史跡・戦跡・名所

2025年05月16日

京都八景亡者の戯れ2025春

とーとつですが・・・

5月14日、恒例の史跡サークルの同期会に参加してきました
毎年ほぼ変わらぬ光景ですが今回もさくさくっとメモしておきます


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三条大橋




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対岸には鴨川の川床




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で、上流の突き当りが鴨川デルタ・・・見えてませんが・・・





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高瀬川



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「やまや」にも何となく京都風情が・・・



高瀬川沿いの木屋町通を北上します

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押小路を過ぎれば・・・





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高瀬川一之舟入りで・・・




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その向かいが・・・




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高瀬川の源流で角倉了以の別邸から山縣有朋の第二無鄰菴だった、いつもの「がんこ二条苑」




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いつもの下駄箱に靴を入れて・・・





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今回はじめて蔵を改装した部屋に案内されました




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前回よりワンランクアップした飲み放題コース・・・





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ビールからハイボールに切り替え、さらに何杯かお替りしたところで・・・
何故かコース画像も食べた記憶もぷっつりと消えてました


でも奇跡的に、

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小川治兵衛作の名庭は酩酊しつつも撮影してたようです




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今年もツツジが満開でした


で、恒例の(半世紀前の女子大生たちとの)記念撮影も無事に終了して三々五々で解散、
わたくしは、この日たまたま四条河原町ミュンヘンでのSF研究会の同窓会と重なっており、
遅れて会場に向かおうと、むかし覚えた数え歌を思い出し・・・

まるたけえびすにおしおいけあねさんろっかくたこにしきしあやぶったか・・・

そう、二条通から四条通までは木屋町を南に押小路、御池通、姉小路、三条通、六角小路、
蛸薬師通、錦小路と下れば1kmちょいなのですが、何せ完全に出来上がってたもので、

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三条大橋まで戻るのがやっと、今回はあきらめて京阪電車で帰宅しました

ううっ、四条大橋は「遠すぎた橋」やった・・・


思い出のP.S
そーいや学生時代には、何度も今出川通から四条通まで歩きましたねえ
そう、鴨川べりを黒髪の乙女と二人きりで・・・ではなく、
飲んだくれて酔い覚ましにふらふらと・・・でもなく、
(わたくし学生時代には殆ど飲めませんでしたから)
市電代バス代(入学当初は25円!!!)まで使い果たし、通学定期のある阪急・四条烏丸駅まで、
それはもう哀しく侘しく一人きりで、とぼとぼと・・・



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2025年03月18日

インバウンドで奈良観光???

3月13日、ひさしぶりに奈良公園や東大寺など奈良市内を観光してきました
しかもハイレベルな現地ガイド付きで富豪インバウンド客なみに

じつは高校1年で我が家にホームステイしてたタイからの留学生ペーンがドイツ人ニルスと結婚
昨年11月に赤ちゃんが生まれ、育児休暇を利用した日本再訪に1日だけ同行した次第

東京のゲストハウスに1週間ほど滞在、7日と8日は京都市内の日本旅館泊で京都観光を楽しみ、
9日に大阪のゲストハウスに移動、
1週間ほど滞在して17日に帰国のスケジュールでした

出産後にバンコクの実家に里帰りしていて今回は親子3人にタイのご両親という5人で、
わたくし「生まれて4ヶ月の赤ちゃんを連れて旅行しても大丈夫なの?」と訊ねたところ、
「悩んだけど今後は育児と仕事で忙しくなるし再訪できるのは今しかないと決めました」
とのことで、両親ともたっぷり育児休暇が取れるドイツならでは、なんでしょうね

と、前置きが長くなりましたが・・・

9時半に大阪メトロの最寄り駅で5人と合流して近鉄奈良駅まで案内・・・

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ここで案内役を交代して・・・

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奈良専門のボランティアガイドから、自作や非売品を含む案内資料を受け取ります

そう、わたくし厚かましくも奈良ソムリエ資格を持つ学生時代の友人のボランティアガイドに、
御一行の案内をお願いしてたのでありますね

事前の打ち合わせでは建築を専攻していたペーンの意向により、市内の古建築や庭園を巡る
ルートで下見して案内資料も作ってくれてたのですが、ペーンが京都で伏見稲荷に行った際に、
両親と赤ちゃんを連れて歩き回るのが大変だったようで、奈良公園と東大寺の大仏殿とゆー
お気楽ルートに、急きょ変更してもらった次第です


で、ペーンが鹿せんべいを買った途端・・・

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シカさんに囲まれました

そーいやシカさんに囲まれ開いたカメラバッグに鹿せんべいを投げ込んだ輩がいたな
おかげでカメラレンズにシカさんの鼻マークがくっきりついてたけど楽しかったな


とシカさんに囲まれつつ奈良公園を抜けて・・・

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平日でもインバウンド客でいっぱいの東大寺参道へ
上記リンク記事をアップした4年前はコロナ禍でほぼ無人だったんですが・・・


(南大門から先は持ち込み禁止の)鹿せんべいの残りをペーンが取り出すと、

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ふたたびシカさんに囲まれてました






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南大門であります



せっかくなので
上記リンク記事にある4年前の画像も・・・

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ほぼ同時刻ですが当時はインバウンド客も国内客も各1組だけでしたね・・・

懐かしいなあ、あれからもう4年か・・・
あの頃は少しは歩けてたのに今回はこの南大門を跨いだとたん筋肉痛に・・・ううっ



で、今回は、

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拝観料をどどんと奮発して大仏殿へ・・・




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世界最大級の木造建築ですが、最近ギネスに認定されたのは大阪万博の木造リング






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八角燈籠やびんずる尊者など奈良ソムリエさんの詳しい説明を受けます
びんずる尊者は呑んだくれだったので中に入れてもらえず、ずっと軒先に置かれてるとか



こちらが奈良の大仏(廬舎那仏)であります

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で、この大仏様の鼻の穴と同サイズにくり抜いたのが・・・




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この柱の穴で、潜り抜けるといいことがあるとかで・・・
ニルスが並んでます


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前の人はクリアしましたが・・・




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ニルスはここまででギブアップしてました

大仏殿を廻るあいだも奈良ソムリエさんの説明は続きましたが、それまで通訳をしていたペーンが
お母さんを連れて文化センターで授乳中だったので、うちの奥様が日本語から怪しい英語へ、
さらにニルスがその怪しい英語から怪しいタイ語に翻訳してペーンのお父さんに伝えてたので、
果たしてどんな内容で伝わってたのか、不安でしゅが・・・

まあ、大仏殿の説明はネット検索でご覧いただくとして・・・
ペーンらと合流後は、
お待ちかねの昼食であります

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奈良ソムリエさんが僅かな待ち時間で席を確保してくれましたが、周辺の飲食店はどこも
インバウンド客でいっぱいでした


と、まったりと昼食後は、

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せんとくんと記念撮影したり・・・




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奈良最古(1894年)の洋式建築である奈良国立博物館本館(現在は仏像館)の説明を受け・・・




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春の日差しにウトウトするシカさんを眺めつつ焼き芋を食べたり・・・




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鹿鳴館に対応する関西の迎賓館として1908年に建てられた奈良ホテルを遠望しつつ・・・


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興福寺南円堂の下から・・・



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有名な餅屋さんを過ぎて・・・



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南都銀行本店(1926年)の説明を受けました


その後ペーンは「ひがしむけ商店街」にある、

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奈良県女性センターで再び授乳タイム・・・


その隣にあるのが・・・

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隣接する興福寺に配慮して珍しい和風建築となった奈良基督教会(1930年)であります


で、授乳中ペーンのご両親とうちの奥様はショッピングに、その間に奈良ソムリエさんが
「試飲できる酒屋」を探してくれてて、授乳後に合流して・・・

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ま、こちらも魅力的でしたが・・・


昨年できたばかりとゆーこちらのお店へ・・・

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各種奈良酒販売とテイスティングバーをやってる店で酒ディプロマ常在とありました


さっそく、オススメをテイスティング

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ペーンは授乳期間中で飲まなかったのですが本来は日本酒好きでニルスも大好きなので、
楽しんでましたが、この中で一番の日本酒通はやはり奈良ソムリエさんでしょう

で、ニルスお気に入りの1番と
奈良ソムリエさんオススメの4番を、ワイン好きのニルスの
お父さんへのお土産用に買い求め、

最後に店の前で記念写真を撮ったのですが・・・

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知らぬ間に「おたぬき姫」がカメラ目線に???

と、ここで案内いただいた奈良ソムリエさんと別れ近鉄奈良駅から無事帰阪した次第です

奈良ソムリエさんには下見や資料作成やルート変更など何から何までお世話になりました
メンバー全員(赤ちゃんを除く)から再度感謝を伝えておいて下さいとのことでした

ま、ドイツへのお土産用に買ったお酒は、託送荷物がすでにいっぱいだったため、

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翌日、翌々日のゲストハウスでの鍋宴会で美味しくいただきましたとさどっとはらい



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2025年01月07日

初詣ミニOFF会!!!

新年早々とーとつですが・・・
4日5日で初詣ミニOFF会を楽しんでたので、忘れないうちにメモしておきます

4日の正午前後にwingさん、赤チャリさん、川端さんとゆーおなじみ関西ライト好き仲間が、
わたくしに実家に集まってくれました

迎撃歓迎準備は万端・・・

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恒例により皆さんからの貢物を巻き上げて


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軽く賀詞交換してダベってから初詣へ・・・




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大海神社で航海???の無事を祈願し・・・





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玉ノ井に乙姫様にもらった玉手箱を投げ込んでタイムスリップ





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お椀の舟に箸の櫂で茅渟の海に漕ぎ出し、淀川を遡上して平安京で鬼どもをやっつけ




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住𠮷四神に戦果を報告した初詣した後は・・・




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鉄分を補給しつつ・・・


粉浜商店街はじめ、わたくしオススメの飲食店を廻ってみたのですが・・・

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さすがに人気店はどこも初詣客で長蛇の列でした


で、とりあえずは・・・

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wingさんのカワセミ撮影を名目に住吉公園へ・・・




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野鳥好きカメラマン数名が待機してましたが、さすがにすぐには現れてくれず・・・




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wingさんはサギさん撮影なんぞでお茶を濁して・・・



わりと待ち時間の少なかった「かつや」へ・・・

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こぽこぽこぽ



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ようやく遅めの昼食宴会にありつけました

やっと人心地がついたので商店街を散策しつつ戻りました

ちなみに皆さん、はじめての100均ショップに入ると目の色が変わるつーか、まずはライトの
コーナーに直行、その後はバックパック用ハンガーとか非常用シュラフとか携帯ポンチョとか、
大手ショップにはない商品を物色しては購入されてましたねえ・・・

で、回転焼(ちなみに関東では今川焼、姫路では御座候、岸和田ではトラ焼だそうです)とか、
二日酔対策用の梅昆布茶とかも買って・・・


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さらに鉄分補給しつつ3時半には無事に戻りました

ま、無事にといいつつ、飲んで3時間は歩いたわたくし、帰りは苦労しましたが



で、満腹した帰宅後も延々と・・・

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飲みつつ食べつつ録画を見たりしてヲタ話やバカ話で盛り上がり・・・
(この間に各種ライトも出てましたが画像は一切ありません)


7時を過ぎ、ようやく新春「うどん寄せ鍋」宴会の開始・・・
(そーいや年始のニュースで「年越し蕎麦」に対抗して「年明けうどん」を普及しようと、
讃岐のうどん団体が努力してるけど、まだまだ知られてないとかやってましたね)

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(以上wingさん画像)



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wingさんとわたくしは濁り酒や燗酒、赤チャリさんと川端さんはソフトドリンクで、
ひたすら飲み続け食べ続け喋り続けました


もちろん日付が変わってからも・・・

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(かもめコーヒー扱いの)めでたいsakuriシュトーレン・ケルクや、




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WITTAMERの高級ケーキなんぞで喋り続けてましたが、2時過ぎには翌日に所用が入った
川端さんが帰宅、残る3人はさらに喋り続け、シュラフに潜り込んだのは3時半でした


翌朝、わたくしは9時過ぎ、wingさんは10時過ぎに起きましたが、最近ずっと3時間程度の
不規則睡眠が続いてたとゆー赤チャリさんは、そのまま放置しておくことにして・・・

わたくしが近くのコンビニに行って二人分のサンドイッチとソーセージエッグマフィン、
パックのドリップコーヒーを購入・・・

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(マフィンはレンチンして熱々をすぐ食べてしまったので画像がないけど)
二人で遅めの朝食をとりつつ、さらに世間話なんぞでまったり・・・

昼過ぎにはようやく赤チャリさんも目覚めて(糖分不足かずっと半覚醒状態でしたが)、
三人でまたまた残りの甘味と録画でダベリ続け、夕方にはめでたく解散しましたとさ

めでたしめでたし どっとはらい

いやあ、今回もじつに楽しかったです
今回の4人がネット上で知り合い熊野キャンプでリアルに会ってから20年近くになりますが、
ヲタ話やバカ話の話題がいつも新鮮なのが素晴らしいですね

まあトシを重ねるごとに同じハナシの繰り返しが増えてるのかも知れませんが、
わたくしもハナシの内容をすっかり忘れてるので、いつも新鮮なのか・・・




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2024年12月25日

忘れられた日本史の現場を歩く

ええ、クリスマスから年末に向けて世間が慌ただしい中、わたくしはひっそりと、
忘れられた日本史の現場を歩いて・・・

・・・おられた方の写真エッセイ集を紹介しておきます


表紙

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表紙カバー裏にあった惹句

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著者(撮影者)紹介と奥付

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恒例により目次のみご紹介

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そう、日本史の表舞台にはまず登場しない「歴史の現場」を訪れた写真エッセイ集で、
わたくしが名前だけでも知ってたのは「大阪七墓」ぐらいでした

以下、わたくしの興味からのランダムな読書メモです
(紹介できないのが残念ですが
写真作品も興味津々でした)

・遊女、からゆきさん、あめゆきさん・・・
→船泊(港)や宿場、都市の墓地周辺には色街が形成され、今もその名残をとどめている

・1920年(大正9年)に初めて国勢調査が行われ、無国籍者の存在が公のものとなった
→サンカ、木地師など100年前の日本では、今よりはるかに多様な生き方が存在していた

・戦国時代末期から近代にかけての色街の痕跡については、ある程度の記録が残ってるが、
古代から中世にかけての色街や遊女に触れている書物は少ない(鎌倉時代の吾妻鏡など)
→古代の官道沿いの宿場遊女たちは傀儡女、白拍子と呼ばれていた

・平安時代後期の傀儡子記より
→男は狩猟・操り人形・幻術など、女は淫らな歌や踊りで・・・
→今様、田楽、神歌、辻歌、催馬楽など・・・
→彼らは土地を持たずに流離う
→芸能に秀でており天幕と敷物の家に住み北方の騎馬民族のような異貌
(インドを発祥とし中東、ヨーロッパ、南米にも広がったロマとする研究もある)

・後白河法皇が撰した梁塵秘抄(今様)
→法皇の今様の師匠が傀儡女の乙前で岐阜県大垣市青墓町(東山道の宿場)の出身

・大阪七墓(江戸時代初期の再開発で大坂三郷の外縁部にまとめられた墓地)
→梅田・飛田・千日前・(最古の)南浜・(天神橋)葭原・小橋・蒲生の7ヶ所
→2020年、うめきた2期の開発区域から1500体以上の人骨や副葬品が見つかった
→1887年(明治20年)に有縁墓は移転してるので、この全ては遊女などの無縁仏
→梅田兎我野には今もラブホテルが立ち並び、飛田遊郭は今や外国人の観光スポットに

・福島県浪江町津島は天明の飢饉で地区が全滅した
→浄土真宗の信者が北陸から入植し、美しい里山風景の原型を作り上げた
→戦後には満洲からの引揚者も入植した→電気が通ったのは1959年(昭和34年)
→2011年の原発事故で無人となり水田は荒れ地に戻っている・・・

おわりにより
・(著者は)20代から30代は世界中を流離っていた
→東南アジア(特にタイがお気に入り)では女性だけでなく時が止まった雰囲気に居心地の
良さを感じ、長く滞在はしていたものの暮らすことはなかった
→年を重ね、生まれ育った日本を巡りたいと思ったのも本にまとめた理由の一つ

・今回は40代から50代にかけての自分探しの旅でもあった
→歴史に埋もれた事象を辿りながら日本の素晴らしさを感じずにはいられなかった

・・・

特に平安時代の
傀儡女や白拍子、大正時代に公になったサンカや木地師などの生き方
について
の記述には興味津々でした
もちろん専門家による研究もあるのでしょうが、前回記事の狩猟採集民の文明と同様に、
ほんの100年前まで日本でも多様な生き方があったんですね

そーいや世界が国家(国民)中心になったのも僅か400年前からで、それまで人類の殆どは
国家や国境とは関係なく自由に生きてたんですよね

なので国家→国家同盟→同盟同士の対立という、今の道筋だけではないはずなのに・・・

と人類の迷走は来年も続きそうですが、殆どの時代、殆どの問題は戦争なしに解決してきた
のですから希望を持って、個人でできることから手を付けていきましょう!!!

来年が少しでも平和で良い年になりますように・・・



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2024年12月07日

某SF研究会・創立54周年???

さる11月27日に某大学SF研究会の創立54周年???宴会同窓会に参加してたので、
忘れないうちに脳の外部記憶としてメモしておきます

じつは14年前の創立40周年式典を皮切りに創立45周年式典と、5年おきに現役学生を中心に
企画開催してくれてたのですが、いよいよ創立50周年記念大式典!!!の年がコロナ禍と重なり、
中止になった経過があり落ち込んでたのですが、ずっとお世話してくれてたS本さんから
「その後も同学年を中心に少人数が大学EVE祭の時期に京都で何回か集まってますので、
98k先輩もよかったら・・・」と古いメルアドにお誘いがあり、喜んで参加してきた次第


会場は四条河原町にある懐かしいミュンヘンの2階、3時の集合でした

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遠方からの参加者も多く集合時間までに何名かが大学EVE祭にも行かれてたようですが、
今年のSF研ブースは見つけられなかったとか・・・


で、今回宴会同窓会の入場券???

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って、こちらは当時のSF研ブースの入場券で当日
後輩が持参してくれてたもの

SF研プロレス・ショーの始まりは第100回記念EVE祭からだったんですね・・・
で、これが大盛況で翌年はブースに使う教室を大きくして入場料も倍にして大儲けしたのね!!!
今年のEVE祭が第149回でしたから49年前と48年前の貴重な資料であります

我々創設時メンバーが初めてのEVE祭出店で手塚治虫の実験アニメーション「ある街角の物語」
などの映画喫茶をやってから数年後になり、偶然プロレスファンの後輩が複数名入会してきて、
単なるノリではじまった怪しいショー(上級生も面白がってノッてたけど)でしたが、
おそらくこれが
日本初の「アマチュア・プロレス・ショー」だったはず・・・


で、今回メンバーでは最古参になるわたくしに乾杯音頭の要請があったので・・・

「それでは創立54周年と筒井康隆大先輩が元気で生誕90周年を迎えられたことを祝して、」

長寿と繁栄を、ついでにフォースと共にあらんことを・・・

ごくごくごく




ま、以後は昔の空想科学少年少女たち16名が(隣の料理まで奪い合い)ひたすら食べて飲んで、
ひたすらヲタ話や昔話や近況報告で盛り上がってました

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今もSF関係に関わってる後輩も何人かいて、創設者のK山さんも京大SF研の安田さんも
同期のSS木くんも元気と聞いて安心しました
そーいや神大SF研のY本さんらはどうされてるんだろう・・・

たまたま関大SF研とは古いSNSで繋がりがあるので、S本さんに「このメンバーだけでも
LINEグループとかを始めたら便利なのでは?」と提案したのですが・・・

「それが今もガラケーだけとか、SNSとは無縁のメンバーも多くて・・・あはは

「このSF研の不思議な伝統やね、筒井大先輩はワープロ小説とかネット小説の先駆者やのに
ま、自分も
20年前から変わらずブログ形式やから他人のことは言えんけど・・・あはは


と、さすがに4年以上離れてる後輩には覚えのない顔もありましたが、それでも4回生の時の
1回生が4回生になった時の1回生とは繋がってるわけだし、宴席もそんな感じで並んでました

なにせ当時の趣味が共通だった仲間が集まってるので話題は尽きず、
じつに楽しい飲み会でした
このあたりは世代が異なってても楽しい前回記事のライトOFF会と同じですね


S本さんO久保さんはじめお世話になった皆さん、じつに楽しかったです ありがとね!!!
次回も是非誘って下さいね!!! 

ええ、メールでも電報でも手旗信号でも、伝書鳩でも太鼓でも狼煙でもいいので・・・




(おまけ)
せっかくなので当日?の宴会スナップ画像も・・・


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そう、半世紀ほどタイムスリップした当時の宴会スナップであります

そーいや、この時に宴会場で見知らぬ老女から懐中電灯もとい懐中時計をもらって、その後に
泊った旅館の資料室にあった美女の写真に魅せられ、さらに過去へタイムスリップしたな・・・
(「ある日どこかで(リチャード・マシスン)」より)
(1976年のSF、映画化は1980年でクリストファー・リーヴ主演、SF映画の佳作でしたね
)




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