オーストラリア陸軍
2025年02月07日
地球グルメ大図鑑とブデチゲ考察?
ええ、まずは・・・

地球グルメ大図鑑~世界のあらゆる場所で食べる美味・珍味~のご紹介から
裏表紙

奥付

そう、

こんな注意書きのある大図鑑であります わくわく
目次


米国の項では51州すべて、さらには南極の各基地グルメまでありましたが・・・
まずは目次のアジア→東アジア→日本の項にあったグルメ?をメモ
・竹のウォータースライド(流しそうめん)
・鉄道駅のごちそう(200種類の駅弁を揃える東京駅の駅弁屋)
・伝統の職人技が光るぺろぺろキャンディ(飴細工)
・寿司の元祖(琵琶湖のふなずし)
・エンタメ・レストラン(主役が料理ではない飲食店)
・海軍カレー(日本のカレーライス)
・洋食(日本生まれの西洋料理)
→ハンバーグ、オムライス、ナポリタン、サンド、タコライス
・渋柿を甘くする技(干し柿)
・高級フルーツ(企業の夏冬2回の贈答競争で繁栄を謳歌しているフルーツ
)
→でんすけすいか、太陽のタマゴ(マンゴー)、美人姫(イチゴ)、ルビーロマン(ブドウ)、夕張キング(メロン)
・相撲力士の鍋料理(ちゃんこ鍋)
・巨大な稲わらの構造物(わらアート)
(グルメではないけど食材に関する珍しいモノつーことでしょうね)
各項目に説明、写真、由来、レシピなどがあり、実際に現地で体験する方法も書いてあって、
食べ歩きガイドブックとしても使えるようになってました
と、世界中のグルメ?が紹介されてましたが、特に琴線に触れた項目から・・・
・正真正銘のモンゴル式バーベキュー「ボードグ」
→モンゴルの戦士は馬で移動するので重い調理器具を持ち運ぶのは不可能だった
→そんな遊牧生活に適した調理法として彼らは動物の体を調理器具として使った
→山羊やマーモットの腹から肉と骨と内蔵を取り出し肉(肝臓と腎臓を含む)にスパイスをふり、
熱く焼いた石と野菜と一緒に詰め戻し穴を塞ぎ直火で焼く
→焼け残った毛をナイフでこそげ落とし2時間ほどで首の穴から脂が滴るようになったら食べ頃で、
腹が大皿の役割も兼ねている
→チンギス・ハンもボードグで勝利の宴会をしていた(モンゴルシェフ連盟会長談)
まさに調理器具の要らない究極のアウトドア料理で、わたくしの大好きなモンゴル料理
「羊の石焼き」
の原点だったんですね、調理器具はミルク缶を使ってましたが(98k談)
・米軍基地で生まれた鍋物ブデチゲ(韓国)
→今や韓国で一番人気を誇るフュージョン料理
→部隊鍋を意味するブデチゲは米国人が捨てた食料から生まれたものだった
→残飯から生まれた米国帝国主義の名残を屈折した形で伝える一品となった
→朝鮮戦争中のソウル市民は食料不足で米軍基地のゴミ箱から缶詰の豆、チーズ、
スパム、ハムなど加工食品の残飯を集めてキムチ、野菜、インスタント麺と一緒に鍋へ
→朝鮮戦争後も米国製品の規制は続き、米軍基地の食材を扱う酒保闇市が増えた
(多くの市民には米国産の加工肉が唯一の手が届く肉だった)
→1980年代に米国製品の規制が撤廃されブデチゲは人気の大衆料理として進化した
→とりわけ大学周辺に多いが高級地区にもブデチゲに特化したレストランがある・・・
(で、大好きなブデチゲの考察?)
わたくしは、韓国軍兵士が米軍経由のスパムなどの缶詰とキムチやインスタント麺などを
ひとつの鍋に入れて、部隊の仲間で一緒に食べてたのを懐かしみ、除隊後にも仲間と再現、
それがやがて貧乏学生から一般市民にも拡がったと理解してたのですが本書のような説もあり、
ホントはどうだったのか(ヒマなので)考察?してみました
①ブデチゲの基本食材はスパムなどの加工肉とキムチとスープ別添のインスタント麵だけど、
スープ別添の袋麺は1962年の明星食品と東洋水産が世界初なので、今のスタイルで初めて
食べられたのは、いくら早くても1962年以降になるはず
(ちなみに朝鮮戦争時なら1950年~53年、戦後もっとも古いとされるインスタント麺の記録
(第一次南極観測隊に採用された「長寿麺」)でも朝鮮戦争から3年後の1956年)
②さらにインスタント麵の海外への本格的な輸出はベトナム戦争の拡大(1968年)以降とされ、
それまでは在外邦人向けが中心、アジア各国に急速に出回ったのもこれ以降のはず
③ただし明星食品が韓国に製造プラントを輸出したのは、スープ別添の翌年1963年なので、
それ以降なら韓国にスープ別添のインスタント麵が普及していた可能はある
④以上から、韓国軍兵士がブデチゲとして食べたのは朝鮮戦争当時ではなくベトナム戦争当時、
おそらくは1968年以降で早くても1963年以降に、米軍経由のスパム缶詰と自前のキムチと
スープ別添のインスタント麵などを入れて、部隊の仲間とひとつの鍋をつつきあったのがルーツ、
と考えるほうが妥当ではないか、部隊鍋の名称からもインスタント麺の経緯(朝鮮戦争時には
まだ存在しない)からも、ソウル市民が米軍基地の残飯を入れた鍋はブデチゲではない・・・
と推察したのですが、いかがでしょう?
(ちなみにブデチゲ以前の韓国では一人鍋が基本で、ひとつの鍋を分けあって食べるのは、
日本人と同じ下品な食べ方だったので、当時の大人たちからは軽蔑されてたとか
)
まあ、スパムなど缶詰の加工肉、白菜キムチ、スープ別添の袋麺、あとは玉ねぎなど、
常温保存できる具材があればクーラーボックスがなくても、どこでも鍋宴会が楽しめて、
お腹いっぱいになりますから、わたくしもブデチゲとしての存在を知るずっと以前から
似たようなキャンプ鍋を楽しんでたので、諸説があるのも当然かも知れませんが・・・
閑話休題
わたくしの琴線に触れた項目を続けます・・・
・香辛料のコニャック・XO醤
(香港)略
・平壌冷麺
と大同江醸造所の7種類のビール
(北朝鮮)略
・ブルネイのアンブヤット(サゴヤシの樹幹から取った粉をゼラチン状にしたもの
)略
・ボルネオ島サバ州にしかないバンバンガン(オニオンスープ味のマンゴー
)略
・ある独裁者の推し麺(タイのパッタイ
)
→独裁者が1939年に国名をシャムからタイにするなど制定した国家規則のひとつがパッタイ
→コメの消費量を抑えるため麺類を奨励しパッタイのレシピと屋台を普及させ他の屋台を禁止した
→ライスヌードルは中国人がタイに持ち込んだとされるがパッタイはタイの国民食になった
・ジンバブエのモパネワーム(蛾の幼虫で10cmになる)
→タンパク質の含有量は牛肉の3倍、旨みはよく焼いたステーキと評される
→熟練した摘み手なら1日に25~50キロは採集できる
→内臓を指で絞り出して天日干し、好みで燻製、炙り焼、酢漬け、フライに
→モパネの葉3キロで1キロのモパネワームが育てられるので牛肉よりサスティナブル
・オーストラリア軍のFRED
→1940年代初頭に導入され缶切り・栓抜き・スプーンの機能を持つがスプーンが小さい
→Field Ration Eating Deviceの略だがFucking Ridiculous Eating Device(クソばかげた食器)とも
→2020年現在も軍の配給パックに標準装備されている(←なぜか持ってます
)
・ガンパウダーラム(ニュージーランド)
→18世紀の英国海軍の水兵は毎日支給されるラム酒を火薬に垂らし火をつけて確認していた
→湿った火薬が燃えれば充分なアルコール濃度のラム酒と証明された(プルーフの起源)
→アルコール濃度57%がネイビーストレングス(海軍の強さ)とされ燃えるかどうかの分かれ目
→オマージュとして誕生したガンパウダーラムは51.6%でネイビーストレングスに近い
・パイソンのペミカン(カナダ)
→パイソンの肉を焚火で乾燥させてから細かく挽き獣脂と混ぜる
→1ポンド(454g)あたり3500㌔㌍あり10年は常温保存できたので探検隊にも使われた
→ビーバー猟の必需品となりミシシッピ川北側のパイソンはほぼ絶滅した
→ペミカンは今もカナダのスーパーマーケットで購入できる
・クロンダイクの生活物資リスト(カナダ・ユーコン準州)
→1896年にクロンダイクで金鉱が発見され北米各地から人々が殺到した
→ユーコン準州は不毛地帯だったので1年分の食料を持参するよう法律で定めていた
→キャンプ用品を含めると900kgになったので小分けにして何度も往復して持ち込んだ
で、カナダ最大だった百貨店の1898年発行カタログから1年間に必要な食料品と日用品のリスト
(著作物の一部なので公開に問題があれば非公開設定にします)

いやあ、じつに興味深い内容です
食料のメインは小麦粉とベーコンで砂糖、豆、ロールドオーツも大きな比重を占めてますね
で、このリスト合計で600kg弱ですからキャンプ道具や衣類などが300kg強つーことになります
水や燃料は現地調達でしょうが必需品のラム酒やバーボンはどうしてたんだろ???
・南極観測基地の食生活(中国の長城基地など各国の基地も面白かったけど略)
→日本の昭和基地では屋外での食事会が恒例でメニューは「流しそうめん」
→本来は半分に割った竹にそうめんを流すが南極では氷山に水路を掘って流す
→リュージュのコースを選手ではなくそうめんが滑る様子を想像してほしい
とか、料理や食材だけでなく食に関するエピソードも満載で大いに楽しめました


地球グルメ大図鑑~世界のあらゆる場所で食べる美味・珍味~のご紹介から

裏表紙


奥付

そう、

こんな注意書きのある大図鑑であります わくわく

目次


米国の項では51州すべて、さらには南極の各基地グルメまでありましたが・・・

まずは目次のアジア→東アジア→日本の項にあったグルメ?をメモ
・竹のウォータースライド(流しそうめん)
・鉄道駅のごちそう(200種類の駅弁を揃える東京駅の駅弁屋)
・伝統の職人技が光るぺろぺろキャンディ(飴細工)
・寿司の元祖(琵琶湖のふなずし)
・エンタメ・レストラン(主役が料理ではない飲食店)
・海軍カレー(日本のカレーライス)
・洋食(日本生まれの西洋料理)
→ハンバーグ、オムライス、ナポリタン、サンド、タコライス
・渋柿を甘くする技(干し柿)
・高級フルーツ(企業の夏冬2回の贈答競争で繁栄を謳歌しているフルーツ

→でんすけすいか、太陽のタマゴ(マンゴー)、美人姫(イチゴ)、ルビーロマン(ブドウ)、夕張キング(メロン)
・相撲力士の鍋料理(ちゃんこ鍋)
・巨大な稲わらの構造物(わらアート)
(グルメではないけど食材に関する珍しいモノつーことでしょうね)
各項目に説明、写真、由来、レシピなどがあり、実際に現地で体験する方法も書いてあって、
食べ歩きガイドブックとしても使えるようになってました
と、世界中のグルメ?が紹介されてましたが、特に琴線に触れた項目から・・・
・正真正銘のモンゴル式バーベキュー「ボードグ」

→モンゴルの戦士は馬で移動するので重い調理器具を持ち運ぶのは不可能だった
→そんな遊牧生活に適した調理法として彼らは動物の体を調理器具として使った
→山羊やマーモットの腹から肉と骨と内蔵を取り出し肉(肝臓と腎臓を含む)にスパイスをふり、
熱く焼いた石と野菜と一緒に詰め戻し穴を塞ぎ直火で焼く
→焼け残った毛をナイフでこそげ落とし2時間ほどで首の穴から脂が滴るようになったら食べ頃で、
腹が大皿の役割も兼ねている
→チンギス・ハンもボードグで勝利の宴会をしていた(モンゴルシェフ連盟会長談)
まさに調理器具の要らない究極のアウトドア料理で、わたくしの大好きなモンゴル料理
「羊の石焼き」

・米軍基地で生まれた鍋物ブデチゲ(韓国)

→今や韓国で一番人気を誇るフュージョン料理
→部隊鍋を意味するブデチゲは米国人が捨てた食料から生まれたものだった
→残飯から生まれた米国帝国主義の名残を屈折した形で伝える一品となった
→朝鮮戦争中のソウル市民は食料不足で米軍基地のゴミ箱から缶詰の豆、チーズ、
スパム、ハムなど加工食品の残飯を集めてキムチ、野菜、インスタント麺と一緒に鍋へ
→朝鮮戦争後も米国製品の規制は続き、米軍基地の食材を扱う酒保闇市が増えた
(多くの市民には米国産の加工肉が唯一の手が届く肉だった)
→1980年代に米国製品の規制が撤廃されブデチゲは人気の大衆料理として進化した
→とりわけ大学周辺に多いが高級地区にもブデチゲに特化したレストランがある・・・
(で、大好きなブデチゲの考察?)
わたくしは、韓国軍兵士が米軍経由のスパムなどの缶詰とキムチやインスタント麺などを
ひとつの鍋に入れて、部隊の仲間で一緒に食べてたのを懐かしみ、除隊後にも仲間と再現、
それがやがて貧乏学生から一般市民にも拡がったと理解してたのですが本書のような説もあり、
ホントはどうだったのか(ヒマなので)考察?してみました

①ブデチゲの基本食材はスパムなどの加工肉とキムチとスープ別添のインスタント麵だけど、
スープ別添の袋麺は1962年の明星食品と東洋水産が世界初なので、今のスタイルで初めて
食べられたのは、いくら早くても1962年以降になるはず
(ちなみに朝鮮戦争時なら1950年~53年、戦後もっとも古いとされるインスタント麺の記録
(第一次南極観測隊に採用された「長寿麺」)でも朝鮮戦争から3年後の1956年)
②さらにインスタント麵の海外への本格的な輸出はベトナム戦争の拡大(1968年)以降とされ、
それまでは在外邦人向けが中心、アジア各国に急速に出回ったのもこれ以降のはず
③ただし明星食品が韓国に製造プラントを輸出したのは、スープ別添の翌年1963年なので、
それ以降なら韓国にスープ別添のインスタント麵が普及していた可能はある
④以上から、韓国軍兵士がブデチゲとして食べたのは朝鮮戦争当時ではなくベトナム戦争当時、
おそらくは1968年以降で早くても1963年以降に、米軍経由のスパム缶詰と自前のキムチと
スープ別添のインスタント麵などを入れて、部隊の仲間とひとつの鍋をつつきあったのがルーツ、
と考えるほうが妥当ではないか、部隊鍋の名称からもインスタント麺の経緯(朝鮮戦争時には
まだ存在しない)からも、ソウル市民が米軍基地の残飯を入れた鍋はブデチゲではない・・・
と推察したのですが、いかがでしょう?
(ちなみにブデチゲ以前の韓国では一人鍋が基本で、ひとつの鍋を分けあって食べるのは、
日本人と同じ下品な食べ方だったので、当時の大人たちからは軽蔑されてたとか

まあ、スパムなど缶詰の加工肉、白菜キムチ、スープ別添の袋麺、あとは玉ねぎなど、
常温保存できる具材があればクーラーボックスがなくても、どこでも鍋宴会が楽しめて、
お腹いっぱいになりますから、わたくしもブデチゲとしての存在を知るずっと以前から
似たようなキャンプ鍋を楽しんでたので、諸説があるのも当然かも知れませんが・・・
閑話休題
わたくしの琴線に触れた項目を続けます・・・
・香辛料のコニャック・XO醤

・平壌冷麺


・ブルネイのアンブヤット(サゴヤシの樹幹から取った粉をゼラチン状にしたもの

・ボルネオ島サバ州にしかないバンバンガン(オニオンスープ味のマンゴー

・ある独裁者の推し麺(タイのパッタイ

→独裁者が1939年に国名をシャムからタイにするなど制定した国家規則のひとつがパッタイ
→コメの消費量を抑えるため麺類を奨励しパッタイのレシピと屋台を普及させ他の屋台を禁止した
→ライスヌードルは中国人がタイに持ち込んだとされるがパッタイはタイの国民食になった
・ジンバブエのモパネワーム(蛾の幼虫で10cmになる)
→タンパク質の含有量は牛肉の3倍、旨みはよく焼いたステーキと評される

→熟練した摘み手なら1日に25~50キロは採集できる
→内臓を指で絞り出して天日干し、好みで燻製、炙り焼、酢漬け、フライに
→モパネの葉3キロで1キロのモパネワームが育てられるので牛肉よりサスティナブル
・オーストラリア軍のFRED
→1940年代初頭に導入され缶切り・栓抜き・スプーンの機能を持つがスプーンが小さい

→Field Ration Eating Deviceの略だがFucking Ridiculous Eating Device(クソばかげた食器)とも
→2020年現在も軍の配給パックに標準装備されている(←なぜか持ってます

・ガンパウダーラム(ニュージーランド)
→18世紀の英国海軍の水兵は毎日支給されるラム酒を火薬に垂らし火をつけて確認していた
→湿った火薬が燃えれば充分なアルコール濃度のラム酒と証明された(プルーフの起源)
→アルコール濃度57%がネイビーストレングス(海軍の強さ)とされ燃えるかどうかの分かれ目
→オマージュとして誕生したガンパウダーラムは51.6%でネイビーストレングスに近い

・パイソンのペミカン(カナダ)
→パイソンの肉を焚火で乾燥させてから細かく挽き獣脂と混ぜる
→1ポンド(454g)あたり3500㌔㌍あり10年は常温保存できたので探検隊にも使われた
→ビーバー猟の必需品となりミシシッピ川北側のパイソンはほぼ絶滅した
→ペミカンは今もカナダのスーパーマーケットで購入できる

・クロンダイクの生活物資リスト(カナダ・ユーコン準州)
→1896年にクロンダイクで金鉱が発見され北米各地から人々が殺到した
→ユーコン準州は不毛地帯だったので1年分の食料を持参するよう法律で定めていた
→キャンプ用品を含めると900kgになったので小分けにして何度も往復して持ち込んだ
で、カナダ最大だった百貨店の1898年発行カタログから1年間に必要な食料品と日用品のリスト
(著作物の一部なので公開に問題があれば非公開設定にします)

いやあ、じつに興味深い内容です

食料のメインは小麦粉とベーコンで砂糖、豆、ロールドオーツも大きな比重を占めてますね
で、このリスト合計で600kg弱ですからキャンプ道具や衣類などが300kg強つーことになります
水や燃料は現地調達でしょうが必需品のラム酒やバーボンはどうしてたんだろ???
・南極観測基地の食生活(中国の長城基地など各国の基地も面白かったけど略)
→日本の昭和基地では屋外での食事会が恒例でメニューは「流しそうめん」
→本来は半分に割った竹にそうめんを流すが南極では氷山に水路を掘って流す
→リュージュのコースを選手ではなくそうめんが滑る様子を想像してほしい

とか、料理や食材だけでなく食に関するエピソードも満載で大いに楽しめました

2006年11月17日
うそつきっ!はぁとまぁく
ええ・・・本日11月17日夜8時からのNHK、BS-2「熱中時間」という番組に、
左バーのリンク集にある、「ただ点」のiigyogyoさんが懐中電灯マニアとして出演されます。
必見、要録画であります!
でまあ、それを記念して、TV番組がらみのタイトルにしたのでありますが・・・
似たようなタイトルが、同じく左バーのリンク集にある浜三さんのブログにありましたね・・・
タイトルパクリであります、きっぱりと
トリビアの泉が終わってしまったのが残念で、いつかこのタイトルで記事をアップしようと考えていたのですが、浜ちゃんに先を越されてしまいました。
でも平気でパクるところはさすがでしょ!
ちなみにトリビアの中で、一番感動したのは「日本刀VS拳銃」でした。
標準的な日本刀と、代表的な拳銃ということでコルトガバメントの対決。
超高速度撮影で、.45ACP弾がまっぷたつになる映像には、思わず身震いしました。
第二弾の番組で、次々と強力な弾頭をも切り裂き、最後は50口径機関銃連射でも初弾から数発は切り裂いて、そこで力尽きて粉々になっていくシーンでは、不覚にも目頭が熱くなってしまいました。ううっ




ぐしゅん・・・閑話休題・・・いつものくだらないネタであります。
「熱中時間」とも「トリビアの泉」とも、全く関係ないんですが・・・
わたくし、さるミリタリーショップで、かなり以前に、こんなものを購入しました。
じゃーん

そう、何の変哲もない、みんなが持ってる・・・
オーストラリア軍のマグカップであります。
最初は、メラミン製かとおもったのですが・・・
じゃーん

電子レンジ使用可能と、わざわざ糸きりの奥底に説明書きが・・・
おおっ、さすがオーストラリア軍、最前線にまで、電子レンジを持ち込んでるのかっ!
と感動し、さっそく日本酒やコーヒーを温めるのに使用してみました。




で、その結果・・・

まるで萩焼のような、無数のひび割れが発生!



うっ、う・そ・つ・き・
P.S
このマグカップ、ひび割れた破片がポロポロと剥がれ、飲み物に混じってかなり飲んでしまってます。
不良品なのか、粗悪なコピー品なのか、ホンモノだとしても、オーストラリア陸軍の少佐にはいろいろといただいたことがあるので、軍当局に抗議するわけにもいかないし・・・
ということで、あまり気にせず、引き続きキャンプで愛用しております。わははは
それにしても、iigyogyoさんの公共放送初出演、楽しみであります。わくわく
左バーのリンク集にある、「ただ点」のiigyogyoさんが懐中電灯マニアとして出演されます。
必見、要録画であります!
でまあ、それを記念して、TV番組がらみのタイトルにしたのでありますが・・・
似たようなタイトルが、同じく左バーのリンク集にある浜三さんのブログにありましたね・・・
タイトルパクリであります、きっぱりと

トリビアの泉が終わってしまったのが残念で、いつかこのタイトルで記事をアップしようと考えていたのですが、浜ちゃんに先を越されてしまいました。
でも平気でパクるところはさすがでしょ!

ちなみにトリビアの中で、一番感動したのは「日本刀VS拳銃」でした。
標準的な日本刀と、代表的な拳銃ということでコルトガバメントの対決。
超高速度撮影で、.45ACP弾がまっぷたつになる映像には、思わず身震いしました。
第二弾の番組で、次々と強力な弾頭をも切り裂き、最後は50口径機関銃連射でも初弾から数発は切り裂いて、そこで力尽きて粉々になっていくシーンでは、不覚にも目頭が熱くなってしまいました。ううっ




ぐしゅん・・・閑話休題・・・いつものくだらないネタであります。
「熱中時間」とも「トリビアの泉」とも、全く関係ないんですが・・・

わたくし、さるミリタリーショップで、かなり以前に、こんなものを購入しました。
じゃーん

そう、何の変哲もない、みんなが持ってる・・・
オーストラリア軍のマグカップであります。
最初は、メラミン製かとおもったのですが・・・
じゃーん

電子レンジ使用可能と、わざわざ糸きりの奥底に説明書きが・・・
おおっ、さすがオーストラリア軍、最前線にまで、電子レンジを持ち込んでるのかっ!
と感動し、さっそく日本酒やコーヒーを温めるのに使用してみました。




で、その結果・・・

まるで萩焼のような、無数のひび割れが発生!



うっ、う・そ・つ・き・

P.S
このマグカップ、ひび割れた破片がポロポロと剥がれ、飲み物に混じってかなり飲んでしまってます。
不良品なのか、粗悪なコピー品なのか、ホンモノだとしても、オーストラリア陸軍の少佐にはいろいろといただいたことがあるので、軍当局に抗議するわけにもいかないし・・・
ということで、あまり気にせず、引き続きキャンプで愛用しております。わははは

それにしても、iigyogyoさんの公共放送初出演、楽しみであります。わくわく

2006年01月08日
オーストラリア陸軍ウェットウェザージャケット

前回に続き、いただいたオーストラリア陸軍のアイテムであります。
こちらは、ウェットウェザージャケット、いわゆるひとつのレインコートであります。
分厚く丈夫なゴアテックスの3レイアー、目止めのシームテープなんかも、さすがに軍用、
実に念入りであります。

しかも、前回のベストとちがって、
こちらは全くの新品!

2003年7月の供給品のようでありますが、使用された形跡はありません。
しかもフリースのライナー付きなのであります。

これなら、寒い季節のコートとしても充分に・・・
とっ、ところが・・・
これ、ラベルにあるとおり、Mサイズ、日本のサイズなら、LかXLのはずなのですが・・・
ふぁ、ファスナーがしまらねえ・・・ううっ

そのうえ、お袖がやたら長いんですう、ううっ
そういえば、新婚旅行の際にニュージーランドで買ったセーターも、
やたらお袖が長くてぴちぴちで、おへその上ぐらいまでしかなかったなあ・・・
オセアニアの人たちは、みんな胴が短くてスリムで、腕が長いのか・・・
まあ、裸になってライナーを外して何とか着てみたのですが、
わたくしのボディラインがくっきりと・・・ぐえっ
さすがに、今回は着用画像をお見せできません・・・あまりにセクシーすぎる・・・
ちなみにライナーのラベルは、「ゴアテックスジャケットライナー」になってました。うーん
それにしてもこの迷彩パターン、なんとなくプルーナの世界にも見えますね。


2006年01月07日
オーストラリア陸軍保温ベスト

息子のホームステイ先の陸軍少佐からいただいた、保温ベストであります。
アウターはコットン、インナーはナイロン、薄くて軽いインシュレーションにはポリエステルファイバーを使用しており、夏の高原での朝夕の冷え込み用に、また冬の中間着として、幅広くご利用いただけます。
(なんかモンベルのカタログみたいになってきたな・・・ううっ)
このベスト、かなり使い込まれており、よく見ると右胸にネームパッチを剥がした痕があります。
きっとご本人が愛用されていたベストなんでしょうねえ・・・ありがたやありがたや・・・
ラベルもかなりくたびれてますが、こちらのネームもきちんと消去してくれてます。

わたくし、日本でもおなじみの「WALKABOUT」のブランドが、
「TRADITIONALLY AUSTLALIAN」だということを、このラベルではじめて知りました。
しかも軍への納入業者だったとは・・・うむむむ
さすがはアウトドア大国、オーストラリアであります。
そういえば、ノースフェイスやグレゴリーも米軍の納入業者になってますねえ。
ま、あまりキャンプ宴会にも行けなくなってしまった今のわたくしは、
ちゃんちゃんこがわりの部屋着!
として愛用させていただいております。ううっ冬のキャンプ宴会行きたいよう・・・

マニア向けP.S
ところで、このオーストラリア軍の迷彩パターン、よくみるとカンガルーやコアラ、ウォンバットなどの絵柄が見える、と聞いたことがあるのですが、どうなんでしょうね。
なんとなく、かわゆい絵柄には見えますが・・・
2006年01月03日
蝿除け付きブーニーハット

オーストラリアおみやげシリーズが、足掛け二年!続くことになりますが・・・
日本では季節外れの、蝿除け付きブーニーハットであります。
今回、次男がホームステイしたのは西海岸で、やたら蝿が多くて、特に屋外での調理などには必需品だったと云ってました。
湿地帯なのか、逆に沙漠が近いからか、あるいは家畜が多いからなのか、わたくしにはわかりませんが、たしかに五月蝿くまとわりつくハエさんやアブさん、ブヨさんには効果がありそうです。
よく似たやつで、インセクトネットがセットになったジャングルハットというのを持ってますが、
こちらは70年代の米軍ベトナム装備のひとつで、あまり兵士の評判は良くなかったようです。
目の細かいネットを装着すると、ちっちゃな蚊さえ入ってこないんですが、
うっとおしいというか、息苦しささえ感じるぐらい、換気が悪くなります。
マレーシアボルネオの植林ツアーでは、ちっちゃな蚊に悩まされましたが、
このネットを付けてジャングルで移動したり作業したりするぐらいなら、
蚊に刺されたほうがマシ、とわたくし、思わず外してしまいました。
ベトナムでの米兵も同じ思いだったんでしょうねえ。
まあ、お昼寝やビバークには便利なんですが・・・
逆にこの蝿除けは、頭を動かさない限り、何の役にも立たないけど、通気性は抜群ですね。
安物のビニール紐にコルク栓をぶら下げてあるだけなので、手持ちの帽子でも、
お気軽にMODできちゃいますね。
蝿の多いフィールドに行かれる方は、是非一度お試しください。
(新年早々、ほんとに季節ハズレな記事になってしまった・・・ううっ)

Yasshi(ぐりぐり)さんのコメントを受けて、画像の追加であります!
なんなんや、お前!

今年もよろしくです、ぺこり
