書斎

2021年05月12日

大阪市電が走った街 今昔・・・

外出が少なくなり今年になってからずっと・・・になりますが・・・

「大阪市電が走った街 今昔~水の都の路面電車 定点対比~」

辰巳 博著・福田清二編 JTBキャンブックス 2000年12月初版発行

とゆー本を眺めてて、様々な思い出が蘇ってるので紹介させていただきます。


表表紙であります。

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昭和41年 旧大阪市庁舎前に停車する1601型・・・だそうです。



裏表紙であります。

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大正橋の今昔(昭和42年と平成12年)・・・だそうです。


例によって目次のご紹介・・・

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開業時期ごとにまとめた各路線主要停留所付近の今昔を、同位置から同画角で写真対比させ、
その写真に解説やエピソードが付くという構成で、分かりやすく面白かったです。




奥付であります。


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編者で現況の撮影者は、鉄道同好会OBの方だったんですね。



偶然ですが校友会誌・本年新年号の・・・


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「サークルいま、むかし」とゆーコーナーで鉄道同好会が取り上げられてて、

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なんとご本人が載ってました。現在もOB会の副会長をされてるんですね。お元気で何より!!!
学生時代は「撮り鉄」で日本写真印刷に就職、写真集の編集制作に携わっておられたとか。



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OB会の活動も盛んなようです。
SF研究会OBも、史跡同好会OBも、洛嶺会OBも、がむばらないといけませんね・・・


閑話休題


市電の路線図であります・・・

DSCN9009

戦後最盛期の昭和34年には大阪市内だけでなく守口市や堺市まで、まさに縦横無尽に
走り廻ってたんですね。

昭和44年に最後の路線が廃止されてますから、一人で乗った記憶は殆どありませんが、
父親が市電の車掌をしてたので、小さい頃に(おそらく非番の日に)一緒に乗せてもらい、
市内あちこちに連れて行ってもらった記憶は、朧げながら残ってます。

ちなみに京都の市電は(トシがバレますが)ずっと烏丸線で通学してたのが最終年次で廃止、
卒業までの1年間は四条烏丸から烏丸今出川の間は主にバス通学でした。
市電代(当時25円!!!)がなくなり、よく賀茂川べりなんぞを歩きましたねえ・・・



で、こちらが「大阪市街電車唱歌」・・・通称「市電唱歌」・・・

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明治41年にできた一期と二期の路線だけですが、それでも21番まであり、父親からもらった
市電廃止記念誌に付いてたソノシートで!!!、わたくし全てを覚えてました。

九番の歌詞にありますが、明治時代の住吉や浜寺は「大阪」から、わざわざ見に行くような
郊外のリゾート地で有名観光地だったんですね。

ちなみに学生時代の小松左京氏による現代史講義で「覚えてる一番長い歌は?」と質問され、
「大阪の市電唱歌でしょうか、21番まで覚えてます。」と答えると、
「おおっ、それは面白い。ちょっと歌ってみて!!!」と言われたのも懐かしい思い出です。
複雑な情報も歌にすれば覚えられるので、人類は文字ができるまで情報を歌にして残してきた、
といった講義の一部だったと、今でも覚えています。


さらに閑話休題


どの停留所も沿線風景が懐かしく写真紹介できないのが残念ですが、どうしても一枚だけ・・・
(問題があるようなら、すぐに削除します。)

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三宝線、
住之江公園前の昭和35年と平成12年の沿線風景の対比であります。
そう、まさに今のわたくしの定番ポタリングルート!!!

もちろん、この現況写真から、さらに20年が経過してますので状況は変わってますが、
わたくしの記憶する市内なら阿倍野筋以東、南海本線沿線なら大和川以南の風景と同じで、
まさに一面の田畑だったんですね。感無量でした。

大阪市内の幹線道路や大きな橋は、もともと市電を通すため市電の収益で整備されたもの、
それがモータリゼーションの波で邪魔者扱いされるようになり、やがて廃止に至ったのは、
まさに高度成長期の悲哀ですね。

地下鉄やバスと違って乗り降りしやすく人に優しい路面電車は、新しい都市交通手段として
再び見直されてるようですが、大阪でも思い切って復活させてほしいものですね。
路面電車がのんびり走り、堀川で乗合船が行き来する街つーのは、じつに絵になりますし・・・


(追記)
じつは本書、たまたま図書館で見つけて熟読、貸出期間を延長して毎日眺めてたのですが、
見かねた奥様がメルカリで購入してプレゼントしてくれたもの。
ずっと手元に置いておきたかったので、大変ありがたいことであります。ぺこぺこ



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2021年05月05日

植林ボランティア団体・澤井代表の評伝!!!

とーとつですが・・・

わたくしも設立当初から参加して中国西北部・モンゴル・アマゾン・ボルネオの各地で
現地の子どもたちと木を植え育てる活動をしていた非営利の海外植林ボランティア団体、
N.GKS(エヌ・ジクス)」の主宰者・澤井代表の評伝が出版されます。




アッと驚く! 90歳 ー実録「澤井敏郎」評伝ー  藤本 博 著

産経新聞生活情報センター 2021年5月8日第1刷発行  ISBN 978-4-909053-09-1


表紙カバー

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表紙写真は澤井代表が昔からお得意の「生たまご立て」・・・




裏表紙カバー

P5040023

こちらは植林活動の原点となった中国・内モンゴル自治区・クブチ沙漠・・・
と、右上はお得意のスプーン曲げ・・・ともかく常識をひっくり返すことが大好きです


著者は京都・洛南地域の地方紙記者として、30年にわたり澤井代表を取材してきた方で、
2018年に退職後は、洛南の歴史遺産ではなく洛南の今を生きる人物遺産を克明に記録して、
地域に遺すことをライフワークにされてるとのことでした。(「あとがき」にかえてより)

構成としては澤井代表が退職後にはじめた「沙漠・熱帯雨林緑化活動編」は本編の2割程度で、
軍国少年だった少年時代、競技かるたに明け暮れた学生時代、連珠や切手収集など他の趣味
についても書かれてますが、本編の約半分を割いていたのは、やはり現役時代・・・

そう、昭和の高度成長期に企業戦士として戦い続けてきた生き様が克明に描かれてました。
例えば、澤井代表が1954年の就職時に役員から提示された勤務条件・・・
①休日は月1日、年間350日出勤
②月給税込み1万円、残業など手当は一切なし
③月3~4回の徹夜勤務
というもの・・・
これが当時の成長産業としては、特に並外れたものではなかったそうで、戦後経済発展の原動力が
まさに「人力」だったことがわかります。

もちろん「アッと驚く」エピソードは現役時代以外でも、遠山正瑛翁との運命の出会いなど
植林ボランティア活動でも満載でした。

特に著者が絶句したのが2009年のアマゾン植林ツアー(わたくしは仕事の都合がつかず不参加)
だったそうで、出発4日前の「もらい事故」で右上腕部と左母指付根を骨折する重傷を負い、
緊急手術して入院しなければ一生動かなくなるかもと医師から宣告されたにもかかわらず、
ギプス固定だけして車椅子で出発したというエピソードで「この人は尋常の人間ではない」
とさえ思ったとのこと・・・

すでに綿密な現地との調整も終えてベテランの幹部やツアコンも参加してるし、わたくしも含め
周囲から手術と入院を勧めたのですが頑として拒否、見送りに行った空港でも、わたくしが
「せめて現地では無理をしないように」と忠告したら「無理をしないと目的は達成できない」
と返してましたからねえ・・・まさに昭和の企業戦士の生き様ですね。


本著は本人が残している膨大な資料と記憶を約2年かけ丹念に取材して検証、さらに取捨選択して
著者の思いも含めた評伝ですので、とても要約などはできませんが、全体の読後感だけ・・・

戦中の幼少期から戦後の混乱期を経験し、高度成長期に企業戦士として戦い抜いた世代には、
それぞれ波乱万丈の人生があったのでしょうが、わたくしとほぼ同世代の著者からみても、
澤井代表の生き方というのは、やはり驚きだったようで、本のタイトルにもあるとおり、
全編が驚きの眼をもって捉えられており、それが新鮮な視点で最後まで飽きませんでした。

入念な取材に基づいた、一般には知り得ない事実もあって、構成も
文章も馴染みやすく
著者の思いも伝わってきて興味深く読めました。
さすがベテラン記者の著作ですね。

ちなみにAmazonでも取り扱うようなので、興味のある方はご一読を・・・
(もとN.GKS会員など関係者には、澤井代表から直接郵送するとのことでした。)



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2021年04月18日

プチプラ防災!!!

とーとつですが「プチプラ防災」とゆー本のご紹介であります。


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レスキューナースが教える~プチプラ防災~

辻 直美 著 扶桑社 2019年12月10日 初版第1刷発行 



奥付であります。

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略歴にもありますが著者は国際災害レスキューナースとしての派遣経験も豊富な看護師で、
「はじめに」にあった自己紹介によると、1995年の阪神淡路大震災で実家は全壊したものの
自宅は無事だったのでケガもなく2ヶ月後には東京に配属、地下鉄サリン事件への対応から
災害レスキューナースの活動を始められたとのこと。

2018年には大阪北部地震の直撃に遇ったものの、被害は調味料ボトル4本が倒れただけ!!!で、
その日のうちに普通の生活を取り戻し、レスキュー活動もされてたそうです。
いっぽう同じマンションで同じ間取りのお隣さんは、あらゆるものが散乱し備えもなかったので
再び住めるようになるまでに1ヶ月以上を要したそうで、実際の比較画像も数多くありました。
ええ、このエピソードだけでも信頼できましたし、最後まで興味深く読めた次第。

誰にでも簡単にできることばかりで関西のおばちゃんらしくプチプラお安くがメイン、
「ここは投資のしどころ!」とあったのは非常用持ち出し袋ぐらいで(これだけは奮発して)、
「モンベルなどアウトドア・ブランドの丈夫なものを!」と書かれてました・・・
そう、プチプラ重視の関西人には特になじみやすい本だったのでありますね。



例によって目次のみご紹介

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是非ご一読をオススメしますが、以下わたくしが再認識した部分の読後メモです。


・自宅の地震対策として「凶器になり得る家具やモノ」は全て固定しておく
→100均の滑り止めシートや耐震ジェル、転倒防止板でも効果はあるし、家具と天井の
スペースが空いてる場合は仕切り補強した段ボール箱などで隙間を埋めておく
→ともかくモノを出したら片付ける、できるだけシンプルに
→手近に置く懐中電灯などは飛んでもケガをしないプラ製の軽いものを
(我が家では重くてデカい懐中電灯が、あちこちに転がってるけど・・・)
→ベッド周りに高い家具は置かず柱側を頭に、ベッド下には巾着袋に入れたスニーカーを
→玄関は緊急脱出口なのでマットは敷かず靴も置かず(1足だけ)、靴箱にはスペースを空けて
非常用持ち出し袋を入れておく
→備蓄食は防災食でなくてもローリングストックで、飲料水は何ヶ所かに分散して備蓄

・緊急地震速報が鳴る前の縦揺れから短期なら直下型、揺り返し倒壊の危険がある場合に避難
→鳴ってから回るように徐々に強くなり長期なら海溝型、海や河川の近くなら急いで高所へ避難

・首の後ろ(延髄)を守るダンゴムシのポーズ→揺れが収まるまでは最優先

・逃げる際にはクルマがいないことを確認して道路の真ん中を(日常の常識を捨てる)

・職場にいる限りレスキューは来ない。状況を見て72時間以内に脱出する

・お安いペットシーツ・新聞紙・ポリ袋は万能選手

・スーパー内なら買い物カゴの中身を捨て頭に被せてしゃがむ
→飲食店内なら(飛べば凶器になる皿などを先に床に落として)テーブルの下へ
→揺れが収まるまで延髄を守り、エレベータホールや広い廊下など安全な場所へ

・電車内ならまず緊急停止による転倒に耐える。立ってるより座ってる方がすっ飛ぶ
→網棚の荷物も急ブレーキですっ飛んでくる→ともかく延髄を守る
→停車したら乗務員の指示に従い避難(勝手に線路に下りるのは危険)
→駅構内なら頭上からの落下物をチェック

・瓦礫に閉じ込められたら壁や配管を叩いて存在を知らせる
→防災笛(身元確認できるID入り)はいいが大声は体力を奪う
→3分後・15分後・1時間後は必死でやるべきだが
→それ以降は体力温存のため1時間に1回程度とかに
→レスキュー隊は音響探知機を使う。壁をドンドン叩くより硬いもので配管などの金属を叩く

・水害には事前に自治体のハザードマップで自宅に応じた対策をしておく
→たとえマンションの高層階でもライフラインが止まって籠城準備がなければアウト
→夜間や水位が足首まで来た場合は避難所に向かうより垂直避難を検討する

・命の危機を脱したら即座に情報収集を開始
→Twitterが一番早いが玉石混合。政府や自治体の公式アカウントをフォローしておく
→防災関連アプリのプッシュ通知設定もオススメ
→停電でテレビやインターネットが使えなくてもラジオは聞けるので強い味方
→ラジオのスマホアプリもあるがバッテリーを消耗するのでラジオは別に用意しておく
→家族の連絡は事前に時間を決めておく(発災15分以内、30分後、1時間後、3時間後とか、
不通で何度もかけつづけてるとお互いのバッテリーを消耗する)
→災害用伝言ダイヤルの利用
→被災地以外なら比較的繋がりやすいので遠くの親戚を利用した三角連絡法も

・避難所に行く際には帰ってこられない前提で非常用持ち出し袋を準備しておく
(着のみ着のままで避難し必要なものを取りに一度帰宅して亡くなる人が多い)
→伝言メモは布ガムテープでドアに、子どもも読めるひらがなで、防犯上は簡潔に
→通電火災防止のためブレーカーを落とし冠水などに備えて歩いて避難する
→避難の際の服装は女性らしさを徹底的に排除、必ず防水袋に入れた着替えを持つ
(避難してもズブ濡れのままで避難所で低体温症により亡くなった人も多い)
→少ない水(ボトルキャップ1杯・45分に一回)でも舌下に入れて10秒待てば唾液で喉が潤う
→これだけでも風邪の罹患率は7割下がる
(さすが!!!と思ったのは・・・)
→人は笑顔になれば前向きになる→それで復興が加速度的になった奇跡を何度も見ている
→避難所では「絶対にスベらないネタ」をひとつは用意し、無理にでも口角を上げること!!!

・発災後72時間は生き延びるための期間で命のデッドライン
→その後の生活を立て直すのは行政ではなく自分
→事前に備えていた人ほど早く元の生活に戻れる
→神戸の復興は早かったが商人気質が多く気持ちの切り替えが早かったから

・断水したら・・・
→水が飲めない・食事が作れない・トイレが使えない・風呂に入れない・歯磨きできない
・髪も顔も洗えない・何かこぼしても水拭きができない・・・

・停電したら・・・
→冷蔵庫・IH調理器・電話・テレビ・充電器・ATM・エスカレータ・自動扉・電車が使えない・・・

・自宅避難(籠城)を決めたら、ともかく水の確保
→ポリタンクや風呂だけでなくリュックや段ボール(ごみ袋を二重に入れて)も使える

・停電した冷蔵庫は開閉を少なく生鮮食品から食べはじめ、冷蔵→冷凍→乾物の順で
→冷凍庫もローリングストックしておけば開閉しなくても在庫量と内容が把握できる

・カセットコンロとボンベは必需品
(我が家には危険なほど大量のボンベが転がってるけど・・・)

その他、被災時のクッキング・トイレなどの衛生・避難所生活・子どもたちを笑顔にする方法
・新聞紙を使ったストレス解消法・防災の心得10・詳細な備蓄量の目安・・・などなど・・・
プロのノウハウが満載でしたが、とても紹介しきれませんので、詳しくはご一読を。


とはいいつつ・・・

どうしても画像で紹介したかった2項目だけ・・・
(問題があるようならすぐに削除します)

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P4160006 (1)

レスキューナースのEDCパックの中身であります。




と・・・

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P4160008 (1)



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非常用持ち出し袋の中身であります。

今回あらためて見直しの参考にしたいと思ってます。

「おわりに」にあった阪神淡路大震災での友人とのエピソードには感極まりましたが、
・何があっても「生きる!」と決め、そのために行動する・・・
・(それが)いつ災害が起きてもおかしくない今を生きる私たちに最も大切な姿勢・・・
・あなたは実践することで生きる、そして大切な人を守ることができます・・・
と、最後は締め括られてました。

こちらも肝に銘じておきたいですね。




(追記です)
備忘のため巻末にあった「備蓄量の目安」から部分メモ
・水→大人一人40ℓ(10日分)
・食→カセットコンロ1台・ボンベ30本
  →レトルトパスタソース20個・レトルトカレー10個・レトルトご飯30パック
   ・パスタ2.5kg・カップスープ10個・カップラーメン5個・米10kg
   (これに冷蔵・冷凍・乾物などを合わせれば大人一人で1ヶ月はしのげる)
   (ローリングストックで最低この数になるよう食べた分だけ月曜に買い足しておく)
・停電対策→電池は単三40本・単一20本・ソーラーライト3・ランタン5
・防寒・暑さ対策→冬は使い捨てカイロ15個・夏は保冷剤10個(別にうちわや断熱シートなど)
・熱中症対策→塩飴/塩分タブレット1袋(水に溶かせば経口補水液になる)
・情報→モバイルバッテリー5・手回し充電式ラジオ1・電池式ラジオ1
・トイレ用品→ペットシーツ(レギュラーサイズ)300枚・45ℓごみ袋150枚・新聞紙30部
       
(これで災害トイレ150回分→1日5回×1ヶ月分になる)
       ・トイレットペーパー12ロール(1回ミシン目2つ分で大人一人1ヶ月分)
(水は10日~2週間で給水車が来ることが多く最低10日分でいいが、それ以外は最低1ヶ月分)



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2021年04月02日

お勉強中!!!

新年度4月に入りました・・・

新生活、新職場、新学年などなど、みなさんのライフサイクルに合わせて、
わたくしも、ヒマなので新たな気持ちで!!!お勉強中なのであります。

そう、はじめて(自分用の)ミラーレス一眼を買ったので、あらためて写真のお勉強をして、
それなりに使いこなせるようになろうと・・・えらいぞ98k!!!



まずは機種別(OM-D E-M5 MarkⅢ)のマニュアル本から・・・

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ええ、まだ使い慣れたニコン・クールピクスS9700で撮ってましゅが




どれどれ・・・

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ふむふむ・・・このあたりは基本中の基本・・・
このあたりだけでも・・・覚えられそうにないな・・・ううっ



こちらは個性的な機能とか交換レンズとか・・・

DSCN9351

アートフィルターにはブリーチバイパス(銀残し!!!)まであるのね・・・
HDR撮影とか三脚ハイレゾショットとかプロキャプチャーとかブラケット撮影とか・・・
どれも面白そうだけど、やはり覚えきれないな・・・

レンズ群は(wingさんが)いっぱい持ってるので、それを横取りするにしても・・・
わたくし現場でレンズ交換なんて滅多にしないだろうしなあ・・・


目次だけでも最後まで・・・ぺらぺら・・・

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「生き物の一瞬の動きを捉える」とか「料理をおいしそうに表現する」とかは魅力的・・・
そんな項目があったことさえ、おそらく覚えていないだろうけど・・・




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ま、こちらの本は図書館にはなかったので、思い切って新刊購入したことだし、
ポケットサイズで小型軽量だし、撮影の際に持ち歩けばいいか・・・ぱたん



で、次はこちら・・・

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同じく目次のみ・・・ぺらぺら

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風景をアートに変える12のメソッドと四季ごとのテクニックね・・・ふむふむ

どれも作例が素晴らしく比較説明も分かりやすかった・・・のですが・・・
基本的に三脚の使用やRAW画像での編集を前提とされてるようで、風景をアートにするには、
やはりそれなりの機材と技術と知識と手間暇が必要なんですね・・・
とてもここまでは辿り着けないな・・・ぱたん




せめて基本の構図ぐらいは・・・お勉強したのは半世紀前だったし・・・

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こちらもなかなか見事な構図・・・
黄金分割とか三分割法とか・・・懐かしいなあ・・・ぺらぺら

確か歌舞伎の中村勘三郎さんの言葉だったと記憶してますが、
「型がある人がやるのが型破り、ない人がやれば型無しになる」とか・・・
ま、わたくしは昔からずっと「型無し」ばかり撮ってますが・・・あははは




と、さらに色彩も・・・

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なかなか見事な色彩バランス・・・
減法混色(赤・青・黄)は反射側で混ぜると黒、加法混色(赤・緑・青)は発光側で混ぜると白で、
デジタルカメラはこちらの考え方・・・
色相環に補色に類似色に進出色に後退色・・・ふむふむ

昔お勉強してたのはモノクロの世界でしたから、何のことやらさっぱりと・・・
そう、モノクロフィルムまでは現像・引き伸ばしの段階でも、自分で様々な工夫をしてたけど、
カラーフィルムになった時点できっぱりと断念、ところがデジタル時代になってからは、
色合いなどの工夫も自分でできるようになったのですが、すでにその気力が・・・
そう、撮影時の色合い補正さえ滅多にしなくなったし・・・



・・・と色彩もあきらめ、あらためて露出のおさらい・・・

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こちらもなかなか見事な作例・・・ぱらぱら
ちなみにこちらはベストセラー「露出を極める」の続編で現場での問題と解決法が中心。

さすがにシャッターと絞りの関係や、レンズの焦点距離や絞りによる遠近感や被写界深度の違い、
ISO感度(昔はASA感度!!!)の違いなどは、モノクロフィルム時代と基本的に変わらないので、
感覚的には何となく理解できました。
ま、意図どおりの設定ができるかはどうかは別として・・・

フォーサーズでも(
フルサイズには及ばないけど)、1/2.3センサーのコンデジよりは、
絞り操作が使えるので、被写界深度とかも意識して撮るようになるのかな・・・
でも、すっかりフルオート撮影に慣れてしまってるからなあ・・・
ま、ズームレンズの焦点距離の違いぐらいでいいか・・・

・・・ぱたん ぱたん ぱたん


と、こちらの3冊も、ぱらぱらと眺めただけですが・・・

DSCN9317

この「極める」シリーズは世界中で売れてるようで「露出を極める」が35万部とありますが、
現在では世界7ヶ国で100万部を突破、さらに3月22日に全面改訂版が出たようです。

著者が
写真教室もされてるからか、作例比較も分かりやすく実践的で、撮影時の苦労話や
作品への思いが書かれたコメントも興味深かった・・・のですが・・・
やはり今のわたくし、撮影中にめんどーな設定変更はしないんだろうなあ・・・




自分の写真で(たまたまを除き)、他人からの共感や感動を得るには、やはりそれなりの
機材と技術と知識が必要なのは、今も昔も変わらないでしょうが、デジタルになってから、
発表の機会も含め、
写真を取り巻く環境がフィルム時代とは大きく変化しましたね。
好きなだけ撮れてパソコンひとつで編集・保存できるし世界中に公開(発表)できるし・・・

ただし、どんなに写真を取り巻く環境が変わっても、いくら機材や技術や知識を揃えても、
「センス・オブ・ワンダー」の感性が低ければ、決して
共感や感動を得るような作品には
ならないでしょうし、そこが「いい写真」の基本であり原点でしょう。

いっぽうで、どれだけの時間と労力(とカネ)を写真に使うか、つーのも大きな要素ですね。
風景写真の場合なら、撮影場所・季節・時間・天候などの事前調査から現地のロケハン、
当日の機材の運搬からセッティング、撮影時の構図や色彩や露出の工夫などなど・・・
に、自分が
どれだけの時間と労力(とカネ)をかけられるか・・・

もちろん撮影後の編集も、思い通りの作品にするには重要なんでしょうが、この著者は、
できるだけ撮影時にカメラで工夫して、編集は慣れ親しんだフジクロームやコダックの
「信頼できる色」を実現するために、フォトショップの「特定色域の選択」を使うぐらいで
最小限にしている、なぜなら一枚一枚が自分の人生のかけがえのない瞬間の記録だから・・・
と書かれてました。

ま、今のわたくし(センスはともかく)時間はあるはずなんですが、労力(とカネ)については、
撮影や編集に費やすより、その前後の「まずは一杯」に費やすことを最優先・・・



とっ、ともかく、この著者も言っておられるとおり・・・

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「内から、わき上がる思いに身を任せ」れば、いいのでありますね!!!

・・・

・・・

・・・

うぐぐぐ・・・

飲み過ぎによる胃液以外、何もわき上がってきませんが・・・ぐえっ



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2021年03月06日

「コロナとがん」読後メモ

 「コロナとがん」ーリスクが見えない日本人ー
中川恵一著 海竜社 2020年10月31日第一刷発行

・・・を読んだ際のランダムなメモ書きです。何かの参考になれば・・・
わたくしの勝手な思い込みもありますので、正しくは本書をお読みください。

・2020.6.25現在 人口100万人あたり死亡者数
日本7.7人
アメリカ368.5人
イタリア573.0人
韓国5.5人
中国3.2人
台湾0.3人
バングラデシュ9.6人
世界平均61.8人

・特に日本や東アジアに死亡者が少ない理由(ファクターX候補?)
→日本人なら清潔好き・お辞儀文化・マスク着用・糖尿病や肥満の少なさとか・・・
→HLAヒト白血球抗原→免疫反応をつかさどる遺伝子・・・の違い?
→BCGワクチン接種?
死者の少ない日本、中国、韓国、台湾は推奨国、死者の多いアメリカ、イタリアは接種なし
欧州でも推奨国のポーランドとポルトガルだけ死者が少ない
ドイツでは昔接種してたのが西洋株だった旧西側に対し、ロシア株だった旧東側は死者数が半分以下
死亡者が極端に少ない日本、台湾、イラクは東京株を接種している
オフターゲット効果→BCGが自然免疫を訓練し遺伝子レベルでの変化を起こし効果が持続する?
→交差免疫?
何度も風邪に罹ることによって4種類のコロナウィルスに共通する何らかの抗原を認識する
広域交差反応性メモリーT細胞のうち、日本や東アジアでは新型コロナウィルスも認識できるような
細胞を作り出す過去の流行があったのかも知れない。欧米や南米ではなかったのかも知れない。
これが特定できれば、あらゆるコロナウィルスに有効なワクチンが開発できるかも知れない。
→血液型?
病気リスクとの関係はある。大きなリスク要因とはいえないが重症化リスクの手がかりになる。

・リスク=発生率×ひどさの程度
→体液感染で感染率が低く死亡率が高いエボラ出血熱は航空機事故に、
飛沫感染で感染率が高く死亡率が低い新型コロナウィルスは交通事故に例えられる。
→日本はレントゲン医療被曝(年間4ミリシーベルト)が世界一(なので?)平均寿命も世界一
→コロナでがん検診や予防接種を受けないデメリットの方が大きい→リスクの相対化が大事
→がん検診で防げるがんも予防接種で防げる感染症も日本は先進国でトップの多さなのに、
受診率は先進国の中で低い。それがコロナ禍でさらに減った。

・新型コロナのワクチンは効果と副反応のリスクを熟考して・・・
→急ごしらえのワクチンなので実際の副反応による死者数の割合がまだ不明だから・・・
*(2021年3月現在で死者は約8000人になってるが90%が高齢者なので高齢者の死者は約7200人かな。
いっぽう高齢者数は3700万人なので、副反応とかによる高齢者の死者が1%の場合は37万人、0.1%なら
37000人になるのだから、ワクチンを受けないで感染した死者数がこれより少ないと、ワクチンのリスク
のほうが相対的に高い・・・ということになるのか?)

・農耕民族の同調圧力(マスク→人が付けてるからがアンケート1位、外出自粛も同じ)
→結果的に有効ではあったけどリスクを理解してやってたわけではなかったのね・・・

・医療崩壊
地域の病院・開業医のコロナによる受診者数減→収益悪化→人手不足→今後さらに閉院が増える
日本は先進7か国中で医師数も対GDP比の医療費支出も最下位
→それなのに平均寿命も健康寿命も健康達成度もトップ
→理由は国民皆健康保険により外来診察回数(も医療被曝も)トップだから
→しかしコロナで外来が減るいっぽう国保料の滞納者が増え2025年には全体の1/3になる予測
→つまり医療機関も減り、国保受診者も減る→これがほんとの(コロナによる)医療崩壊

・影響
失業者、自殺者の増加・子どもの体力低下とケガ・臨時休校の学力格差・大学生の不満・インフラ影響
→日本はゼロリスク社会といわれてきた→じつはリスクが見えにくい社会
→生物にとって最大のリスクは「死」だが、老いも死も日常からは見えなくなった
→リスクの存在に鈍感になってきた
→日本人の1/2はがんになるのに受診率は2割程度(欧米では8割)
→いっぽう抗菌・抗加齢など垣間見える身近なリスクには敏感

・200ミリシーベルトの被爆でがん死亡率は1%程度上昇するといわれている。
→野菜嫌いの発がんリスクは100ミリシーベルトに相当
→受動喫煙も100ミリシーベルトに相当
→肥満・運動不足・塩分摂りすぎは200~500ミリシーベルトに相当
→たばこや毎日3合以上の酒で、がん死亡リスクは1.6~2倍、これは2000ミリシーベルトに相当

・在宅勤務の健康リスク
→酒たばこの増加
→長時間座っていることによる運動不足とがんを含む病気リスクの増加(こちらは運動量ではない)
・がん予防には
→禁煙・節酒・バランスの良い食事・運動・体型維持で4割程度まで減らせる
→がん全体の5年生存率は65%だが、早期発見で9割以上が治る
・つまり、がんの特効薬は生活習慣とがん検診→どちらもコロナで落ちてる
→がん検診の有効性が確認されているのは胃・肺・大腸・乳房・子宮頸部

・グローバル化
→はしかは3000B.Cのシュメールに記録があり、インダス文明には2500B.C、ガンジス文明には1000B.C
漢には200A.Dで、日本に来たのは1000A.D平安時代で4000年かかっている。今はどこでも1日で!!!
→1858年の安政コレラは黒船からといわれており江戸で数万人が死亡
・経済危機はグローバリズムの限界がコロナで露わになり、とどめを刺されたというのが正しい認識
・EUのグローバルスタンダードによるイタリアの医療崩壊
・人口爆発と都市集中とグローバリゼーションによる人の移動が蔓延の背景

・格差問題
小学校閉鎖は途上国で86%、先進国では20%
世界の一人当たり所得は4%減少予測だがサハラ以南のアフリカ、次いで南アジアでの被害が大きい
格差の少ない共産国は経済力以上に長生きする
→金持ちでも老いや死は避けられないが、低所得者は少し豊かになれば劇的に長生きになる
→バブルまでの日本は一億総中流で格差も少なく医療制度も充実してたので長寿国だったが、
その後の格差は広がっているので寿命もいずれ頭打ちになる。
・東京はロイズ保険の都市リスク指標では1位の常連→地方分散→デジタル環境と医療体制が課題

・中国、インド、アメリカ、日本の大都市ではコロナ禍で空気環境が改善されている

・死生観
→今の小学生にとって死とはリセットボタンで生き返るという程度の認識
→核家族化と病院化で死は隔離・隠蔽され、身の回りからすっかり消えてしまった
→大きなイベント(死)には予習・練習が必要だが、今はそれが難しくなっている
→なので理想の死に方がピンピンコロリPPKになってるが、死因トップのがんはその逆
→がんは死と向き合う期間があり人生の仕上げができるはずだが、そのメリットを活かした人は一握り
→アメリカの死因トップはがんと心臓病だが、多くは日本とは逆で、がんで死にたいという。
→緩和ケアが進んでおり、苦しむことなく残された時間で人生の仕上げができるから
→日本には死の恐怖を軽減あるいは払って死に向き合う姿勢を教える宗教はなく、聖書やコーランもない

・戦前までは結核で1980年代までは脳卒中(心筋梗塞と同じ)で、それ以降はがんが死因のトップ
戦前の結核同様、予見される死を(宗教なく)素手で受け止めなければならない。
・コロナは重症化も一定割合であり死亡まで8~10日、しかも隔離状態で家族にも会えない。

・フランスの哲学者ウラジミール・ジャンケレヴィッチが提唱した「死の人称」による分類
→一人称の死はI=自分の死=一番受け入れがたいが死んでしまえば死んだかどうかも分からない
→二人称の死はYOU=親しい人の死=悲しみや喪失感など、これが一番つらい
→三人称の死はHEやSHEやIT=他人の死=数字にできるような死
二人称の死は「死を忘れている人」にとっては衝撃的で冷静な対応ができなくなる。
→コロナによる死のリスクを実際よりも大きく感じてしまうだろう。

・犬死や不要な死は避けたいが、あまり避けようとすると社会がおかしな方向に進んでしまう。
→コロナに感染しないことを人生の目標にしているように見える人も多い。
→そういう人は普段から死と向き合うことがなく「コロナ=死」と捉えてしまっているのではないか。
・「コロナが怖い」→がんを恐れ、がんを深く知ろうとしない日本人のメンタリティに似ている。
→いつもは忘れ遠ざけている死に、いやがおうでも向き合わざるを得なくなるから。
・コロナ禍は、死を前提にどう生きるかを、改めて私たちに問いかけているのではないか・・・




m98k at 00:08|PermalinkComments(4) mixiチェック