか・・・
つい最近、周辺を彷徨ってた中之島の中央公会堂とか・・・
数々の大阪名所がレゴで作られてて、昼→夕景→夜モードと数分おきに替わってました
で、ここでも2時間以上を過ごし、最後に孫娘2人がショップで選んだお土産は、
レゴのフラッシュライト、レゴライトでした
って、麺類好きと同じく、こちらも遺伝するのかっ???
で、帰り際には前述のとおり巨大駐車場の停めたエリアどころか階数も全員が覚えておらず、
孫姉の頼れる記憶と大人3人の頼りない記憶を総合して徘徊し、ようやくトゥーランを発見、
なんとか無事に帰宅することができました
で、この夜は翌朝に大阪の友人と会う予定の家内の妹も愛犬を連れて、愛車のミニクーパー
(二代目に買い替えたばかり!!!)で泊りに来てくれ、前夜にも勝る大宴会となりました
夕食のメインは家内の妹が買ってきてくれた絶品のローストビーフ!!!
このボリュームで一人前、大阪狭山にある老舗の名物だそうです・・・
人数分を買ってくれてましたが、たっぷりの肉と野菜に別々の自家製ソースが付いてて、
一緒に食べるとまさに絶妙、ご飯にのせるとそりゃもう何杯でも・・・
昔から変わらない味と値段だそうで、80歳を過ぎた御夫婦がやっておられるとか
常連の妹にプレゼントしてくれたとゆー手作りピザも絶品でした
城陽の純米大吟醸にもビールにもチューハイにも合ってお酒がすすみ・・・
食後のデザートは、やはり店主手作りのチーズケーキ
って、取り分ける前に撮ればよいものを・・・ちなみにこちらも絶品でした
子どもたち(と家内!!!)を寝かしつけてから、さらに3人でかぱかぱ、この夜は日付が変わってから
ようやく就寝しました
最終日の日曜の朝はわたくし手作りのサンドイッチなんぞでまったりしてると10時前には
前日の仕事を終えた長男も合流、10時半には妹と分かれて手作りミート・パスタで昼食を済ませ・・・
1時半からの人形劇を楽しむため、6人で近くにある人形劇団クラルテのアトリエへ
この日の公演は人形劇団ココンによる「はらぺこブー」と「カボとピノ」でした
公演中は撮影禁止でしたが、子どもたちとの掛け合いや絶妙な演出でまったく退屈させず、
大人でも充分に楽しめる内容でした
リンク先のとおり第1回「やなせたかし文化賞」を受賞されてるんですね
まあ、連日の疲れからか孫妹のほうはクルマの中から公演の前半まで爆睡でしたが
と、3時半には長男家族も名古屋の自宅に向け出発、充実した三日間が終了しましたが、
後に残ったのは空き缶と空き瓶の山、ま、これはいつものキャンプ宴会と同じ光景
みんな忙しい中、いろんなお土産まで持って来てくれてありがとね!!!
また会って遊んで飲んで話せるのを楽しみにしています
次は季節のいい頃にキャンプ宴会しようね・・・
2024.8/6(火)~18(日) 京都市京セラ美術館で開催される有道佐一回顧展の案内記事はこちらです
で、とーとつですが・・・
先週の土日で海遊館とレゴランドとクラルテのアトリエに行ってました!!!
夏休み中しかも土日の人気施設なんて本来なら避けるべきなんですが、長男家族が名古屋から
帰阪できる日程が限られてたもので・・・
そう、この時期は大阪も暑さが半端ではなく、さすがに大好きなアウトドア遊びは無理なので、
幼児も楽しめそうなインドア施設を事前予約していた次第
(せめて記事カテゴリは「その他アウトドア」にしてましゅが)
以下(わたくしの脳の外部記憶としても)さくさくっとご紹介
金曜の昼過ぎ、長男を大阪での仕事に送り届けた3人が我が家に到着・・・
まずは我々夫婦と長男ヨメの大人3人で乾杯であります
長男ヨメも飲むのは嬉しい限りで彼女は日本酒が好みですが、とりあえずはビールを、
次男の友人からもらった琵琶湖のえび煎餅なんぞで・・・
いっぽう孫娘の2人は・・・
アフリカの楽器や指人形などで遊んでたのですが・・・
なんと、まだ2歳の妹が母親のスマホを借りて一人で・・・
カメラアプリを起動し構図を変えて撮影、画像をスワイプして見せてくれました
そーいや姉のほうも1歳になった頃にカメラの液晶画面を見せると、それをスワイプしようと
指を動かしてました・・・まさに生まれたときからのデジタル世代なんですね
で、夕方には仕事を早めに切り上げた家内の妹も来てくれて・・・
全員で乾杯!!! って、男性はわたくしのみ・・・
大人たちは家内の妹オススメのスパークリングワインで、
子どもたちは赤ワインもといグレープジュースで乾杯
で、ビールに戻り頂き物「城陽」純米大吟醸を味見してからチューハイロング缶に移行、
まあ、皆さんよく飲まれること・・・って、わたくしもついでにかぱかぱと・・・
ちなみにこの夜のメインは山盛りの手作りハンバーグでしたが、最後のシメは・・・
冷たい茶粥を、やはり次男の友人からもらった「日野菜の漬物」なんぞで・・・
茶粥では奈良が有名ですが和歌山でも大阪の泉州でもソウルフードで、岐阜出身のヨメには
はじめての経験だったようで、夏の冷たい茶粥は京都出身の妹にも好評でした
と、この夜は妹は遅い電車で京都に帰宅、子どもたちを寝かしつけて早めに就寝しましたが、
わたくしは例によって夜中に目が覚め、結局は明け方までぐだぐだしてました
(ちなみに長男は仕事後に飲み会があり翌日も朝から仕事で二日間はホテル泊まり)
で、土曜の朝は簡単に総菜パン(子どもたちはシリアル)なんぞで朝食を済ませてから、
一般道でも自宅から20分ぐらいの海遊館へ・・・
そう、この木津川に架かる千本松大橋(眼鏡橋)と、尻無川に架かるなみはや大橋を渡れば
天保山・海遊館への近道なんですが、眼鏡橋はクルマでも自転車でも目が廻ります
で、チャイルドシート2席を装着しても大人3人で余裕のワーゲンゴルフ・トゥーランは、
長男ヨメの手慣れた運転で、あっとゆーまに天保山の巨大駐車場へ・・・
「これだけ大きな駐車場だと、停めた場所をしっかり覚えておかないと・・・」
「そうなんです、自分もよく忘れるけど、なぜか姉のほうが覚えてたりするんですよ」
「そーいや関西空港の立体駐車場で何階に停めたか忘れて苦労したなあ、あははは」
とか会話に集中しつつ、てきとーに海遊館らしき方面に向かい・・・
(で、この結果が帰る際には現実となるのですが・・・)
海遊館であります
わたくしは16年ぶりでしたが、それまでにも何回か来てるので以下さくさくっと・・・
水槽トンネルを潜って・・・
長大なエスカレーターで一気に最上階まで上がれば・・・
日本の森から・・・
海へ・・・
比較的空いている朝一番の予約でしたが、夏休み中の休日だしインバウンド客も多く、
途中から混み合ってきましたので、特に琴線に触れたごく一部のみご紹介
やはり気軽に魚さんや動物さんに出会えるのが水族館や動物園の魅力ですね
ちょうどイルカさんたちの食事タイムでした
アクリルガラスが超分厚いので水上と水中では屈折率と倍率が・・・
海遊館メインキャラクターのジンベイザメくん
上を泳ぐエイさんでも2mはありますから、やはり大迫力でした
なぜか孫姉がよく知ってて大好きなチンアナゴ
確かにカワイイちゃカワイイです
熱帯系はさすがに鮮やか・・・
いつかは伊豆半島の戸田で腹いっぱい食べたいタカアシガニさん
クラゲさんはずっと眺めてても飽きません
せっかくなので海氷の下で・・・
自画像をば・・・
と、9時から11時過ぎまで海遊館を巡って、隣にある天保山マーケットプレイスへ
早めの昼食は手早くファミレスCOCO'Sに入りましたが夏休みの土曜日で30分待ちでした
わたくしはシンプルにカットステーキ倍盛り260gにしましたが、孫娘たちは大好きな
うどんとスープパスタを注文、やはり麺類好きは遺伝するのかっ???
確かに幼児連れだとファミレスが一番気軽だし、好みの料理が選べるので最適ですね
マーケットプレイスではこんなイベントもやってて・・・
パーカッション好きの家内はじめ一同で演奏を楽しんでると・・・
ちょうど予約時刻の1時になったのでレゴランド(のディスカバリーセンター大阪)へ
中には様々な屋内施設がありましたが名古屋のレゴランドは屋外型だったそうで、
孫娘たちもはじめての屋内型で大好評でした ともかく空調が効いてて涼しいし・・・
わたくしもはじめてだったのでけっこう楽しめました
ただまあアトラクションは大部分が撮影禁止でしたし、展示も全ては紹介できないので、
詳しくはこちらをご覧くださいね
ええ、わたくし11種類のアトラクションは、ほぼすべてを体験できました
で、ジオラマ好き向けにミニランドの一部のみご紹介・・・
海遊館とか・・・
通天閣とか銀橋とか・・・
住吉大社と太鼓橋とか・・・
新しい大阪駅とか四天王寺とか大阪城天守閣とか・・・
道頓堀とか・・・
舞洲のごみ焼却工場とか・・・
つい最近、周辺を彷徨ってた中之島の中央公会堂とか・・・
数々の大阪名所がレゴで作られてて、昼→夕景→夜モードと数分おきに替わってました
で、ここでも2時間以上を過ごし、最後に孫娘2人がショップで選んだお土産は、
レゴのフラッシュライト、レゴライトでした
って、麺類好きと同じく、こちらも遺伝するのかっ???
で、帰り際には前述のとおり巨大駐車場の停めたエリアどころか階数も全員が覚えておらず、
孫姉の頼れる記憶と大人3人の頼りない記憶を総合して徘徊し、ようやくトゥーランを発見、
なんとか無事に帰宅することができました
で、この夜は翌朝に大阪の友人と会う予定の家内の妹も愛犬を連れて、愛車のミニクーパー
(二代目に買い替えたばかり!!!)で泊りに来てくれ、前夜にも勝る大宴会となりました
夕食のメインは家内の妹が買ってきてくれた絶品のローストビーフ!!!
このボリュームで一人前、大阪狭山にある老舗の名物だそうです・・・
人数分を買ってくれてましたが、たっぷりの肉と野菜に別々の自家製ソースが付いてて、
一緒に食べるとまさに絶妙、ご飯にのせるとそりゃもう何杯でも・・・
昔から変わらない味と値段だそうで、80歳を過ぎた御夫婦がやっておられるとか
常連の妹にプレゼントしてくれたとゆー手作りピザも絶品でした
城陽の純米大吟醸にもビールにもチューハイにも合ってお酒がすすみ・・・
食後のデザートは、やはり店主手作りのチーズケーキ
って、取り分ける前に撮ればよいものを・・・ちなみにこちらも絶品でした
子どもたち(と家内!!!)を寝かしつけてから、さらに3人でかぱかぱ、この夜は日付が変わってから
ようやく就寝しました
最終日の日曜の朝はわたくし手作りのサンドイッチなんぞでまったりしてると10時前には
前日の仕事を終えた長男も合流、10時半には妹と分かれて手作りミート・パスタで昼食を済ませ・・・
1時半からの人形劇を楽しむため、6人で近くにある人形劇団クラルテのアトリエへ
この日の公演は人形劇団ココンによる「はらぺこブー」と「カボとピノ」でした
公演中は撮影禁止でしたが、子どもたちとの掛け合いや絶妙な演出でまったく退屈させず、
大人でも充分に楽しめる内容でした
リンク先のとおり第1回「やなせたかし文化賞」を受賞されてるんですね
まあ、連日の疲れからか孫妹のほうはクルマの中から公演の前半まで爆睡でしたが
と、3時半には長男家族も名古屋の自宅に向け出発、充実した三日間が終了しましたが、
後に残ったのは空き缶と空き瓶の山、ま、これはいつものキャンプ宴会と同じ光景
みんな忙しい中、いろんなお土産まで持って来てくれてありがとね!!!
また会って遊んで飲んで話せるのを楽しみにしています
次は季節のいい頃にキャンプ宴会しようね・・・
2024年07月24日
土用の丑の日に・・・
(期間限定のお知らせ)
2024.8/6(火)~18(日) 京都市京セラ美術館で開催される有道佐一回顧展の案内記事はこちらです
で、本日は土用の丑の日・・・
つーことで昨日、鰻を食べてきました
高齢もとい恒例の元職場同期の集まりで、じつにひさしぶりの・・・
淀屋橋
水上バス
市庁舎
ま、なんかキモいのが横たわってましたが・・・
中之島図書館
その向こうには中央公会堂
大阪・中之島のこの一帯は、風格ある建物と川と橋の風景がじつに絵になります
で、絵になる水晶橋を北に渡れば
大阪地裁・高裁
で、そのこちら側の川沿いには・・・
こんな飲食施設ができてたんですね・・・知りませんでした
と、東へ鉾流橋の北詰までくると、江戸時代には天満与力だった天満警察
江戸時代には北与力だった曽根崎警察とならび、大阪でも格式の高い警察署であります
で、その向かいにあるのが・・・
江戸流鰻料理の志津可であります
着いたら準備中でしたが、やはり土用の丑の前日、すでに大勢が待ってました
ま、江戸流は背開きで蒸し焼き、上方流は腹開きで直火焼とかいわれますが・・・
そんなこたあ、どーでもよく・・・
まずは乾杯!!!
猛暑の中を歩いてへろへろになってたのでビールが身体中に沁みわたりました
ま、この日のコースは・・・
うざく
うまき
うな重に、
肝吸いとゆーシンプルなコースでしたが欠席が2人出たので、その分を7人で奪い合いつつ、
その間に・・・
白ワインなんぞを次々と・・・
と、料理の品数は少なかったけどたっぷり食べて飲んで満足満腹・・・げふっ
で、最近は飲むと短距離しか歩けなくなるわたくし、帰りに鉾流橋を渡る頃には・・・
まだ明るかったのですが・・・
中之島を少し歩いては休憩を繰り返してると・・・
淀屋橋に着く頃にはすっかり暗くなり、最寄駅から自宅までにも時間を要しました
計算してみると復路は往路の4倍以上かかってたようで、これは何とかしなければ・・・
そうだ、毎日鰻を食べ続ければ・・・ぷつん
2024.8/6(火)~18(日) 京都市京セラ美術館で開催される有道佐一回顧展の案内記事はこちらです
で、本日は土用の丑の日・・・
つーことで昨日、鰻を食べてきました
高齢もとい恒例の元職場同期の集まりで、じつにひさしぶりの・・・
淀屋橋
水上バス
市庁舎
ま、なんかキモいのが横たわってましたが・・・
中之島図書館
その向こうには中央公会堂
大阪・中之島のこの一帯は、風格ある建物と川と橋の風景がじつに絵になります
で、絵になる水晶橋を北に渡れば
大阪地裁・高裁
で、そのこちら側の川沿いには・・・
こんな飲食施設ができてたんですね・・・知りませんでした
と、東へ鉾流橋の北詰までくると、江戸時代には天満与力だった天満警察
江戸時代には北与力だった曽根崎警察とならび、大阪でも格式の高い警察署であります
で、その向かいにあるのが・・・
江戸流鰻料理の志津可であります
着いたら準備中でしたが、やはり土用の丑の前日、すでに大勢が待ってました
ま、江戸流は背開きで蒸し焼き、上方流は腹開きで直火焼とかいわれますが・・・
そんなこたあ、どーでもよく・・・
まずは乾杯!!!
猛暑の中を歩いてへろへろになってたのでビールが身体中に沁みわたりました
ま、この日のコースは・・・
うざく
うまき
うな重に、
肝吸いとゆーシンプルなコースでしたが欠席が2人出たので、その分を7人で奪い合いつつ、
その間に・・・
白ワインなんぞを次々と・・・
と、料理の品数は少なかったけどたっぷり食べて飲んで満足満腹・・・げふっ
で、最近は飲むと短距離しか歩けなくなるわたくし、帰りに鉾流橋を渡る頃には・・・
まだ明るかったのですが・・・
中之島を少し歩いては休憩を繰り返してると・・・
淀屋橋に着く頃にはすっかり暗くなり、最寄駅から自宅までにも時間を要しました
計算してみると復路は往路の4倍以上かかってたようで、これは何とかしなければ・・・
そうだ、毎日鰻を食べ続ければ・・・ぷつん
2024年05月26日
100才まで歩ける人!!!
わたくし前回記事でも前々回記事でも、かなり歩行困難になってることを痛感したので・・・
とりあえず週刊誌の記事をメモして・・・それで安心を得ようと・・・
そう、
女性セブン5月23日号にあった特集記事であります
この週刊誌も読者の年齢層はけっこう高そうですね・・・
「健脚寿命を延ばす総力特集」の惹句は「ピンピンコロリを叶える秘訣は脚にあった」
で、記事タイトルは、(名医だけが知っている)
「100才まで歩ける人(と)寝たきりになる人(で)人生はこんなに違う」
以下、自分用のてきとーメモなので正しくは解説書などをお読みくださいね
Part1 名医だけが知っている「100年歩ける」脚と膝の秘密より
・年齢とともに脚に痛みが出るのは筋肉量が低下するから
→脚の筋肉は上半身より年齢の変化を受けやすい
→曲げる筋肉より伸ばす筋肉の方が年齢の変化を受けやすい
→何もしないと負のスパイラルになる
→40~50代で痛みが出るのはトレーニング不足へのアラート
・関節を動かすことで筋肉も動くようになる→まずはしゃがむこと(椅子生活で減っている)
→しゃがんだときに関節がしっかりと曲がり、立つときにしっかりと伸びる
・股関節がしっかり開く「かえる足スクワット」
→つま先を45度に開き両手をついた「かえる姿勢」から素早く立ち上がる→1セット10回
(両手が床につかない場合はできるところまででOK)
・大腿四頭筋には速筋が多く存在する→膝を支える役割もある
→速筋は20代から委縮し衰えるのが早い→脚の老化や変形性膝関節症に
・膝が伸びて大腿四頭筋も鍛えられる「膝伸ばし体操」
→椅子に座り片方の膝を伸ばすだけ(両手は座面)
→10秒伸ばして2秒下ろす→左右5回ずつ×1日2セットが目標
・下半身の筋肉には「筋トレの王様」スクワットが抜群の効果
→高齢者は壁の隅にもたれて
・速筋を鍛える「パチパチもも上げ」
→両肘を体の横に付けて立ち両手を前に(おへそ付近の高さ、二の腕は体から離さない)
→太腿を交互に素早く持ち上げる(掌にあたってパチパチ音がするぐらい素早く)
→1セット50回(左右交互に25回)×1日2セットが目標
・外もも強化体操
→片手を壁につき反対側の脚を(足の甲を外側に向け)斜め後ろにできる限り上げる
→1秒キープを1セット左右15回ずつ×1日2セットが目標
・歩くときは胸を張って
→背筋はしっかりと伸ばす
→頭が前に出ないよう顎をひく
→膝が曲がらないようまっすぐ伸ばす
→歩幅が狭くならないよう意識する
・前かがみ姿勢で歩く人
→バンザイしながら歩くと上体を起こす感覚が身につく→家の中だけでも
・1日4000歩であらゆる原因の死亡リスクが下がり始めることがわかっている
→高齢者に1日1万歩は歩き過ぎ
→1日1万歩を歩いても姿勢や歩き方が間違っていたら脚の老化が進行するだけ
→上体を起こすことを意識して椅子に座って足踏みをする方が効果がある
・膝軟骨にはアボガドとブロッコリー(特にスプラウト)
→サプリメントのグルコサミンやヒアルロン酸は胃や腸で分解されるので意味はない
Part2 病気にならない究極の歩き方
・悪い姿勢で軸が崩れた歩き方をしていると使うべき筋肉が使えない
→別の部位に負担がかかり、筋肉が硬くなり神経が圧迫される
→肩こり、腰痛、ひざ痛、坐骨神経痛の原因になり下腹ぽっこりに・・・
・内股で歩幅が狭くすり足だと腹圧がかからず、猫背で反り腰になりやすい
→前かがみの姿勢で歩くようになると下半身の筋肉不足につながる
・正しい姿勢で歩くとハムストリングや内転筋をしっかり使えるようになる
→下半身に筋肉がついて引き締まりヒップアップする
→しっかり蹴り出して歩くと毛細血管まで血液が届き、冷え性も解消
・ウォーキングで認知症・糖尿病・13がんリスクが減り健康寿命が延びている事実(略)
・正しい歩き方の7つのメソッド
①つま先を15度ほど外へ開く
②(ガニ股にならないよう)内ももをしっかり締める
③おへそをへこませ、
④胸を持ち上げる(これで腹圧がかかり猫背が解消され背骨本来のS字カーブに近づく)
⑤(このとき肩が上がる人がいるので)肩を落として肩甲骨を押し下げる
⑥首を立て正常位置に戻す
⑦最後に口角を上げてリラックスする
・踵から着地して、つま先を蹴り上げる
・1cmぐらい身長を伸ばすイメージで歩くと猫背になりにくい
・腕は前に振り上げることより、しっかりと後ろに引くことを意識する
・歩幅は少しでも広く(65cmが目安→横断歩道の白線の幅が45cm→白線1つと半分)
・下肢の筋トレには坂道や階段が効果的
・市街地より森林が理想だが、せめて公園や遊歩道を選ぶ
・「ここだけは正しい姿勢で歩く」と意識して歩く道を決める
→公園までのまっすぐな道や、気持ちのいい並木道など
→その習慣づけで数百歩がきれいに歩けるようになり、いい歩き方が意識できるようになる
→3ヶ月続ければ変化が表れる
云々・・・
と・・・
メモし終えた今は天気もよく過ごしやすい日曜日の午後・・・
ウォーキングにはちょうどいい時間帯・・・だけど・・・
昼飯の続きでビールを飲みながら、しっかりと記事をメモしたことだし・・・ひっく
とりあえず満足したので、今からお昼寝することにします ぷつん
とりあえず週刊誌の記事をメモして・・・それで安心を得ようと・・・
そう、
女性セブン5月23日号にあった特集記事であります
この週刊誌も読者の年齢層はけっこう高そうですね・・・
「健脚寿命を延ばす総力特集」の惹句は「ピンピンコロリを叶える秘訣は脚にあった」
で、記事タイトルは、(名医だけが知っている)
「100才まで歩ける人(と)寝たきりになる人(で)人生はこんなに違う」
以下、自分用のてきとーメモなので正しくは解説書などをお読みくださいね
Part1 名医だけが知っている「100年歩ける」脚と膝の秘密より
・年齢とともに脚に痛みが出るのは筋肉量が低下するから
→脚の筋肉は上半身より年齢の変化を受けやすい
→曲げる筋肉より伸ばす筋肉の方が年齢の変化を受けやすい
→何もしないと負のスパイラルになる
→40~50代で痛みが出るのはトレーニング不足へのアラート
・関節を動かすことで筋肉も動くようになる→まずはしゃがむこと(椅子生活で減っている)
→しゃがんだときに関節がしっかりと曲がり、立つときにしっかりと伸びる
・股関節がしっかり開く「かえる足スクワット」
→つま先を45度に開き両手をついた「かえる姿勢」から素早く立ち上がる→1セット10回
(両手が床につかない場合はできるところまででOK)
・大腿四頭筋には速筋が多く存在する→膝を支える役割もある
→速筋は20代から委縮し衰えるのが早い→脚の老化や変形性膝関節症に
・膝が伸びて大腿四頭筋も鍛えられる「膝伸ばし体操」
→椅子に座り片方の膝を伸ばすだけ(両手は座面)
→10秒伸ばして2秒下ろす→左右5回ずつ×1日2セットが目標
・下半身の筋肉には「筋トレの王様」スクワットが抜群の効果
→高齢者は壁の隅にもたれて
・速筋を鍛える「パチパチもも上げ」
→両肘を体の横に付けて立ち両手を前に(おへそ付近の高さ、二の腕は体から離さない)
→太腿を交互に素早く持ち上げる(掌にあたってパチパチ音がするぐらい素早く)
→1セット50回(左右交互に25回)×1日2セットが目標
・外もも強化体操
→片手を壁につき反対側の脚を(足の甲を外側に向け)斜め後ろにできる限り上げる
→1秒キープを1セット左右15回ずつ×1日2セットが目標
・歩くときは胸を張って
→背筋はしっかりと伸ばす
→頭が前に出ないよう顎をひく
→膝が曲がらないようまっすぐ伸ばす
→歩幅が狭くならないよう意識する
・前かがみ姿勢で歩く人
→バンザイしながら歩くと上体を起こす感覚が身につく→家の中だけでも
・1日4000歩であらゆる原因の死亡リスクが下がり始めることがわかっている
→高齢者に1日1万歩は歩き過ぎ
→1日1万歩を歩いても姿勢や歩き方が間違っていたら脚の老化が進行するだけ
→上体を起こすことを意識して椅子に座って足踏みをする方が効果がある
・膝軟骨にはアボガドとブロッコリー(特にスプラウト)
→サプリメントのグルコサミンやヒアルロン酸は胃や腸で分解されるので意味はない
Part2 病気にならない究極の歩き方
・悪い姿勢で軸が崩れた歩き方をしていると使うべき筋肉が使えない
→別の部位に負担がかかり、筋肉が硬くなり神経が圧迫される
→肩こり、腰痛、ひざ痛、坐骨神経痛の原因になり下腹ぽっこりに・・・
・内股で歩幅が狭くすり足だと腹圧がかからず、猫背で反り腰になりやすい
→前かがみの姿勢で歩くようになると下半身の筋肉不足につながる
・正しい姿勢で歩くとハムストリングや内転筋をしっかり使えるようになる
→下半身に筋肉がついて引き締まりヒップアップする
→しっかり蹴り出して歩くと毛細血管まで血液が届き、冷え性も解消
・ウォーキングで認知症・糖尿病・13がんリスクが減り健康寿命が延びている事実(略)
・正しい歩き方の7つのメソッド
①つま先を15度ほど外へ開く
②(ガニ股にならないよう)内ももをしっかり締める
③おへそをへこませ、
④胸を持ち上げる(これで腹圧がかかり猫背が解消され背骨本来のS字カーブに近づく)
⑤(このとき肩が上がる人がいるので)肩を落として肩甲骨を押し下げる
⑥首を立て正常位置に戻す
⑦最後に口角を上げてリラックスする
・踵から着地して、つま先を蹴り上げる
・1cmぐらい身長を伸ばすイメージで歩くと猫背になりにくい
・腕は前に振り上げることより、しっかりと後ろに引くことを意識する
・歩幅は少しでも広く(65cmが目安→横断歩道の白線の幅が45cm→白線1つと半分)
・下肢の筋トレには坂道や階段が効果的
・市街地より森林が理想だが、せめて公園や遊歩道を選ぶ
・「ここだけは正しい姿勢で歩く」と意識して歩く道を決める
→公園までのまっすぐな道や、気持ちのいい並木道など
→その習慣づけで数百歩がきれいに歩けるようになり、いい歩き方が意識できるようになる
→3ヶ月続ければ変化が表れる
云々・・・
と・・・
メモし終えた今は天気もよく過ごしやすい日曜日の午後・・・
ウォーキングにはちょうどいい時間帯・・・だけど・・・
昼飯の続きでビールを飲みながら、しっかりと記事をメモしたことだし・・・ひっく
とりあえず満足したので、今からお昼寝することにします ぷつん
2024年05月17日
第二無鄰菴から東福寺へ
毎年恒例・・・といっても・・・
わたくし昨年はポタリング中の落車骨折事故で参加できなかったし、それまでの3年間は
コロナ禍で開催中止になってたのですが・・・
昨日、18回目になる学生時代の史跡サークルの同期会を楽しんできました
まずは大阪淀屋橋から京阪三条へ
この記念碑は今回(おそらく)はじめて見ました(追記。やはり過去に何度か撮ってました)
御池大橋を西へ・・・
あちこちで納涼川床が設置されてました
水路の上に張り出してるので涼しいのだとか・・・
で、高瀬川沿いに木屋町通りを・・・
一之船入まで遡上すれば、
がんこ二条苑であります
そう
角倉了以の別邸から山縣有朋の別荘「第二無鄰菴」となった高瀬川の源流であります
ここでも5月1日から川床をやってるんですね
いつもの下駄箱に新調した高級な靴を入れて・・・
舞妓はんのお出迎えを受けます
どうぞよろしゅうに・・・
今回は、お店に飾ってあったパネルだけでしゅが・・・
恒例のお安い飲み放題コース・・・さすがに値上がりしてましたが
今回はジン・ソーダなんぞで・・・
恒例により、すっかり出来上がったところで、
七代目小川治兵衛の改修による源流名庭園へ・・・
ツツジが見頃でした
現役じょしだいせーの店員さんとも記念写真を撮ったのですが・・・
半世紀前のじょしだいせーと一緒に撮ったので、記事にアップするのはパスして・・・
伏見に住む大富豪のご厚意でタクシーに分乗し東福寺へ・・・
ずいぶんお高くなってる拝観料までご厚意に甘えました・・・H井くん、ありがとね!!!
以下、昨日の京都は午後から見事に晴れたので、今回は「光と影」をテーマに・・・
光と影その1
光と影その2
光と影その3
光と影その4
光と影その5
光と影その6
光と影その7
光と影その8
光と影その9
とまあ、きちんと編集すればいいものを・・・
それにしても青紅葉が見事でした
まさに風薫る五月、新緑の季節ですねえ・・・
(5/18追記です)
同期のメンバーが稀少な画像をSNSで共有してくれたので追加しておきます
なんと、半世紀前のわたくしの写真パネル作品!!!
学園祭のオークションで落札して大事に保管されてたとのことです
K治さん、ありがとね!!!
まったく記憶になかったのですが、今回のテーマ「光と影」にぴったりの作品!!!
つーか、わたくし半世紀前から進化してなかったのかっ!!!
光と影その10
みんなで海に向かって「バカヤロー」とか叫んでたのかな・・・
わたくし昨年はポタリング中の落車骨折事故で参加できなかったし、それまでの3年間は
コロナ禍で開催中止になってたのですが・・・
昨日、18回目になる学生時代の史跡サークルの同期会を楽しんできました
まずは大阪淀屋橋から京阪三条へ
この記念碑は今回(おそらく)はじめて見ました(追記。やはり過去に何度か撮ってました)
御池大橋を西へ・・・
あちこちで納涼川床が設置されてました
水路の上に張り出してるので涼しいのだとか・・・
で、高瀬川沿いに木屋町通りを・・・
一之船入まで遡上すれば、
がんこ二条苑であります
そう
角倉了以の別邸から山縣有朋の別荘「第二無鄰菴」となった高瀬川の源流であります
ここでも5月1日から川床をやってるんですね
いつもの下駄箱に新調した高級な靴を入れて・・・
舞妓はんのお出迎えを受けます
どうぞよろしゅうに・・・
今回は、お店に飾ってあったパネルだけでしゅが・・・
恒例のお安い飲み放題コース・・・さすがに値上がりしてましたが
今回はジン・ソーダなんぞで・・・
恒例により、すっかり出来上がったところで、
七代目小川治兵衛の改修による源流名庭園へ・・・
ツツジが見頃でした
現役じょしだいせーの店員さんとも記念写真を撮ったのですが・・・
半世紀前のじょしだいせーと一緒に撮ったので、記事にアップするのはパスして・・・
伏見に住む大富豪のご厚意でタクシーに分乗し東福寺へ・・・
ずいぶんお高くなってる拝観料までご厚意に甘えました・・・H井くん、ありがとね!!!
以下、昨日の京都は午後から見事に晴れたので、今回は「光と影」をテーマに・・・
光と影その1
光と影その2
光と影その3
光と影その4
光と影その5
光と影その6
光と影その7
光と影その8
光と影その9
とまあ、きちんと編集すればいいものを・・・
それにしても青紅葉が見事でした
まさに風薫る五月、新緑の季節ですねえ・・・
(5/18追記です)
同期のメンバーが稀少な画像をSNSで共有してくれたので追加しておきます
なんと、半世紀前のわたくしの写真パネル作品!!!
学園祭のオークションで落札して大事に保管されてたとのことです
K治さん、ありがとね!!!
まったく記憶になかったのですが、今回のテーマ「光と影」にぴったりの作品!!!
つーか、わたくし半世紀前から進化してなかったのかっ!!!
光と影その10
みんなで海に向かって「バカヤロー」とか叫んでたのかな・・・