キナバタンガン川 を含む記事

2013年10月01日

2013ボルネオ紀行14トレッキング編

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ボルネオ植林ツアーも5日目、キナバタンガン川沿いのロッジに来て3日目を迎えました。

朝食後には、スカウ村の下流にあるパンギ保護林でのジャングル・トレッキングなんですが・・・

じつは朝食前に、昨日同様の早朝リバークルーズがあったのですが、さすがにみなさんお疲れで、
しかも、めったにお目にかかれないオランウータンやゾウの大群にまで、前日に出会うことができたため、
結局この日の早朝クルーズに参加したのは、隊長と隊長に誘われた小5のYくんの二人だけだったそうです。

ええ、前夜、四人だけのナイトクルーズから夜遅くにロッジに戻って、それから一人で飲んでたわたくしも、
さすがに5時起床ができずにパス、朝のロッジでのんびりしてました。 隊長、ごめんなさいっ! m(_  _)m


ま、よく見るとロッジの敷地内にも・・・

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部屋のベランダから見えた、まっ黒なリスさんとか・・・










船着場近くにいた、オオトカゲさん・・・

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小さくて見にくいですが画像中央、電線の上あたり、首を左右に振ってるのがおわかりでしょうか・・・
実際には大人の背丈ほどもあるオオトカゲさんでした。







こちら・・・

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何とゆー花でしょう・・・日陰にひっそりと咲いてて、けっこう妖しげでした・・・ええ、巨大でしたが・・・






ちなみに・・・

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このロッジの名前にもなっている、テングザルくんもいっぱいいたようですが、わたくしは会えませんでした・・・






パンギ保護林への移動はもちろんボート・・・

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スカウ村の中心部?を通り過ぎて・・・







さらに川を下ると・・・


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バンギ保護林に到着であります。

桟橋では、植林などでお世話になったスタッフが出迎えてくれています。

こちらのスタッフ、森林局にもおられた植物の専門家だそうで、今回トレッキングのガイドも勤めてくれます。






で、上陸してさっそく、持っておられた鉈を拝見・・・

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お手製でしょうか、シースの彫刻も凝ってますね・・・じゅるじゅる




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完全な「直刃」ですねえ・・・やはりジャングル・トレッキングに鉈は必需品・・・
わたくしもオンタリオ・マチェットを持ってくればよかったか・・・







で、ジャングルの奥へ、整備された木道ではなく地道を進みます。

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全員が履いてる白いスパッツ状のもの、ロッジで支給されたヒル除け用ソックスであります・・・

昔、はじめてのジャングル・トレッキングを経験した、ここから南西約100kmにあるダナン(ダナム)・バレーの
保護区でも同様のソックスを着用しましたが、ここもやはりヒルが多いようで、この目の詰まった生地の、
袋状のソックスを着用すると、ヒルさんが血を吸えないとゆー仕組みなのであります。





まあ・・・

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現地スタッフは平気でしたし・・・










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昔の田んぼなどでヒルに慣れている年配の隊員も平気でしたが・・・

やはり若いじょしだいせーや小学生は衣服に付いただけでも、「ぎゃあ!!!」 「ぎょええ!!!」 「じぇじぇっ!!!」と大騒ぎ・・・







わたくしも、ヒルぐらいなら山歩きで何度か経験もあり、わりと平気なんですが・・・

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さすがにボルネオ特産のわけのわからない虫となると、こんなふうにはなかなか・・・

他にも、マングローブヘビとかヨロイハブとか、名前だけでも恐ろしげな毒蛇もふつーにいるようで、
うかつに葉陰の枝などに触れてはいけないそうであります。




以下、ジャングル・トレッキングでのスナップをてきとーに・・・






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ゾウさんの糞であります。






中央がゾウさんの足跡・・・

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ボルネオの固有種はピグミー・エレファントと呼ばれる小型種なんですが、やはりでかいですね・・・







で、こちらがゾウさんの温泉・・・

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つーか、泥浴び場だそうです・・・
熱帯雨林の地表では、陽の差している部分がいかに少ないかが、この画像でもおわかりと思います。








こちら、巨岩に根を張りつかせた巨木・・・この巨岩の中心に飛行石の結晶が・・・

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下の人物と較べると、いかに大きいかがおわかりと思います。






ま、せっかくなので・・・

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みんなで記念撮影・・・

快晴でしたがジャングルの地表は暗く、陽のあたっている中央の一人だけが白トビしてますね・・・






あのガイドさんがあの鉈で、(名前を聞いたけど忘れた)とある木を切ってくれて・・・

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その樹液を飲ませてくれました。これひとつでも、けっこういっぱい出てきました。

わたくしもいただきましたが、木のかおりのするふつーの水の感じ、まさに天然の浄水器なんですねえ。
ちなみに胃腸にも良いとかで、ツアー中、ずっと飲み過ぎ・食べ過ぎの続いているわたくしにぴったり・・・




こちらが有名な「締め殺しの木」、まだ巻きついたばかりの状態で、これからどちらも巨木になります。

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下からではなく上から巻きつくそうで、成長するに従って内側の木の栄養分を吸い取り、
やがて内側は巨大な空洞になるそうです・・・






こちらは「板根(ばんこん)」が、かなり大きくなった状態・・・

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これに巻きついているのが、締め殺しの木なのか、ただの共生なのかは、わたくし聞いてませんでしたが・・・

熱帯雨林では、養分のある表土はきわめて薄く、(なので、いったん裸地になると、たちまち流出します。)
巨木になるには根を地中深く張るより、地表近くで横に張るほうが、養分も吸収できて倒れないので、
このような板根が発達したそうです。さすが一億数千万年前から変わらない、世界最古のジャングル・・・




で、こちらの丸い柱状のものが・・・

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ミミズの糞柱・・・枯葉自体が巨大なので比較できませんが、こちらも巨大でした・・・







と、地表の画像ばかり続いてますが、見上げると樹上にも・・・

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高さに応じて、いろんな生き物が居たようですが、わたくし、画像に収めることはできませんでした・・・






とまあ、ボルネオ島・熱帯雨林の本来の多様性を垣間見た御一行、

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11時にはパンギ保護区を後にし、ロッジに戻りました。




で、ロッジでシャワーを浴び荷物を整理して、昼食にはまだ少し時間があったので・・・




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ロッジ本館のバーカウンターで、ちめたいビールであります。でへへへ

いやあ、ジャングル・トレッキングで汗をかいた後にシャワー、その後のちめたいビールは最高でした。




で、二泊三日を過ごしたスカウのロッジとも、昼食後にはお別れ・・・
って、右手、上流側から黒雲が迫ってますが・・・

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植林準備からリバークルーズ、トレッキングまで、お世話になった現地スタッフともお別れし・・・







バスに乗り込んだ途端・・・

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激しいスコールに見舞われました・・・

うーむ、やはりこれは・・・

もっとここでのんびりしたかった、わたくしの涙雨だったのね・・・ぐすん・・・



(次回、最終回に続きます。)




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2013年09月29日

2013ボルネオ紀行13ナイトクルーズ照射編!!!

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キナバタンガン川沿いのロッジに来て二日目、早朝のリバークルーズから現地の子どもたちとの植林作業、
その後の民家での昼食会兼交流会兼歓迎会、時間延長してゾウの大群にも出会えた夕方のリバークルーズと、
ハードで充実した一日を過ごした御一行、夜の八時前になってようやく・・・




夕食にありつきました・・・って、この画像、何かおかしいと思いません?

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そう、98kさんの卓上にビールがないっ???・・・


べつにロッジのビールがストックアウトしたわけではなく、わたくし自らの意思によって・・・


じつはこの後、希望者にはナイトクルーズのオプションがあり、当初は全員参加の予定だったのですが、
夕方のクルーズで、希少なオランウータンやゾウの大群にまで出会うことができたし、さすがに今日は疲れた、
という隊員も多く、結局参加者は、隊長と隊長が誘った今回最年少の小5のYくん、Wさんとわたくしという、
4人だけだったのであります。

で、少人数のナイトクルーズで朦朧となってしまってはマズイので我慢した、とゆー次第であります。

なにせ、わたくしにとってこのナイトクルーズは、モンゴル植林ツアーの際の陸軍射撃プログラム同様、
今回ツアーのもう一つの目的でしたので・・・じゅるじゅる




で、4人ですから、これまでで一番小さなボートに乗り、真っ暗なキナバタンガン川に出ました。

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夕方クルーズの帰路と同じタイプの(おそらくはハロゲン球の)バッテラで・・・








前後左右とも真っ暗な中を航行します。

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やがて本流から離れて、早朝クルーズで行った狭い支流に入りました。
(修正追記です。本流を航行した時間から推測して、ナイトクルーズで入った支流は、ロッジより下流側、
左岸に流れ込む「ムナンゴール川」と思われますが、確証はありません。なにせ真っ暗だったもので・・・)





あちこちのポイントを照射して、反射する鳥や動物の眼を見つけて近づいてくれるのですが・・・

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なにせ、かなりのスポットのうえ、すぐに照射ポイントを移動するので、なかなか画像も撮れません。









で、ようやく一枚・・・

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フクロウさんの仲間ですね・・・横にもう一羽いましたが、直後に飛び立ちました・・・

樹上だけでなく、岸辺なんぞも照射して欲しいのですが、ガイド(照射係)と船長のお二人とも、
英語風大阪弁が通じないので、殆ど意思疎通もできません。






「仕方がないなあ・・・では、ここらで・・・でへへへ






そう、ようやく今回ツアー装備品の真髄といっても過言ではない、三つ目ライトの登場であります。



じゃーん
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右の赤っぽい光がガイドさんのバッテラ、左の白いのがわたくしの三つ目ライト・・・
この程度の距離なら、決して遜色はありません。つーか、圧倒しています。ええ、きっぱりと

ご覧のとおり、LEDがクールホワイト色なのでライト近くの水蒸気が、画像にはハデに写り込みますが、
見た目はそれほどでもなく、そこそこ遠射も利いて、そこそこワイドなのがありがたいですね・・・





ライトを左手でめいっぱい持ち上げてカメラから離し、前方水面を照射すると・・・

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わははは、気分はもう、地獄の黙示録じゃあ!!!



と、一人で興奮してたんですが、わたくしがライトを持ち上げたので、小さなボディサイズが見えたのでしょう、
後ろからガイドさんと船長さんの、驚嘆した様子の会話が聞こえてきました。

そりゃあ、自分たちのバッテラのグリップ部分だけより、さらに小さいサイズなのにこの明るさ、
しかも二時間のクルーズ中、頻繁に点灯しててもバッテリー交換なしでしたから・・・






ま、せっかくなので何枚か・・・

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実際には細かい塵のような水蒸気の反射でした。ピントは遠景に合ってますが・・・

このように湿度は高いはずなんですが、見上げると日本の山奥よりはるかに多くの星が見えました。
やはり周辺の光源の数や強さが桁違いなんでしょうね・・・








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この程度の距離で三つ目ライトのハイモードだと、見た目でも白トビしてました・・・








フクロウさんの仲間でしょうか・・・

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比較的近距離だったので、三つ目ライトはミッドモードでしたが、暗いとオートフォーカスが効かないのか、
センサーとレンズの限界なのか、やはり夜景での望遠側はつらいですね・・・

まあ、片手持ちのノンストロボで、望遠側で撮れるだけでも、よしとしましょう・・・








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画像中央あたりの森の中、イノシシさんでしょうか、みしみしと音をたてて移動してたんですが、
草むらに隠れて画像ではわかりません・・・ええ、さすがに望遠側での撮影はあきらめました・・・




といいつつ、やはり被写体があると・・・




こちら、ガイドさんが見つけてくれたカワセミくん・・・日本のとよく似てました・・・

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やはりオートフォーカスが効いてませんね・・・






で、三つ目ライトのミッドモードで・・・

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ほんの数メートルの距離でしたが、照射されるとフリーズするようで、まったく動きませんでした。

ほかにも、おサルさんなど何種類かの動物さんと鳥さんを観察できたのですが、さすがに画像はありません。







で、こちら・・・

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いかにもワニさんが上陸しそうな場所ですねえ・・・そーいや、ワニさんはまだ見てませんね・・・






実際には・・・

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中央の白い二つの点がおわかりでしょうか、ガイドさんが見つけてくれたワニさんの眼なんですが・・・







近づくと・・・

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今度は、水面のかすかな波紋がおわかりでしょうか、スッと潜って、どこかに去ってしまいます。

けっこうあちこちで見つけてくれ、その都度ゆっくり近づいたのですが、やはり去られてしまいました。





ところがこちらの・・・

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右の赤っぽいバッテラ光の先、岸の手前の水面あたりに、白く光る眼・・・








ゆっくりと近づいて行っても・・・

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潜らずにじっとしています・・・



後で聞いたのですが、ワニさんも大きくなると、この川では生態ピラミッドの頂点なので、あまり動じないとか・・・




さらに近づきます・・・船べりからほんの数メートル、まさに限界であります。カメラも限界ですが・・・

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中央の眼から右の鼻の穴まで50cm以上ありましたから、かなり大きな個体ですね・・・

ちなみにキナバタンガン川流域のワニさんは、世界最大でもっとも凶暴といわれるイリエワニがほとんど・・・

オスの平均身長は5m、最大では10mにもなり、水を飲みに来たイノシシからウシやウマ、さらには、
アブラヤシ農園で働く(ワニを知らない)インドネシア人も、夜の水浴びなどで襲われることがあるとか・・・
(ワニをよく知るマレー人は襲われることはないそうです。ちなみにボートを襲うこともない・・・はず・・・)





まったく動かないので、今度は少し前に廻って・・・

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それでも微動だにしませんでした・・・まさに船べりから手を伸ばせば届く距離であります。

眼と鼻以外は水面下なのでわかりませんが、眼から鼻までが極端に細くて長いように見えたので、
ひょっとしてイリエワニではなく、極めて希少種の「マレーガビアル」だったのかも知れませんね。じゅるじゅる

さて、こうなると、怖いもの見たさとゆーか、突然、ばしゃっ!!!とか口を開けて襲いかかってこないかなあ・・・

と、ふと考えた瞬間でした、いきなり・・・




ばしゃっ!!!と・・・





などとゆーことはなく

この後、10時半には無事にロッジに帰還して、いそいそと当日はじめてのビールをですね・・・ええ・・・





ぷしゅっ!!!と・・・




(以下次号)


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2013年09月23日

2013ボルネオ紀行10スカウ交流編

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キナバタンガン川沿いの私有地で、今回ツアーでは二回目になる子どもたちとの植林を終えた御一行、
スカウ村からサンダカンまで通じるたった一本の道路沿いにある、比較的大きな民家にお邪魔しました。

地元名士のお宅だそうで、そこでの昼食会と交流会を兼ねた歓迎会にお招きいただいたのであります。



奥に見えるお隣さんに比べて、こちらは一回り大きいですが、造りはほぼ同じです。

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ご覧のとおり、周囲はすべてアブラヤシのプランテーションです。

アブラヤシから採れるパーム油は、先進国と呼ばれる国のヘルシー志向の人たちにとっては安価で重宝な植物油、
それを一生懸命栽培して、少しでも豊かになろうとしている人たちの村でもありますが、ま、このお話は次回で・・・






吹き抜けの玄関テラスであります・・・

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どんな小さな家でも必ず吹き抜けの玄関テラスはあり、どの家庭でも、みなさんテラスでくつろいでました。








で、玄関テラスから入った大広間・・・

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この家では、さらにこの横に個室が続いているようでした。






で、次の間・・・

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こちらは台所など、女性たちの間なんでしょうね・・・広さは大広間と同じぐらいあり、やはり別室に通じてました。

で、画像右端に見える裏口を出たところにあるトイレをお借りしました。ええ、まずはTandasなのであります・・・




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マレーシアやインドネシアではごく一般的な、(左手ウォシュレット付き)手動水洗トイレであります。

こちらの水タンクはポリバケツですが、水道がなく汲み置きの場合、浴槽と全く同じ作りの巨大水槽があり、
そこへ最初に案内されたときは、間違って浴室に案内されたのかと思ってしまいました。
そう、浴室の半分が浴槽、もう半分が洗い場で、洗い場の中央に平らな便器があるのかと・・・
ちなみに一般家庭には浴室はなく川などで沐浴が普通、ホテルやロッジでもシャワーだけが多かったです。

このご家庭もそうですが、どこでも中は掃除が行き届いててトイレットペーパー不要、合理的でもあります。
それなりの立派なトイレでも、ドアはなく中はもの凄い状況で、流せない使用済みペーパーも山積みという、
中国の奥地とはえらいちがいで、やはりこれは貧富の差とかではなく習慣の違いなんでしょうか・・・







さて用も済ませて、まずは大広間でのティー・セレモニーであります。

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奥が上座になり、白い帽子(イスラムの正装ペチ、日本ではスカルノ帽と呼ばれてましたね。)を被った方が、
この家の主で、上座には我が隊も、隊長・副隊長・学術顧問以下、長老重鎮が座ります・・・
ちなみにわたくしは、ただの宴会要員なので下座であります。あははは

客人を迎えるときはまずはお茶とお茶菓子、イスラム式の歓迎だそうですが、これは日本も同じですね。






で、次の間で控えていた子どもたちと一緒になって、待ちに待った昼食会であります。

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同席した向かいの隊員、料理の名前をひとつひとつ子どもたちに訊いて、メモしてました。えらいなあ・・・





まあ、そんなこたぁ置いといて、こっちを撮って下さい・・・

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そう、前回記事でわたくしと一緒に植林した二人が来てくれて、それぞれの隊員のところも同様でした。






で、みんなで一斉に・・・

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ばくばくばくと・・・

年長の子は右手をうまく使っての手食ですが、ちっちゃな子はスプーンを使ってました。

他の隊員たちも見よう見まねで手食に挑戦してましたが、さらさらのインディカ米をおかずと一緒に、
うまくつまんで食べるのはなかなか至難の業・・・


同席した向かいの隊員も、最初はスプーンで食べてたのですが・・・

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「どれどれ・・・」と、手食に挑戦・・・でも、どうしても途中でバラバラとこぼしてしまいます。




「ええい・・・ばくばく・・・」

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って、手食の場合、皿を持ちあげるのマナーに反するような気も・・・



ちなみにわたくしは、同席した子どもたちよりも素早く食べるためにスプーンを使用・・・げひげひ

って、子どもたちの分も残さずに食べてしまっていいのか・・・まあ、ここは自分の食欲を優先しよう・・・

と、冷酷な判断をしようとしてたら、いくらでもお代わりを持ってきてくれました。ほっ




で、何度かおかわりを持ってきてもらい・・・

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わははは、完食完食・・・げふっ






もちろん、食後のデザートは採れたてのフルーツ・・・

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さらに手作りのお菓子もいただきましたが、トイレをお借りしたとき、台所で大勢の女性が立って、
忙しく調理されてましたので、子どもたちのお母さんも手伝っての、まさに心づくしの家庭料理・・・

敬虔なイスラム教徒の村だけあってビールこそ出ませんでしたが、この日の昼食は、今回のツアーで食べた、
どんなに豪華な料理よりもおいしかったです。てぃりまかしー!!!






さて、食後は子どもたちとの交流会であります。

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みんなで日本の折り紙を折ったり、歌ったりして楽しく過ごし・・・












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日本からのささやかなプレゼントを渡したり・・・











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一人ずつ、植林証明書をいただいたりして・・・












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子どもたちとお別れしました。


ありがとね、てぃりまかしー!!! 


また会おうね、じゅんぱらぎっ!!!


って、同じことばっかり言ってますが、覚えたマレー語がこれぐらいなもんで・・・




次に御一行は、アブラヤシ・プランテーションの見学に向かいます。


(以下次号)







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2013年09月21日

2013ボルネオ紀行9スカウ植林編

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ボルネオ島・植林ツアー四日目、2時間の早朝リバークルーズを終え、ようやく朝食にありついた御一行、
今度はキナバタンガン川を下流へボートで10分ほどで、左岸の植林地に到着しました。

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今回、我々と一緒に植えてくれるのは・・・




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小学校低学年から16歳までのスカウ村の子どもたち25名・・・







まずは記念撮影であります。

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手前にあるのが苗木、十数種類を取り混ぜて植えます。野生動物や鳥たちにとって有用な樹種を選んだそうです。




サラワク州のサバル保護区は森林局の管理地で、森林局と学校関係者の協力による植林でしたが、
こちらサバ州のスカウでの植林は私有地、宿泊したロッジ経営者などの協力による植林であります。




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画面奥の木々からこちら側、目印の棒の立ててある草地になってた部分をずっと・・・






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手作りで作ってくれた看板を経てさらに画面右手へ・・・






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右手の森(四枚目画像を撮影してた森)までの間を植林します。






その森から続く道の入り口・・・

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隊で用意した看板も立ててくれてました。そう「Reforestation」なんですね・・・ふむふむ


この先の今回の植林地は、農地として開墾された跡でしょうか、その部分だけ、木々が途絶えています。
このままではウータンくんなどが移動できないので、もともとあった樹種で有用なもの中心に十数種類を植林します。


すぐ近くにはロッジや散策用の木道があって、おそらくロッジ経営者の私有地なんでしょうね、
まあ、サバルの保護区とは異なり、エコツーリズム用に・・・という目的もあるんでしょうが・・・


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森側ではゾウさんの糞もあり、生態系の回復に役立つことは間違いないので、やはりうれしいですね。



今回の植林地もサバル同様に穴を掘って目印の棒を立ててくれてますが、これはエリア全体の半分ほど、
残りは自分たちで穴を掘って、てきとーな目印の棒を立て、苗木を運んで植えます。



今回は隊員一人につき、年長の子どもは一人、年少の子どもは2~3人が一緒になって植えていきます。



で、こちらが・・・

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わたくしに付いてくれた二人・・・しっかり植えるんだそ、このおじさんをお手本に・・・







といいつつ、子どもたち、最初は要領がわからず、わたくしの英語風大阪弁も通じなかったので・・・

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現地スタッフが指導してくれましたが、いったんコツが分かると、あとは次々と苗木を運んできて、
次々と勝手に植えていってくれたので、たちまち一列が終了・・・







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その後は現地スタッフが穴を掘るのを待って、どんどん追加で植えてくれました・・・

って・・・

おじさんはいったい何をしてたのかっ???・・・いや、てきとーな目印の棒はないかと探したりですね、
そりゃもう大活躍、作業中の画像がないのもずっと作業してたからで、けっしてサボってたわけでは・・・

「あっ、緑のサングラスのおじさんが、クーラーボックスから二本目の水を出してる!!!」

「あっ、緑のサングラスのおじさんが、一人だけクーラーボックスにのんびり座って水を飲んでる!!!」

「こっ、これっ、静かにしなさいっ・・・」

と、和やかなうちに植林作業も無事終了・・・




御一行はいったん子供たちと別れ・・・

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木道をとおって・・・

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この先のサンダカンへ通じる道路に出ました。そう、左岸にはまともな道路があるのであります。

で、この後、乗用車やワンボックスカーに分乗して、道路沿いの民家にお邪魔することになります。


(以下次号)



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2013年09月19日

2013ボルネオ紀行8早朝クルーズ編

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ボルネオ島・植林ツアーの四日目は、午前五時の起床で六時から早朝リバークルーズに出発であります。

ええ、わたくし前日、日付が変わってからもバルコニーに出たりして、夜のジャングルを肴に飲み続けたため、
意識はまだ朦朧としたままでしたが・・・



サバ州最大の河川・キナバタンガン川の下流域・・・

全長560kmのキナバタンガン川は、下流域に広大な氾濫原を作りながらスールー海に注ぎます。
で、その下流域とは、河口から228km、うね~うね~と蛇行しながら遡った支流との合流点まで、
そこまで潮の干満の影響を受けるそうで、ここスカウ村は、河口から約60kmの地点なのであります・・・

前回記事でも書いたように、この下流域一帯の熱帯雨林は、大部分がアブラヤシのプランテーションなどに、
開発されてしまったのですが、川岸の一部だけは、浸水を防ぐ護岸用として、開発されずに残されたため、
今や生き残った野生動物たちの最後のサンクチュアリになってしまったのであります。

そこでは、昔はほとんど見ることがなかったゾウさんやウータンくんも現れるようになったとか・・・

なんか、環境保護の観点からではなく、別の人為的な理由で開発されずに残り、野生動物の宝庫になった、
とゆーのは韓半島38度線の非武装中立地帯DMZに似てますね・・・

で、動物や鳥さんがよく観察できるのは早朝と夕方なので、それに合わせたリバークルーズなのであります。




午前五時半、ロッジ本館から見た宿泊棟の様子・・・

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一番手前の棟が、わたくしの泊っているロッジであります。

いやあ、酔い覚ましのモーニングコーヒーは有難いなあ・・・
ま、決して旨いコーヒーではなく、横にあったサバ州名産のサバ・ティーのほうが旨かったですが・・・






で、樹間から見える・・・

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朝靄にかすむキナバタンガン川・・・








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まさに幻想的な風景であります。








まあ、こちらは・・・

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「れっつごー!!! いぇいっ!!!」と、おおはしゃぎ・・・








ま、さすがに・・・

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ずっとおおはしゃぎしてると、トリさんや動物さんたちが逃げてしまうので、観察中は静かにします・・・









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樹上のサルさんも、まだじっと座ったまま・・・むにゃむにゃ・・・







ちなみにわたくしは・・・

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ボートの舳先に座ったんですが、観察するのは殆ど左右の陸地なわけで、あまり意味はありませんでした・・・
ま、舳先は川風が気持ちよかったのですが、朝はけっこう寒かったです・・・

で、どーゆーわけか、わたくしの乗った右舷側にフネが傾いてますね・・・ひっく










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氾濫原に上流から運ばれた地層が、幾重にも重なり岩となり、その上の薄い土の層に植物が繁っています。
逆に岩の下の部分は、増水時の水流で削られて大きな洞窟ができてました・・・じゅるじゅる









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こちらは何というトリさんでしょう、何かくわえてますね・・・じゅるじゅる











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よく見るとカップルでした・・・後ろの個体の冠の様子からは、マレーシア国鳥のサイチョウでしょうか???









さらにあちこち観察しながら進んで行くと・・・

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やがて朝靄が消え、陽が差しはじめました・・・ええ、右舷側にかなり傾いてますが・・・










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やがて抜けるような青空が・・・この後も右舷側に傾いたままでしたが・・・










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こちらはシロガシラトビのカップル、ええ、そのまんまの和名ですね・・・








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一羽が飛び立ちました・・・







とまあ、あちこちでトリさんやサルさんが観察できたのですが、なにせ望遠側が120mmまでのコンデジ、
デジタルズーム2倍でも240mm、しかもメモリーをケチって2Mとゆー小さな画像サイズで撮ったため、
トリミングもできないので(そもそも編集自体、全くしてませんが・・・)、以後の望遠画像は殆どカット・・・






で、ボートは本流を離れ、狭い支流に入って行きます・・・

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気分はもう、地獄の黙示録・・・








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こちらのペットボトル、川エビ漁の仕掛けだそうです。







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倒木の間を抜けて、さらに上流に進みます・・・







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ボートの頭上に電線のようなものが渡してあるのがお分かりでしょうか・・・

じつはこちら、大阪府堺市の消防局から寄贈された、古い消防ホースだそうであります。

これがあると水を嫌うウータンくんなどが向こう岸に渡れるので広範囲に移動できるとか・・・

カメラは間に合いませんでしたが、ちょうどキツネザル?が渡っているところを見ることができました。




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こちらが木から木へ飛び移ろうとしているキツネザル・・・だったかな・・・





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この川幅が広くなったところでUターンして、本流に戻ります。
(本流を航行した時間から、この支流はロッジの上流側、右岸に流れ込む「テネガンブサール川」だと思いますが、
上流に向かったのかどうか確証がありません。ご存じの方は、この記事へのコメント等でご連絡をお願いします。)

グーグルマップの空撮画像を見ると(テネガンブサール川だとすると)、さらに上流の両岸には、
ずっとアブラヤシのプランテーションが拡がっていました。








本流の民家・・・

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家族みんなで朝食のおかずを調達中のようでした・・・まだまだ川が中心の生活なんですねえ。

このあたりの住民はオラン・スンガイと呼ばれ、まさに「川の人」、(「森の人」はオラン・ウータンですね。)
もともと川と森の恵みだけで生きてきた人々で、やがて川エビなどの川漁師と畑仕事の半農半漁生活になり、
最近ではアブラヤシなどのプランテーションで働く人も多いとか・・・

そう、現代を生きるには、程度の差はあっても、ともかく現金収入の道があることが重要なんですね。
流域一帯の人口規模は決して大きくないので、エコツーリズム関係や持続可能な林業関係の現金収入を、
地域住民が安定して得られる仕組みがあれば、アブラヤシのプランテーションだけに頼ることなく、
豊かな暮らしを目指して発展していくことも、充分可能だと思うのですが・・・







こちらは・・・

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白い看板を拡大してみると「ロングハウス・ロッジ」と書かれてました。こんなロッジもいいなあ・・・



この後、8時には上陸してロッジ本館でようやく朝食にありつき、しばし休憩の後、森を再生している私有地での、
現地の子どもたちとの植林作業に出発します。


(以下次号)



m98k at 00:19|PermalinkComments(0)TrackBack(0) mixiチェック