沙漠緑化・熱帯雨林再生

2024年12月11日

エコプロ2024土産のリベリカ珈琲!!!

ま、正確には・・・

エコプロ2024に出展されてたボルネオ熱帯雨林再生プロジェクトのブースで販売されてたのを
植林ボランティア仲間のS田さんが買ってきてくれた土産でありますが・・・


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そう、

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ボルネオ島サラワク州サバル森林保護区などで、同
プロジェクトが村人たちと育成している
稀少種のコーヒーなのでありますね

熱帯雨林の保護や再生のためにも現地で暮らす人たちの生活が豊かになることが重要で、
このプロジェクトのように村人を主体にした持続可能な混農林業(アグロフォレストリー)を
着実に育てていくことも、フェアトレードやエコツーリズムと並んで、自然との共生に繋がると、
わたくしも考えています


皆さんも身近にできることから、何かはじめていただければ・・・

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P.S
それにしても・・・今回わざわざ京都から東京のエコプロ2024まで行かれたS田さん、

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わたくし用に6パックも買ってきてくれてありがとうね!!!

えっ、うち5パックはフラッシュ光メンバーに渡す分だっけ???

ま、次回の宴会もとい企画会議まで、手つかずで残るのかどーだか・・・げひげひ



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2024年11月20日

エコプロ2024ボルネオ熱帯雨林再生プロジェクト出展のご案内

(期間限定)11月23日ライトOFF会へのお誘い記事はこちらです

で、当記事も期間限定のお知らせになりましゅが・・・

今年も12月4日から東京ビッグサイトにてエコプロ2024が開催されます

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わたくしも及ばずながら応援しているNPO法人「ボルネオ熱帯雨林再生プロジェクト」
今年も出展されますので、当サイトでも案内しておきます



・エコプロ2024の会期

→12月4日(水)~6日(金) 10:00~17:00


・エコプロ2024の会場

→東京ビッグサイト東4・5・6ホール


ボルネオ熱帯雨林再生プロジェクトのブース

→東5ホール奥にあるNPO協働プラザN-06(下記参照)


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入場無料ですが事前登録制なので行かれる方は公式ウェブサイトから事前登録して下さい

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現地ボルネオ島サラワク州クチンからは酒井理事長や鍋嶋副理事長も来日され、ブースで
歓迎してくれるようですし、サバル森林保護区などで住民たちと苦労して育てたコーヒー
収穫できたようで、当日はドリップパックでの販売も予定されてるとのことです

わたくしの参加していた植林ボランティア団体N.GKSも、昔はエコプロに出展してたのですが
幹事の高齢化で今や休眠状態、今回は若い人たちや働き盛りの人たちに
植林ボランティアはじめ、
アグロフォレストリー(混農林業)、フェアトレード、エコツーリズムへの関心を
持ってもらえる
とてもいい機会だと思います
エコプロに参加される方は是非N-06ブースも訪ねてみてくださいね!!!

そう、98kさんのサイトを見たと言えば、ひょっとしていいことが・・・



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2024年10月08日

皇紀3千年「実論夢想」

とーとつですが本日・・・

わたくしも手伝っていた海外植林ボランティア団体N.GKS(もと緑の協力隊・関西澤井隊)の
澤井代表に関する2冊目の本が、3年前の「アッと驚く! 90歳」に続いて出版されました
(N.GKS
関係者には、いずれ郵送などで届くはずです)


皇紀3千年(西暦2340年)「実論夢想」

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表紙カバーは1993年シリア・パルミナ遺跡にて



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裏表紙カバーは冬の大三角形とオリオン座・・・眼下蒼天


奥付

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産経新聞生活情報センター 2024年10月8日 第1刷発行


著者紹介

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共著になってますが「アッと驚く! 90歳」の著者である藤本氏が、前後足掛け5年間にわたり、
ほぼ月2回のペースで行った澤井代表へのインタビューと、澤井代表が保管している膨大な
過去資料から、歴史事実や澤井代表の生き方や考え方を引用しつつ、日本や世界の現状分析と
今後300年にわたる将来展望について、分かりやすくまとめられた本であります

1931年生まれの澤井代表にとって、紀元といえばキリスト紀元ではなく神武紀元(皇紀)であり、
子どもの頃に迎えた紀元2600年(1940年)の300年前の日本は江戸時代前期、その頃の人たちの
何人が300年後の日本を想像できたであろうか、今の政治家はじめ何人が300年後へのビジョンを
持っているのか、自分は300年後の皇紀3000年に向けて実論による夢想を藤本氏に語ったと・・・

膨大な資料をアナログ整理して保存、それらに関する記憶が90歳を超えても正確に残っていて、
それを最新の日本や世界の情勢と結びつけて主張する澤井代表も凄いですが、5年間にわたる
インタビューの膨大なメモを整理して資料と照合のうえ、それらを引用して最終的に自分の
文章としてまとめ上げた藤本氏の聞き手としての能力も筆力も凄いと感心しました


例によって目次の紹介

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特に地熱発電についての現状、
商業ベースに乗る熱源の資源量(2300万kw)は世界3位なのに
発電設備が世界10位(49万kw)まで落ちたのは、
目先の利益追求という浅はかな企業論理とか、
政府支援の打ち切り(1990年代)とか、温泉街の反対とか国立公園内は許可されないからとか、
業務スーパー創業者の熱意などについても知らないことも多く目からウロコでした
(ちなみに日本の電力消費は1億~1億4000万kw/h程度なので、商業ベースだけで考えても
1/4から1/6程度は地熱発電で賄えることになりますね)

確かに地熱発電なら、火山国では資源は無尽蔵タダでCO2も核廃棄物も出さず、大規模な
太陽光や風力、水力、大規模バイオマスのような環境破壊もなく天候にも左右されず24時間
365日稼働可能な純国産エネルギーですね



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どの項目にも出版直前までの最新情報による、現在の最先端技術や混迷する世界の現状が
紹介されており、それを澤井代表が半世紀以上も前から予測し警告していたという事実を、
当時の澤井代表が書いた文章などから発見し、そのことに何度も驚嘆したと、藤本氏が書いて
おられましたが、あちこちにハナシが跳ぶインタビューから、それらを見つけ出す藤本氏の
聞き手としての能力に、むしろわたくしは驚嘆しました

当ブログサイト書斎カテゴリで紹介しているような歴史や環境や最新科学に関する書籍も、
多くを精読されておられるようで、それぞれの著者とは、おそらく意見は異なるのでしょうが、
まさに幅広い最新知識があってこその労作ですね
さすがはベテラン手練れのもと新聞記者であります

とても内容すべては紹介できませんし澤井代表や藤本氏の主張についても、見方によっては
異論もあるでしょうが、特に林業・林政や教育・環境については100年先200年先を見越した
ビジョンが必要なことは間違いありません

ここでは末尾にあった写真資料のうち海外植林ボランティアに関する部分のみ新聞記事を
中心に、ランダムに一部を紹介させていただきます
(出版物の添付資料なので公開に問題があるようなら非公開設定にします)

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2012年、N.GKS第16次隊(ボルネオ)に関する毎日新聞の記事


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2018年、N.GKS最後となった第23次隊(内モンゴル)に関する読売新聞の記事




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2011年、東日本大震災支援へのお礼も込めた第15次隊(モンゴル)などの植林活動に対し、
モンゴル特命全権大使から感謝状を受けたことを伝える京都新聞の記事




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2013年、第18次隊(ボルネオ)に関する産経新聞の記事




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故・遠山正瑛翁とのツーショット(内モンゴル・クブチ沙漠・恩格貝にて)




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2010年、第14次隊(内モンゴル)に関する京都新聞の記事




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2009年、第12次隊(ブラジル・アマゾン)に関する現地サンパウロ新聞の記事




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2015年、澤井代表自分史の自費出版を伝える京都新聞の記事



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上から順に、
1990年、中国・内モンゴル自治区・クブチ沙漠・恩格貝の様子、
1999年、N.GKS第1次隊による
クブチ沙漠での最初の植林作業の様子、
2018年、最後となった第23次隊での
クブチ沙漠・恩格貝の様子


まあ、「最後となった」とは書いたものの・・・

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当時、城南新報で紹介されてた帰国報告ではラスト宣言を撤回して、
「3~5年後には植えた1000本のナツメが実るので車椅子に乗ってでも食べに行きたい」
と答えておられますが・・・

ともかく93歳になった現在も(足腰が弱り介護施設のお世話になっているものの)頭はますます
冴えわたっているとのことでした

98歳まで日本と中国を月に何度も往復されてて大往生された
故・遠山正瑛翁に負けないよう、
今後もできる範囲で大いに活躍してほしいものです



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2024年09月29日

オランウータン~森のさとりびと~

ええ、

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オランウータン~森のさとりびと~とゆー写真集であります



裏表紙

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著者・撮影者の紹介

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奥付

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写真集なので作品画像は紹介できませんが、撮影地はボルネオ島南部(インドネシア領)
タンジュンプティン国立公園、ここでは1971年にカナダ人ビルーテ・ガルティカス博士が、
オランウータンの生態研究・リハビリ施設「キャンプリーキー」を開設したそうです

以下、写真の解説文からランダムに、いくつかメモしておきます

・大型類人猿4種のうちゴリラ・チンパンジー・ボノボはアフリカ、オランウータンだけが
東南アジアに生息している

・ボルネオ島のボルネオ・オランウータン、スマトラ島のスマトラ・オランウータンと
タパヌリ・オランウータンの3種に分類される

・家族で暮らすゴリラや、群れで暮らすチンパンジーと異なり、基本的に単独で生きるが、
子どもや若者は集まったりもする

・大人同士あまり交流はないものの、どこに誰がいるかはわかっているといわれている

・強いオスにだけフランジが現れるが、メカニズムはまだ解明されていない

・見つめるとニホンザルなどは怒りだすが、大型類人猿は穏やかに見つめ返してくれる
言葉を話さなくても気持ちのやり取りができる気がする
(穏やかに撮影者を見つめる写真作品群が素晴らしかったです)

・計7万頭前後が生息するとされるが、100年前の1/5に減ったといわれている
→原因は密猟・人為的な森林火災・熱帯雨林の伐採など

・ボルネオ島ではこの数十年アブラヤシ農園の開発で
熱帯雨林の伐採が加速している
→アブラヤシから作られるパーム油は世界で最も多く使われる植物油

・保護活動が活発になっているのは頼もしいが、これまでのダメージはあまりに大きい

熱帯雨林はオランウータンだけでなく他の動植物や人間にとっても貴重で大切な自然
→取り返しのつかないことになったら未来に生きる子どもたちに何と言い訳をすればよいのか

・人に類する猿→長い進化の歴史を人間と共有してきた親類
→島の民は愛情と畏敬の念をいだいて、彼らを「森の人」と呼ぶ・・・



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2024年09月09日

マレーシアごはん紀行展&トークイベントに!!!

とーとつですが・・・

堺市役所で開催されてた「マレーシアごはん紀行展&トークイベント」に行ってきました!!!

マレーシア料理フードライター古川音さんの「ごはん紀行パネル展示」とトークイベントで、
ボルネオ島サラワク州クチンのN嶋さんからイベント情報を教えていただいてた次第

事前申し込み(定員50名)には多くの応募者があったようで、抽選の結果めずらしく当選、
9月7日の昼過ぎに(植林ボランティアツアーでは酒類調達担当の)H田さんと合流し堺東駅前へ

まずはマレーシア料理・・・ではなく15年前に堺エリアを担当されてたH田さんオススメの・・・

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裏通りにあるカウンター7席だけの小さな「かつ丼専門店」へ


すでに1時を過ぎてましたが満席で20分ほど待ってから中に入れば・・・

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メニューは3種類のみでオススメのかつ丼に玉子追加50円、味噌汁50円を注文



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食通のH田さんが通い詰めてただけあって確かに絶品でした


で、会場の堺市役所21階展望ロビーで受付を済ませ・・・

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60mほどの高さでは、まだまだ世界遺産になった前方後円墳の全容までは分かりませんね


と、まずは豊富なパネル展示を一巡したのですが・・・

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詳しくは古川音さんの上記リンク先や「マレーシアごはんの会」サイトをご覧いただくとして、


当サイトではおなじみのサバ州コタキナバルとサラワク州クチンのコーナーのみご紹介・・・

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わたくし憧れのサゴヤシ・ゾウムシ幼虫の生食も試されたとか・・・




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コタキナバル⇔クチン間は何度か行き来してるのですが、どちらでもまだ食べてません




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ええ、クチンのパネル展示には・・・



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大好きなサラワク・ラクサやコロミーついでにN嶋さんも紹介されてました


で、定刻の2時になり音さんのスライド・トークがはじまりました

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以下、おさらいの意味で基本情報のスライドのみご紹介・・・

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マレーシアはマレー半島南部(西マレーシア)とボルネオ島北部(東マレーシア)にまたがる
12州による連邦国家・・・(シンガポールとブルネイは連邦に加盟してません)



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まさに多民族国家であります




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そう、ボルネオ島は本州の4倍近い世界3位の大きな島(本州は7位)ですが大部分はインドネシア領で
(インドネシア語ではボルネオ島はカリマンタン島、ジャカルタからの首都移転計画が進行中です)、
マレーシア領は島の北部サバ州とサラワク州(東マレーシア)だけになるので、マレー半島南部
(西マレーシア)とあわせても、国の面積としては日本の0.9倍なんですね



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35日間ずっと現地のマレーシア料理を食べ続けてたのね・・・
で、終着地サラワク州クチンでは我々が4か月後に食べた、あの絶品サラワク・ラクサ



以下は事前の質問に対する回答スライドの一部・・・

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ナシチャンプルはマレー語、経済飯は中国語、ナシカンダーはヒンドゥー語・・・
どれもワンプレートですが民族宗教でおかずの素材や味付けが異なるのが嬉しいです




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そう、付いてる小皿の激辛ソースを全量入れると、たいてい悲惨な結果になりました



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確かに慣れれば手食のほうが骨を取り分けたり、ご飯と混ぜたりしやすそうですね
でも麺はすするほうが美味しいと思うのですが・・・
わたくしがご飯の誘いを断ることはまずないけど、お腹がいっぱいでも断るよりは一口でも
一緒に食べた方がいいそうです

民族や宗教や言語が違っても一緒に暮らせるなら個人の違いも認めて尊重しあえるだろうし
ご飯を一緒に食べるというのはイタリア人も一番大事にしてます


と、最後に(たまさんも好きそうな)マレーシアのおやつ一覧

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と、音さんのマレーシアとマレーシア料理に対する情熱と愛情がひしひしと伝わってくる、
じつに楽しくて興味深いスライド・トークで、2時からの50分があっとゆー間に過ぎて、
その後は10分間の休憩・・・


ま、せっかくなので・・・

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音さんとのスリーショットをサバ州サラワク州パネルの前でお願いしたりして・・・


で、3時からは音さんと在日マレーシア人の熊さんとの二人トークでした

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以下、うろ覚えの熊さんのお話を中心に、忘れないうちにメモ・・・

・熊さんはマレーシア北部ペラ州の州都イポー出身で、日本に来られて30年以上になるとか
(音さんとの二人トークは10年ぶりだそうです)

・イポーに多い中華系マレーシア人で漢字の「熊」が本名、日本語では「クマさん」だけど、
客家語、広東語、福建語、マレー語で「わたしの名前は熊です」と話してくれましたが、
まったく異なる発音になるんですね

・自宅では親同士は客家語で話し、子どもたちには地域で使う広東語で話しかけ、小学校では
北京語とマレー語と英語が必須科目、中華系の小学校だったので習うのは3言語だったけど
マレー系の小学校はマレー語と英語だけだった(マハティール政策の頃?)

・習う北京語は小学校4年生の時に繁体字から簡体字に変わったので、どちらも読める

・街で人と話すときも通じなければ別の言語で、または顔を見てインド系なら英語とか・・・
(インド系の小学校ならヒンドゥー語と
マレー語と英語の3言語なんでしょうね)

・熊さんの親の世代ぐらいまではマレー語の読み書きができない人も多く、
出生届に行っても、
公務員はマレー系が多いので、漢字の発音を聴いて適当なマレー語で登録されてたとか・・・

・公務員にマレー系が多いのは政府の優遇政策もあるけど、中華系は公務員を目指すより
自分で起業を目指す人が多いから、とも質問に答えておられました

・大学を出て2年間は東京にいたけど大阪の方が親しみやすくて、こちらで暮らすようになった

・今は奥さんの出身地の神戸に住んでるけど大阪の方がイポーに似ていて好き
(昔、企業で東南アジア勤務が長かった社員は、いきなり東京本社に戻さず似た雰囲気の
大阪支社で日本の仕事ぶりに慣らしてから戻していたとか・・・
都市伝説かもですが)

・日本人の奥さんはマレーシア料理が好きだけど自分も作れないので教えられない

・・・

で、音さんが紹介を忘れててトーク終了後に追加されてた関西のマレーシア料理店
(わたくしも記事アップを忘れてて追加しました)

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「マレーシア ボレ」には4年前に行って飲み過ぎたなあ・・・懐かしいなあ

音さんも人と同調するのがつらかったけど、マレーシアに行ってからは「違っていいんだ」
「違うことが当たり前で暮らしていけるんだ、付き合っていけるんだ」と大好きになって、
それ以来マレーシアとマレーシア料理にハマっておられるとか・・・

美味しい料理も多民族の人たちの暮らしも、本来はマレー半島とボルネオ島の豊かな自然が
あってこそ持続可能なハナシなのですが、熱帯雨林の減少は今も続いています
本当の豊かな暮らしのために、できることを今後も考えていきたいと思いました

と、じつに有意義で楽しい時間を過ごせて、しかも予約していた参加者全員には、お土産に
ハニー・ジャックフルーツ・チップスまでいただきました・・・

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ええ、もう食べてしまったので空き袋の画像でしゅが・・・

音さん熊さん、イベントを開催いただいた堺・アセアン交流促進委員会事務局のみなさん、
イベント情報を教えてくれたクチンのN嶋さん、ありがとうございました

(当記事への画像掲載については関係者の同意をいただいています)



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