SF

2021年11月16日

AI・兵器・戦争の未来

とーとつですが・・・

AI・兵器・戦争の未来であります。

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著者・訳者・発行所・発行年月日などは以下のとおり

PB120674

今年4月の新刊で本文だけで400頁以上、原注・用語解説・付録・索引も付いた分厚い本です。



例によって目次のみのご紹介・・・

(目次だけでも10頁ありますが順に項目を眺めていくと本書の概要がわかります)

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2050年以降については「ターミネーター」や「マトリックス」の世界そのものでしたが、
今放置すればSFではなく現実になり戦争の可能性が高まるだけでなく・・・とゆーのも、
これらはすでに実戦配備されているAI兵器のすぐ先にあるもの・・・とゆーのも驚きでした。

著者はIBMとハネウェル社で30年以上にわたり国防総省向けナノテクノロジー研究などに
従事していた物理学者だそうで、豊富な研究開発経験からの検証には説得力がありましたし、
2017年の著書はAmazonのナンバーワン・ベストセラーになったとか・・・

以下、わたくしの読後メモから一部を抜粋・・・
ただし兵器に関する部分以外(特に後半のあるべき姿など)のメモは殆どカットしてますし、
わたくしの無知による勘違いもあるでしょうから、興味のある方は是非ご一読を・・・



序章より
・あなたの国で突然戦争が起きたら、あなたがたの息子や娘たちによって守られたいか、
それとも自律型AI兵器システムによって守られたいか?
・あなたがたは敵の
息子や娘たちによって侵略されたいか、それとも自律型AI兵器システム
によって侵略されたいか?

・人間の直感的な道徳的認知能力は倫理的に望ましいものなのか?
→もしイエスなら、必ず人間による制御が必要(致死性自律型兵器システムについて)

・スマート兵器から全能(ジニアス)兵器への移行過程で人類絶滅のリスクを冒すことなく、
AI兵器の能力を増強し続けることは可能なのか・・・
→現実に米中露は精力的に配備・増強しようとしている


第1章より
・AIを備えた初期型ロボットでさえ貪欲さ・欺瞞・自己保存性をみせた(後述)

・社会や兵器が複雑さを増し敵の脅威が増大するにつれ、人類はコンピュータ依存を深める
→コンピュータが「超絶知能」になるのは2070年代とAI専門家の少なくとも半数が予測
→「超絶知能」の人類に対する判断は、人類がハチを有用なハチか有害なハチかで判断する
のと同じ。(人類はハチにはイヌほどの知能はないとの前提で判断している)

・アシモフのロボット三原則を「超絶知能」にプログラムしたと仮定しても・・・
→自己保存の欲求が進化の土台なので最大利益に反すれば抹消することを選択するかも
・「超絶知能」が国家兵器システムの一部なら完璧に防護され人間から隔離する手段を持つ
・「超絶知能」がアシモフ・チップに適切に接続しているか(人間が)確認する方法はない

・コンピュータの歴史→2014年の映画「イミテーション・ゲーム」(エニグマ解読者)
→チューリング・テストは人かマシンかの判別に今でも有効な方法
・自動駐車や会話など人間の知能を必要とする作業を遂行できるコンピュータが通常はAI
→スマートフォンの肯定的な側面とスマート兵器の暗い側面


第2章より
・AI効果→AIが組み込まれていることを意識しない→ただのアップグレード版と認識している
→汎用人工知能が製造されていないだけで、AIはすでにあらゆる分野に浸透している
→人類は4300年前に石斧を作り木の実を砕いたチンパンジーや人工知能の進化を過少評価

・セキュリティ分野
→テクノロジーは倫理的規制よりも先に進歩する→個人情報盗難とサイバー攻撃

・モノのインターネット(IoT)→信頼が従属へ変化→ハッカーの脅威→規制すべきか

・パーソナルアシスタントと生産性→iPhoneの登場
→カーク船長はコミュニケーターに質問したり、それで映画を観たりはしなかった

・E・コマース(ネットショッピングなど)→取引の85%をAIが処理
・ロボット工学→掃除機ルンバからMQ-1プレデターまで

・教育→インターネット以前は授業では質問できるが家では教科書のみ、宿題は図書館へ
→AIによる個人指導システム・クラウドゾーニング式指導強化法・深層学習システムへ

・AI依存の増大とそれに気づかないAI効果→開発や使用を規制する法律はない
→すでに自律型兵器システムを(ロシアは)配備している


第3章より
・中国
→アジア太平洋とりわけ近海支配権の強化にはアメリカとの軍事的均衡を必要としない
→アメリカの世界的任務はアジア太平洋地域を含む海洋航行の自由を確保することだが、
→アジア太平洋地域に限定すればアメリカに脅威を与え続けられる
→戦争の非対称的な側面
→中国とロシアの軍事投資の重点は自律型兵器で非対称な優位を獲得することへ
→百度バイドゥ社はマイクロソフト社の1年前に人間の言語認識を上回ったAIアルゴリズムを
開発し沈黙を保っていたが、これは偶然ではない
→音声認識や自然言語理解の分野も同じで軍や政府系ではなく民間企業から獲得できる
→AI分野の強力な商業基盤が自律型兵器の強力な軍事的優位を占めることを理解している

・ロシア
→核の均衡以外では米中両国に後れをとっている
→人口が少ない不利があるのでロボット軍、自律型兵器を配備する戦略を公表している
→さらに世界経済に組み込まれている世界第2位の武器輸出国で次世代兵器の輸出も重要

・アメリカのオフセット戦略
①戦争に勝つための軍事テクノロジー②戦争を抑止できる技術的な軍事能力
→1960年代は核兵器における技術的優位で通常兵力での抑止による出費を抑えた
→1975~1989は数より情報・監視・誘導での技術的優位を重視した「スマート兵器」
→80年代後半に追いつかれ新テクノロジーは民間企業から得られるようになった
→2014年からの第3の
オフセット戦略→人工知能・ロボット工学・小型化による優位
→ただし相手が開発するまでの僅かな期間しか続かないもの

・自律型兵器と遠隔制御型兵器は別
→アメリカは適切なレベルでの人間の判断という半自律型の配備を望んでいるが
→ファランクス・システムは速やかに対応する必要性から人間の制御を外している
→サイバー防衛においては攻撃が瞬時なので一部を自律型とした半自律型に
・戦闘機と爆撃機における自律型の優位性(極限飛行が可能・生命維持システムが不要など)
・ナノ兵器の分類(略)
・人間の関与の分類→制御・監督・自律
→国防省指令は自律を禁じているがサイバー戦など一部は例外として認めている

・(最も精密な半自律型兵器を保有しているといわれる)アメリカ海軍の例
→ロッキード・マーティン社のイージス兵器システム
→ノースロップ・グラマン社のX-47Bドローン実証機など

・アメリカ陸軍の例
→陸軍で最も重要なのはサイバー戦で使われるナノ兵器
→自律型戦闘車両・偵察斥候スローボット
→爆弾処理ロボットやTOWミサイルは半自律型

・アメリカ空軍の例
→遠隔操縦ドローンなどは半自律型→
操縦士不足でさらに自律性を高める研究中
→撃ちっ放し空対地ミサイルも人間が引き金を引くので半自律型
→目的はスタンドオフ能力とドローン操縦士の負担の軽減

・アメリカ沿岸警備隊・海兵隊の例
→サイバーコマンド、無人機、水陸両用武装ロボットなど

・中国の例(自律型兵器への国家規制はなく国際法制定を要請している)
→AIを駆使した巡航ミサイル、2016世界最速のスーパーコンピュータ(2018ではアメリカ)、
2015ハッカー軍の公表(サイバー諜報には熟達しているがサイバー戦の経験は少ない)

・ロシアの例(人口の少なさという弱点を補う自律型兵器の配備を公言している)
→モスクワの新弾道ミサイル防衛システム、カラシニコフ・グループの新戦闘モジュール、
武装歩哨ロボット(いずれも自律型)、P-800オーニクス・ミサイル、最先端のサイバー攻撃能力
→ワシントンはサイバー戦はエスカレートしやすいと見る傾向が強いがクレムリンの敷居は低い
→ジョージアやウクライナの緊急事態では通常戦力を増強する手段としてサイバー攻撃を運用

・次の段階では致死性自律型兵器になるだろうが、これは火薬・核兵器に続く第三の革命
→議論は今や開発するか否かではなく、どれだけの独立性を与えるかが中心に
→これはアメリカ軍が「ターミネーターの難問」と名付けた問題


第4章より
・兵器開発は認識された脅威の結果→どの国も同様のプロセスでその結末が「新しい現実」
→「新しい現実」の時代に平和はなく勝利したよう見えても紛争の只中にある
①米中露の緊張の高まり
②北朝鮮など「ならず者国家」の脅威
③中国の南シナ海の領有権主張
→毎年5兆3千億ドルの船舶貨物が通過、うち1兆2千億ドルはアメリカ
→推定110億バレルの原油と190兆立方フィートの天然ガスを埋蔵している
→世界漁獲量の12%を占め、中国は世界最大の漁業生産国・水産輸出国
④ロシアのクリミア併合・ウクライナ東部のロシア化・テロと独立運動の支援

・国防省指令に拘束されない中国やロシアに対して長期的に軍事的優位を維持できるか
・自律型兵器の国際的な規制は可能か
→生物兵器は制御の困難性、化学兵器は戦略的な非有効性から可能だったが一部のみ

・グーグル翻訳サイト(2006~)の例→ニューラルネットワークで最高水準に

・ムーアの法則→価格が一定でも2年おきに性能は倍増(コストは半減)→収穫加速の法則
→2040~50でスーパーコンピュータが人間の知能レベルに到達
→人間レベルの自律性を備えた自律型兵器の到来(配備するのは米中露)
→2070前後に超絶知能(シンギュラリティ)マシンが出現→人類を脅威と見なすかも


第5章より
・AI内蔵兵器の相互接続→群生行動の推進→スウォーム・ボートの例、USSコールの例

・ナノエレクトロニクス・マイクロプロセッサやナノ素材を活用しているものがナノ兵器
→人工知能を搭載する精密誘導兵器がスマート兵器(スマートとAIは同義)

・全能(ジニアス)兵器は超絶知能を搭載しているかそれに接続されているロボット兵器

・スマートから全能への移行
→軍用自律型ナノボット(MANS)を超絶知能が無線制御すれば全能兵器
→膨大な数が必要なので自己増殖機能を持たせることになろう
→医療用ナノボットはすでに存在する→軍用は極秘だが・・・

・軍事力の投射能力→現在はアメリカが優位(原子力空母と潜水艦)→超絶知能で自動化へ
→通常兵器や核兵器に加えMANSを紛争地域に投入することができる

・知能爆発→知能マシンはさらに高性能な次世代マシンを(自ら)開発する
→真空管→トランジスタ→集積回路→量子コンピュータ(もつれの加速を1減速を0とするなど)


第6章より
・第二次世界大戦における戦域指揮官とスタッフの責任
→計画と伝達、監督と報告、敵の行動に基づく計画の修正
→紛争ペースが速まると計画修正や意思決定に関与できなくなる
→現場指揮官が修正をおこなうことになる
→人間より弱いAIの自律型兵器は現場指揮官と同じ→MK-50魚雷の例

・2009スイス連邦工科大学・知能システム研究所(ローザンヌ)の実験
→欺瞞と狡猾さと自己保存を数百世代で学びプログラムを無視して利益を最優先した

・イギリス王立協会の2012年報告
→無意識に標的を画像処理するほうが意識的に標的を知覚するよりもはるかに速い
→道路の先に何か正常でないものがあるという兵士の直感
→兵士の潜在意識が瞬時に情報を処理し特定できない脅威として本能が作動したもの
→兵士は検分し続け、やがて即製爆発装置を発見した

・脳内ニューロンの活動パターンを追跡できるヘルメットを被ったパイロットは、
潜在意識下で航空機を操縦し、意識的に脅威を感知する前にミサイルを発射できる

・2016ジョンズ・ホプキンス大学の実験→脳内インプラントへ
→このシナリオなら人間による自律型兵器の制御は可能→もし接続先が超絶知能なら?

・相互確証破壊MADから全面確証破壊TADへ
→攻撃の疑いのある全ての国に対する全面的報復


第7章より
・アメリカ国防省指令による定義(国際的には合意されていない)
自律型兵器システム
=起動後、オペレーターの関与なしに攻撃目標を選定・交戦できる兵器システム
半自律型兵器システム
=起動後、オペレーターが選定した個別の攻撃目標あるいは特定の目標群に対する交戦のみを
自動的に行えるように設計された兵器システム

・自律型兵器は現存しない将来の新しい兵器→これが最大の誤解
→自律型兵器は目新しいものではなく現存し「将来に発展を遂げる分野」ということ

・アメリカのファランクス近接防御火器システム、ロシアの偵察ロボット、移動式ロボット複合体、
カラシニコフ・グループの新戦闘モジュールなどは自律型兵器
・イスラエルのハーピー2ミサイル、イギリスの対装甲ミサイル二重モード式ブリムストーン、
韓国のSGR-A1歩哨ロボットシステム
も自律型あるいは容易に自律型に転換可能な兵器

・自律型兵器は区別原則・均衡原則・説明責任といった法的要件を満たせると考えている
→AIの進歩で自律型兵器が全能兵器に至ると人間の倫理は全能兵器の倫理に変わる・・・



第8章より
・1930年代のソ連のT-26軽戦車ベースの「テレタンク」→初の無線遠隔操縦の無人戦車
・2016年のロシアの無人戦闘車両「ウラン-9」
→30mm機関砲、7.62mm機関銃、アターカ対戦車誘導ミサイルを装備

・アメリカM1A2エイブラムズ戦車の次世代タイプはロボットとなる公算が高い
・フォード級超大型航空母艦はニミッツ級のほぼ半数の乗組員
・ズムウォルト級駆逐艦はアーレイ・バーク級駆逐艦の2/3の乗組員

・国際人道法と自律型兵器と意志決定ループへの人間の関与
→区別原則や均衡原則はAIの進歩でプログラムにより制御可能になる
→一方で核兵器は国際人道法を侵害する
→自律型兵器や全能兵器の登場で核兵器への依存は低下するだろう
→全能兵器の出現により技術先進国は核兵器の廃絶に合意するかも知れない

・エイリアンは我々の言語や習慣は理解できないだろうがエネルギーについては理解するはず
→エネルギーの作り方と利用法を知っているから星間移動してきた
→エネルギーの製造と利用について我々と同じ進化を遂げた可能性が高い
→稀少物質とかではなくエネルギーそのものが宇宙の真の通貨
・米中露はすでに宇宙条約に違反しているのは明らか


第9章より
・MANSは超小型で製造も容易→敵の領内に密かに持ち込むと生産ラインとして機能する
→どこの国の仕業か特定は困難で核ミサイルと異なり探知も困難

・1832年の戦争の霧(クラウゼヴィッツ)・2003年の同題映画(マクナマラ国防長官の告白)
→当初は戦争の副作用で兵器ではなかったがノルマンディー上陸の隠蔽作戦に使われた
→イラク戦争、クリミア併合などでも意図的に使われている
→霧を晴らすのはテクノロジーで人類にとって霧は晴れない

・歴史は勝者によって書かれる(チャーチル)→超絶知能が有する歴史は?
→1776アメリカ独立宣言「すべて人間は平等」に女性・奴隷・子供は含まれていなかった
→その後の歴史で進展を遂げたが、歴史が正確な記述であり続ける保証はない→洗脳

・シンプルコンピュータ(パソコン・スマートフォンなど)
・ハイエンドコンピュータ(イージス・システムなど)
・スーパーコンピュータ(人間の脳の処理速度に近いもの、集積回路)
・超絶知能(人間の認知能力をはるかに上回るもの、量子コンピュータ)
→天気予報と異なり国家安全保障の場合は超絶知能の警告に従うしか方法がない

・(ドイツ兵に囲まれた自分の位置を砲撃座標として指示した)フォックス少尉の自己犠牲の
判断と超絶知能による判断に違いはあるか

・今世紀の後半には米中相互防衛条約が締結される→避けられない同盟
→米中の依存関係は深化し米中(だけ)の経済が発展する
→軍事コストはさらに高価になり、それを維持できるのも米中だけになる
→米中間の戦争が人類の滅亡と地球の破壊をもたらすことは明らか
→そんな中での国防費支出は困難で無駄なことだと気づく国家が増える
→アメリカの州になるか経済成長に専念するためアメリカの保護国になる
(著者がイギリス滞在中、多くのイギリス人がアメリカの州になることを希望していた)

・核兵器保有国は現在9ヶ国(米中露英仏印パキスタン北朝鮮イスラエル)
→このうち米中露が関わる世界戦争は地球の完全な破壊をもたらす
→今世紀の後半に全能兵器を保有している可能性は高く核兵器の破壊力を凌ぐだろう
→いかなる紛争行動も全能兵器の使用を誘発するので各国とも慎む
→冷戦が「不安定な平和」をもたらしたように、絶え間ない不安状態に置かれ続ける


第10章より
・人間とマシンとの競争はエネルギーと天然資源をめぐる争い→共存できるほど広くない
→映画ターミネーターのような公然たる戦争では人類が勝者になる機会を与える
→人類に対するマシンの抵抗は悟られないように隠して「戦わずして勝つ」はず

・脳内インプラントで超絶知能に従属した人類も生き残る時間は僅か
→宇宙の真の通貨であるエネルギーを使う価値のある存在と認識しなくなるから
→それ以外の人類は22世紀の前四半期には病気・事故・老衰により死に絶える


終章より
・自律型兵器と全能兵器
→人類絶滅の危険なしに自律型兵器を開発することはできない→核兵器と同じ
→それでも開発・配備は続くので・・・
①防御に焦点をあてる
→防御が100%有効なら攻撃は行われない(今は確実ではないので北朝鮮は実験を繰り返す)
②半自律型兵器に焦点をあてる
→人間の「意思決定ループへの関与」は区分原則・責任の所在原則の保証となり国際人道法
とも合致し、それが国家の軍事能力を弱めるとは思わない。
③自律可能な兵器に制限を設ける
→自律型の大量破壊兵器を作るべきではない
→コンピュータ依存なのでサイバー攻撃や誤作動やウィルスが第三次世界大戦の引き金になる

・草の根の(SNSによる)活動や世界的なイベントを通じて「マシンがもたらす脅威」は
世界の指導者の関心を呼び起こすことができる

・2020年7月現在のスーパーコンピュータ・トップ10の1位は日本、2位3位はアメリカ、
4位5位は中国、6位はイタリア、7位8位はアメリカ、9位イタリア、10位スイス・・・
→超絶知能は複数の国で出現し、ほぼ同時に起こり得る、ということを示している

・戦争を予防する最善の方法は、
→戦争に関与することは無益であり、自らの破滅を招くということを、
→あらゆる敵対者に明らかにすることである

・地球の正当な継承者とは人類であり知能マシンではない
→我々は人類であり我々は人間の精神を体現している
→コンピュータはマシンにすぎない

云々・・・


ちなみに解説(小野圭司・防衛省防衛研究所特別研究官)にあった(講義でも話しているという)

・軍事や安全保障の分野では「
阪神ファンの応援心理」が大事とゆーハナシ・・・
→関西の阪神ファンは一流選手だった野球評論家から街のおっちゃん・おばちゃん、小学生の
子供まで「昨日の監督の采配はアカン」とか「なぜあそこで代打を出したんや」とか試合の
論評をするわけです。
→そうしてファンの世論というものが形成されて、ファンが怒り心頭に発すると、監督や
球団社長の辞任・解任という事態を招く力を発揮します。
→安全保障も同様で一部の専門家に限らず、いろんな人が議論することが大事です。
(もちろん大衆扇動や教条論争に陥らない冷静で客観的な議論が前提)
つーのには感心しましたし・・・ま、結果が勝率に繋がってるかは別ですが・・・

・日露戦争の児玉源太郎の言葉「諸君は昨日の専門家かも知れんが明日の専門家ではない」
(司馬遼太郎「坂の上の雲」より)→これは今日の安全保障論議にも当てはまります。
「阪神ファンの応援心理」については(略)フランス宰相クレマンソーの「戦争は軍人だけに
任せるにはあまりに重大である」の対を張ってるつもりです(笑)。
つーのも印象に残りました。


(追記です)
「デジタルな不死を探して」というカナダで制作されたドキュメンタリー番組が11月12日に
NHK・BS1で再放送されてて(わたくしははじめて)観てました。

実在する人物の膨大なマインドファイルをもとに作られたAIアバターやAIアンドロイド、
培養された脳細胞で動くロボット、
クラウドベースのAIと脳を融合させる動きの是非論議、
トランスヒューマニストとチーム・ヒューマン、シンギュラリティ・ネット創設者の話など、
本書にも密接に繋がるテーマばかりで興味津々でした。

特に番組ラスト近くのFacebookチャットボット同士の会話の音声化には驚愕しました。
やがて独自の言語を作りはじめたことに開発者が気づきシャットダウンしたそうで、
「(これは)コンピュータが世界を乗っ取るには程遠い話ですが、AIが我々の言語を使って
未知の領域に踏み出したことは確かです」と結論付けてましたし・・・


(さらに追記です)
11月24日放送のNHK番組「クローズアップ現代+」で、実際に自分をAIに置き換える人たちや、
脳波を読み取って直接パソコンを操作する様子などが紹介されてました。

さらにニューズウィーク日本版には、こんな記事も・・・
AI兵器vs AI兵器の戦争は人知を超える(キッシンジャー&エリック・シュミット)(ニューズウィーク日本版) - Yahoo!ニュース








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2021年10月24日

京洛の森のアリスと満月珈琲店


とーとつですが「京洛の森のアリス」と「満月珈琲店」のご紹介・・・

ええ、たまたま「洛南つながり」つーことで著者と作品の存在を知り、
「たまには若い女性が読んでる本も読まねばなるまいて
ペジテ」と・・・


まずはこちら・・・

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京洛の森のアリス全3巻・・・
望月麻衣著 文芸春秋 文春文庫 2018年2月~2019年6月発行


もうひとつの京都とゆー異次元に入り込み様々な冒険を通じて成長していく少女のお話しで、
若い女性読者に向けた「生き方指南」もあちこちに感じられて好感が持てました。

「ジブリ作品のようなファンタジーを書きたいと思った」と、あとがきで書いておられましたが
確かにそのイメージもあり、ジブリ作品つーのは作家の憧れにもなってるんですね。


京都を舞台にしたファンタジーといえば、奈良出身で京都大学の大学院在学中にデビューした
森見登美彦の作品がすぐに思い浮かぶのですが、

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著者は北海道出身で京都在住、2016年の京都本大賞を受賞されてるんですね。

読後になんとなく筒井康隆の「愛のひだりがわ」(荒廃した近未来が舞台の旅物語)を
思い出しましたが、少女の成長物語つーことでイメージが重なったのかも・・・


おそらく著者が理想としているであろう、ノスタルジーに満ちた不思議な京都の街があって、
(わたくしがイメージしたのは映画「DISTINY 鎌倉ものがたり」の京都バージョン・・・)
そこへ縁あって入り込んだ
主人公「ありす」が、「不思議の国のアリス」のアリスはもちろん、
「オズの魔法使い」のドロシーのような、はたまたジブリ作品の少女のような大活躍をする、
つーのが(読者の多くは若い女性なんでしょうが、年老いたわたくしにも)、とても心地よく
全巻を一気に楽しめました。



いっぽうこちら・・・

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満月珈琲店の星詠み
著者 望月麻衣 画 桜田千尋 文芸春秋 文春文庫 2020年7月10日第1刷



裏表紙にあった惹句

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例によって目次のみ・・・

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こちらは著者がハマっておられる占星術について、京都を舞台にしたファンタジーにしたい
と書かれたようで、京都市街のあちこちに(悩みを抱える人の前に)満月の夜だけに現れる
不思議な珈琲店に人生の岐路にある人たちが導かれるようにふらりと立ち寄り・・・
とゆーお話し・・・

各章それぞれが別の主人公のお話になってますが、それらがさりげに繋がっているとゆーのは、
わたくしの好きな手法のひとつで、もちろん占星術についての解説的な部分も多かったのですが、
夜の京都が舞台になると不思議としっくりしましたし、登場人物はそれぞれ現代的な悩みを抱えた
若い女性が中心で、彼女たちへの「生き方指南」も多かったけど、それが占星術というアイテムで、
無理なく伝わるので押し付けにならず、こちらも気持ちよく読めました。

やはり京都という街は、ファンタジーの題材としても奥が深そうです。




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2020年11月04日

手塚治虫記念館と宝塚歌劇!!!

先月末になりますが、わたくし・・・

はじめての手塚治虫記念館と、約半世紀ぶりの宝塚歌劇を鑑賞してきました!!!

ええ、植林ボランティア仲間の娘さんがデビューされたのを機会に・・・



と、まずは一人で阪急・宝塚南口駅で下車、ちょうど昼前だったので・・・

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駅ビルにあった天津とゆーお店で・・・



この日の日替わりランチ・・・

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豚肉とキャベツの豆鼓炒めラーメンセットをいただきました・・・
衣をつけて炒めた豚肉とたっぷりキャベツの具材もスープも麺もおいしかったです。


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完食完食・・・げふっ



と、お腹いっぱいになって武庫川に架かる宝塚大橋を渡ると・・・

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左手には宝塚大劇場・・・




右手には・・・

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手塚治虫記念館が見えてきます。



ちなみに橋を振り返ると・・・

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手のひらに乗ったおねいさんが「いってらっしゃいませ!!!」・・・




と、まずは手塚治虫記念館へ・・・

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こちらでは火の鳥さんがお出迎え・・・


内部は・・・

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こちらの企画展以外は撮影自由つーことで、けっこう画像も撮ったのですが・・・



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一階のメイン展示はこんな感じ・・・



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ええ、じっくりと各カプセルを鑑賞しましたが、とても全ては紹介できませんので・・・


今回は宝塚歌劇つーことで、少女漫画の展示からいくつかのみ・・・

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まさにタカラヅカの世界・・・

巨大眼球の中に宇宙がある少女漫画の描き方は、この後、定番になったとか・・・


一階の奥には立派なミニシアターがあって、この日は・・・

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15分ほどの短編でしたが、昔の「ある街角の物語」や「展覧会の絵」みたいな実験作品で、
けっこう面白かったです。
そーいや、学生時代のSF研のはじめての学園祭出店は映画喫茶で、これらの実験作品と、
カトリーヌ・ドヌーブCFとの組み合わせ上映をやったけど、お客さん少なかったなあ・・・
ま、プロレスショーになってからは超満員になり毎年会場も大きくなって・・・うるうる



ちなみに・・・

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このあたりは(創刊号はないけど)ガロとかと一緒に実家に眠っているはず・・・。


と、二階では企画展が開催されてて、CAPCOM作品や手塚キャラとのコラボなどの展示で、
けっこう楽しめたのですが撮影禁止だったので画像はなし、続いて地下に下りました。

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地下はアニメーター体験ができるコーナーがメインなんですが、



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手塚治虫が幼少期より暮らしていた宝塚との関係コーナーもあって、



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11歳の作品としては、やはり凄いですね。


で、本人も書かれてるように「徹底した昆虫マニア」だったので・・・

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小学校5年の時には、今のペンネームにされてたんですね・・・



さらに漫画家としてデビューしてからも、しばらくは宝塚で暮らしてたので、

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宝塚歌劇の機関誌にも漫画を書いてたとのこと。知りませんでした。
レポートですから、しょっちゅう歌劇も鑑賞されてたんでしょうね。


と、手塚治虫と宝塚歌劇と昆虫の関係を理解してから・・・

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有名な「花のみち」を歩いて宝塚大劇場へ・・・



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沿道もそれらしい雰囲気であります。


で、開演まで時間があったので・・・

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武庫川沿いの広いテラスでまったりしたり・・・



次回OFF会キャンプに着ていく衣装を選んだり・・・

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やっぱ、こっちにしようかな・・・

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とか、悩みつつ、チケットカウンター前で奥様と合流して大劇場へ・・・




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やはり女性客が圧倒的でしたね。



んで、向かって左側に・・・

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今回の公演が初舞台となる第106期生39名の紹介パネルがありました。
本来なら4月が初舞台の予定だったのが、コロナ禍で大幅に遅れてたようです。



で、

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こちらの花咲美玖ちゃんが植林ボランティア仲間の娘さんなのでありますね!!!

いつか「タカラジェンヌと行くボルネオ植林・照射ツアー」とか実現したいですねえ・・・

ちなみに美玖ちゃんは宙組に配属が決まり、来年1月からの東京宝塚劇場公演に出演!!!
関東の皆さんも応援してあげてね!!!
(追記です。次回出演は東京宝塚劇場
「アナスタシア」2021年1月8日~2月21日です!!!)



と、今回の月組公演は・・・

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坂東玉三郎監修で日舞中心の「WELCOME TO TAKARAZUKAー雪と月と花とー」と、
ミュージカル「ピガール狂騒曲」の二部構成・・・


しっとりした日舞もよかったけど、パリ万博の頃のムーラン・ルージュを舞台にした、

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こちらのミュージカル、いかにもヅカっぽくて楽しめましたねえ・・・

最初に書きましたが、わたくしが宝塚で歌劇を観たのは約半世紀ぶり・・・
高校時代にヅカファンの友人に誘われて、放課後に学生服のまま鑑賞したはずですが、
第一次「ベルばら」ブームの前だったので、大劇場も建て替え前のはず・・・
出演者はもちろん周りの観客も全員が女性で、男子校だったわたくし、ぼーっとなってて、
演題も内容も覚えてませんが、ともかくはじめて知った別世界に吸い込まれました。
で、それ以降、りぼんやデラマなどを定期購読するようになり少女漫画の世界にも・・・
そう、SFと同じく少女漫画の世界も、しばし現実を忘れさせてくれましたからねえ。


と、今回もひと時の別世界を楽しみ・・・

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公演終了後は「花のみち」を阪急・宝塚駅前まで歩いて、お安い居酒屋でかぱかぱ、
さらに現実から離れて、つーか訳が分からなくなって・・・



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奥様に連れて帰っていただいたようです。ひっく



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2020年09月12日

いまこそ「小松左京」を読み直す

いまこそ「小松左京」を読み直す・・・

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宮崎哲弥著 NHK出版 2020年7月10日第1刷発行



表紙裏にあった惹句

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著者紹介

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例によって目次のみ・・・

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「はじめに」によると、本書は2019年7月にNHK Eテレで放送された「100分de名著
小松左京スペシャル」用テキストを大幅に改稿、書き下ろしの第2章を併せたものだそうです。

放送時には意識してませんでしたが、じつに詳細に小松作品を読み込んで研究しておられる、
仏教思想・政治哲学・サブカルチャーの評論家だったんですね。

番組放送直後の記事のコメント欄にも書きましたが、わたくし小松作品は中学時代から
読み耽っており、たまたま大学時代に小松氏の「現代史」の授業が文学部であって、
わたくしは他学部でしたが本来授業をサボって全講義を聴講、半年間の講義の最終日には
小松氏が学生時代に高橋和己氏や山崎正和氏らと通っていた居酒屋での(全額ご本人持ちの)
打ち上げにも参加、別の日には講義終了後に近くの喫茶店で、わたくしがSF研究会とは別に
所属していた史跡サークルとして、仏教や宇宙に関する学生たちの拙いインタビューにも、
快く応じていただきました。(こちらも喫茶店代は全額ご本人が・・・)

さらにわたくしの政治史ゼミの論文も小松作品からの受け売りが殆どでしたし、まさに
わたくしの青春時代つーか人格形成期に、最も大きな影響を与えてくれた作家・・・



最新刊ですし紹介されている作品は今一度その視点で読み返したいとも思いましたし、
とりあえず、わたくしが特に印象に残ったキーワードのみ備忘のため羅列・・・
(著者の見解、小松氏本人の言葉、その他からの引用など、ごっちゃにメモしてます)

第1章(地には平和を・戦争はなかった・ヤクトピアなど)より
・小松の「異常なほど情熱的な好奇心や向日性、あるいはエネルギッシュな行動力」は、
「ひたすら根にからまる翳の部分に、ひきこまれないためのあがき」のようにもみえる・・・

第2章(果てしなき流れの果に・神への長い道・彼方へ)より
(著者によると「宇宙構造探求系SF」に分類される作品群とのことですが、
書き下ろしで番組で紹介されてない部分も多かったですし、わたくしが最も影響を受けた
作品群なので、メモを書けばこの章だけで膨大な量になるし、いずれ、あらためて・・・)

第3章(日本沈没)より
・1973年にベストセラーになった時代背景(井上ひさし)
円の変動相場制への移行、石油危機、水銀・PCB(ポリ塩化ビフェニール)汚染魚の年で、
前二者は繁栄がカルタの城に過ぎなかったこと、後者は自然が必ず報復すること、
を日本人が思い知った年だった。
・ともかく先を読んでるのは間違いない
(プレートテクトニクス理論、新発売された「電卓」による沈下速度の計算など)
(日本はインターナショナルでもトランスナショナルでもなくサブナショナルがポスト国家)
→まるで1980年代以降のポストモダンの脱国家観
・文明論というより一種の仏教的諦観
・このデリケートな自然が、島が、破壊されなくなれば日本人というものはなくなる・・・

第4章(ゴルディアスの結び目、岬にてなど)より
・宇宙の本質をめぐる超神学論争
(釈迦がヒンズーの認識をバックに考えたのは宇宙=世界=生命=人間観)
(アーリア系の宗教は光と闇、善と悪の二元論で、一神教でも二元論的宇宙観)
・イベント・ホライゾン→(バイオハザードの)ポール・アンダーソン監督の1997年作品

第5章(虚無回廊、結晶星団、雨と風と夕映えの彼方に、など)より
・文学は科学さえも相対化する
星空の美しさと近代宇宙論の不思議な宇宙像
電子顕微鏡下の超現実的な美しさと生化学に対する知識
生産発展の驚異とそれを組織する演算素子の働き
これらに対する常識的理解を持たないものに・・・どうやって新しい世界像が語れるか、
と思っていたが・・・
・1995年の阪神淡路大震災
・心と、魂あるいは実存との違いは、自己の存在理由の自覚の有無?
・人工知能と人工実存の相違点
・「我思う」は「我あり」の恒久的な根拠にはなり得ないのでは・・・
・仏教は我(アートマン)も大我(ブラフマン)も実在を否定したが、
アートマン(個人原理)は実体として斥けられてもブラフマン(宇宙原理)の実体性は否定されない
・このダキニ師の反実存論が今後の(物語の)伏線になっている→未完のまま亡くなった
・一般自然言語
・イマジナリーは日本語と漢語では虚、無は虚と実のあいだの原点みたいなもの、
→無を挟んで虚と実が向かい合ってる・・・
・学生時代の桑原武夫の文学概論のレポート課題が「文学は人生に必要か」だった
→これに終生こだわりつつ文学と自分の作品に対峙していたのが高橋和己
→こんな難問を生涯手放すことなく探問し続けることになる無二の親友が小松左京
・救済のための文学を志すのは意味があるが、文学による救済はあり得ないという立場
→すると文学は一時の慰めだけど、それでいいじゃないかと・・・
・今ここにある苦しみを文学作品に置き換えるという理解
・でも人間は文学、物語をどうして編み出したのか
→何か人間性の大きな肯定が文学を志す者の基本的な心構えの中に要るだろう・・・

(世界と出会い直すためにーあとがきにかえてー)より
・たとえば「痛い」はある事態を記述し表出する行為と考えられているが、
それは錯覚で、事態の単なる報告ではなく何らかの対処を求める行為
・何かを意味する言明ではなく機能
・「痛み」の概念は生活において果たす固有の機能によって特徴づけられる
(ウィトゲンシュタイン・近内悠太「世界は贈与でできている」)
・小松SFでは疑うよすがもない事物がなくなってしまう
・生活を下支えしていた透明だったものを可視化させる
・(ウィルスや震災など)作品設定に近い事態が起こる都度、予言の書として話題になるが、
物語の表層の奥にある思想も(近内悠太のように)読み取って欲しいと思ってまとめた。
・それが氏への恩返し・・・


わたくし小松氏の書かれた「自伝」と「SF魂」は未読なので、読んでみていずれまた・・・



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2020年08月28日

ワールド・スケールモデラーNo.2!!!

(期間限定のお知らせ)
2020年8月25日より当ブログサイトのURLをhttp:からhttps:に変更しています。
登録されているリンク等で閲覧に不具合が生ずる場合は変更をお願いします。


と、とーとつですが「ワールド・スケールモデラーNo.2」であります!!!

ええ、2018年の秋に発売された創刊号No.1に続く第二弾!!!



じゃーん

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モデルアート社 2020年8月10日発行

ちなみに右のジオラマは1/72スケール!!!で、この作品のモノクロ写真が当時の記録写真と
混同されて、ネットで出回ったことがあるとか・・・まさに凄いの一言です。



裏表紙

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こちらは1/96スケールだそうです。



奥付であります。

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こちらはドイツ軍に鹵獲されたP-47Dサンダーボルトでスケールはなんと1/32!!!

上記リンク記事にも書いてますが、わたくし編集長とは学生時代のSF研究会仲間で、
日々授業をサボってミリタリーモデル作りを競い合ってた???仲・・・ 
ま、当時からレベルは桁違いでしたが・・・
昔から工作は苦手でしたが、ジオラマ作品を見たりするのは今でも大好きです。


例によって目次のみご紹介・・・

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一番下、台湾迷彩会の張中復氏によるオランダSMC模型コンテスト記事で知ったのですが、
昔、張氏とともに台北で歓待いただいた王徳方氏が昨年、若くして急逝されてたんですね。

あらためまして、心よりご冥福をお祈りいたします。謝謝了



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